
今話の名セリフ:「ホント、原宿って、いっつもこれだからマジヤバくなーい?」(高海千歌)
「ラブライブ!サンシャイン!!」第7話「TOKYO」の感想です。
この前のPVが5万回も再生されたとの事。ランタンが綺麗だったと評判だったようです。
ランキングも大きく上昇し、なんと99位に。千歌は、このままいけばラブライブも優勝できちゃうんじゃないかと舞い上がります。
そう上手くいくほど甘くはないと分かっていますが、優勝の可能性は0ではないと、前向きです。
そんな中、メールが。東京スクールアイドルワールド運営委員会からです。
「東京って、あの東にある京の?」
「何の説明にもなってないけど・・・。」

北や南にも京はあるぞ。まあ、どちらも外国だけど。(笑)
メールの内容は、東京でイベントがあるので、一緒に歌わないかという案内です。
その夜、ルビィは、姉のダイヤに東京に行く事を話しました。
「東京の・・・。」

「やっぱり、ダメ?」
「鞠莉さんは何と言ってるの?」
「みんなが良ければ、理事長として許可を出すって・・・。」

「お姉ちゃん・・・。お姉ちゃんはやっぱり嫌なの? ルビィがスクールアイドル続ける事・・・。」

「ルビィ・・・。ルビィは自分の意思で、スクールアイドルを始めると決めたのですよね?」
「うん。」

「だったら、誰がどう思おうが関係ありません。でしょ?」

「でも・・・。」
「ごめんなさい・・・。混乱させてしまってますわね・・・。あなたは気にしなくていいの。」

「私は・・・、ただ・・・。」
「ただ?」

「いえ。もう遅いから、今日は寝なさい。」

それから少しして・・・、
「来ると思った。」

「どういうつもりですの? あの子達を今、東京に行かせるのがどういう事か分かっているのでしょう?」

「ならば止めればいいのに。ダイヤが本気で止めれば、あの子達、諦めるかもしれないよ?」

「ダイヤも期待してるんじゃない? 私達の乗り越えられなかった壁を、乗り越えてくれる事を。」

「もし越えられなかったらどうなるか、十分知っているでしょう? 取り返しがつかない事になるかもしれないのですよ?」

「だからといって避ける訳にはいかないの。本気でスクールアイドルとして、学校を救おうと考えているなら。」

「変わっていませんわね、あの頃と。」

千歌達が東京に行く日を迎えました。
「東京トップス! 東京スカート! 東京シューズ!」

「そして・・・、東京バッグ!」

「一体何がどうしたの・・・?」
「可愛いでしょ!」
「東京行くからって、そんなに構えなくても・・・。」

「梨子ちゃんはいいよ。内浦から東京へ行くなんて、一大イベントなんだよ!」

いや、いくら一大イベントといっても、それは派手過ぎるわ。後で笑われて恥かいても知らんぞ?(笑)
その後、ルビィと花丸が来ましたが・・・、
「どうでしょう・・・? ちゃんとしてますか?」

なんかめっちゃくちゃ幼女感が増してる気が・・・。小学1年生と言われても納得しちゃいますね。(笑)
「こ、これで・・・、渋谷の険しい谷も大丈夫ずらか?」

キミは東京に何しに行くつもりだ。しかも、渋谷に険しい谷はねーから! 「谷」という字を見てそう思ったんだろうか。ただでさえ、渋谷はイベントが起きるたびに警察が忙しくなってるのに、こういうのが来たら、さらに忙しくさせそうだよなあ。(笑)
「何、その仰々しい格好は・・・。それに、渋谷は険しくない・・・。」

「2人とも地方感丸出しだよ!」
「あなたもよ・・・。」
「ええーっ!?」

まったく、どいつもこいつもなあ・・・。っていうか、3人とも、その装備を揃えるのにいくらかかったんだろう? 結構気になります。(笑)
その後、千歌の姉・志満が車で沼津駅まで送りました。
「ルビィ。気持ちを、強く持つのですよ。」

