
「キラキラ☆プリキュアアラモード」第11話「決戦! プリキュアVSガミー集団!」の感想です。
~ オープニング前 ~
今日は、年に一度のイベント「スイーツフェスティバル」が行われます。いちか達の店・キラキラパティスリーも参加します。
いちかが自宅で準備していると、父・源一郎がこっそり近付いて、いちかを驚かせました。源一郎は、いちかと一緒にスイーツフェスティバルに行こうと思っていますが、いちかにその気はありません。
去年までは一緒に行ってたものの、いちかは父の話を聞かずに、家を出ました。
「いい? 絶対に来ないでよ!」

そんなギャグ顔で「絶対に来ないで」と言っちゃうと、どうしてもフラグのように感じちゃうんですが・・・。(笑)
「まさか・・・、ボーイフレンドでもできたのか・・・? えーっ!?」

ホント、いい娘さんバカやのう、このお父さんは。「プリンセス」の主人公・はるかのお父さんを思い出します。(笑)
そんな中、不敵な笑みを浮かべる仮面の男が。

オープニングは、通常バージョンに戻りました。下の画像は、オープニング直後の提供画像。

~ Aパート ~
少しして、いちかはフェスティバル会場に到着。年一度のイベントという事からか、会場は、かなりの派手さを見せていました。

その後、フェスティバルが始まりました。あおいといちかが大声で客を呼び込みます。

そんな時、8話に出てきたえみるが友達を連れてやって来ました。

また、9話に出てきただいすけの姿も。みどりも一緒です。

えみる達は、前話で作ったハリネズミフルーツタルトをいただき、笑顔になりました。

ちょうどその時、ゆかりが店に。ゆかりは、前話に出てきた、ゆかりのファン達とあきらのファン達を呼び込んでいました。

そして、いちか達は、店を盛り上げるために頑張ります。




「楽しい・・・。すっごく楽しい! 自分達が作ったスイーツが、こんなにも沢山の人を笑顔にするなんて・・・。」

「私、食べるのも大好きだけど、作るのもドンドン楽しくなってきてる!」

「私もです!」
「うん!」

しかし、その直後・・・、
「いちか!」

「お父さん!?」
「まさか、こんな事をやっているとは・・・。」
「あの・・・、これは・・・。」

「父は・・・。父は・・・。」

「感動した・・・!」

父が来た事に恥ずかしがるいちかですが、源一郎は、ひまり達にあいさつ。ついでに手伝おうと思っていますが、いちかが止めます。
源一郎は大人がいないとダメだと指摘しますが、ペコリンがフォロー。
「ごあいさつが遅れました! この店のダンディーなオーナーですジャバ!」
「いたのか、大人。」

「いちかさんは、よくやってくれてますジャバよ。」
「ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします。」

「大丈夫だって分かったでしょ・・・!」

外見上はね。まあ、実際は身体が透けているため、大部分の事はできないですけど。(笑)
「恥ずかしいから、あっち行ってて!」

「そんな・・・。いちか・・・。」

「ねーねー! おとーさん! はやくはやく!」

「おいしい! おとうさん、だーいすき!」

「これが・・・、思春期か・・・。」

ひまりとあおいは、これでいいのかと指摘しますが、いちかは、しつこいと不満げです。
「甘えたいのよ。」
「でも・・・。」
「親って、そういうものよ。」

そんな中・・・、
「スイーツ、スイーツって、もう十分楽しんだろ。ここからは、オレ達の時間だよ!」

すると、会場の雰囲気が変わり、煌びやかさが消えていきます。
その頃、元気なく歩く源一郎は、あるスイーツを見て、買いたいと求めました。ですが、直後、これまでプリキュアが撃退した敵達が現れました。

ヤツらがキラキラルを奪うのは変わらず。いちか達は、悪事を止めるために変身します。
ホイップ達は、敵達に立ち向かい、会場の人達を救いますが、すべての敵を止められず、フエールがだいすけとみどりに向かってきました。
そこに、源一郎が間に入ります。

