ダンボール10箱を
宅急便に出して
旅立つ準備はできた。
買った事のない冷凍食品と惣菜で昼食。
買って食べても、いいんだよ。
午後はアルバム見ながら
昔話を。
家族みんなに幸せをいっぱい運んでくれた君。
みんな、どんなに幸せをもらった事だろう。
ありがとう。
ありがとう。
これから私は
何を灯台に
生きていくのだろう
生きる意味を見失いながら
最後の母の味を揚げる。
どうぞ
元気で
毎日なんでもいいから
食べるんだよ。
薬を飲み始めて一週間。
夕日が沈み始める時間に帰路につく。
見に
行ってみようかな…
坂道をまっすぐ下り
目の前は
頬を染めたような
夕焼けの海。
…スマホじゃ色が少し違うな…やっぱり一眼…
そう思えた自分がいた。
やっと私にも
春が近づいている。
涙も枯れ果て ひとり
夜明けを信じられず
心の静寂(しじま)にたたずみ
あなたのぬくもり探す
You raise me up 切り立つ峰も
You raise me up さかまく波も
越えて行くわ あなたがそこにいてくれるから
心は揺らぎ彷徨い
命は 儚いけど
あなたの声が響く
「君は君のままで」と
You raise me up 切り立つ峰も
You raise me up さかまく波も
越えて行くわ あなたがそこにいてくれるから
明日へ歩き出せる
(有名なあの曲の歌詞を自分なりに日本語バージョンにしてみました。今度歌ってみようと思っています。お粗末様でした。)
24色の色鉛筆が
欲しくて欲しくて…
あれは、何年生の時だったろう…
元気のない私に送られてきたのは
36色もの色鉛筆だった。
大人の塗り絵も送られてきたけれど
なんか、塗りたい気持ちには
なれなかった。
まずは
筆下ろし…
何を描こう
旅立つ愛しい
末っ子を
描いてみたよ
春の嵐がふいて
相変わらず、何もする気がしない休日。
鬱の初期症状と言われ
だるさを正直につらいと感じる。
旧友が送ってくれた36色の色鉛筆。
何を描こう…
いや、眺めてるだけで幸せだよ。
ありがとう。
ただ涙がでる
空っぽの休日
君が電話に出てくれなかった事を
嫉妬しながら
春の憂いに
また薬を飲む
花曇り…
