
今話の名セリフ:「だからさ、まどかが困った時は、アタシ達を頼ってよ! 友達でしょ?」(天宮えれな)
「スター☆トゥインクルプリキュア」第9話「友情のリング! スタードーナツ☆」の感想です。
~ オープニング前 ~
地球に戻ってきたひかる達。ロケットの着陸場所は、これまでと違う所です。
プルンスは、前に作ったスタードーナツ製造機にはまだ改良の余地があり、近いうちにスタードーナツを研究したいと考えていました。それを聞いたひかるも、スタードーナツが食べたいと感じます。
だが、まどかは、スタードーナツを知りません。それどころか、商店街に行った事もなく、驚かれます。
「そんなに珍しいですか・・・?」

今回もオープニングは劇場版告知バージョンでしたが、今回も画像キャプチャーはしていません。ちなみに、流れたシーンは、物語後半の部分でした。
~ Aパート ~
少しして、まどかは家に帰りました。
すぐに、まどかは、父・冬貴と対面。冬貴は、これから仕事のようです。
「休日であっても、担った責任は果たさねばならない。」
「はい・・・。」

「友達付き合いは大切だが、香久矢家の一員として、なすべき事があるはず。弓道の大会も近いからな。」
「はい・・・。」

「今、未確認飛行物体の目撃報告も多数寄せられている。」


「安全が確認できるまで、なるべく車を使いなさい。」
「はい・・・。お父様・・・。」

「すべてを完璧にこなさなくては・・・。学校も、プリキュアも・・・。」

だが、後日の授業、まどかは心ここにあらずといった感じで、先生から注意されます。
放課後、えれなは今日も、沢山の生徒に囲まれていて大人気でした。

そこに、ひかるが声をかけました。まどかはどうしているのか聞くと、まどかは、家で茶道の習い事をしてからロケットに行くと、えれなは返しました。

いやー、見事に今回も、えれなとまどかを囲っている男子生徒がいませんねえ。しかも、男子生徒が映っていても、えれなやまどかの方を向いてはいない。
スタッフ様達から、えれな達を見たらぶっとばすと、事前に注意されたんでしょうかね。本当にいつもお疲れ様です。(笑)
「ひゃー・・・、忙しい・・・。」
「正真正銘のお嬢様だよね。」


「ここにもう1人、お嬢様の名にふさわしい姫ノ城桜子がおりますわよ・・・。」

「お嬢様の名にふさわしい」って言うなら、そのギャグ顔はやめとけ。そんなにちやほやされたいなら、えれなやまどかに近付けなかった男子生徒達を君に回すよう、スタッフ様達に連絡しますけど?(笑)

「香久矢・・・、まどか・・・。」

ライバル心をむき出しにしても、その双眼鏡跡のせいで、締まらねぇ。誰かが目当ての部分に赤インクでも塗ってイタズラしたんでしょうか。やった人、グッジョブ!(おい(笑))
しばらくして、まどかがロケットに遅れてやって来ましたが、えれなは家の手伝いのために既に帰っていました。
「そうですか・・・。忙しいですね、天宮さん・・・。」
「いやいや、まどかさんだって・・・。」

「私は・・・、弓と、お茶に、ピアノ、お花の習い事、家庭教師の先生との受験勉強だけですので・・・。」



「その上、生徒会長だし・・・。」

「それじゃ、学校の帰りに寄り道もできないよね・・・。」
「行き帰りは基本車ですし・・・。」
「じゃあ、おやつの買い食いも?」
「おやつは家で作ってもらいますので・・・。」

