
今話の名セリフ:「私、キュアウインクになって何かやれる事がないかって、考えていました。だから、この人の力になれるなら、やってみたいんです!」
「キミとアイドルプリキュア♪」第5話「マネージャーさん、ついちゃった!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話のラストでうた達に声をかけてきた男が、その翌日、グリッターを訪れて、再びうた達に声をかけました。
彼の名前は「田中」。アイドルプリキュアのマネージャーを務めると言いました。
~ Aパート ~
マネージャーを務めるって、どういう事なのか? ピカリーヌに聞いてみる事にしました。
この田中は、キラキランドの出身との事。本来「タナカーン」という名前があり、プリルンの知り合いのようです。
「プリルンが知ってるタナカーンと全然違うプリ。」

「では、これならどうでしょう。」

「あー・・・。この手捌きはタナカーンプリ・・・。」
『えーっ!』

プリルンのこの恍惚とした表情は何なんだよ。おい、田中。お前、キラキランドにいた時は、プリルンに相当いやらしい事してたんじゃないだろうな? 早くも、田中に変態疑惑が浮上してきました。(笑)
「すっごく久しぶりプリ! タナカーンは、プリルンちの裏に住んでた仲良しプリ!」

「プリルンと全然違うね・・・。」
「うん。どう見ても普通の人にしか見えないけど・・・。」

いや、普通の人どころか、名前も「田中」やぞ、田中。全国名字ランキング4位の、かなりありきたりな名字ゆえに、地味感が半端ないんですが。(笑 & 全国の田中さんをディスってる訳ではありませんので、誤解なきよう、お願いします)
「こちらの世界では、この姿でやっています。私はずっと前から、この街のキラキランド出張所にいました。」

「出張所なんてあるんだ!」
「プリルンも初めて聞くプリ。」

「こちらです。」
「わぁ・・・。」
「ファンシーで可愛い!」


「私達のキラキランドと、ここ、はなみちタウンは、はるか昔から姉妹都市としての繋がりがあるのです。」

「そうなの!?」
「ここで何を?」
「異変があった時のパトロールです。」

真面目なツラして「パトロールです」って答えておきながら、プリルンの顎下をこすりまくって恍惚な表情をさせてるのはナンなんだよ。コイツ、実は、相当なむっつりスケベなのでは?(笑)
「これまではずっと平和だったので、特に問題はなかったのですが、私がこちらに来ている間に、キラキランドは真っ暗闇に・・・。そこで、私は女王様の命を受け、キラキランドの救世主・アイドルプリキュアのマネージャーとなったのです。」

「えっと、タナカーンさん?」
「田中で結構です。」

「では、田中さん。マネージャーって、アイドルを手伝う人の事ですよね?」
「それって、私達がアイドルの仕事をやるって事!?」

「違います。」
『え?』
「プリ?」

「プリキュアの使命は、マックランダーを退け、世界を救う事にあります。こちらの世界のアイドルタレントのように、人前に出る事は避けた方がよろしいかと。」

『はあ・・・。』
「マネージャーには、管理する人という意味があります。私は、あなた方が救世主として活動できるように、管理し、サポートします。」

「な、なるほど・・・。」
「あの、ダメって言われるかもしれないんですけど、実は、私達に仕事をお願いしたいってメッセージが来てるんです。」

「ええ!? 『プリティホリックの新作コスメのキャンペーンを、キュアアイドルさんとキュアウインクさんにお願いしたいです』。」

「『2人のステージ輝いていました!! 感動しました!! 2人なら新作コスメをキラッキランラーン♪に輝かせてくれる!! そう思いました!!』。」

「『もしこのメッセージを見たら、ご連絡ください!!』だって!」

「これはやらないと! だよね! ななちゃん!」
「うん!」

「私、キュアウインクになって何かやれる事がないかって、考えていました。だから、この人の力になれるなら、やってみたいんです!」

「中学生の私達だけでは難しいけど、マネージャーの田中さんが手伝ってくれたら、できると思うんです!」

「人前に出る必要はないと・・・。」
「絶対にやるプリ! やるって言うまで離れないプリ!」

「タナカーンプリ!」
「分かった・・・。分かったから・・・。」

しばらくして、メッセージの送信者に会いに行きました。
送信者の名前は「森 こはる」。プリティホリックの宣伝担当です。

ちなみに、うたとななはマネージャー見習いとして話を通す事に。
「わぁ! リボンの形だ!」
「可愛い!」
「はい。この春の新作リップのキャンペーンで、CMに出演してもらいたいんです! ちょうど、はなみちタウンに新しいお店がオープンするので、撮影は、ここで行います。」


