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mtchiba world

投資、読書、車、旅行、いろいろなことに興味を持つmtchibaが、脈絡なく語ります。

海が見えそうで見えない外房線

2005-04-24 23:16:24 | 旅行
千葉から房総半島を横切り外房(太平洋側)を南下、安房鴨川
までいく外房線、かつては房総東線と呼ばれていましたが、地
図で見ると上総一ノ宮あたりから海沿いを走るので、景色がい
いのかなと思うと、そうでもありません。

海はほとんど見えず、田んぼとちょっとした丘と小さな集落が
景色の大部分で、海まではそれなりの距離があります。

太平洋に面しているためか、気候も荒く、時々電車が止まるこ
ともあり、通勤で苦労したこともありました。
以前台風のときに、たまたまある駅でずいぶん長い間とまって
しまったこともあります。

別に鉄道は景色のいいところを選んで線路を敷いたわけではな
いでしょうが、いい景色のところというのは少ないです。
ここはいいなと思っても、防風林が邪魔をしていたりというこ
ともあり、あの木を切ってくれたらな、なんて思うこともあり
ます。でもそうしたらますますとまることが多くなるんでしょ
うね。


瀬戸大橋とベイブリッジ

2005-04-23 22:28:56 | 旅行
ベイブリッジを通るとき、必ず瀬戸大橋のことを思い出します。

瀬戸大橋ができた頃、通行料が高いといいつつも、観光目的に
かなり人が訪れていました。与島にはPAができ、そこにフィッ
シャーマンズワーフというような名前の施設ができ、にぎわっ
ていました。
私は与島経由の高速バスを使い、いったん与島で下車し見学し
てからまた高速バスを使って高松まで行きましたが、満員でし
た。

ベイブリッジも開通当初は大人気で、昼夜とも路側帯に駐車し
た車でいっぱいで、車を止めるだけではなく降りて写真撮影を
する人が、私も含めてたくさんいました。
首都高速道路の一部なのでもちろんマズイのですが、たくさん
いて取り締まりもしっかりできていなかったのでしょう。

瀬戸大橋もベイブリッジもいまやそういう車・人はほとんどあり
ません。与島の施設も閉鎖されました。
いまどきベイブリッジに車を止め、降りて写真でも撮っていたら、
大型トレーナーに轢かれてそれでハイオワリ、という感じです。

目新しい施設は次々と移ろいます。羽田の第二ターミナルも何が
面白くてあれほど人が集まったのかよくわかりません。

ヒルズも例の回転扉でミソつけましたが、次の目玉施設はいった
い何なんでしょう。

東北新幹線の車窓

2005-04-12 23:11:30 | 旅行
外の景色を見るだけで、その列車が今
どこを走っているのか大体わかること
が多いのですが、東北新幹線だけはよ
くわかりません。

東海道新幹線は、その地域地域でなん
となく風景の感じが変わるのですが、
東北新幹線は何回乗ってもだめです。

田んぼ、畑、時々通過するトンネル、
そうした印象しかないからで、防音壁
が高いのも、景色が見にくくあまりよ
くありません。

東北新幹線で途中寝てしまい、目を覚
ました瞬間どこを走っているかわかる
人がいたら、そうとう通の人といえる
でしょう。

山陰線の車窓

2005-04-11 16:23:19 | 旅行
山陰線から見える景色は、延々と同じものですが、
いくら見ていてもあきません。
小さな入り江がいくつも続き、その入り江に面し
た小さな平地に小さな集落と小さな港があり、そ
のいくつかに一つの割合で、駅があります。

入り江と入り江の間はちょっとした丘があり、海
岸線ぎりぎりに沿ってカーブで抜けるところと、一
気にトンネルで抜けるところもあります。
当然線路はカーブが多く、あまりスピードが上が
りません。それに単線なので、すれ違いのための
時間もかかり、ローカルムードが漂います。
それでも高速化工事が実施され、以前よりかはか
なり改善されてきています。

島根県の大田市駅の近くに、読みが二文字の駅が
いくつかまとまっています。
小田(おだ) 田儀(たぎ) 波根(はね) 久
手(くて) 仁馬(にま) 馬路(まじ)とあり
ます。
ずいぶん昔、馬路という駅の読みがクイズのよう
なものに使われていたような記憶もあります。い
ずれも小駅で特急は止まりません。