「お母さんに?」
「母は、料理はしません。」

その後、まどかは、弓の稽古の時間まで、ロケットの外の掃除をしました。
「お嬢様って大変ルン・・・。」

それからしばらくして・・・、


「まだまだだな。」
「お帰りなさいませ、お父様・・・。」

「香久矢家にミスは許されない。」
「はい・・・。」

「心の乱れを、お父様に気付かれてはいけない・・・。プリキュアを続けるためには、すべてを完璧に・・・。完璧に・・・。」

その後日・・・、

「く、靴下が違う・・・。」

直後、ひかるとまどかが声をかけてきました。
「ご、ごきげんよう・・・。星奈さん、天宮さん・・・。」

「あー、アタシ、今日はロケット行けないんだ。」
「まどかさん。足、どうかしたの?」
「別に、何でもありません・・・。」



しばらくして、生徒会。靴下が違う件は、靴下を折って済ませました。

しかし・・・、

「生徒会長?」


「まさか・・・、居眠り!?」


「はい! では、意見をまとめて教務課に提出したいと思います!」

「フフッ。これは、世代交代は近いわ!」

「ついに、この姫ノ城桜子の時代が!」

姫ノ城桜子の時代? お笑い的な意味での時代なら、とっくに迎えてるよ?(笑)
少しして・・・、
「帰ったら、お花の稽古・・・。それに、ピアノ・・・。その後、家庭教師の先生と、理科と数学の予習復習・・・。完璧な自分でいたければ・・・。」


「すべてにおいて、完璧に・・・。」

直後、ひかるが間に入って声をかけてきました。
「ちょっと時間ありません?」
「え・・・。」

「私に、付き合ってもらえませんか?」
「でも・・・。」
「お嬢様は、この後お花のお稽古・・・。」

「いいから! ちょっとだけ行こう!」



「星奈ひかる・・・。まさか香久矢先輩に取り入って、次の生徒会長を狙う気!?」

違います。っていうか、目の周りに双眼鏡跡が付いている事にいいかげん気付け。まったく、ツッコミで忙しくさせんなや、このお嬢様(爆笑)は。(笑)
そして、2人は、商店街に来ました。
「まどかさん、寄り道、しよ!」
「ええ!?」


Bパート開始直前のアイキャッチは、前々話までのものに。
やっぱり、前話のよりは、こっちの方が良いですね。とはいえ、前話のが1話限りでお蔵入りになるのはもったいないですので、交互で出していってほしいと思いますね。
~ Bパート ~
ララも商店街にいました。という事で、3人で商店街に寄り道する事に。
「まどかさん、今日は楽しもう!」






「これが・・・、スタードーナツ・・・。」


「そうだよ!」
「とっても美味しいルン!」

少しして、えれなとも会いました。数人の弟や妹と一緒です。
皆でスタードーナツを食べる事になりました。えれなは、良い場所を知っているそうです。
その直後・・・、

「何たる事・・・。香久矢先輩をスタードーナツで買収するとは・・・。」

うん。やっぱり、君の時代ビンビンに来てますね。お笑い的な意味での。生徒会長としての姫ノ城桜子の時代? マア、タブン、ソノウチクルンジャナイカナー。(笑)
少しして・・・、

「このぬいぐるみ、ドーナツ食べてる!」
「すごいね!」
「なじんでるルン・・・。」
「まあ、バレてないみたいだし・・・。」

いや、ぬいぐるみがドーナツ食べてるって問題だろ。まあ、相手は、せいぜい小学生低学年っぽいですし・・・、

・・・で、済ませてしまおう。うん、細かい事はどうでもいいのだ!(笑)

「美味しい・・・。」
「でしょ?」

「それに、素敵な場所ですね。」
「弟達を連れてよく来るんだ。」


「私、こんなに美味しいドーナツがあるなんて、知りませんでした・・・。」

「ひかるって、不思議な子だよね。」
「そうですね。」

「あの時も、ロケットの修理で行き詰ったララを、天文台に連れて行ったよね・・・。」
「今日は私を商店街に・・・。」
「みんなの事を実は誰よりもよく見てる。天体観測で鍛えた目力かな? すごい子だよね・・・。」