「良かったら、サンプル使ってみて下さい。」
「いいんですか?」
「もちろん!」


「わぁ! リップがハートだよ!」


「キラッキランラン~♪」

「あ! それ! それです!」

「今回のコピーは、『プリティアップでキラッキランランなわたし』でいきたいんです!」

「キュアアイドルさんの言葉、とってもいいと思って! よろしいでしょうか?」


「問題ありません。」

「ありがとうございます!」
「あ・・・。はい・・・。」

「キラッキランランが選ばれた!」

「あ、すみません・・・。」

「私、子供の頃からプリティホリックが大好きで・・・。だから、私も、プリティホリックのコスメで、みんなを幸せにできたらいいなって・・・。」


「あ、すみません! 私ばっかりしゃべっちゃって・・・。」
『いえ。』

「それでですね、スケジュールがギリギリで、CM撮影は明日・・・。」

『明日!?』
「うう・・・。無理でしょうか・・・。」

「大丈夫です。」
「あ、ありがとうございます!」


「アイドルプリキュア・・・。2人になって調子に乗ってるようじゃないか。」
「そうなんすよ! ザックリだりぃっす!」
「まったく生意気ですぞ。」

「グダグダ言ってる暇があったら、さっさと行って、邪魔者を倒しておいで!」
『イエス! ボス!』

『ジャンケンホイ!』

『うーん・・・、ホイ! うーん・・・、ホイ!』

「あっち向いてホイ!」


「ハァ・・・。しゃあねぇ・・・。オレがザックリ行ってくるか・・・。」

まさか、2作連続で、じゃんけんで出撃者を決める事になろうとは・・・。前作は、よっぽど好評だったのでしょうか。っていうか、こんないいかげんに出撃者を決めといて、目の前にいる上司のチョッキリーヌが何も言わないとか、チョッキリ団って、なかなかホワイトな組織ですね。(笑)
~ Bパート ~
そして、翌日、うたとななは、人気のない所でプリキュアに変身。CM撮影に臨みます。
『おはようございます!』

「キュアアイドルさん! キュアウインクさん! 本当にありがとうございます! 今日はよろしくお願いします!」

「はい!」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」

「あれ? そのぬいぐるみ、昨日のマネージャー見習いさんも持っていた・・・。」
「あ、あの・・・。えっと・・・。」

「私達のマスコットキャラクターなんです。」
「ああ、そうなんですか! 可愛いですね!」

「そうだ! その子も出ちゃいましょう!」

「プリルンもCMデビューだね!」

「いいね! そのアイディア! いただき!」
「こちら、今日のディレクターさんです。」

『よろしくお願いします!』
「お願いします! それじゃあ、早速、撮影スタート!」

「プリティアップで、キラッキランランなわたし!」
「セリフは、リップ塗った後ね・・・。」
「あ・・・。」

「はい! カメラ目線で!」


「もっとリラックス!」


「リップはみ出てる・・・。」
「わっ! ごめんなさい!」



「く、苦しいプリ・・・。」

「え? あ、ごめん! あ!」


「はい。」
「ごめんなさい・・・。カメラを見ると、緊張してしまって・・・。」

「そっか・・・。あ! それじゃあ! カメラじゃなくて、私を見て下さい!」





「はい、OK! セットチェンジします!」


その直後、こはるの携帯に着信があり、こはるは一旦外に出て電話に出ました。
ですが、そこをザックリーに狙われ、マックランダーが生まれました。

アイドルとウインクは、マックランダーと戦います。
マックランダーを撮影現場から遠くにおびき寄せてから攻撃。しかし、マックランダーのカウンターを受け、ダメージを負います。
「こはるさんの大事なお仕事・・・、邪魔させない!」



その後のマックランダーの攻撃は、ウインクがバリアで防ぎ、アイドルグータッチで反撃。
そして、ウインククレッシェンド。マックランダーをやっつけました。
「なぜキラキランドの救世主がアイドルプリキュアと呼ばれているのか、少しだけ分かった気がします。この輝きがいつか、キラキランドを救う事に繋がるかもしれませんね。」