「どういう意味だろう?」

「ルビィちゃん。マルが『ずら』って言いそうになったら、止めてね。」
「うん。」


その頃、沼津駅周辺では・・・、
「天つ雲居の彼方から、堕天使たるこの私が、魔都にて、冥府より、数多のリトルデーモンを召喚しましょう。」

「ものすごく注目されてるんですけど・・・。」

『クックック。』
「善子ちゃんも、」
「やってしまいましたね。」
「善子ちゃんもすっかり堕天使ずら。」

「善子じゃなくて・・・、」


「ヨハネ! せっかくのステージ! 溜まりに溜まった堕天使キャラを解放しまくるの!」
『お・・・、おう・・・。』


解放しちゃった結果、周りの人達逃げちゃったんですが、それは・・・。(笑)
その後、千歌達はクラスメイトに応援されて、電車で東京へ向かいました。
そして・・・、


「ここが、あまねく魔の者が闊歩すると言い伝えられる約束の地、魔都、東京・・・。」

「見て見て! ほらあれ、スクールアイドルの広告だよね!」

「はしゃいでると、地方から来たって思われちゃうよ?」
「そ、そうですよね。慣れてますーって感じにしないと。」
「そっか。」


善子が堕天使キャラ全開で語り出しているのに、誰も聞いてなくて草生えるぜ。っていうか、魔都って何だよ、魔都って。東京が魔都なら、大阪や福岡、北海道とかはどう表現するのか、聞いてみたいですね。(笑)
「ホント、原宿って、いっつもこれだからマジヤバくなーい?」


「千歌ちゃん。」
「ここ、アキバ・・・。」
「てへぺろ!」

「てへぺろ」が無性に可愛くて、感想を書く手が30秒ほど止まってたわ・・・。これで、自分は「普通」だと思ってたのか。「普通」って怖ろしいな!(笑)
「わー・・・。未来ずら・・・。未来ず・・・。」


振り返ると、千歌達の姿がありませんでした。千歌達は・・・、

「堕天使・・・。」


「制服・・・。100種類以上・・・。」

「壁・・・、クイ・・・?」

「梨子ちゃん?」
「な、何でもない・・・。」
「何が?」
「い、いいえ・・・。」

「わ・・・、私、ちょっとお手洗い行ってくるね!」
「えーっ!?」


梨子さん、まさかそんな趣味が・・・。今回随分まともだな、と思っていましたが、安定のネタクイーンで安心しました。(笑)
っていうか、「壁クイ」って・・・。「壁ドン」と「顎クイ」の合成語なんでしょうけど、そうなると「顎ドン」なんてのも存在するんでしょうか。痛そうで嫌だなあ。(笑)
「もう・・・。時間なくなっちゃったよ! せっかくじっくり見ようと思ってたのに・・・。」


「な、何よ! だから言ってるでしょ! これは、ライブのための道具なの!」

「そんな格好して・・・。」
「だって、神社に行くって言ってたから! 似合いますでしょうか?」
「敬礼は違うと思う・・・。」

普段ツッコまれる事の多いが千歌がツッコみまくるのって、マジヤバくなーい?(さっきの千歌みたいに言うな(笑))
少しして・・・、
「ここだ・・・。」
「これが、μ'sがいつも練習していたって階段・・・。」

「上ってみない?」
「そうね。」

「よーし! じゃあ、みんないくよ!」


「μ'sが上ってたんだ・・・。ここを・・・。」

「ラブライブを・・・、目指して・・・!」


その直後、誰かの歌声が聞こえてきました。



「こんにちわ。」
「こ、こんにちわ・・・。」
「千歌ちゃん?」
「まさか、天界勅使?」


「あら? あなた達、もしかして、Aqoursの皆さん?」
「ウソ・・・。どうして・・・。」
「この子、脳内に直接・・・。」
「マル達、もうそんなに有名人?」

ヨハネさん、堕天使キャラ出すなら、時と場所を選んで下さい。(笑)
「PV見ました。素晴らしかったです。」
「あ、ありがとうございます。」

「もしかして、明日のイベントでいらしたんですか?」
「はい。」
「そうですか。楽しみにしてます。」



「では。」

「すごいです・・・。」
「東京の女子高生って、みんなこんなにすごいずら?」
「あったり前でしょ! 東京よ! 東京!」
「歌・・・、綺麗だったな・・・。」

夜は旅館にお泊り。まるで修学旅行に来たかのような楽しいひとときを過ごしました。、



音ノ木坂学院高校は、この旅館の近くにあるそうです。千歌は、憧れのμ'sが通っていた高校を見てみたいと思っていますが・・・、
「ごめん、私はいい・・・。先寝てるから、みんなで行ってきて。」