「はい。でも、ララさんも、天宮さんも、すごいです!」
「え? アタシが?」
「お家のお手伝いをしながら、学校でもロケットでも、太陽みたいに明るくて・・・。」


「そうかな・・・。」
「私は・・・、自分の事だけなのに、気持ちに余裕がなくて、毎日が綱渡りみたいで・・・。このままじゃプリキュアを続けられないかもしれないって不安で・・・。」


「まどかはすごいよ。まどかは生徒会長として、生徒みんなの事を考えてる。ロケットでも冷静だし、本当にすごいと思う。」
「天宮さん・・・。」


「だからさ、まどかが困った時は、アタシ達を頼ってよ!」


「友達でしょ?」
「はい! ありがとう・・・。」


その直後、スターカラーペンダントが反応しました。プリンセススターカラーペンが近くにある証拠です。
また、桜子の悲鳴が。悲鳴の元へ向かってみると・・・、

「私は生徒会長にはなれない・・・。努力したって無駄なのですわ・・・。」

アイワーンが桜子の心をダークペンで闇に染め、ノットリガーを生み出していました。ひかる達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ノットリガーを止めるため、アイワーンが持っているダークペンを手にする作戦に出ます。
まずは、スターパンチをぶつけますが、カウンターを受けてしまいます。続いて、ノットリガーの左右から、ミルキーショックとソレイユシュートを放ちますが、強力な反撃が飛んできました。
ソレイユに攻撃が当たりそうになりますが、セレーネアローで攻撃をかき消しました。
「絶対に・・・、外さない!」

その後、スターがノットリガーを威嚇。アイワーンはスターに注意が行きます。
「皆さんが困っている時は、私が守ります!」

セレーネが放った矢は、ダークペンに命中。
アイワーンの手から離れたダークペンはソレイユがキャッチ。すぐに、セレーネにパス。
すると、プリンセススターカラーペンに変化。