~ Bパート ~
源一郎は、フエールに対して、堂々と構えます。

そして、相手の攻撃を回避。

そこに、回し蹴りを叩き込みます。

源一郎は、ホイップに声をかけますが、いちかだとは気付いていません。
直後、ガミーが、ホイップに声をかけてきました。ガミーは、キラキラルがあれば欲望が満たされると言い、源一郎の持つスイーツを求めます。
ですが、源一郎は応じませんでした。ガミーは強硬手段に出ようとしますが、ホイップが止めます。
プリキュアの戦いを見た仮面の男は、ロッドに魔力を込めました。すると、怪物達の動きが止まり、1箇所に集まります。
「闇よ、力となれ!」


そして・・・、

合体された怪物達は強力になっており、歯が立ちません。
源一郎は、ダメージを受けたホイップを心配し駆けつけますが、敵に捕まってしまいます。そして、源一郎のスイーツを奪おうとします。
「嫌だ・・・!」
「たかがスイーツだろ? キラキラルの入れ物じゃねーか?」

「これは・・・、ただのスイーツじゃない・・・。とても・・・、大事な物だ・・・。」

「だから・・・、絶対渡さん!」

痛みを感じた怪物は、源一郎を振り払い、スイーツが源一郎の手から離れてしまいます。そこを、怪物が奪おうとしますが、カスタード達4人が阻止します。
4人が怪物と戦っている間に、ホイップは、源一郎の元に駆けつけました。
「大丈夫!?」
「君か・・・。すまん・・・。その箱を・・・。」

「もう! 何で、そこまで・・・。」

直後、ホイップは、箱を開けます。中に入っていたのは・・・、

「ショートケーキ?」
「娘の・・・、好物だ・・・。」

「去年までは、2人でフェスティバルに来てたのだが、今年は、一緒にスイーツを作る友達ができたようだ・・・。」

「良かった・・・。それでも父親ってのは、おせっかいがやめられなくてな・・・。せめて、友達と一緒に食べてほしくて・・・。」

「だから・・・、これだけは絶対に・・・、守りたいん・・・、だ・・・。」

ですが、絶命してはいません。気を失っただけです。
直後、ホイップは、ショートケーキを一口食べます。
「おいしい! おとうさん、だーいすき!」

「ちゃんと・・・、大好きだよ・・・。ごめんね・・・、素直になれなくて・・・。」

その時、ホイップから強烈な光が放たれました。

「いい加減にして! 今日はね・・・、みんながスイーツで心を通わせる、とっても素敵な日なんだよ・・・。」

「スイーツは食べたら消えちゃうけど・・・、受け取った気持ちは、思い出になって、ずっと残る!」

「だから・・・、これ以上・・・、友達の・・・、恋人の・・・、家族の・・・、みんなの想いをめちゃくちゃにしないで!」



その直後、周りの人達からも光が出ました。

スイーツのキラキラルが人の心で輝いているそうです。これを集めればプリキュアの力になるかもしれないと、長老は言います。
ペコリンは、会場の人達に、想いをプリキュアに届けるよう呼びかけました。そして、人々の想いから生まれたキラキラルは1箇所に。

「ホイップ。」
「みんな!」
「スイーツから受け取った想いは、みんなの心に残る。本当ですね!」

「うん! みんなの想い、ちゃんと届いたよ!」

「イメージしよう!」

「可愛く!」

「くるくるで!」

「綺麗で!」

「大事なものを守れる力!」

「できた・・・。キラっとひらめいた! 名付けて『キャンディーロッド』!」

そして・・・、
『キャンディーロッド!』

『キラキラキラル! フルチャージ!』








『スリー! ツー! ワンダフル! アラモード!』


その後、会場は元通りになり、撃退された怪物は、元の妖精の姿に。
そして、源一郎も目が覚め、いちかが声をかけました。源一郎の買ったショートケーキは、皆で美味しくいただいていました。