のんびり日本海を眺めながら、次々と集落を通り
抜けていく山陰線は、「旅情」を味わえる懐かし
さのある路線です。

水族館

2005-04-04 13:31:33 | 旅行
これまでにいったことのある水族館は、北の方から順に、
浅虫、アクアマリンふくしま、大洗、銚子、葛西、サン
シャイン、品川、鴨川、八景島、江ノ島、美ら海といっ
たところです。

水族館へはほとんど車で出かけるので、駐車場の場所で
もかなり印象に影響が出ます。葛西は駐車場から水族館
の入り口までが遠く、行きはまだしも帰りはメインの建
物を出てから散策しながら点在する建物で淡水魚などを
見て、ようやく出口となり、そこからまた駐車場まで歩
きます。
雨の日や真夏の灼熱の中では小さい子が多いだけに考え
物です。八景島もかなり歩きます。

この中で意外によかったのが、アクアワールド・大洗で
す。今年三周年という新しい水族館らしく、建物もきれ
いで、いろいろなコーナーが充実しています。予想外の
できに思わず時間をかけてじっくり観てしまいました。

新しいといえば今年建て直した江ノ島水族館で、わざわ
ざ名前も、新江ノ島水族館としています。もともとここ
は湘南海岸に面した観光地にあり、立地条件はいいので
すが、逆に広い敷地が確保できずやや手狭な感じで、す
ぐ見終わってしまいます。

これまでにいった中で一番と思えるのは、八景島です。
八景島自体が西武系のリゾート島でその中にアクアミュー
ジアムという名で水族館があります。駐車場から歩くの
がちょっと難点ですが、イルカショーのできはここが一
番ですし、全体的にスケールが大きく、楽しめるところ
です。

次はスケールの大きさでは最大といわれている大阪・海
遊館に狙いを絞っています。

美幌峠

2005-04-03 00:26:57 | 旅行
高台や丘の上から眼下に広がる景色、というのがと
ても好きです。
景色のいいところで、ボーっとしていられるのであ
れば、相当な時間そうしていられます。

そんな中でこれまでに印象に残っているところがい
くつかありますが、美幌峠(海抜525m)もそのひとつ
です。随分前に行ったのですが、そのときは長距離
路線バスを使い、美幌から弟子屈まで行く途中で美
幌峠に寄りました。

季節は夏でした。美幌峠から屈斜路湖がよく見える
のですが、湖の周りの木々の緑がやたら濃く見えた
のをよく覚えています。

日本全国、峠はいい場所がたくさんありますね。

湘南海岸へ久々に

2005-03-28 00:09:03 | 旅行
久しぶりに湘南海岸へ行ってみて、改めてその海岸線の
長さを感じました。
千葉の九十九里浜が約70キロだそうですが、湘南海岸も
地図で調べてみると35キロ位はありそうです。

波はそれほどなかったのですが、サーファーがたくさん出ていて、
自転車の横にボードを引っ掛けてやってくる人も多く、サーフィ
ンをやりたくてこのあたりに住んでいる人も多いのだろうと思
いました。(昔やっていた三井のリハウスみたいですが)

九十九里と違って湘南海岸は海岸のすぐそばまで家が立ち並んで
いて、海岸沿いの国道に沿って店もあり、やはりリゾート地なん
だなと感じます。

鎌倉に住んでいる人に以前聞いた話では、物価が高く、夏になる
といつも渋滞していて、さらに裏の方にも車がどんどん入ってき
て大変だと言うことでしたが、近くにのんびりできるところがあ
る場所に住んでいることだけでも、うらやましく感じます。
こういうところに暮らしていると、精神衛生上もきっといいんで
しょうね。

国道406の峠道 

2005-03-26 22:26:44 | 旅行
長野市から白馬へ直接抜ける国道406は、戸隠から
さらに鬼無里を経て、峠越えをして白馬へと通じて
います。

いまはオリンピック道路が開通しているので、この
ルートを使わなくてもいいのですが、以前はこの道
が便利でした。

戸隠あたりまでは山道ながらもなんとか普通の道路
ですが、そこから先が一気に鄙びてきます。
鬼無里は特に集落らしい集落もなく、ひたすら山の
中を、対向車に気をつけながら登って行きます。
でも、対向車はほとんど来ません。なので、本当は
それほど気を使わなくてもいいのかもしれないので
すが、たまに地元の人がものすごいスピードで通る
ことがあるので、結構注意が必要です。