そして・・・、

「プリキュア! やぎ座! セレーネアロー!」




ノットリガーを浄化しました。
そして、プリンセススターカラーペンをトゥインクルブックにセットし、やぎ座のプリンセスと対面。


その後、まどかは、良い気分転換になったと、ひかる達に感謝します。
「ところでさ、天宮さんって言うの、そろそろやめない?」
「え?」

「えれなでいいよ。」
「私は、ひかるで!」
「ララルン!」

「はい・・・。えれな。ひかる。ララ。」



「まどかさん!」
「はい!」


今回は、これで終了です。
次回:「キラッキラ☆惑星クマリンへようこそ!」
ひかる達は、サザンクロスを見に、宇宙へ行く事になりました。
その途中、スターカラーペンダントに導かれ、「惑星クマリン」にやって来ました。すごくキラキラで宝石だらけの綺麗な星だけど、暑かったり寒かったり大変なようで。
そんな中、ノットレイダーもプリンセススターカラーペンを探しにこの星にやって来て・・・。
今回のラッキー星座
【まとめ】
生徒会長の仕事やお勉強、習い事などですごく忙しく、何事も完璧にこなそうと気を張り詰めていたまどかでしたが、ひかる達に商店街を案内されて、楽しい時間を過ごしました。
まどかは、良い感じに硬さが取れて良かったですね。
名門の家のお嬢様とはいえ、まだ14歳。友達と沢山遊びたい年頃ですし、変に気を張っては身体を壊してしまうもの。
ひかる達に、自分の不安や悩みを打ち明けて良かったと思いますし、今後も、ひかる達にドンドン頼っていいと思いますし、甘えてもいいんじゃないかと思いますね。
「すべてにおいて、完璧に・・・」「香久矢家にミスは許されない」。
これは、まどかが感じていた事や、父・冬貴が言っていた事ですが、確かに、誰だってミスはしたくないでしょう。そのために、私達は様々な事に努力するものです。
加えて、香久矢家は、人の上に立つ事が代々続いている名門であり、多くの人から尊敬されたり頼られるのが当たり前。弱さを見せるなんてできる訳がなく、常にミスのない完璧さを求めようとする気持ちは人一倍でしょう。
しかし、絶対にミスをしないなんてのは、絵空事。
私達人間は、ほんのちょっとした事で気が動転し、やりたくもないミスをしてしまうもの。人間というのは、ある意味、弱い生き物です。
だからこそ、自分達の弱さを認めるのは大切な事でしょう。弱さを見せずにミスをしないと張り詰めるよりは、多少ミスはしてもいいと心に余裕を持つ事が大事なんでしょうね。
そのためにも、休むべき時には休んだ方がいいですし、誰かに頼るべき時は頼った方がいいですし、弱さを吐露したっていいもの。毎日が綱渡りみたいでこのままじゃプリキュアを続けられないかもしれないと不安を打ち明けた事は良かったと思いますし、それを聞いたえれなも、まどかの良いところを尊重し、自分達を頼ってほしいと言ったのは、本当に良かったと思いますね。
特に、緊張感と不安の毎日については、おそらく今まで誰にも打ち明けられなかったでしょう。父親の厳しさを考えると、辛さや不安を出したところで厳しく叱られるでしょうし、必要以上に友達付き合いもできなかったでしょうし。そう思うと、まどかは、良い友達を持てたと思います。
また、ラストでは、まどかの3人に対する呼び方に変化が。今まで、ひかるとえれなを「星奈さん」「天宮さん」と呼んでいたのは意外でしたね。
それが、「ひかる」「ララ」「えれな」と、「さん」も「ちゃん」も付けなかったのは随分変わったな、と思いました。3人とも名に「さん」付けするものだと思ってましたし。
とはいえ、これはこれで良いと思いますね。気の抜けない時間を多く過ごしている中で、呼び捨てで親しめる相手がいるのは、心の安らぎになると思いますし。
今後も、厳しい家庭方針だけでは得られない楽しい時間をひかる達と多く過ごしてほしいと思いますし、親交をもっと深めてほしいと期待しています。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「スター☆トゥインクルプリキュア」第9話「友情のリング! スタードーナツ☆」の感想です。
~ オープニング前 ~
地球に戻ってきたひかる達。ロケットの着陸場所は、これまでと違う所です。
プルンスは、前に作ったスタードーナツ製造機にはまだ改良の余地があり、近いうちにスタードーナツを研究したいと考えていました。それを聞いたひかるも、スタードーナツが食べたいと感じます。
だが、まどかは、スタードーナツを知りません。それどころか、商店街に行った事もなく、驚かれます。
「そんなに珍しいですか・・・?」

今回もオープニングは劇場版告知バージョンでしたが、今回も画像キャプチャーはしていません。ちなみに、流れたシーンは、物語後半の部分でした。
~ Aパート ~
少しして、まどかは家に帰りました。
すぐに、まどかは、父・冬貴と対面。冬貴は、これから仕事のようです。
「休日であっても、担った責任は果たさねばならない。」
「はい・・・。」


「友達付き合いは大切だが、香久矢家の一員として、なすべき事があるはず。弓道の大会も近いからな。」
「はい・・・。」


「今、未確認飛行物体の目撃報告も多数寄せられている。」




「安全が確認できるまで、なるべく車を使いなさい。」
「はい・・・。お父様・・・。」


「すべてを完璧にこなさなくては・・・。学校も、プリキュアも・・・。」


だが、後日の授業、まどかは心ここにあらずといった感じで、先生から注意されます。
放課後、えれなは今日も、沢山の生徒に囲まれていて大人気でした。

そこに、ひかるが声をかけました。まどかはどうしているのか聞くと、まどかは、家で茶道の習い事をしてからロケットに行くと、えれなは返しました。

いやー、見事に今回も、えれなとまどかを囲っている男子生徒がいませんねえ。しかも、男子生徒が映っていても、えれなやまどかの方を向いてはいない。
スタッフ様達から、えれな達を見たらぶっとばすと、事前に注意されたんでしょうかね。本当にいつもお疲れ様です。(笑)
「ひゃー・・・、忙しい・・・。」
「正真正銘のお嬢様だよね。」


