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HUGっと!プリキュア 第21話感想

2018年06月27日 | HUGっと!プリキュア
 今話の名セリフ:「いいのです・・・。アムールを守れたのですから・・・。気にしないのです。」(キュアマシェリ)

 「HUGっと!プリキュア」第21話「大暴走? えみるがなりたいプリキュア!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 今回の本編開始前の前話までのあらすじ紹介は・・・、
「えみるなのです!」
「ルールーです。」
「実は私達、プリキュアになったのです!」
    

 そして、前話の内容を紹介。
「これから、2人でプリキュア、」
『頑張ります!』
「おーい・・・、だから2人じゃないっす・・・。」
   
 おお! ついに、ここに、えみるとルールーが! 良いですね!
 それにしても、「ルールーの私を想ってくれる気持ちが奇跡が呼びました」とか「えみるがいたからこそ起きた奇跡」とか、2人とも初っ端から百合百合しい雰囲気出し過ぎなんだぜ。これは、良い気付け薬になります。(笑)



~ Aパート ~
 ある日、ハリーの家で、プリキュアとなったえみるとルールーは、はな達にあいさつしました。
「先輩! プリキュアとして大切なものは何なのでしょうか?」
「うーん・・・。やっぱ・・・、ガシッ! ビシッ! ポワー・・・、って事かな?」
    
    
    

「意味分からないのです・・・。」
「解析不能です。」
「めちょっく!」
    

 うん、確かによく分からん。より簡単な形で伝えたいんなら「つよく、やさしく、うつくしく」で、ええんとちゃうん?(超適当に言っている上、それ、別シリーズの合言葉だろ(笑))

「信頼関係かな?」
「そう、それが言いたかったの!」
「ホンマかいな・・・。」
    

 まあ、疑うのも無理はないよな。悪い敵を「ガシッ! ビシッ!」とやっつけて、皆で「ポワー・・・」と笑顔になって、「ウルトラハッピー!」のように思いましたし。(笑)


 この前はなが1人でオシマイダーと戦っていたのも、信頼関係です。
「私のオーディションや、ほまれの予選会の事、気遣ってくれたんでしょ?」
   
「うん・・・。私、2人の夢、本当に応援してるから・・・。」
    
「だから・・・。」

「ありがとう。おかげで全力でやれたよ、私。」
「私も! ありがとう、はな!」
「ほまれ・・・。さあや・・・。」
   
   
「でも、決して無茶はしないで。」
「本当に大変な時は、必ず連絡してね。」
   
「私達、仲間なんだよ?」
「うん・・・。」
    
「ガシッ・・・。」
「ビシッ・・・。」
『ポワー・・・。』
    
   
「素敵です! ルールー、私達も『ガシッ! ビシッ! ポワー・・・』になりましょうね!」
「はい。」
    
    
   


 一方、クライアス社では、ジェロスが新しい幹部社員として迎えられました。
 ジェロスは、パップルの事を「先輩」と呼ぶものの、失敗続きながらもここにいられる図太さは称賛に値すると、パップルの神経を逆撫でします。

 それからしばらくして、ビューティハリーには、今日も多くのお客さんが入っていました。はな達は、そのお手伝い。
    
    
   
    
   
 えみるは、はぐたんの可愛さに一時的に顔が緩むものの、真剣な目つきで周りを見ています。ハリーは、そんなえみるに注意。
「私は何か異常がないかと・・・。」
「そうね。君の目が異常に怖いわ。」
   
「す、すみません・・・。」
「うん、可愛い可愛い!」
「恐縮です・・・。」
    

 その直後、女性客の叫び声が。
「早く逃げて!」
    
「ルールー!」

「は、はい・・・。」
    

「さあ、来なさい! 怪しいカバン!」
   
 と言っても、カバンが襲ってきたとかいう訳ではなく、カバンに入れたはずの財布がなくて困ってるという話。
 すぐに、ルールーがサーモグラフィーで、財布がどこにあるか特定しました。
   
 スカートのポケットに入ってる事を指摘し、事なきを得ました。

 少しして、えみるは買い出しを頼まれました。
 えみるは、先程騒ぎを起こしたからジャマなのだろうと思い込んでいましたが、そうではありません。これはパトロールも兼ねていると、ハリーは機転をきかし、それを聞いたえみるは喜びます。
「了解です! 行ってきまーす!」
    

 直後、ルールーも後を追いました。すぐに、2人は合流。

 少しして、えみるは車道に出ようとするおばあさんを発見。
「おばあちゃん、危なーい!」
    
    

 しかし、ルールーが止めます。
 よく見ると、おばあさんは横断歩道を歩いていました。しかも、車は赤信号で、歩道は青信号。
 ルールーが、おばあさんを安全に渡らせました。

 その後、ショッピングセンターに入ったえみるとルールー。
 色んな物を買っていく中、「おしまいだ」という大声が聞こえてきました。えみるとルールーはオシマイダーだと思って身構えます。
   