「はい、これ。」
「何だ?」
「私が作ったの・・・。」

「いちかが!?」
「そう。」
「本当に、本当か!?」
「もう! 早く食べて!」

「え!? 何で泣いてるの!?」
「ダメだ・・・。もったいない・・・。しばらく道場に飾っておく・・・。」

「そんなに持たないよ! もう、早く!」

「キラキラルは・・・、人の心で輝きを増す・・・。なるほど。面白い。」

今回は、これで終了です。
次回:「敵は・・・モテモテ転校生!?」
いちかのクラスにイケメン男子が転校してきました。

彼は、あっという間に女子達のアイドルに。また、スポーツも得意で、男子達ともすぐに仲良くなります。
しかし、彼は、初対面のはずのいちかの名を知っています。彼は一体何者なのか?
次回予告直後の提供画像
今回のエンドカード
という事で、今話放映日であった4月16日は、ひまりの誕生日。
放映日と誕生日が重なったのに、本編では誕生日を祝われず、残念・・・。プリキュアシリーズにおいて10話前後はストーリーの大きな節目ではありますが、ここは融通を利かして、今回はひまりの誕生日回でも良かった気がしますね。
まあ、今作のメインキャラは全員、誕生日が日曜日にありますので、他の4人のうちの誰かは誕生日回をやるでしょう(誕生日を知りたい方は公式ホームページをご覧下さい)。次に誕生日を迎えるゆかりは、時期的に重要回とはならなさそうですので、期待したいですね。
【まとめ】
年に一度のイベント「スイーツフェスティバル」に、キラキラルを奪おうとする悪い妖精達が集まりましたが、プリキュア達は新たなる力で、悪い心を浄化し、祭りを盛り上げられました。
源一郎さんのカッコよさに感動した!
今話見終えて大きく思った事は、これですね。ただの娘バカと思いきや、とんでもない! あんな漢(おとこ)っぷりを見せられるなんて、同じ男性として憧れます!
今話における彼への評価は、目まぐるしく変わりました。
オープニング前のショックっぷりは、「プリンセス」の主人公・はるかの父親を思わせ、Aパートで、イベントに場違いな胴着姿にいちごの被り物とか、まるで変質者だと思っちゃいました(笑)。娘と一緒だった回想シーンでは、同じ格好でもそうは感じなかったんですけどね。
それがBパートでは、一転して、株が上がりました。フエールの攻撃をかわしての回し蹴りは「すげぇ・・・」の一言でしたね。
そして、何が何でも、ショートケーキを守ろうとする姿には、泣きそうになっていました。
これは、1話を彷彿とさせますよね。いちかが、母に直接、自分の作ったショートケーキを届けられなくても、母への想いを守るためにショートケーキを守ろうとしたところに。
今話は、父が、娘と一緒にスイーツフェスティバルには行けなくても、娘への想いを伝えるために買ったショートケーキを守る。親子揃って、家族の想いを怪物から守ろうとするなんて、これはもう感動するっきゃないって!
このアニメの主役は女の子のため、敵を倒す役目はプリキュアに譲られましたが、源一郎さんからは、心技体の整った立派な武闘家魂を感じました。今話はプリキュアがパワーアップしたものの、プリキュアよりも彼の方が、大きな見せ場を作っていたと思っています。
そんな今話のポイントは「『大好き』な気持ちは大きな力になる」でしょう。
と言っても、1人だけの気持ちでは些細なもの。ですが、「ちりも積もれば山となる」という言葉もあるように、ほんのちょっとの「大好き」な気持ちも沢山集まれば、困難な事だって成し得ちゃうものです。
フェスティバル会場の人達の「大好き」な気持ちが集まってプリキュアの新たな力が生まれた事だけでなく、この「スイーツフェスティバル」だってそうでしょう。最初にこのイベントを行いたいと思った人は1人2人だけだったかもしれません。
ですが、声掛けなどにより、少しでも興味がある人が1人また1人と増え、イベントを行えるほどの人数や資金が集まったのでしょう。最初の小さな「大好き」な気持ちが、積もりに積もって、街のビッグイベントに繋がったと思うと、やはり、大なり小なり「好き」な気持ちは素晴らしいものだと思いますね。
さて、沢山の人の想いがプリキュアに力を与える展開は、ここ最近のプリキュアシリーズですと最終決戦によくあるもの。そんなすごさをこの序盤で出してしまって、今後の節目の回でこれ以上の盛り上がりを出せるのか少しばかり気になるところですね。
まあ、そこは、長年続いている、安心と信頼のプリキュアブランド。今話並みの盛り上がりを見せてくれるだろうと、スタッフ様達を信じたいものです。
とりあえずは、次回ですね。仮面の男・ジュリオが、いちかのクラスメイトに扮して近付き、色々と探ろうとするのでしょう。
そして、いちか達と付き合っていくうちに、少しずつ改心していきそうな気がしますね。今話でプリキュアが新たな力を得たものの、今後も、いちか達の成長や敵側の動向に、しっかり目を見張っていきたいと思います。
~ オープニング前 ~
今日は、年に一度のイベント「スイーツフェスティバル」が行われます。いちか達の店・キラキラパティスリーも参加します。
いちかが自宅で準備していると、父・源一郎がこっそり近付いて、いちかを驚かせました。源一郎は、いちかと一緒にスイーツフェスティバルに行こうと思っていますが、いちかにその気はありません。
去年までは一緒に行ってたものの、いちかは父の話を聞かずに、家を出ました。
「いい? 絶対に来ないでよ!」