「ここにもう1人、お嬢様の名にふさわしい姫ノ城桜子がおりますわよ・・・。」

「お嬢様の名にふさわしい」って言うなら、そのギャグ顔はやめとけ。そんなにちやほやされたいなら、えれなやまどかに近付けなかった男子生徒達を君に回すよう、スタッフ様達に連絡しますけど?(笑)

「香久矢・・・、まどか・・・。」


ライバル心をむき出しにしても、その双眼鏡跡のせいで、締まらねぇ。誰かが目当ての部分に赤インクでも塗ってイタズラしたんでしょうか。やった人、グッジョブ!(おい(笑))
しばらくして、まどかがロケットに遅れてやって来ましたが、えれなは家の手伝いのために既に帰っていました。
「そうですか・・・。忙しいですね、天宮さん・・・。」
「いやいや、まどかさんだって・・・。」

「私は・・・、弓と、お茶に、ピアノ、お花の習い事、家庭教師の先生との受験勉強だけですので・・・。」





「その上、生徒会長だし・・・。」

「それじゃ、学校の帰りに寄り道もできないよね・・・。」
「行き帰りは基本車ですし・・・。」
「じゃあ、おやつの買い食いも?」
「おやつは家で作ってもらいますので・・・。」


「お母さんに?」
「母は、料理はしません。」

その後、まどかは、弓の稽古の時間まで、ロケットの外の掃除をしました。
「お嬢様って大変ルン・・・。」


それからしばらくして・・・、



「まだまだだな。」
「お帰りなさいませ、お父様・・・。」


「香久矢家にミスは許されない。」
「はい・・・。」


「心の乱れを、お父様に気付かれてはいけない・・・。プリキュアを続けるためには、すべてを完璧に・・・。完璧に・・・。」


その後日・・・、


「く、靴下が違う・・・。」

直後、ひかるとまどかが声をかけてきました。
「ご、ごきげんよう・・・。星奈さん、天宮さん・・・。」

「あー、アタシ、今日はロケット行けないんだ。」
「まどかさん。足、どうかしたの?」
「別に、何でもありません・・・。」





しばらくして、生徒会。靴下が違う件は、靴下を折って済ませました。

しかし・・・、

「生徒会長?」


「まさか・・・、居眠り!?」



「はい! では、意見をまとめて教務課に提出したいと思います!」


「フフッ。これは、世代交代は近いわ!」

「ついに、この姫ノ城桜子の時代が!」

姫ノ城桜子の時代? お笑い的な意味での時代なら、とっくに迎えてるよ?(笑)
少しして・・・、
「帰ったら、お花の稽古・・・。それに、ピアノ・・・。その後、家庭教師の先生と、理科と数学の予習復習・・・。完璧な自分でいたければ・・・。」




「すべてにおいて、完璧に・・・。」

直後、ひかるが間に入って声をかけてきました。
「ちょっと時間ありません?」
「え・・・。」


「私に、付き合ってもらえませんか?」
「でも・・・。」
「お嬢様は、この後お花のお稽古・・・。」


「いいから! ちょっとだけ行こう!」




「星奈ひかる・・・。まさか香久矢先輩に取り入って、次の生徒会長を狙う気!?」


違います。っていうか、目の周りに双眼鏡跡が付いている事にいいかげん気付け。まったく、ツッコミで忙しくさせんなや、このお嬢様(爆笑)は。(笑)
そして、2人は、商店街に来ました。
「まどかさん、寄り道、しよ!」
「ええ!?」