その後日・・・、
「プリティアップでキラッキランランなわたし!」


『キミも一緒にキラッキランラン! プリティホリック、オープン!』


「プリティホリック・はなみちタウン店、本日オープンです!」

「わぁ、みんな見てるよ!」
「ちょっと恥ずかしい・・・。」
「プリルンも映ってるプリ!」

「やあ。」
「カイトさん!?」

「今日オープンなんだ。」
「みたいですね!」

「あの、カイトさん・・・。この前言ってましたよね? 初めてのお仕事の時、これだけは大事にしたい事があったって・・・。それって何だったんですか?」

「一緒に仕事をする人達に、笑顔になってほしいって事。」



「ただいま!」
「いらっしゃいませ。」

『た!?』
「今日からアルバイトしてくれる事になった田中さん!」

「田中さーん!」
「うちで飲んだコーヒーフロートが忘れられなくて、どうしてもうちで働きたいって言ってくれてなあ。」


「ちょっ、ちょっとこっちへ・・・。」

「どういう事ですか?」
「マネージャーとして、アイドルプリキュアの近くにいた方がいいと思いまして。」

「それって、管理の方のマネージャー? それとも、アイドルのマネージャー?」
「どっちもです。」

「あなた達のキラッキランランを、私ももっと見たいと思いまして。」

「タナカーン! 大好きプリ!」


「心キュンキュンしてます!」

今回は、これで終了です。
【まとめ】
今回は、アイドルプリキュアのマネージャーが登場し、また、アイドルプリキュアが初めてのアイドル活動をした話でした。
今作開始前は、メインキャラ全員がアイドル活動を行うんじゃないかと思っていましたが、変身後の姿で活動するのは驚きでした。過去作では、アイドル活動をするメインキャラはいたものの、変身後の姿で活動していたのはいませんでしたし。まあ、変身後の姿で歌ってるのがバズった事を考えると、変身前の姿でアイドル活動をするのは違和感があるでしょうか。
プリキュアに変身したら、悪い敵達と戦うだけでなく、アイドルとして周りの人達を魅了する。ふむ、これは、かなり面白くなりそうですな! キミとアイドルプリキュア!
さらに、前話ラストで登場した男「田中」が、アイドルプリキュアのマネージャーになりました。
変身後の姿でアイドル活動をするのは面白そうですが、しかし、メインキャラ達は全員中学生。一方、仕事の相手は大人達ばかりです。
そのため、相手の質問や依頼に対してどう対応すればいいのか自分達だけでは判断できない事が多く、しかも、人生経験の長い相手の雰囲気に流されてしまいかねないでしょう。そうなると、自分や周りが不利益を被る事になります。
そうならないためにも、相手の話に上手く対応できる大人の存在は必要でしょう。親が味方になれれば良いのですが、プリキュアの正体を周りに明かしてしまうのは禁止のため、うた達は両親達に内緒でアイドル活動を行っています。そう考えると、プリキュアの正体を知っている、キラキランド出身の田中の存在は結構重要だと思いますね。
ただ、彼は、アイドルマネージャーとしては、まだまだといったところでしょうか。
今回のプリキュアのCM撮影において、2人のミスが重なった時には焦った表情をし、どうにか挽回した時にはホッとしていました。普段表情はそんなに変わらないキャラである事を考えると、アイドルのマネージャーは不慣れである事がうかがえますね。まあ、アイドルプリキュアは、世界を救う救世主であって、アイドル活動をするものではないと考えていたゆえ、仕方ない事だとは思いますけどね。
しかし、メインキャラ達のアイドル活動は今回だけでなく、今後も多くやると思うと、このままでいいとはいかないでしょう。田中には、アイドルマネージャーの腕前を上げる必要があると思います。
他にマネージャーを変わろうにも、それはできません。うた達がプリキュアである事を知られるリスクができちゃいますしね。アイドルプリキュアのマネージャーは彼にしかできない仕事となると、彼にも頑張ってもらわなければなりません。
メインキャラ達のアイドル活動は、メインキャラ達の社会活動を学ぶ場だけでなく、マネージャー業を通じての田中の変化も描きそうで、結構面白くなりそうだと感じました。大人の男性キャラではありますが、彼の今後の行動にも目が離せないですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「キミとアイドルプリキュア♪」第5話「マネージャーさん、ついちゃった!」の感想です。
~ オープニング前 ~
前話のラストでうた達に声をかけてきた男が、その翌日、グリッターを訪れて、再びうた達に声をかけました。
彼の名前は「田中」。アイドルプリキュアのマネージャーを務めると言いました。
~ Aパート ~
マネージャーを務めるって、どういう事なのか? ピカリーヌに聞いてみる事にしました。
この田中は、キラキランドの出身との事。本来「タナカーン」という名前があり、プリルンの知り合いのようです。
「プリルンが知ってるタナカーンと全然違うプリ。」

