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ラブライブ!スーパースター!! 第8話感想

2021年09月24日 | ラブライブ!スーパースター!!
 今話の名セリフ:「この学校を、歌で結んでいこう!」(澁谷かのん)

 「ラブライブ!スーパースター!!」第8話「結ばれる想い」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。
「神宮音楽学校の生徒だった母は、同じ場所に再び学校を創りたいと願い続けていました。」
    
「それで結ヶ丘を・・・。」
「しかし、海外での仕事が決まっていた父は、それに反対し、家を出ていったのです。」
   
「それでも、母は頑張って創立までこぎつけたのですが、無理をした事もあり、2年前、帰らぬ人に・・・。」
   
「じゃあ、1人っていうのは本当に・・・。」
「はい・・・。」
「お金がないというのも?」
「恥ずかしながら本当です・・・。父は、海外で一緒に暮らそうと言ってくれましたが、断りました・・・。」
   
「母が遺した学校を、この街で一番の高校にしたい・・・。より多くの生徒を集めなければ、その目標を成し遂げることはできません・・・。」
   
   

「勝手に押しかけちゃってごめんね。」
「いえ。今までの私の態度を考えたら仕方ないです・・・。」
「葉月さん・・・。」
    
   
「あの・・・。今日話した事は一切口外しないでくれませんか・・・。」
「でも・・・。」
    
「生徒が不安になったり、結ヶ丘に入学した事を後悔してほしくないのです・・・。お願いします・・・。」
    

「お母様・・・。あの時、私に何を・・・。」
    
   


~ Aパート ~
 その後日、恋は、何人かの普通科の生徒から、学園祭の決定に反対する署名を突き付けられました。
 ですが、恋は、話は生徒会を通すようにと、そっけない態度。これを見たかのんは、どうにかできないか、音楽科の生徒達と話し合う事に。
 しかし、音楽科の生徒達はケンカ腰。とても説得できそうにありません。普通科の生徒達も同じです。

 そんな中、音楽科の生徒達が主体になって学園祭の準備が進んでいました。
    
   

 恋が生徒会長になる前から普通科と音楽科との間に溝はありましたが、今回の件でますます深まっていきました。
 かのん達が部室でそう話していると、恋がやって来ました。恋は、先日の発言に後悔しており、理事長からも明日の全校集会で話し合うよう言われていました。しかも、そこで話がまとまらなければ、学園祭は中止に。
 恋は、話し合うつもりでいますが、まだ何かある模様。
「ただ、スクールアイドルは・・・。」
   
「スクールアイドルだけは、やめてほしいのです!」
「え?」
   
「この学校で、活動しないでほしい・・・。」
   
   
「理由を教えてくれる?」
「かつて、ここには、学校を廃校から救うためにアイドル活動をする生徒がいました。それが、私の母です。」
    
「だから、この部屋には、学校アイドル部のプレートが・・・。」
「まだスクールアイドルという言葉が生まれるずっと前の事。母達の活動は評判になり、注目を集めました。でも、目標は叶わず、学校は廃校に・・・。」
    
「だから、私は、母が新たに創ったこの学校で、スクールアイドルを始めようと思っていました。母が願ったスクールアイドル活動で、学校を盛り上げようと・・・。」
「あんなに嫌がってましたデスのに!?」
    
   
「ですが・・・。」
「じゃあ一緒にやろうよ!」
   
   
「それこそ、私達で力を合わせれば・・・。」
「何も残っていないのです・・・。いくら探しても・・・。」
   
「スクールアイドル活動の記録だけ残っていないのです・・・。他の学校生活の記録は残っているのに、学校でアイドル活動をした、その記録だけがどこにもない・・・。」
    
    
「それで思ったのです・・・。もしかしたら、母は後悔していたのではないか。スクールアイドルでは学校を救えないと、感じていたのではないかと・・・。」
   
「そんな・・・。」
「そう決まった訳ではないデス!」
   
「なら、どうしてないのです? 大切な思い出の写真一枚残っていないなんて、あると思いますか?」
   
   

 ですが、かのんは、恋の母はスクールアイドル活動に後悔していないと思っています。
 そこで、翌日、神宮音楽学校の記録を見させてほしいと、理事長にお願いし、理事長は受け入れました。
 そして、かのん達は、スクールアイドルの活動記録があるかどうか探しました。
    
   
 そんな中、恋が。恋も前にここを探していましたが、見つけられなかったようです。もしかしたら、処分された可能性も?
「ただ、いつも口癖のように、同じ場所で想いが繋がっていてほしいと・・・。」
   
「同じ場所・・・。」
「だから、ここに学校を創ったって事だよね?」
   
 その直後、チャイムが鳴りました。これから、全校集会です。
 恋は、結ヶ丘の現状を生徒達に話すつもりです。結果がどうなるかは分かりませんが。

「同じ場所で思いが繋がる・・・。」
   
「待って! 葉月さん! この部屋の鍵って、葉月さんが渡してくれたよね?」
    
「理事長が見当たらないと言うので、家を探したら、私の机から・・・。」
   
    
   