Bパート開始直前のアイキャッチは、前々話までのものに。
やっぱり、前話のよりは、こっちの方が良いですね。とはいえ、前話のが1話限りでお蔵入りになるのはもったいないですので、交互で出していってほしいと思いますね。
~ Bパート ~
ララも商店街にいました。という事で、3人で商店街に寄り道する事に。
「まどかさん、今日は楽しもう!」










「これが・・・、スタードーナツ・・・。」


「そうだよ!」
「とっても美味しいルン!」

少しして、えれなとも会いました。数人の弟や妹と一緒です。
皆でスタードーナツを食べる事になりました。えれなは、良い場所を知っているそうです。
その直後・・・、


「何たる事・・・。香久矢先輩をスタードーナツで買収するとは・・・。」


うん。やっぱり、君の時代ビンビンに来てますね。お笑い的な意味での。生徒会長としての姫ノ城桜子の時代? マア、タブン、ソノウチクルンジャナイカナー。(笑)
少しして・・・、


「このぬいぐるみ、ドーナツ食べてる!」
「すごいね!」
「なじんでるルン・・・。」
「まあ、バレてないみたいだし・・・。」


いや、ぬいぐるみがドーナツ食べてるって問題だろ。まあ、相手は、せいぜい小学生低学年っぽいですし・・・、

・・・で、済ませてしまおう。うん、細かい事はどうでもいいのだ!(笑)


「美味しい・・・。」
「でしょ?」


「それに、素敵な場所ですね。」
「弟達を連れてよく来るんだ。」


「私、こんなに美味しいドーナツがあるなんて、知りませんでした・・・。」

「ひかるって、不思議な子だよね。」
「そうですね。」


「あの時も、ロケットの修理で行き詰ったララを、天文台に連れて行ったよね・・・。」
「今日は私を商店街に・・・。」
「みんなの事を実は誰よりもよく見てる。天体観測で鍛えた目力かな? すごい子だよね・・・。」



「はい。でも、ララさんも、天宮さんも、すごいです!」
「え? アタシが?」
「お家のお手伝いをしながら、学校でもロケットでも、太陽みたいに明るくて・・・。」


「そうかな・・・。」
「私は・・・、自分の事だけなのに、気持ちに余裕がなくて、毎日が綱渡りみたいで・・・。このままじゃプリキュアを続けられないかもしれないって不安で・・・。」




「まどかはすごいよ。まどかは生徒会長として、生徒みんなの事を考えてる。ロケットでも冷静だし、本当にすごいと思う。」
「天宮さん・・・。」



「だからさ、まどかが困った時は、アタシ達を頼ってよ!」


「友達でしょ?」
「はい! ありがとう・・・。」



その直後、スターカラーペンダントが反応しました。プリンセススターカラーペンが近くにある証拠です。
また、桜子の悲鳴が。悲鳴の元へ向かってみると・・・、

「私は生徒会長にはなれない・・・。努力したって無駄なのですわ・・・。」

アイワーンが桜子の心をダークペンで闇に染め、ノットリガーを生み出していました。ひかる達はプリキュアに変身します。
バトルスタート。ノットリガーを止めるため、アイワーンが持っているダークペンを手にする作戦に出ます。
まずは、スターパンチをぶつけますが、カウンターを受けてしまいます。続いて、ノットリガーの左右から、ミルキーショックとソレイユシュートを放ちますが、強力な反撃が飛んできました。
ソレイユに攻撃が当たりそうになりますが、セレーネアローで攻撃をかき消しました。
「絶対に・・・、外さない!」


その後、スターがノットリガーを威嚇。アイワーンはスターに注意が行きます。
「皆さんが困っている時は、私が守ります!」


セレーネが放った矢は、ダークペンに命中。
アイワーンの手から離れたダークペンはソレイユがキャッチ。すぐに、セレーネにパス。
すると、プリンセススターカラーペンに変化。