「梨子ちゃん・・・?」
「やっぱり、寝ようか。」
「そうですね。明日、ライブですし。」


それからしばらくして・・・、

「眠れないの?」
「千歌ちゃんも?」
「うん。なんとなく。」

「ごめんね・・・。なんか・・・、空気悪くしちゃって・・・。」
「ううん。こっちこそ・・・、ごめん・・・。」

「音ノ木坂って、伝統的に音楽で有名な高校なの。」

「私、中学の頃、ピアノの全国大会行ったせいか、高校では結構期待されてて・・・。」
「そうだったんだ・・・。」

「音ノ木坂が嫌いな訳じゃないの・・・。ただ、期待に応えなきゃって・・・、いつも練習ばかりしてて・・・。」

「でも結局、大会では上手くいかなくて・・・。」
「期待されるって、どういう気持なんだろうね?」
「え?」

「沼津出る時、みんな見送りに来てくれたでしょ? みんながに来てくれて、すごい嬉しかったけど、実はちょっぴり怖かった・・・。」


「期待に応えなくちゃって・・・。失敗できないぞって・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」

「ごめんね・・・。全然関係ない話して・・・。」
「ううん・・・。ありがとう。」

「寝よ。明日のために!」
「うん!」


その翌朝・・・、


「ここで初めて見たんだ・・・。スクールアイドルを・・・。μ'sを・・・。」

「千歌ちゃん!」

「やっぱり、ここだったんだね!」
「みんな・・・。」


「練習行くなら声かけて。」
「1人で抜け駆けなんてしないでよね!」

「帰りに神社でお祈りするずらー!」
「だね!」
「うん!」


その直後・・・、

「ラブ・・・、ライブ・・・。」

「ラブライブ・・・。今年のラブライブが発表になりました!」


「ついに来たね。」
「どうするの?」
「もちろん出るよ! μ'sがそうだったように! 学校を救ったように!」


「さあ、行こう! 今、全力で輝こう!」


『Aqours! サンシャイン!』


今日のイベントは、会場にいる観客達の投票により、順位が決まります。
Aqoursは2番目の出番。周りがラブライブの決勝に出た事があるグループばかりとなれば、この前座的な立ち位置も仕方のない事。
ですが、千歌は、有名になるチャンスだと前を向きます。
その後、控室にて支度。
「緊張してる?」
「そりゃあね・・・。」
「じゃあ、私と一緒に敬礼! おはヨーソロー!」
「お、おはヨーソロー・・・。」

「よくできました! 緊張が解けるおまじないだよ!」

「ルビィちゃん。」
「や、やっぱり無理です・・・。」

「ルビィちゃん。ふんばルビィずら。」

「だめだめ、弱気になっちゃ!」

その後、千歌達は、係員に呼ばれて、ステージの近くに。


「よろしくお願いしますね。」
「スクールアイドルだったんですか・・・。」

「あれ? 言ってませんでしたっけ? 私は、鹿角聖良。」


「理亞。」

「見てて。私達、Saint Snowのステージを!」

以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」第7話でした。
前話のPVの大好評、スクールアイドルランキングの急上昇、東京のスクールアイドルイベントに招待と、乗りに乗ってきたAqours。
大都会・東京に行くという事から異様に派手に格好をしたり、趣味に合った店に訪れたり、夜はワイワイ騒いで就学気分と、楽しい一面が多く見られたのも、女子高生らしさが多大に感じられ、面白かったですね。
そんな中、大きな不安を漂わせているのも見逃せないところでしょう。
ライバルスクールアイドルと対面したり、期待の裏にプレッシャーを抱えていたり、東京に行けば取り返しのつかない事になりかねないとダイヤが危惧していたりと、今後Aqoursに大きな試練が訪れる事を物語っているように思いました。次回のタイトルが「くやしくないの?」なのも、それを助長してそうですね。
イベントの結果は、良いものにならなさそうな気がしますが、本当に大事なのは、結果の先にある展開でしょう。それが、鞠莉の言っていた「私達の乗り越えられなかった壁」であり、今後の大きな焦点になりそうですね。
果たして、千歌達は、「私達の乗り越えられなかった壁」にどう向き合うのか? 3年生の3人は、イベント後の千歌達にどうかかわってくるのか? 注目したいと思います。
あと、Saint Snow(セイントスノー)、キタ! 劇場版では大きなドラマを作っていただけに、初登場をかなり待ちわびていました。
劇場版ではカッコ良いライブが印象的で、次回はどんなライブをするのか気になるところ。Aqoursだけでなく、Saint Snowにも注目していきたいですね。
今回の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ラブライブ!サンシャイン!!」第7話「TOKYO」の感想です。
この前のPVが5万回も再生されたとの事。ランタンが綺麗だったと評判だったようです。
ランキングも大きく上昇し、なんと99位に。千歌は、このままいけばラブライブも優勝できちゃうんじゃないかと舞い上がります。
そう上手くいくほど甘くはないと分かっていますが、優勝の可能性は0ではないと、前向きです。
そんな中、メールが。東京スクールアイドルワールド運営委員会からです。
「東京って、あの東にある京の?」
「何の説明にもなってないけど・・・。」