「最初この部室に来た時、何があったっけ?」
「特には・・・。」
「ここにあるの?」
    
「分からない! でも、たぶん、何かが・・・。」
    
    
    
   
「これ・・・、もしかして!」
   


~ Bパート ~
 恋は、先日の全校集会の発言で学校を混乱させてしまった事を謝りました。
 ですが、普通科の生徒達の苦情が飛ぶ事態に。普通科の生徒達の怒りに押しやられる恋ですが、かのんが声をかけました。恋に話したい事があります。
    
「それは・・・。」
「さっき、スクールアイドル同好会の部室で、このノートを見つけました。この学校ができる前、ここにあった神宮音楽学校の生徒達が書いたものです。」
    
「その生徒達は、廃校の危機が訪れた時、アイドル活動で生徒を集めようとしたのです。」
   
「その時の日誌にこう書いてあります。学校でアイドル活動を続けたけれど、結局、学校はなくなる事になった。廃校は、阻止できなかった。」
   
「でも、私達は何一つ後悔していない。」
    
「学校が一つになれたから。この活動を通じて、音楽を通じて、みんなが結ばれたから。最高の学校をつくり上げる事ができたから。」
    
「お母様・・・。」
「一緒に努力し、一緒に夢を見て、一緒に一喜一憂する。そんな奇跡のような時間を送る事ができたから。」
    
「だから、私は、みんなと約束した。『結』と文字を冠した学校を、必ずここにもう一度創る。」
   
「音楽で結ばれる学校を、ここにもう一度創る。それが私の夢。どうしても叶えたい夢。」
    
「この学校を創った葉月さんのお母さんは、音楽で結ばれる事を望んでいたんだよ。」
   
「この学校は、その夢を叶えるための学校。普通科も音楽科も心が結ばれている学校。」
   
    
「スクールアイドルは、お母さんにとって、最高の思い出だったんだよ。」
「最高の・・・、思い出・・・。」
    
「恋。スクールアイドルは、お母さんの最高の思い出!」
    
   
「これも、ノートと一緒に。」
    
「お母様・・・。お母様・・・。」
    
    

 それから少しして、理事長は、他のスクールアイドル活動の記録を取り出しました。
 理事長は真実を知っていましたが、恋の母から何も言わないでほしいと言われ、今まで黙っていたとの事。恋の母から、娘が自分で決めるのを見守ってほしいとも、言われていたようです。

 その後、学園祭の準備で外に出てみると・・・、
   
「これは、スクールアイドルの・・・。」
「うん! みんなで作ってる学園祭ライブのステージ!」
   
「みんなで・・・。」
   
「ねえ、葉月さん・・・。」
    

   
「葉月さん。ううん、恋ちゃん。一緒にスクールアイドル始めませんか?」
   
「今まで澁谷さん達の邪魔をし続けてしまった私に、そのような資格は・・・。」
「私、恋ちゃんと一緒にスクールアイドルとして歌いたい・・・。この学校のために、いや、この場所で作られた沢山の想いのために!」
    
    
「大丈夫! できるよ!」
「素直じゃないわね!」
「私達は、いつでもファインファインデスよ!」
    
   
    
    
    
    
    
   
「さあ! みんなで学園祭の準備、始めるよ!」
『おー!』
    

   
「すごデス! レンレン! さすがフィギュアスケートをやっていただけありマス! グソクムシとは大違いデス!」
「だから、その名前で呼ぶなって!」
    
 そうは言っても、ノリノリでグソクムシの着ぐるみを着て学園祭の宣伝してたしなあ。そりゃあ、グソクムシ言われてもしゃーないと思うよ、うん。(笑)

「嬉しい・・・。」
「入ったばかりなのに、むしろ、みんなを引っ張っていけるくらい!」
「言い過ぎです・・・。」
   
「恋ちゃん、センターやってみない?」
「え?」
「この学校の初めての学園祭だよ!」
「それはそうですが・・・。」
    
「それに、私が歌ってほしいんだ。恋ちゃんに。」
「私も賛成かな!」
「可可も良いと思いマス!」
    
「私は、センターをやるのは、もっと大きなステージって決めているから!」
「決まりだね!」
   

    
   
「こんな遅くまで・・・。」
「学校を盛り上げたいんだよ。」
「自分達が作っていくんだって、みんな言ってたもん。」
   
「入学希望者増えるでしょうか?」
「正直言うと、分からない・・・。けど、やるしかない。信じるしかない・・・。」
    
「強いのですね、かのんさんは・・・。」
   
「そんな事ないよ! ただ、私ね、始まりの瞬間が好きなの・・・。」
   
「そうだ!」
    
「何です?」
「せっかくだから、やってみようかと思って!」
   
「わあ! もしかして・・・。やりマス! 可可、夢見ていマシタ!」
   
「ういっすじゃ駄目なの?」
「スクールアイドルデスから!」
    
「この学校を、歌で結んでいこう!」
    

   
「1!」
「2!」
「3!」
「4!」
「5!」
    
    
   