「では、これならどうでしょう。」

「あー・・・。この手捌きはタナカーンプリ・・・。」
『えーっ!』

プリルンのこの恍惚とした表情は何なんだよ。おい、田中。お前、キラキランドにいた時は、プリルンに相当いやらしい事してたんじゃないだろうな? 早くも、田中に変態疑惑が浮上してきました。(笑)
「すっごく久しぶりプリ! タナカーンは、プリルンちの裏に住んでた仲良しプリ!」

「プリルンと全然違うね・・・。」
「うん。どう見ても普通の人にしか見えないけど・・・。」

いや、普通の人どころか、名前も「田中」やぞ、田中。全国名字ランキング4位の、かなりありきたりな名字ゆえに、地味感が半端ないんですが。(笑 & 全国の田中さんをディスってる訳ではありませんので、誤解なきよう、お願いします)
「こちらの世界では、この姿でやっています。私はずっと前から、この街のキラキランド出張所にいました。」

「出張所なんてあるんだ!」
「プリルンも初めて聞くプリ。」

「こちらです。」
「わぁ・・・。」
「ファンシーで可愛い!」


「私達のキラキランドと、ここ、はなみちタウンは、はるか昔から姉妹都市としての繋がりがあるのです。」

「そうなの!?」
「ここで何を?」
「異変があった時のパトロールです。」


真面目なツラして「パトロールです」って答えておきながら、プリルンの顎下をこすりまくって恍惚な表情をさせてるのはナンなんだよ。コイツ、実は、相当なむっつりスケベなのでは?(笑)
「これまではずっと平和だったので、特に問題はなかったのですが、私がこちらに来ている間に、キラキランドは真っ暗闇に・・・。そこで、私は女王様の命を受け、キラキランドの救世主・アイドルプリキュアのマネージャーとなったのです。」

「えっと、タナカーンさん?」
「田中で結構です。」

「では、田中さん。マネージャーって、アイドルを手伝う人の事ですよね?」
「それって、私達がアイドルの仕事をやるって事!?」

「違います。」
『え?』
「プリ?」


「プリキュアの使命は、マックランダーを退け、世界を救う事にあります。こちらの世界のアイドルタレントのように、人前に出る事は避けた方がよろしいかと。」

『はあ・・・。』
「マネージャーには、管理する人という意味があります。私は、あなた方が救世主として活動できるように、管理し、サポートします。」


「な、なるほど・・・。」
「あの、ダメって言われるかもしれないんですけど、実は、私達に仕事をお願いしたいってメッセージが来てるんです。」


「ええ!? 『プリティホリックの新作コスメのキャンペーンを、キュアアイドルさんとキュアウインクさんにお願いしたいです』。」


「『2人のステージ輝いていました!! 感動しました!! 2人なら新作コスメをキラッキランラーン♪に輝かせてくれる!! そう思いました!!』。」

「『もしこのメッセージを見たら、ご連絡ください!!』だって!」

「これはやらないと! だよね! ななちゃん!」
「うん!」

「私、キュアウインクになって何かやれる事がないかって、考えていました。だから、この人の力になれるなら、やってみたいんです!」

「中学生の私達だけでは難しいけど、マネージャーの田中さんが手伝ってくれたら、できると思うんです!」

「人前に出る必要はないと・・・。」
「絶対にやるプリ! やるって言うまで離れないプリ!」

「タナカーンプリ!」
「分かった・・・。分かったから・・・。」

しばらくして、メッセージの送信者に会いに行きました。
送信者の名前は「森 こはる」。プリティホリックの宣伝担当です。

ちなみに、うたとななはマネージャー見習いとして話を通す事に。
「わぁ! リボンの形だ!」
「可愛い!」
「はい。この春の新作リップのキャンペーンで、CMに出演してもらいたいんです! ちょうど、はなみちタウンに新しいお店がオープンするので、撮影は、ここで行います。」




