今話の名セリフ:「でも、ツバサ君なら作戦に気付いてくれると思ってた!」
「ひろがるスカイ!プリキュア」第11話「気まずい二人!? ツバサとあげは」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、
「可愛い! もちもちで、きゃわわ!」
「ワオ! 今の、どうやったの!?」
「あなたは、あげはさん!」
「お邪魔してまーす! 私、聖あげは!」
「どうも・・・。」
「はじめまして! ちゃんと話すのは初めてだよね?」
「この間の活躍、見たよ! ましろんからも色々聞いてる! ってか、鳥でも朝弱かったりするの? ねえ! 後で、もう一度鳥になるのやってみせて!」
「よろしく、少年!」
「少年って、ボクの事ですか!?」
「うん!」
その直後、ソラとましろがリビングに。あげはは、皆で山に行こうと言い出しました。
~ Aパート ~
少しして、ソラ達は、あげはが運転する車で、山に向かいました。
そして、「らそ山」に到着。
「らそ山クエスト?」
「ソラ吾郎の出す謎を解きながら、山登りに挑戦しよう。」
「謎を解きながら山登りですか! 面白そうですね!」
「すべての謎をクリアすると、非売品グッズをプレゼントだって!」
「ソラ吾郎って・・・。」
「エルちゃん、ソラ吾郎好きなんですか?」
「なんか少年に似てるね!」
「似てませんよ! フン!」
その後、ソラ達は、ソラ吾郎に興味津々なエルのために、謎解きに挑戦。
頂上までの道は2つあり、1つは歩きやすく、ゆったりしたコースで、もう1つは、距離は短いものの、やや険しめのルート。ソラは、後者の道を見て、登りがいがありそうだと目を輝かせます。
「ソラちゃん。エルちゃんのお世話は私に任せて、行きたい方に行きなよ!」
「ありがとうございます!」
「では、エルちゃん! 行ってきますね!」
「ましろさん、行きますよ!」
「ええ!? 私も、そっちなの!?」
そっちしかないやろ。多くの大きなお友達は、あげはとツバサの濃厚なおねショタを待ち望んでいるでしょうし。それに、キミが歩き疲れたら、ソラがお姫様抱っこしてくれる展開も期待してるんだよね。ダブル至福タイムで、「プリキュア、ウメエェェ!」って叫ばせて下さい。(笑)
「じゃあ、少年は、私とだね!」
「え・・・。」
「よーし! いっくぞー!」
「ご機嫌だね、エルちゃん!」
「少年! 荷物重くない?」
「大丈夫です! ボクはプリンセス・エルのナイト! これくらいの荷物、何ともありません!」
「ありがとう! でも、大変になったら言ってね!」
「あ! あれじゃない? 謎解き!」
これは何を意味しているのか?