 ですが、オシマイダーがいるのではなく、特売があと少しでおしまいだという店員の掛け声でした。
   
 後ろを振り返ってみると・・・、
    
    
「大丈夫ですか?」
「はい・・・。」
   
    
   
「オシマイダーより強そうです・・・。」
   

 まあ、キミの相方は、このような人混みでも問題なく、卵をゲットしていたがな。
 それにしても、えみるは、事あるごとにプリハートを取り出すとか物騒やなあ。この子が、プリキュアの正体をバラしちゃいそうで、結構心配になってきました。(笑)

 少しして、えみるは公園でギターを弾きますが、その音色は暗いです。
「私の夢は、プリキュアになる事でした・・・。」
   
「だから、夢を叶えた私が、夢に向かって頑張ってる先輩達の分までプリキュアとして頑張ろうって思ったんです・・・。」
「素敵です。」
    
 その後、えみるは、ギターを置き、逃げるようにしてルールーから離れました。


~ Bパート ~
 少しして、ルールーはビューティーハリーに戻りました。
「私は・・・、えみると一緒にプリキュアになった事が嬉しかった・・・。なのに・・・。」
「大丈夫! えみるもすぐに頭冷えるって!」
   
「私は・・・、混乱して、悲しくて、えみるに少し怒りを覚えました・・・。」
「ルールー・・・。」
   
   
「なぜでしょう・・・? えみるは敵ではない・・・。私の親友のはずなのに・・・。えみるの事を考えると、悲しいのに怒りが・・・。」
   
「でも、戦いたいとか、そういう事ではないんです・・・。」
    
「私は・・・、えみるの敵になってしまったのでしょうか・・・?」

「逆だよ。ルールーはね、えみるの事、だーい好きなんだよ。」
「だからこそ、腹も立ってるんだよ。」
   
「分かりません・・・。」
「だって、えみるの事考えてたんでしょ? ずっと。」
「その怒りは、ルールーの、えみるちゃんへの心があふれ出ている証拠だよ。」
   
    

「えみるへの・・・、心が・・・。」
   


 一方、えみるには、ハリーとほまれが声をかけていました。
「やっぱり・・・、やっぱりプリキュアには、ルールー1人がなるべきだったのです・・・。私は、ルールーのおかげでプリキュアになったようなものなのです・・・。」
    

「どっちが嬉しかった? 自分がプリキュアになれた事と、ルールーと2人一緒にプリキュアになれた事。」
    

「それは・・・、一緒になれた事です・・・。」
   

「きっとルールーもそう思ってるよ。」
「ほまれさん・・・。」
    

「あのな、あの時あんさん、プリハートをルールーに渡そうとしたやろ? あの心は、プリキュアそのものや。」
    
「あんさんには十分プリキュアの資格がある。オレはそう思うで。」
   
「ネズミさん・・・!」
「誰がネズミや! ハリハム・ハリーさんや!」
   
   
 追加プリキュアが出てもまだネズミ呼ばわりされるとは・・・。もうハムスター形態にならない方がええんとちゃうん?(笑)

「ま、おきばりやっしゃ。キュアマシェリ。」
   
    
   

 少しして、ルールーとえみるは公園にて再会。2人は一緒に歌いました。
    
   
    
   

 そんな中、公園の清掃員からトゲパワワが。すぐに、パップルが、このトゲパワワを基にオシマイダーを召喚しました。
   
 オシマイダーの出現に気付いたえみるとルールーは変身します。

 バトルスタート。マシェリとアムールは、一方的にオシマイダーを追い詰めていきます。
 パップルは、ジェロスから冷ややかな目で見られている苛立ちから、まだまだこれからだと、オシマイダーの力を強めます。
 その後、2人は、オシマイダーの力に押されます。アムールは、えみるのギターが近くにある事に気付き、守ろうとしました。
 そこに、オシマイダーが攻撃を入れようとします。マシェリは、アムールを守りに飛び込みましたが、その拍子に、ルールーが手にしたギターが手元から離れてしまい・・・、
    
   
 その直後、はな達3人が到着。3人も変身します。

 その後、5人の攻撃でオシマイダーを吹き飛ばし、マシェリとアムールが、ハートソングとハートダンスで追加攻撃。
 最後は、トリニティコンサートでオシマイダーを浄化しました。

「私の・・・、私のせいで・・・、えみるの大切なギターが・・・。」
    

「いいのです・・・。アムールを守れたのですから・・・。気にしないのです。」
    
   
「先輩! もうギターはありません。でも、私達にメロディーソードがあれば、またピンチの時にアムールを守れます! えいえい! やあ!」
    
   
「とにかく下さい!」

   
 攻撃アイテムをおねだりとか、何、この可愛い生き物。「スイート」のアコや「ドキドキ」の亜久里よりも年上なのに、この子が最も年下のような気がしてきました。(笑)

「いや、でも、あれ私達のだしな・・・。」
「ハリー。」
「急に言われても困るがな・・・。」
    
 じゃあ、私が買ってきてあげるよ。歩いて15分くらいのデパートにあるおもちゃ屋さんでさ。報酬は、キミ達プリキュア5人と握手という事で手を打とう。(市販のメロディーソードじゃ、どうにもならんぞ(笑))