「良かったら、サンプル使ってみて下さい。」
「いいんですか?」
「もちろん!」


「わぁ! リップがハートだよ!」



「キラッキランラン~♪」

「あ! それ! それです!」

「今回のコピーは、『プリティアップでキラッキランランなわたし』でいきたいんです!」

「キュアアイドルさんの言葉、とってもいいと思って! よろしいでしょうか?」


「問題ありません。」

「ありがとうございます!」
「あ・・・。はい・・・。」

「キラッキランランが選ばれた!」

「あ、すみません・・・。」

「私、子供の頃からプリティホリックが大好きで・・・。だから、私も、プリティホリックのコスメで、みんなを幸せにできたらいいなって・・・。」



「あ、すみません! 私ばっかりしゃべっちゃって・・・。」
『いえ。』

「それでですね、スケジュールがギリギリで、CM撮影は明日・・・。」

『明日!?』
「うう・・・。無理でしょうか・・・。」

「大丈夫です。」
「あ、ありがとうございます!」


「アイドルプリキュア・・・。2人になって調子に乗ってるようじゃないか。」
「そうなんすよ! ザックリだりぃっす!」
「まったく生意気ですぞ。」

「グダグダ言ってる暇があったら、さっさと行って、邪魔者を倒しておいで!」
『イエス! ボス!』


『ジャンケンホイ!』

『うーん・・・、ホイ! うーん・・・、ホイ!』

「あっち向いてホイ!」


「ハァ・・・。しゃあねぇ・・・。オレがザックリ行ってくるか・・・。」

まさか、2作連続で、じゃんけんで出撃者を決める事になろうとは・・・。前作は、よっぽど好評だったのでしょうか。っていうか、こんないいかげんに出撃者を決めといて、目の前にいる上司のチョッキリーヌが何も言わないとか、チョッキリ団って、なかなかホワイトな組織ですね。(笑)
~ Bパート ~
そして、翌日、うたとななは、人気のない所でプリキュアに変身。CM撮影に臨みます。
『おはようございます!』

「キュアアイドルさん! キュアウインクさん! 本当にありがとうございます! 今日はよろしくお願いします!」

「はい!」
「こちらこそ、よろしくお願いします!」

「あれ? そのぬいぐるみ、昨日のマネージャー見習いさんも持っていた・・・。」
「あ、あの・・・。えっと・・・。」


「私達のマスコットキャラクターなんです。」
「ああ、そうなんですか! 可愛いですね!」

「そうだ! その子も出ちゃいましょう!」

「プリルンもCMデビューだね!」

「いいね! そのアイディア! いただき!」
「こちら、今日のディレクターさんです。」

『よろしくお願いします!』
「お願いします! それじゃあ、早速、撮影スタート!」


「プリティアップで、キラッキランランなわたし!」
「セリフは、リップ塗った後ね・・・。」
「あ・・・。」


「はい! カメラ目線で!」



「もっとリラックス!」


「リップはみ出てる・・・。」
「わっ! ごめんなさい!」



「く、苦しいプリ・・・。」

「え? あ、ごめん! あ!」


「はい。」
「ごめんなさい・・・。カメラを見ると、緊張してしまって・・・。」


「そっか・・・。あ! それじゃあ! カメラじゃなくて、私を見て下さい!」






「はい、OK! セットチェンジします!」


その直後、こはるの携帯に着信があり、こはるは一旦外に出て電話に出ました。
ですが、そこをザックリーに狙われ、マックランダーが生まれました。

アイドルとウインクは、マックランダーと戦います。
マックランダーを撮影現場から遠くにおびき寄せてから攻撃。しかし、マックランダーのカウンターを受け、ダメージを負います。
「こはるさんの大事なお仕事・・・、邪魔させない!」





その後のマックランダーの攻撃は、ウインクがバリアで防ぎ、アイドルグータッチで反撃。
そして、ウインククレッシェンド。マックランダーをやっつけました。
「なぜキラキランドの救世主がアイドルプリキュアと呼ばれているのか、少しだけ分かった気がします。この輝きがいつか、キラキランドを救う事に繋がるかもしれませんね。」