406のハイライトは、鬼無里と白馬をわける峠です。
山道をどんどん登り、最後の最後はトンネルで分水
嶺を越えるのですが、トンネルを抜けたところの景
色が絶景です。

前方には北アルプスの、鹿島槍ヶ岳・五龍岳・八方
尾根・白馬岳あたりが広がります。
これほど北アルプスの山々がはっきりと見えるところ
はそうありません。

峠のところに駐車場もできているようなので、じっくり
山々の景色を堪能することもできます。
でもいかんせん長野から随分時間もかかるので、ここを
目的に行くぐらいの気持ちでいかないと、時間的には
もったいないかもしれません。

九十九里の風景

2005-03-15 22:15:09 | 旅行
千葉県の九十九里浜は、約60キロにわたってえんえんと
続く砂浜です。
九十九里浜は隆起平野の一部としてできた海岸で、弓状の
形です。

ここは夏になると、海水浴客でにぎわいます。豊海、片貝、
蓮沼、不動堂などの海水浴場がありますが、長い砂浜が続
く海岸なので、どこの海水浴場でもあまり変わりありませ
ん。

九十九里浜にはつい最近まで、海の家の建物が通年で建て
られていました。実際に営業しているのは夏だけですが、
真冬でも建物はそのままで、その周りは海の家の駐車場に
なっているのが普通でした。夏場になると、車は海の家の
駐車場にとめなくてはならなかったのです。
その一方で、海辺まで乗り入れる四駆も多く、貴重な自然
が破壊されたりしていました。

これまであったそういう風景が一変したのは数年前からで、
県職員のある人物が強行に海の家を立ち退かせたのです。
もともと海岸は県が管理する土地がほとんどで、海の家は
夏だけ県から土地を借りる形になっていたそうですが、そ
れが長年の慣行で一年中建物を建てたままになっていたよ
うです。

建物がなくなり、すっきりとした海岸に行くと、はるか遠
くまでよく見渡せます。遠くのほうにある岬や、防風林と
しての役割を持つ松林が広がって見えます。そうした風景
は、一昔前に戻ったような気さえ起こさせます。
千葉県出身の画家浅井忠が昭和初期に描いていたような、房
総の風景のような趣があり、外房線を蒸気機関車やディーゼ
ルカーが走っているかのような錯覚すら覚えます。

九十九里には平日の午後行くといいですよ。(勤めている人
はどうすればそういうときに行くことができるのかわかりま
せんが)

上信国境の峠道

2005-03-11 22:24:17 | 旅行
長野県と群馬県は関東山地が県境となっています。そのうち佐久
地方と群馬県県境には、車で通れるなかなかいい峠があります。

一つが、佐久から下仁田に抜ける、内山峠。国道254で、道はよく
整備されていて、カーブも緩やか、さらに交通量も少ないという
走りやすいアプローチを経て、峠へと向かいます。長野県側は
コスモスが道路沿いにたくさん植えられていて、コスモス街道と
いう名がつけられています。
峠の最終部分は、立派なトンネルで抜けてしまうので、意外と
あっさりした感じですが、あまり山道が得意でなくても簡単に
越えられ、それでいてそこそこの山岳的な感じも味わえます。

次が、十国峠。国道299で、佐久から群馬県の神流川沿いに走り、
本庄や児玉(ここまでくると埼玉県)に通じる道です。万場の
手前から秩父のほうへも行かれます。
この道は道幅も狭くクネクネしていて、対向車がきたらどうなる
んだろうと思いながら走り続けるような道で、ちょっとハラハラ
ドキドキが体験できます。交通量は極めて少ないです。十国峠は
展望台、駐車場、トイレもあり、ゆっくり景色を眺められます。
群馬県側にパノラマが開け、いつまでも見ていたいような景色です。

でも、下りがまた大変です。私が行った時には国道が土砂崩れで
通行止めになっていて、林道が迂回路になっていました。林道と
いってもきちんと舗装されていて、ガードレールも小さいやつで
すが一応ついています。でも、カーブがきついです。勾配も急で、
なかなか辛かったです。
平坦になった後も、関越の本庄児玉インターまで30kmくらい延々と
走らなくてはいけません。
あの景色と、延々と走る苦痛、どちらを取るといわれれば、景色で
すが、それなりに覚悟を決めていかないといけないような峠です。

十国峠は特に何かに紹介されるわけでもなく、きっと今もひっそりと
していて、それでいて素晴らしい景色は変わることがないんでしょ
うね。