その直後、エルが泣き出しました。おむつだと感じたあげはは、近くの休憩所に向かいました。
その後、残されたツバサは謎解き。看板に描かれている動物がヒントです。
しかし、スカイランドでは見た事がないため、分かりません。ですが、「た」が多い事から、答えが分かりました。
答えは「アスレチック」。あげはも分かっていました。
描かれていた動物はタヌキ。「た」を抜いて「アスレチック」だと、あげはは答えを出していました。
「分かっていたなら、先に言って下さいよ・・・。」
「ごめんごめん! でも、問題解くのって楽しいじゃん?」
「それは、そうかもしれないですけど・・・。」
「という事で、さあ、次は、あれだ!」
「アスレチックをクリアすれば、道は開ける! 頑張れ、少年!」
「お疲れ様!」
「アスレチック、関係なかったじゃないですか!」
少しして、次の謎解き。
「ここに何か綺麗なものが隠されているって事?」
「あれ、乗ろう!」
「そっちはコースから外れちゃいますよ! 謎解きは!?」
「いいからいいから! 少年! 早く早く!」
「もういいです! ボクは、こっちを探します!」
「あちゃー・・・、嫌われちゃったかな・・・。」
~ Bパート ~
それから少しして、ツバサは、ソラやましろと合流しました。
「ボク、ああいう強引な人って、ちょっと苦手です・・・。」
「あげはちゃん、分かってくれると思ったんじゃないかな? ツバサ君の事信じてたから・・・。」
「ボクの事?」
「この前、エルちゃんを守った時、ツバサ君、カバトンにすごく怒ってたでしょ?」
「あれは、アイツがプリンセスをバカにするから・・・。」
「あげはちゃんも、すごく怒ってた・・・。」
「ちょっと強引なところもあるけど、エルちゃんを思う気持ちは、ツバサ君もあげはちゃんも同じだよ?」
「あげはさん、そんなツバサ君なら、言葉にしなくても気付いてくれると思ったのかもしれませんね。」
「もしかしたら、山を登った先に何かあるのかも・・・。ボク、山頂へ向かいます!」
「頑張れ! 少年!」
「どうして・・・。」
「虹・・・。」
「あれって、謎解きの答え?」
「うん。上から見ないと分からないようになってたみたい・・・。」
「本当に綺麗・・・。」
「どうして、分かったんですか? ボクが山頂を目指してくるって・・・。」
「ロープウェイから走ってるの見えたよ。」
「え・・・。」
「走るの速いんだね!」
「分かっていたなら先に言って下さいよ!」
その直後、ランボーグが、ツバサ達の目の前に出現。あげはとエルを捕まえていきました。
ツバサはプリキュアに変身します。
バトルスタート。ウィングはランボーグに攻撃しますが、あげはとエルを盾に出され、攻撃は中断。ランボーグから攻撃を受けてしまいます。
ランボーグはカバトンの元に向かいます。ウィングは手を出す事ができず、追いかけるだけに。
あげはは、ランボーグの拘束から抜けようとしますが、抜け出せず。しかし、何か思い付きました。
「ねえ、君! 私とじゃんけんしよう!」
「じゃんけんだよ! じゃんけん! ちなみに、私はグーを出すよ!」
「え・・・。」
「宣言しちゃうとは、もしかして、ちょーっとおバカさんなのねん! ランボーグ! パーを出すのねん!」
「それじゃ、いくよ! じゃんけん!」
「グー!」
「あー、ビックリした! ありがとう!」
「いくら何でも無茶し過ぎですよ!」
「でも、ツバサ君なら作戦に気付いてくれると思ってた!」
「ああ、もう! とにかく、安全な所に隠れていて下さい!」
その後、ウィングは、あげはとエルを山頂に移し、再びランボーグとバトル。ランボーグの激しい動きに苦戦します。
ですが、すぐに、スカイとプリズムが加勢。ダブルキックでランボーグを地に落とします。
そして、ひろがるウィングアタック。ランボーグをやっつけました。
「あげはちゃん・・・。エルちゃん・・・。」
「大丈夫ですか?」
「少年が助けてくれたからね!」
「良い景色ですね・・・。」
「うん!」
「ホント、良い景色・・・。」