その後日・・・、
「プリティアップでキラッキランランなわたし!」


『キミも一緒にキラッキランラン! プリティホリック、オープン!』


「プリティホリック・はなみちタウン店、本日オープンです!」


「わぁ、みんな見てるよ!」
「ちょっと恥ずかしい・・・。」
「プリルンも映ってるプリ!」


「やあ。」
「カイトさん!?」

「今日オープンなんだ。」
「みたいですね!」

「あの、カイトさん・・・。この前言ってましたよね? 初めてのお仕事の時、これだけは大事にしたい事があったって・・・。それって何だったんですか?」

「一緒に仕事をする人達に、笑顔になってほしいって事。」




「ただいま!」
「いらっしゃいませ。」


『た!?』
「今日からアルバイトしてくれる事になった田中さん!」


「田中さーん!」
「うちで飲んだコーヒーフロートが忘れられなくて、どうしてもうちで働きたいって言ってくれてなあ。」


「ちょっ、ちょっとこっちへ・・・。」

「どういう事ですか?」
「マネージャーとして、アイドルプリキュアの近くにいた方がいいと思いまして。」

「それって、管理の方のマネージャー? それとも、アイドルのマネージャー?」
「どっちもです。」

「あなた達のキラッキランランを、私ももっと見たいと思いまして。」

「タナカーン! 大好きプリ!」


「心キュンキュンしてます!」

今回は、これで終了です。
【まとめ】
今回は、アイドルプリキュアのマネージャーが登場し、また、アイドルプリキュアが初めてのアイドル活動をした話でした。
今作開始前は、メインキャラ全員がアイドル活動を行うんじゃないかと思っていましたが、変身後の姿で活動するのは驚きでした。過去作では、アイドル活動をするメインキャラはいたものの、変身後の姿で活動していたのはいませんでしたし。まあ、変身後の姿で歌ってるのがバズった事を考えると、変身前の姿でアイドル活動をするのは違和感があるでしょうか。
プリキュアに変身したら、悪い敵達と戦うだけでなく、アイドルとして周りの人達を魅了する。ふむ、これは、かなり面白くなりそうですな! キミとアイドルプリキュア!
さらに、前話ラストで登場した男「田中」が、アイドルプリキュアのマネージャーになりました。
変身後の姿でアイドル活動をするのは面白そうですが、しかし、メインキャラ達は全員中学生。一方、仕事の相手は大人達ばかりです。
そのため、相手の質問や依頼に対してどう対応すればいいのか自分達だけでは判断できない事が多く、しかも、人生経験の長い相手の雰囲気に流されてしまいかねないでしょう。そうなると、自分や周りが不利益を被る事になります。
そうならないためにも、相手の話に上手く対応できる大人の存在は必要でしょう。親が味方になれれば良いのですが、プリキュアの正体を周りに明かしてしまうのは禁止のため、うた達は両親達に内緒でアイドル活動を行っています。そう考えると、プリキュアの正体を知っている、キラキランド出身の田中の存在は結構重要だと思いますね。
ただ、彼は、アイドルマネージャーとしては、まだまだといったところでしょうか。
今回のプリキュアのCM撮影において、2人のミスが重なった時には焦った表情をし、どうにか挽回した時にはホッとしていました。普段表情はそんなに変わらないキャラである事を考えると、アイドルのマネージャーは不慣れである事がうかがえますね。まあ、アイドルプリキュアは、世界を救う救世主であって、アイドル活動をするものではないと考えていたゆえ、仕方ない事だとは思いますけどね。
しかし、メインキャラ達のアイドル活動は今回だけでなく、今後も多くやると思うと、このままでいいとはいかないでしょう。田中には、アイドルマネージャーの腕前を上げる必要があると思います。
他にマネージャーを変わろうにも、それはできません。うた達がプリキュアである事を知られるリスクができちゃいますしね。アイドルプリキュアのマネージャーは彼にしかできない仕事となると、彼にも頑張ってもらわなければなりません。
メインキャラ達のアイドル活動は、メインキャラ達の社会活動を学ぶ場だけでなく、マネージャー業を通じての田中の変化も描きそうで、結構面白くなりそうだと感じました。大人の男性キャラではありますが、彼の今後の行動にも目が離せないですね。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。