そして・・・、


「プリキュア! やぎ座! セレーネアロー!」







ノットリガーを浄化しました。
そして、プリンセススターカラーペンをトゥインクルブックにセットし、やぎ座のプリンセスと対面。



その後、まどかは、良い気分転換になったと、ひかる達に感謝します。
「ところでさ、天宮さんって言うの、そろそろやめない?」
「え?」


「えれなでいいよ。」
「私は、ひかるで!」
「ララルン!」

「はい・・・。えれな。ひかる。ララ。」




「まどかさん!」
「はい!」




今回は、これで終了です。
次回:「キラッキラ☆惑星クマリンへようこそ!」
ひかる達は、サザンクロスを見に、宇宙へ行く事になりました。
その途中、スターカラーペンダントに導かれ、「惑星クマリン」にやって来ました。すごくキラキラで宝石だらけの綺麗な星だけど、暑かったり寒かったり大変なようで。
そんな中、ノットレイダーもプリンセススターカラーペンを探しにこの星にやって来て・・・。

【まとめ】
生徒会長の仕事やお勉強、習い事などですごく忙しく、何事も完璧にこなそうと気を張り詰めていたまどかでしたが、ひかる達に商店街を案内されて、楽しい時間を過ごしました。
まどかは、良い感じに硬さが取れて良かったですね。
名門の家のお嬢様とはいえ、まだ14歳。友達と沢山遊びたい年頃ですし、変に気を張っては身体を壊してしまうもの。
ひかる達に、自分の不安や悩みを打ち明けて良かったと思いますし、今後も、ひかる達にドンドン頼っていいと思いますし、甘えてもいいんじゃないかと思いますね。
「すべてにおいて、完璧に・・・」「香久矢家にミスは許されない」。
これは、まどかが感じていた事や、父・冬貴が言っていた事ですが、確かに、誰だってミスはしたくないでしょう。そのために、私達は様々な事に努力するものです。
加えて、香久矢家は、人の上に立つ事が代々続いている名門であり、多くの人から尊敬されたり頼られるのが当たり前。弱さを見せるなんてできる訳がなく、常にミスのない完璧さを求めようとする気持ちは人一倍でしょう。
しかし、絶対にミスをしないなんてのは、絵空事。
私達人間は、ほんのちょっとした事で気が動転し、やりたくもないミスをしてしまうもの。人間というのは、ある意味、弱い生き物です。
だからこそ、自分達の弱さを認めるのは大切な事でしょう。弱さを見せずにミスをしないと張り詰めるよりは、多少ミスはしてもいいと心に余裕を持つ事が大事なんでしょうね。
そのためにも、休むべき時には休んだ方がいいですし、誰かに頼るべき時は頼った方がいいですし、弱さを吐露したっていいもの。毎日が綱渡りみたいでこのままじゃプリキュアを続けられないかもしれないと不安を打ち明けた事は良かったと思いますし、それを聞いたえれなも、まどかの良いところを尊重し、自分達を頼ってほしいと言ったのは、本当に良かったと思いますね。
特に、緊張感と不安の毎日については、おそらく今まで誰にも打ち明けられなかったでしょう。父親の厳しさを考えると、辛さや不安を出したところで厳しく叱られるでしょうし、必要以上に友達付き合いもできなかったでしょうし。そう思うと、まどかは、良い友達を持てたと思います。
また、ラストでは、まどかの3人に対する呼び方に変化が。今まで、ひかるとえれなを「星奈さん」「天宮さん」と呼んでいたのは意外でしたね。
それが、「ひかる」「ララ」「えれな」と、「さん」も「ちゃん」も付けなかったのは随分変わったな、と思いました。3人とも名に「さん」付けするものだと思ってましたし。
とはいえ、これはこれで良いと思いますね。気の抜けない時間を多く過ごしている中で、呼び捨てで親しめる相手がいるのは、心の安らぎになると思いますし。
今後も、厳しい家庭方針だけでは得られない楽しい時間をひかる達と多く過ごしてほしいと思いますし、親交をもっと深めてほしいと期待しています。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。