棋道と弓道

2010 7 25

実用的なものはすべて美しい姿ですね。
そんな話をしていて　
ふと　昔を思い出しました。
弓道でも的中する姿はすべて多かれ少なかれ美しいと思っています。
　　　弓道で高段者は
　　　　　『的中しなくても美しい姿あり
　　　　　　的中しても見苦しい姿あり。』
　　　としていますが、
　　　私は
　　　『的中する姿はすべて美しい。
　　　　的中しない姿はすべて見苦しい。』
　　　と思っています。
ねらいどおりに矢がすすむということは
いかなるかたちであれ　
矢の離れの瞬間が
それなりに見事にととのっていて
人弓矢ともに生きている
実にみごとな美しい芸術だと思っています。
逆に高段者から見てどんなに美しい姿であれ
ねらいどおりに矢が進まないのは
離れの瞬間の不具合によるもの
人弓矢ともに死んでいる。
とても　見苦しい。　
私にはまったく評価できなかったものです。
私は　常に的中することが前提で
その美しさの上に　心技体の美しさが
のっかるもの　そう思っていす。

ふと　そんなことを思い出しました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　
弓・矢に関連して　私がいただいたた弓のトロフィーを載せました。
昭和５７年４月２９日　小浜市営弓道場開設記念第１回弓道大会に
京都府　石川県　福井県から招待された　腕に自信のある高段者等
１５０人で競い合い　頂点に立っていただきました。懐かしいです。


佐々木まこと　君　弓道４段ですか。
いろんなことの挑戦　がんばってください。応援しています。

2016-12-15 21:54:34に再掲示しました。
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