北や南にも京はあるぞ。まあ、どちらも外国だけど。(笑)
メールの内容は、東京でイベントがあるので、一緒に歌わないかという案内です。
その夜、ルビィは、姉のダイヤに東京に行く事を話しました。
「東京の・・・。」

「やっぱり、ダメ?」
「鞠莉さんは何と言ってるの?」
「みんなが良ければ、理事長として許可を出すって・・・。」


「お姉ちゃん・・・。お姉ちゃんはやっぱり嫌なの? ルビィがスクールアイドル続ける事・・・。」

「ルビィ・・・。ルビィは自分の意思で、スクールアイドルを始めると決めたのですよね?」
「うん。」

「だったら、誰がどう思おうが関係ありません。でしょ?」

「でも・・・。」
「ごめんなさい・・・。混乱させてしまってますわね・・・。あなたは気にしなくていいの。」

「私は・・・、ただ・・・。」
「ただ?」


「いえ。もう遅いから、今日は寝なさい。」


それから少しして・・・、
「来ると思った。」


「どういうつもりですの? あの子達を今、東京に行かせるのがどういう事か分かっているのでしょう?」


「ならば止めればいいのに。ダイヤが本気で止めれば、あの子達、諦めるかもしれないよ?」

「ダイヤも期待してるんじゃない? 私達の乗り越えられなかった壁を、乗り越えてくれる事を。」


「もし越えられなかったらどうなるか、十分知っているでしょう? 取り返しがつかない事になるかもしれないのですよ?」

「だからといって避ける訳にはいかないの。本気でスクールアイドルとして、学校を救おうと考えているなら。」

「変わっていませんわね、あの頃と。」


千歌達が東京に行く日を迎えました。
「東京トップス! 東京スカート! 東京シューズ!」

「そして・・・、東京バッグ!」

「一体何がどうしたの・・・?」
「可愛いでしょ!」
「東京行くからって、そんなに構えなくても・・・。」


「梨子ちゃんはいいよ。内浦から東京へ行くなんて、一大イベントなんだよ!」

いや、いくら一大イベントといっても、それは派手過ぎるわ。後で笑われて恥かいても知らんぞ?(笑)
その後、ルビィと花丸が来ましたが・・・、
「どうでしょう・・・? ちゃんとしてますか?」

なんかめっちゃくちゃ幼女感が増してる気が・・・。小学1年生と言われても納得しちゃいますね。(笑)
「こ、これで・・・、渋谷の険しい谷も大丈夫ずらか?」


キミは東京に何しに行くつもりだ。しかも、渋谷に険しい谷はねーから! 「谷」という字を見てそう思ったんだろうか。ただでさえ、渋谷はイベントが起きるたびに警察が忙しくなってるのに、こういうのが来たら、さらに忙しくさせそうだよなあ。(笑)
「何、その仰々しい格好は・・・。それに、渋谷は険しくない・・・。」


「2人とも地方感丸出しだよ!」
「あなたもよ・・・。」
「ええーっ!?」


まったく、どいつもこいつもなあ・・・。っていうか、3人とも、その装備を揃えるのにいくらかかったんだろう? 結構気になります。(笑)
その後、千歌の姉・志満が車で沼津駅まで送りました。
「ルビィ。気持ちを、強く持つのですよ。」