そんなギャグ顔で「絶対に来ないで」と言っちゃうと、どうしてもフラグのように感じちゃうんですが・・・。(笑)
「まさか・・・、ボーイフレンドでもできたのか・・・? えーっ!?」

ホント、いい娘さんバカやのう、このお父さんは。「プリンセス」の主人公・はるかのお父さんを思い出します。(笑)
そんな中、不敵な笑みを浮かべる仮面の男が。

オープニングは、通常バージョンに戻りました。下の画像は、オープニング直後の提供画像。

~ Aパート ~
少しして、いちかはフェスティバル会場に到着。年一度のイベントという事からか、会場は、かなりの派手さを見せていました。

その後、フェスティバルが始まりました。あおいといちかが大声で客を呼び込みます。


そんな時、8話に出てきたえみるが友達を連れてやって来ました。

また、9話に出てきただいすけの姿も。みどりも一緒です。

えみる達は、前話で作ったハリネズミフルーツタルトをいただき、笑顔になりました。

ちょうどその時、ゆかりが店に。ゆかりは、前話に出てきた、ゆかりのファン達とあきらのファン達を呼び込んでいました。


そして、いちか達は、店を盛り上げるために頑張ります。








「楽しい・・・。すっごく楽しい! 自分達が作ったスイーツが、こんなにも沢山の人を笑顔にするなんて・・・。」

「私、食べるのも大好きだけど、作るのもドンドン楽しくなってきてる!」

「私もです!」
「うん!」


しかし、その直後・・・、
「いちか!」

「お父さん!?」
「まさか、こんな事をやっているとは・・・。」
「あの・・・、これは・・・。」


「父は・・・。父は・・・。」

「感動した・・・!」

父が来た事に恥ずかしがるいちかですが、源一郎は、ひまり達にあいさつ。ついでに手伝おうと思っていますが、いちかが止めます。
源一郎は大人がいないとダメだと指摘しますが、ペコリンがフォロー。
「ごあいさつが遅れました! この店のダンディーなオーナーですジャバ!」
「いたのか、大人。」

「いちかさんは、よくやってくれてますジャバよ。」
「ふつつかな娘ですが、よろしくお願いします。」

「大丈夫だって分かったでしょ・・・!」

外見上はね。まあ、実際は身体が透けているため、大部分の事はできないですけど。(笑)
「恥ずかしいから、あっち行ってて!」


「そんな・・・。いちか・・・。」

「ねーねー! おとーさん! はやくはやく!」


「おいしい! おとうさん、だーいすき!」


「これが・・・、思春期か・・・。」


ひまりとあおいは、これでいいのかと指摘しますが、いちかは、しつこいと不満げです。
「甘えたいのよ。」
「でも・・・。」
「親って、そういうものよ。」


そんな中・・・、
「スイーツ、スイーツって、もう十分楽しんだろ。ここからは、オレ達の時間だよ!」


すると、会場の雰囲気が変わり、煌びやかさが消えていきます。
その頃、元気なく歩く源一郎は、あるスイーツを見て、買いたいと求めました。ですが、直後、これまでプリキュアが撃退した敵達が現れました。

ヤツらがキラキラルを奪うのは変わらず。いちか達は、悪事を止めるために変身します。
ホイップ達は、敵達に立ち向かい、会場の人達を救いますが、すべての敵を止められず、フエールがだいすけとみどりに向かってきました。
そこに、源一郎が間に入ります。