「疲れた?」
「いえ・・・。」
「今日は助けてくれて、ありがとう! ちゃんとカッコ良かったよ!」
「心が寒いのねん・・・。今日もプリキュアに負けた・・・。何で、こんなに負け続けるのねん・・・。」
「カバトン、もはや貴様に猶予はないぞ・・・。」
「ははーっ!」
「それはもう、よーく分かっております! ですが・・・。」
「役立たずに価値はない!」
「え・・・。それって・・・。」
「今度こそ! 今度こそ必ずプリキュアを倒して、プリンセス・エルを手に入れてみせます!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「HUGっと!プリキュア」の主人公プリキュア「キュアエール」が登場。
「今日は私! キュアエールだよ! 何でもできる! 何でもなれる!」
何でもできる。何でもなれる。「HUGっと」のオープニング冒頭で毎回聞いたフレーズですね。
「HUGっと」が終わってから、もう4年以上も経ったのか・・・。時が過ぎるのが、あっという間に感じますね。
次回:「ツエェェェ! キュアスカイ対カバトン!!」
カバトンから1対1の勝負を申し込まれるソラ。
ソラが勝てば、もうエルには手を出さない、と聞いて勝負を受けたソラは、キャンプ場での3日間の特訓を経て、対決に挑む事に。
【まとめ】
今回は、少し強引なところがあるあげはに嫌気を感じていたツバサが、心を開いていく話でした。
あげはに振り回されて困惑したりムキになったりするツバサが可愛いと感じた一方で、ツバサとあげはの間で良い信頼ができた事は、あげはがプリキュアになった時に、良きコンビとして活躍してくれる事が期待でき、今後のストーリーに対する楽しみが増しました。
軽めな性格で誰にでも気さくに話しかけるあげはとは対照的に、ツバサはおとなしめで生真面目な性格。
そんな2人が信頼を築けたのは、エルを思う気持ちが同じな事からでした。なるほど。これは思い付かなかったですね。
ツバサは、エルのナイトだと宣言するくらい、エルを守りたい気持ちは並々ならぬものがあります。
ですが、考えてみれば、あげはも負けてはいないでしょう。保育士を目指しているとなると、子供好きでしょうし。それも、エルが親元を離れた知らない世界で頑張っているとなると、尚更世話したい思いは強いでしょうね。
性格は対照的ですが、共通した要素から絆を深められたのは良かったと思います。今はツバサを「少年」呼びする事が多いあげはですが、今後のストーリーで、さらに信頼感が強くなり、「ツバサ君」と呼ぶ事が多くなってほしいな、と楽しみにしています。
また、Bパート前半でちょくちょく描かれていた鳥も、今話の面白さを上げる良い演出だったと思います。
見にくいかと思いますが、右上の方に鳥が描かれてますね。
こちらも、分かりにくいと思いますが、左上の方に鳥がいます。
これは、鳥のように空を飛べれば、らそ山に隠れている綺麗なものが、簡単に分かるという事を示していたのと同時に、鳥なのに飛べないツバサと比較しているようにも感じました。
ですが、比較といっても、鳥なのに飛べない事がマイナスではなく、プラスとして描かれていたと思います。もし飛ぶ事ができれば、山頂から見れる綺麗な風景を簡単に見る事ができますので、大した感動は得られないでしょう。
あの風景が綺麗だと感動できるのは、絶対に山頂まで登りたいと諦めずに、頑張って何歩も歩き続けた末に生まれるもの。鳥のように飛ぶ事のできない人間だからこそ得られるものだと思うんですよね。
ツバサは、空を飛ぶ事を夢としており、そのために、常に努力はしています。ですが、空を飛べずとも得られる感動は多くあり、空を飛べない事は決してディスアドバンテージって訳じゃないんですよね。
まあ、そうは言っても、空を飛べるに越したことはないですし、そう言ったところで、夢を諦めるツバサはないでしょう。大事なのは、なかなか夢を叶えられないからって焦り過ぎず、ゆっくり自分のペースで夢に向かって進む事かな、と思いますね。