「どういう意味だろう?」

「ルビィちゃん。マルが『ずら』って言いそうになったら、止めてね。」
「うん。」



その頃、沼津駅周辺では・・・、
「天つ雲居の彼方から、堕天使たるこの私が、魔都にて、冥府より、数多のリトルデーモンを召喚しましょう。」


「ものすごく注目されてるんですけど・・・。」

『クックック。』
「善子ちゃんも、」
「やってしまいましたね。」
「善子ちゃんもすっかり堕天使ずら。」


「善子じゃなくて・・・、」


「ヨハネ! せっかくのステージ! 溜まりに溜まった堕天使キャラを解放しまくるの!」
『お・・・、おう・・・。』



解放しちゃった結果、周りの人達逃げちゃったんですが、それは・・・。(笑)
その後、千歌達はクラスメイトに応援されて、電車で東京へ向かいました。
そして・・・、




「ここが、あまねく魔の者が闊歩すると言い伝えられる約束の地、魔都、東京・・・。」


「見て見て! ほらあれ、スクールアイドルの広告だよね!」

「はしゃいでると、地方から来たって思われちゃうよ?」
「そ、そうですよね。慣れてますーって感じにしないと。」
「そっか。」



善子が堕天使キャラ全開で語り出しているのに、誰も聞いてなくて草生えるぜ。っていうか、魔都って何だよ、魔都って。東京が魔都なら、大阪や福岡、北海道とかはどう表現するのか、聞いてみたいですね。(笑)
「ホント、原宿って、いっつもこれだからマジヤバくなーい?」



「千歌ちゃん。」
「ここ、アキバ・・・。」
「てへぺろ!」

「てへぺろ」が無性に可愛くて、感想を書く手が30秒ほど止まってたわ・・・。これで、自分は「普通」だと思ってたのか。「普通」って怖ろしいな!(笑)
「わー・・・。未来ずら・・・。未来ず・・・。」




振り返ると、千歌達の姿がありませんでした。千歌達は・・・、

「堕天使・・・。」



「制服・・・。100種類以上・・・。」

「壁・・・、クイ・・・?」

「梨子ちゃん?」
「な、何でもない・・・。」
「何が?」
「い、いいえ・・・。」


「わ・・・、私、ちょっとお手洗い行ってくるね!」
「えーっ!?」



梨子さん、まさかそんな趣味が・・・。今回随分まともだな、と思っていましたが、安定のネタクイーンで安心しました。(笑)
っていうか、「壁クイ」って・・・。「壁ドン」と「顎クイ」の合成語なんでしょうけど、そうなると「顎ドン」なんてのも存在するんでしょうか。痛そうで嫌だなあ。(笑)
「もう・・・。時間なくなっちゃったよ! せっかくじっくり見ようと思ってたのに・・・。」



「な、何よ! だから言ってるでしょ! これは、ライブのための道具なの!」

「そんな格好して・・・。」
「だって、神社に行くって言ってたから! 似合いますでしょうか?」
「敬礼は違うと思う・・・。」


普段ツッコまれる事の多いが千歌がツッコみまくるのって、マジヤバくなーい?(さっきの千歌みたいに言うな(笑))
少しして・・・、
「ここだ・・・。」
「これが、μ'sがいつも練習していたって階段・・・。」


「上ってみない?」
「そうね。」

「よーし! じゃあ、みんないくよ!」



「μ'sが上ってたんだ・・・。ここを・・・。」


「ラブライブを・・・、目指して・・・!」



その直後、誰かの歌声が聞こえてきました。





「こんにちわ。」
「こ、こんにちわ・・・。」
「千歌ちゃん?」
「まさか、天界勅使?」



「あら? あなた達、もしかして、Aqoursの皆さん?」
「ウソ・・・。どうして・・・。」
「この子、脳内に直接・・・。」
「マル達、もうそんなに有名人?」


ヨハネさん、堕天使キャラ出すなら、時と場所を選んで下さい。(笑)
「PV見ました。素晴らしかったです。」
「あ、ありがとうございます。」


「もしかして、明日のイベントでいらしたんですか?」
「はい。」
「そうですか。楽しみにしてます。」





「では。」


「すごいです・・・。」
「東京の女子高生って、みんなこんなにすごいずら?」
「あったり前でしょ! 東京よ! 東京!」
「歌・・・、綺麗だったな・・・。」


夜は旅館にお泊り。まるで修学旅行に来たかのような楽しいひとときを過ごしました。、




音ノ木坂学院高校は、この旅館の近くにあるそうです。千歌は、憧れのμ'sが通っていた高校を見てみたいと思っていますが・・・、
「ごめん、私はいい・・・。先寝てるから、みんなで行ってきて。」