~ Bパート ~
源一郎は、フエールに対して、堂々と構えます。

そして、相手の攻撃を回避。

そこに、回し蹴りを叩き込みます。


源一郎は、ホイップに声をかけますが、いちかだとは気付いていません。
直後、ガミーが、ホイップに声をかけてきました。ガミーは、キラキラルがあれば欲望が満たされると言い、源一郎の持つスイーツを求めます。
ですが、源一郎は応じませんでした。ガミーは強硬手段に出ようとしますが、ホイップが止めます。
プリキュアの戦いを見た仮面の男は、ロッドに魔力を込めました。すると、怪物達の動きが止まり、1箇所に集まります。
「闇よ、力となれ!」



そして・・・、

合体された怪物達は強力になっており、歯が立ちません。
源一郎は、ダメージを受けたホイップを心配し駆けつけますが、敵に捕まってしまいます。そして、源一郎のスイーツを奪おうとします。
「嫌だ・・・!」
「たかがスイーツだろ? キラキラルの入れ物じゃねーか?」

「これは・・・、ただのスイーツじゃない・・・。とても・・・、大事な物だ・・・。」

「だから・・・、絶対渡さん!」

痛みを感じた怪物は、源一郎を振り払い、スイーツが源一郎の手から離れてしまいます。そこを、怪物が奪おうとしますが、カスタード達4人が阻止します。
4人が怪物と戦っている間に、ホイップは、源一郎の元に駆けつけました。
「大丈夫!?」
「君か・・・。すまん・・・。その箱を・・・。」

「もう! 何で、そこまで・・・。」

直後、ホイップは、箱を開けます。中に入っていたのは・・・、

「ショートケーキ?」
「娘の・・・、好物だ・・・。」

「去年までは、2人でフェスティバルに来てたのだが、今年は、一緒にスイーツを作る友達ができたようだ・・・。」

「良かった・・・。それでも父親ってのは、おせっかいがやめられなくてな・・・。せめて、友達と一緒に食べてほしくて・・・。」


「だから・・・、これだけは絶対に・・・、守りたいん・・・、だ・・・。」


ですが、絶命してはいません。気を失っただけです。
直後、ホイップは、ショートケーキを一口食べます。
「おいしい! おとうさん、だーいすき!」


「ちゃんと・・・、大好きだよ・・・。ごめんね・・・、素直になれなくて・・・。」

その時、ホイップから強烈な光が放たれました。

「いい加減にして! 今日はね・・・、みんながスイーツで心を通わせる、とっても素敵な日なんだよ・・・。」

「スイーツは食べたら消えちゃうけど・・・、受け取った気持ちは、思い出になって、ずっと残る!」

「だから・・・、これ以上・・・、友達の・・・、恋人の・・・、家族の・・・、みんなの想いをめちゃくちゃにしないで!」





その直後、周りの人達からも光が出ました。

スイーツのキラキラルが人の心で輝いているそうです。これを集めればプリキュアの力になるかもしれないと、長老は言います。
ペコリンは、会場の人達に、想いをプリキュアに届けるよう呼びかけました。そして、人々の想いから生まれたキラキラルは1箇所に。

「ホイップ。」
「みんな!」
「スイーツから受け取った想いは、みんなの心に残る。本当ですね!」

「うん! みんなの想い、ちゃんと届いたよ!」

「イメージしよう!」

「可愛く!」


「くるくるで!」


「綺麗で!」


「大事なものを守れる力!」


「できた・・・。キラっとひらめいた! 名付けて『キャンディーロッド』!」


そして・・・、
『キャンディーロッド!』

『キラキラキラル! フルチャージ!』
















『スリー! ツー! ワンダフル! アラモード!』



その後、会場は元通りになり、撃退された怪物は、元の妖精の姿に。
そして、源一郎も目が覚め、いちかが声をかけました。源一郎の買ったショートケーキは、皆で美味しくいただいていました。

「はい、これ。」
「何だ?」
「私が作ったの・・・。」


「いちかが!?」
「そう。」
「本当に、本当か!?」
「もう! 早く食べて!」

「え!? 何で泣いてるの!?」
「ダメだ・・・。もったいない・・・。しばらく道場に飾っておく・・・。」


「そんなに持たないよ! もう、早く!」


「キラキラルは・・・、人の心で輝きを増す・・・。なるほど。面白い。」

今回は、これで終了です。
次回:「敵は・・・モテモテ転校生!?」
いちかのクラスにイケメン男子が転校してきました。

彼は、あっという間に女子達のアイドルに。また、スポーツも得意で、男子達ともすぐに仲良くなります。
しかし、彼は、初対面のはずのいちかの名を知っています。彼は一体何者なのか?