あと、ラストでは、5話と同じく、アンダーグ帝国の首領と思われるヤツが、カバトンに怒りの声をかけました。前よりも怒気が強く、至近距離に雷を落としてきたあたり、最後通告のようなものでしょう。
そして、次回は、スカイとカバトンがタイマンに。カバトンは、もう後がないですので、死力を尽くして挑んでくるでしょう。これまで以上の熱い戦いが繰り広げられそうで、楽しみなところ。
勝負の結果は、「正義は勝つ」で、スカイが勝つでしょうけど、ここでカバトンが退場となるのは惜しいですね。ここまで、愉快なところを多く見せてましたし。
カバトンに救いの道があるといいのですが、一体どうなるのか? 次回は、ソラ、カバトン、両者に拍手を送りたくなるような展開を期待したいと思います。
今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
「ひろがるスカイ!プリキュア」第11話「気まずい二人!? ツバサとあげは」の感想です。
~ オープニング前 ~
ある日・・・、
「可愛い! もちもちで、きゃわわ!」
「ワオ! 今の、どうやったの!?」
「あなたは、あげはさん!」
「お邪魔してまーす! 私、聖あげは!」
「どうも・・・。」
「はじめまして! ちゃんと話すのは初めてだよね?」
「この間の活躍、見たよ! ましろんからも色々聞いてる! ってか、鳥でも朝弱かったりするの? ねえ! 後で、もう一度鳥になるのやってみせて!」
「よろしく、少年!」
「少年って、ボクの事ですか!?」
「うん!」
その直後、ソラとましろがリビングに。あげはは、皆で山に行こうと言い出しました。
~ Aパート ~
少しして、ソラ達は、あげはが運転する車で、山に向かいました。
そして、「らそ山」に到着。
「らそ山クエスト?」
「ソラ吾郎の出す謎を解きながら、山登りに挑戦しよう。」
「謎を解きながら山登りですか! 面白そうですね!」
「すべての謎をクリアすると、非売品グッズをプレゼントだって!」
「ソラ吾郎って・・・。」
「エルちゃん、ソラ吾郎好きなんですか?」
「なんか少年に似てるね!」
「似てませんよ! フン!」
その後、ソラ達は、ソラ吾郎に興味津々なエルのために、謎解きに挑戦。
頂上までの道は2つあり、1つは歩きやすく、ゆったりしたコースで、もう1つは、距離は短いものの、やや険しめのルート。ソラは、後者の道を見て、登りがいがありそうだと目を輝かせます。
「ソラちゃん。エルちゃんのお世話は私に任せて、行きたい方に行きなよ!」
「ありがとうございます!」
「では、エルちゃん! 行ってきますね!」
「ましろさん、行きますよ!」
「ええ!? 私も、そっちなの!?」
そっちしかないやろ。多くの大きなお友達は、あげはとツバサの濃厚なおねショタを待ち望んでいるでしょうし。それに、キミが歩き疲れたら、ソラがお姫様抱っこしてくれる展開も期待してるんだよね。ダブル至福タイムで、「プリキュア、ウメエェェ!」って叫ばせて下さい。(笑)
「じゃあ、少年は、私とだね!」
「え・・・。」
「よーし! いっくぞー!」
「ご機嫌だね、エルちゃん!」
「少年! 荷物重くない?」
「大丈夫です! ボクはプリンセス・エルのナイト! これくらいの荷物、何ともありません!」
「ありがとう! でも、大変になったら言ってね!」
「あ! あれじゃない? 謎解き!」
これは何を意味しているのか?
その直後、エルが泣き出しました。おむつだと感じたあげはは、近くの休憩所に向かいました。
その後、残されたツバサは謎解き。看板に描かれている動物がヒントです。
しかし、スカイランドでは見た事がないため、分かりません。ですが、「た」が多い事から、答えが分かりました。
答えは「アスレチック」。あげはも分かっていました。
描かれていた動物はタヌキ。「た」を抜いて「アスレチック」だと、あげはは答えを出していました。
「分かっていたなら、先に言って下さいよ・・・。」
「ごめんごめん! でも、問題解くのって楽しいじゃん?」