「梨子ちゃん・・・?」
「やっぱり、寝ようか。」
「そうですね。明日、ライブですし。」



それからしばらくして・・・、


「眠れないの?」
「千歌ちゃんも?」
「うん。なんとなく。」


「ごめんね・・・。なんか・・・、空気悪くしちゃって・・・。」
「ううん。こっちこそ・・・、ごめん・・・。」


「音ノ木坂って、伝統的に音楽で有名な高校なの。」

「私、中学の頃、ピアノの全国大会行ったせいか、高校では結構期待されてて・・・。」
「そうだったんだ・・・。」


「音ノ木坂が嫌いな訳じゃないの・・・。ただ、期待に応えなきゃって・・・、いつも練習ばかりしてて・・・。」

「でも結局、大会では上手くいかなくて・・・。」
「期待されるって、どういう気持なんだろうね?」
「え?」

「沼津出る時、みんな見送りに来てくれたでしょ? みんながに来てくれて、すごい嬉しかったけど、実はちょっぴり怖かった・・・。」



「期待に応えなくちゃって・・・。失敗できないぞって・・・。」
「千歌ちゃん・・・。」


「ごめんね・・・。全然関係ない話して・・・。」
「ううん・・・。ありがとう。」


「寝よ。明日のために!」
「うん!」



その翌朝・・・、


「ここで初めて見たんだ・・・。スクールアイドルを・・・。μ'sを・・・。」


「千歌ちゃん!」

「やっぱり、ここだったんだね!」
「みんな・・・。」


「練習行くなら声かけて。」
「1人で抜け駆けなんてしないでよね!」

「帰りに神社でお祈りするずらー!」
「だね!」
「うん!」


その直後・・・、

「ラブ・・・、ライブ・・・。」

「ラブライブ・・・。今年のラブライブが発表になりました!」


「ついに来たね。」
「どうするの?」
「もちろん出るよ! μ'sがそうだったように! 学校を救ったように!」



「さあ、行こう! 今、全力で輝こう!」



『Aqours! サンシャイン!』



今日のイベントは、会場にいる観客達の投票により、順位が決まります。
Aqoursは2番目の出番。周りがラブライブの決勝に出た事があるグループばかりとなれば、この前座的な立ち位置も仕方のない事。
ですが、千歌は、有名になるチャンスだと前を向きます。
その後、控室にて支度。
「緊張してる?」
「そりゃあね・・・。」
「じゃあ、私と一緒に敬礼! おはヨーソロー!」
「お、おはヨーソロー・・・。」

「よくできました! 緊張が解けるおまじないだよ!」

「ルビィちゃん。」
「や、やっぱり無理です・・・。」

「ルビィちゃん。ふんばルビィずら。」

「だめだめ、弱気になっちゃ!」


その後、千歌達は、係員に呼ばれて、ステージの近くに。




「よろしくお願いしますね。」
「スクールアイドルだったんですか・・・。」

「あれ? 言ってませんでしたっけ? 私は、鹿角聖良。」



「理亞。」


「見てて。私達、Saint Snowのステージを!」

以上、「ラブライブ!サンシャイン!!」第7話でした。
前話のPVの大好評、スクールアイドルランキングの急上昇、東京のスクールアイドルイベントに招待と、乗りに乗ってきたAqours。
大都会・東京に行くという事から異様に派手に格好をしたり、趣味に合った店に訪れたり、夜はワイワイ騒いで就学気分と、楽しい一面が多く見られたのも、女子高生らしさが多大に感じられ、面白かったですね。
そんな中、大きな不安を漂わせているのも見逃せないところでしょう。
ライバルスクールアイドルと対面したり、期待の裏にプレッシャーを抱えていたり、東京に行けば取り返しのつかない事になりかねないとダイヤが危惧していたりと、今後Aqoursに大きな試練が訪れる事を物語っているように思いました。次回のタイトルが「くやしくないの?」なのも、それを助長してそうですね。
イベントの結果は、良いものにならなさそうな気がしますが、本当に大事なのは、結果の先にある展開でしょう。それが、鞠莉の言っていた「私達の乗り越えられなかった壁」であり、今後の大きな焦点になりそうですね。
果たして、千歌達は、「私達の乗り越えられなかった壁」にどう向き合うのか? 3年生の3人は、イベント後の千歌達にどうかかわってくるのか? 注目したいと思います。
あと、Saint Snow(セイントスノー)、キタ! 劇場版では大きなドラマを作っていただけに、初登場をかなり待ちわびていました。
劇場版ではカッコ良いライブが印象的で、次回はどんなライブをするのか気になるところ。Aqoursだけでなく、Saint Snowにも注目していきたいですね。
今回の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。