という事で、今話放映日であった4月16日は、ひまりの誕生日。
放映日と誕生日が重なったのに、本編では誕生日を祝われず、残念・・・。プリキュアシリーズにおいて10話前後はストーリーの大きな節目ではありますが、ここは融通を利かして、今回はひまりの誕生日回でも良かった気がしますね。
まあ、今作のメインキャラは全員、誕生日が日曜日にありますので、他の4人のうちの誰かは誕生日回をやるでしょう(誕生日を知りたい方は公式ホームページをご覧下さい)。次に誕生日を迎えるゆかりは、時期的に重要回とはならなさそうですので、期待したいですね。
【まとめ】
年に一度のイベント「スイーツフェスティバル」に、キラキラルを奪おうとする悪い妖精達が集まりましたが、プリキュア達は新たなる力で、悪い心を浄化し、祭りを盛り上げられました。
源一郎さんのカッコよさに感動した!
今話見終えて大きく思った事は、これですね。ただの娘バカと思いきや、とんでもない! あんな漢(おとこ)っぷりを見せられるなんて、同じ男性として憧れます!
今話における彼への評価は、目まぐるしく変わりました。
オープニング前のショックっぷりは、「プリンセス」の主人公・はるかの父親を思わせ、Aパートで、イベントに場違いな胴着姿にいちごの被り物とか、まるで変質者だと思っちゃいました(笑)。娘と一緒だった回想シーンでは、同じ格好でもそうは感じなかったんですけどね。
それがBパートでは、一転して、株が上がりました。フエールの攻撃をかわしての回し蹴りは「すげぇ・・・」の一言でしたね。
そして、何が何でも、ショートケーキを守ろうとする姿には、泣きそうになっていました。
これは、1話を彷彿とさせますよね。いちかが、母に直接、自分の作ったショートケーキを届けられなくても、母への想いを守るためにショートケーキを守ろうとしたところに。
今話は、父が、娘と一緒にスイーツフェスティバルには行けなくても、娘への想いを伝えるために買ったショートケーキを守る。親子揃って、家族の想いを怪物から守ろうとするなんて、これはもう感動するっきゃないって!
このアニメの主役は女の子のため、敵を倒す役目はプリキュアに譲られましたが、源一郎さんからは、心技体の整った立派な武闘家魂を感じました。今話はプリキュアがパワーアップしたものの、プリキュアよりも彼の方が、大きな見せ場を作っていたと思っています。
そんな今話のポイントは「『大好き』な気持ちは大きな力になる」でしょう。
と言っても、1人だけの気持ちでは些細なもの。ですが、「ちりも積もれば山となる」という言葉もあるように、ほんのちょっとの「大好き」な気持ちも沢山集まれば、困難な事だって成し得ちゃうものです。
フェスティバル会場の人達の「大好き」な気持ちが集まってプリキュアの新たな力が生まれた事だけでなく、この「スイーツフェスティバル」だってそうでしょう。最初にこのイベントを行いたいと思った人は1人2人だけだったかもしれません。
ですが、声掛けなどにより、少しでも興味がある人が1人また1人と増え、イベントを行えるほどの人数や資金が集まったのでしょう。最初の小さな「大好き」な気持ちが、積もりに積もって、街のビッグイベントに繋がったと思うと、やはり、大なり小なり「好き」な気持ちは素晴らしいものだと思いますね。
さて、沢山の人の想いがプリキュアに力を与える展開は、ここ最近のプリキュアシリーズですと最終決戦によくあるもの。そんなすごさをこの序盤で出してしまって、今後の節目の回でこれ以上の盛り上がりを出せるのか少しばかり気になるところですね。
まあ、そこは、長年続いている、安心と信頼のプリキュアブランド。今話並みの盛り上がりを見せてくれるだろうと、スタッフ様達を信じたいものです。
とりあえずは、次回ですね。仮面の男・ジュリオが、いちかのクラスメイトに扮して近付き、色々と探ろうとするのでしょう。
そして、いちか達と付き合っていくうちに、少しずつ改心していきそうな気がしますね。今話でプリキュアが新たな力を得たものの、今後も、いちか達の成長や敵側の動向に、しっかり目を見張っていきたいと思います。