「それは、そうかもしれないですけど・・・。」
「という事で、さあ、次は、あれだ!」
「アスレチックをクリアすれば、道は開ける! 頑張れ、少年!」
「お疲れ様!」
「アスレチック、関係なかったじゃないですか!」
少しして、次の謎解き。
「ここに何か綺麗なものが隠されているって事?」
「あれ、乗ろう!」
「そっちはコースから外れちゃいますよ! 謎解きは!?」
「いいからいいから! 少年! 早く早く!」
「もういいです! ボクは、こっちを探します!」
「あちゃー・・・、嫌われちゃったかな・・・。」
~ Bパート ~
それから少しして、ツバサは、ソラやましろと合流しました。
「ボク、ああいう強引な人って、ちょっと苦手です・・・。」
「あげはちゃん、分かってくれると思ったんじゃないかな? ツバサ君の事信じてたから・・・。」
「ボクの事?」
「この前、エルちゃんを守った時、ツバサ君、カバトンにすごく怒ってたでしょ?」
「あれは、アイツがプリンセスをバカにするから・・・。」
「あげはちゃんも、すごく怒ってた・・・。」
「ちょっと強引なところもあるけど、エルちゃんを思う気持ちは、ツバサ君もあげはちゃんも同じだよ?」
「あげはさん、そんなツバサ君なら、言葉にしなくても気付いてくれると思ったのかもしれませんね。」
「もしかしたら、山を登った先に何かあるのかも・・・。ボク、山頂へ向かいます!」
「頑張れ! 少年!」
「どうして・・・。」
「虹・・・。」
「あれって、謎解きの答え?」
「うん。上から見ないと分からないようになってたみたい・・・。」
「本当に綺麗・・・。」
「どうして、分かったんですか? ボクが山頂を目指してくるって・・・。」
「ロープウェイから走ってるの見えたよ。」
「え・・・。」
「走るの速いんだね!」
「分かっていたなら先に言って下さいよ!」
その直後、ランボーグが、ツバサ達の目の前に出現。あげはとエルを捕まえていきました。
ツバサはプリキュアに変身します。
バトルスタート。ウィングはランボーグに攻撃しますが、あげはとエルを盾に出され、攻撃は中断。ランボーグから攻撃を受けてしまいます。
ランボーグはカバトンの元に向かいます。ウィングは手を出す事ができず、追いかけるだけに。
あげはは、ランボーグの拘束から抜けようとしますが、抜け出せず。しかし、何か思い付きました。
「ねえ、君! 私とじゃんけんしよう!」
「じゃんけんだよ! じゃんけん! ちなみに、私はグーを出すよ!」
「え・・・。」
「宣言しちゃうとは、もしかして、ちょーっとおバカさんなのねん! ランボーグ! パーを出すのねん!」
「それじゃ、いくよ! じゃんけん!」
「グー!」
「あー、ビックリした! ありがとう!」
「いくら何でも無茶し過ぎですよ!」
「でも、ツバサ君なら作戦に気付いてくれると思ってた!」
「ああ、もう! とにかく、安全な所に隠れていて下さい!」
その後、ウィングは、あげはとエルを山頂に移し、再びランボーグとバトル。ランボーグの激しい動きに苦戦します。
ですが、すぐに、スカイとプリズムが加勢。ダブルキックでランボーグを地に落とします。
そして、ひろがるウィングアタック。ランボーグをやっつけました。
「あげはちゃん・・・。エルちゃん・・・。」
「大丈夫ですか?」
「少年が助けてくれたからね!」
「良い景色ですね・・・。」
「うん!」
「ホント、良い景色・・・。」
「疲れた?」
「いえ・・・。」
「今日は助けてくれて、ありがとう! ちゃんとカッコ良かったよ!」
「心が寒いのねん・・・。今日もプリキュアに負けた・・・。何で、こんなに負け続けるのねん・・・。」
「カバトン、もはや貴様に猶予はないぞ・・・。」
「ははーっ!」
「それはもう、よーく分かっております! ですが・・・。」
「役立たずに価値はない!」
「え・・・。それって・・・。」
「今度こそ! 今度こそ必ずプリキュアを倒して、プリンセス・エルを手に入れてみせます!」
今回は、これで終了です。