「結ヶ丘女子高校スクールアイドル部! ソングフォーミー! ソングフォーユー!」
   
『ソングフォーオール!』
   

   
    
   
    
    
    
    
   
    
   
    
    
    
   
    
    
    
    
    
    
    
   
    
   

    
    
「ありがとうございました!」
   
「私達は、結ヶ丘女子高等学校の・・・。」
   
    
『スクールアイドルです!』
   
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】
 ついに5人揃った! 5人のライブ、最高だった! ラストのタイトルの出し方、バードスキンものだった!
 とびきりの感動をありがとう! ラブライブ!スーパースター!!


 今話の感想を簡単にまとめると、こんな感じですね。
 あ、とりあえず、「お前、柄にもなく興奮し過ぎやろ」とか「バードスキンってなんだよ。普通に鳥肌って言わんかい」といったツッコミは間に合ってますので、ノーサンキューです。(笑)

 という事で、今回で、最後のメンバー・恋が、かのん達のスクールアイドルチームに加入しました。恋については、加入してくれた事よりも、スクールアイドルは結ヶ丘にふさわしくないとか、結ヶ丘を良い学校にするために自分だけが頑張らなければいけないといった考えが変わったのが良かったと思っています。
 そのあたり、母親のスクールアイドル活動が最高の思い出だった事を聞いた時と、かのん達からスクールアイドルになってほしいと言われた時の2回の涙が、かなり印象に残ってますね。1人だけで結ヶ丘を良い学校にしなければいけないプレッシャーや、生徒達を上手くまとめられない苦しさから解放されたように感じました。特に、最初の方は、普通科の生徒達から多くの苦情を言われたばかりだと思うと、込み上げてくるものがありますね。
 涙といえば、ライブシーンで、かのんと恋が向き合って、かのんが恋の涙をふくような手の動作をしていたところがバードスキンものでした(だから、鳥肌って言いなさい(笑))。今回のライブシーンで一番印象に残ったところです。「君には涙は似合わない」という歌詞を被せてきたのも、なかなかニクかったですね。
 他にも、かのんと握手する直前の風も、良い演出でした。恋の背中から吹いてきており、天国にいる母が娘の背中を押してくれたように見えて、感動度は高かったですね。

 それにしても、恋も、結ヶ丘入学前はスクールアイドルをやろうと考えていたとは、意外でした。
 ですが、母がスクールアイドル活動していた事が分かるものが何一つ見つからず、母はスクールアイドル活動に後悔していたのではないかと感じ、スクールアイドルでは廃校を救えないと考えた事から、かのん達にもスクールアイドル禁止を求めていました。
 母がどんなスクールアイドル活動をしていたのかとか、母がスクールアイドル活動に後悔していたのかとか深く考えず、昔は昔、今は今と割り切って、素直にスクールアイドルをやればいいのにねえ。まあ、そのへんが恋らしいですかね。
 真面目でしっかりしてるけど、どこか不器用。それが、恋の魅力だと思っています。

 今回で、かのん達のスクールアイドルチームに5人全員が揃い、めでたい雰囲気ではありますが、これで、すべて解決した訳ではありません。
 経営難である事、そして、来年度の入学希望者数によっては廃校になりかねない事には変わっていません。それに、かのん達が精一杯頑張っても、入学希望者数の増加が芳しくなく、残念ながら廃校となる事もあるでしょう。
 だけど、やってみなければ分かりません。自分達の努力が良い方向に進むと信じて、頑張るしかないのでしょう。かのん達の努力が結ヶ丘の経営難を救えるのかどうかは分かりませんが、結ヶ丘でのスクールアイドル活動は最高の思い出だったと誇れるよう頑張ってほしいですね。今後の5人の頑張りをしっかり見守っていきたいと思います。

 さて、メンバーが全員揃って、次にやる事は、チーム名をどうするかでしょう。次回は、その話になりそうですね。
 チーム名が何になるかは、ほとんどの方は知っているでしょう。ちなみに、一般公募・投票により、昨年の9月中頃に決まっています。
 あれから1年も経ったとか、時が経つのは早いですね。アニメでは、どんな感じでチーム名が決まるのか、結構楽しみです。
 また、予告で、恋の制服が普通科のものになっているのも気になりますね。千砂都と同じく、少しでも長くかのん達と同じ時間を共有してスクールアイドル活動への意気込みを上げたいのを理由に転科を決めるのでしょうか。併せて注目していきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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