 そんな中、はぐたんは念を込めると・・・、
    
    
   

 今回は、これで終了です。


次回:「ふたりの愛の歌! 届け! ツインラブギター!
 突如現れたプリキュアは、「キュアブラック」と「キュアホワイト」。
 その正体は「美墨なぎさ」に「雪城ほのか」。プリキュア同士、はぐたんもはな達も、すぐに仲良くなりました。
 そんな中、ルールーは、自分をかばって、えみるのギターが壊れた事を気にしています。えみるは、平気だと言うものの、互いに本音が言えません。
 なぎさとほのかは、えみるとルールーが仲直りできるようにアドバイスしました。えみるとルールーは、親しい仲に戻れるのか?


    今回のエンドカード


【まとめ】
 プリキュアになったえみるとルールーは、えみるのプリキュアに対する意気込みの空回りから、すれ違いが起きてしまい、はな達のフォローで仲を取り戻したものの、マシェリがアムールを守った拍子に、えみるが愛用しているギターが壊れてしまいました。

 今話のポイントは「プリキュアになっても、変わらぬ本質」でしょうか。
 プリキュアに変身すれば、身体能力が飛躍的に上がり、身長の何倍もジャンプできるようになったり、パンチ力やキック力は人知を超えるほどで、重いものを持ち上げる事だってできます。
 変身前ではできない多くの事が、プリキュアになればできるようになり、そのような力を駆使して、悪者をやっつけ、大切なものを守っていきます。それゆえ、プリキュアは何でもできるというイメージが強いでしょう。

 しかし、それは、あくまで「変身すれば」の話。
 プリキュアになれたからといって、変身前本来の能力が何一つ変わりはしません。苦手な勉強が得意になるなんて事はないですし、運動神経が大幅に上がるという事もありません。
 プリキュアの力は、敵に立ち向かうためのものであって、その人の本質を変えるものではないでしょう。

 だからこそ、「焦らずじっくり」「マイペース」「身の丈」って大事なのかな、と思いますね。今のえみるとルールーには大切なものであり、カッコいいものに憧れやすいえみるにとっては特に重要でしょう。
 えみるは、「プリキュア = ヒーロー」と捉えているようなところがあり、プリキュアとなった今は何でもできると思い込んで、夢に向かって頑張ってる先輩達の分までプリキュアとして頑張ろうと思うようになったのでしょう。先輩達の足を引っ張りたくないという思いもあるでしょうね。
 だけど、気負い過ぎなように思いますね。小学生ながら先輩達の分まで頑張りたいと思う気持ちは立派なように思いますが、自身の気付かぬところでは、それがプレッシャーになっていて、冷静さを欠き、空回りに繋がっているように感じます。

 15話の「キュアえみ~る」もそうなんですが、ヒーローとかカッコよさを意識すると、そればかりに気を取られて、視野を狭くしてしまい、失敗しやすいように思うんですよね。反面、カッコよさとは無縁のところでは、物事が上手くいっている事が多いように思います。
 だから、プリキュアになれたからといって、あまりヒーローを意識しない方がいいのかな、と思いますね。「ヒーローはカッコよくあるべし」と思っているところもあるのかもしれませんが、ヒーローがカッコいいというのは、あくまで結果論。
 「ヒーロー」と呼ばれている者の多くは、最初からカッコよさを求めている訳じゃないんですよね。誰かのために必死に頑張って、その姿がすごいと感じたから、「ヒーロー」と呼んでいるのでしょう。その頑張る姿が泥臭かろうが、傍から見れば無様だったとしても、多くの人に役立てていれば、「ヒーロー」であり、カッコよく映るものなんでしょうね。

 えみるも、そんな感じでやっていけばいいのかな、と思いますね。できる事で地道に頑張り続けて、少しずつ、できる事を広げていったらいいんじゃないかと思います。
 まあ、それでも、えみるの事だから、無理しちゃうのかもしれませんけどね。失敗に対して変にクヨクヨし過ぎず、はな達に頼るべきところは頼って、少しずつ成長していってほしいものですね。

 さて、今話のラストでは、初代プリキュアの2人が登場。
 いやー、驚きましたね。まさか、秋の劇場版よりも先に共演する事になるとは・・・。これか!? 昨年のプリキュア新聞で鷲尾プロデューサーが語っていた、プリキュアシリーズ15周年を迎えての「激動の大展開」というのは!?
 オールスターズ映画では圧倒的な強さを見せていた事が多かった初代プリキュアですが、次回もそんな強さを見せつけてくれるのかも? とはいえ、次回のタイトルを見た感じでは、マシェリとアムールの2人に大きな見所を作りそうですので、フォローが中心になりますかね。
 まあ、どうなるにせよ、次回は、プリキュアシリーズ初の最終話以外のクロスオーバーという「お祭り」を精一杯楽しみたいですね。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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