今回のエンディングは、「HUGっと!プリキュア」の主人公プリキュア「キュアエール」が登場。
「今日は私! キュアエールだよ! 何でもできる! 何でもなれる!」
何でもできる。何でもなれる。「HUGっと」のオープニング冒頭で毎回聞いたフレーズですね。
「HUGっと」が終わってから、もう4年以上も経ったのか・・・。時が過ぎるのが、あっという間に感じますね。
次回:「ツエェェェ! キュアスカイ対カバトン!!」
カバトンから1対1の勝負を申し込まれるソラ。
ソラが勝てば、もうエルには手を出さない、と聞いて勝負を受けたソラは、キャンプ場での3日間の特訓を経て、対決に挑む事に。
【まとめ】
今回は、少し強引なところがあるあげはに嫌気を感じていたツバサが、心を開いていく話でした。
あげはに振り回されて困惑したりムキになったりするツバサが可愛いと感じた一方で、ツバサとあげはの間で良い信頼ができた事は、あげはがプリキュアになった時に、良きコンビとして活躍してくれる事が期待でき、今後のストーリーに対する楽しみが増しました。
軽めな性格で誰にでも気さくに話しかけるあげはとは対照的に、ツバサはおとなしめで生真面目な性格。
そんな2人が信頼を築けたのは、エルを思う気持ちが同じな事からでした。なるほど。これは思い付かなかったですね。
ツバサは、エルのナイトだと宣言するくらい、エルを守りたい気持ちは並々ならぬものがあります。
ですが、考えてみれば、あげはも負けてはいないでしょう。保育士を目指しているとなると、子供好きでしょうし。それも、エルが親元を離れた知らない世界で頑張っているとなると、尚更世話したい思いは強いでしょうね。
性格は対照的ですが、共通した要素から絆を深められたのは良かったと思います。今はツバサを「少年」呼びする事が多いあげはですが、今後のストーリーで、さらに信頼感が強くなり、「ツバサ君」と呼ぶ事が多くなってほしいな、と楽しみにしています。
また、Bパート前半でちょくちょく描かれていた鳥も、今話の面白さを上げる良い演出だったと思います。
見にくいかと思いますが、右上の方に鳥が描かれてますね。
こちらも、分かりにくいと思いますが、左上の方に鳥がいます。
これは、鳥のように空を飛べれば、らそ山に隠れている綺麗なものが、簡単に分かるという事を示していたのと同時に、鳥なのに飛べないツバサと比較しているようにも感じました。
ですが、比較といっても、鳥なのに飛べない事がマイナスではなく、プラスとして描かれていたと思います。もし飛ぶ事ができれば、山頂から見れる綺麗な風景を簡単に見る事ができますので、大した感動は得られないでしょう。
あの風景が綺麗だと感動できるのは、絶対に山頂まで登りたいと諦めずに、頑張って何歩も歩き続けた末に生まれるもの。鳥のように飛ぶ事のできない人間だからこそ得られるものだと思うんですよね。
ツバサは、空を飛ぶ事を夢としており、そのために、常に努力はしています。ですが、空を飛べずとも得られる感動は多くあり、空を飛べない事は決してディスアドバンテージって訳じゃないんですよね。
まあ、そうは言っても、空を飛べるに越したことはないですし、そう言ったところで、夢を諦めるツバサはないでしょう。大事なのは、なかなか夢を叶えられないからって焦り過ぎず、ゆっくり自分のペースで夢に向かって進む事かな、と思いますね。
あと、ラストでは、5話と同じく、アンダーグ帝国の首領と思われるヤツが、カバトンに怒りの声をかけました。前よりも怒気が強く、至近距離に雷を落としてきたあたり、最後通告のようなものでしょう。
そして、次回は、スカイとカバトンがタイマンに。カバトンは、もう後がないですので、死力を尽くして挑んでくるでしょう。これまで以上の熱い戦いが繰り広げられそうで、楽しみなところ。
勝負の結果は、「正義は勝つ」で、スカイが勝つでしょうけど、ここでカバトンが退場となるのは惜しいですね。ここまで、愉快なところを多く見せてましたし。
カバトンに救いの道があるといいのですが、一体どうなるのか? 次回は、ソラ、カバトン、両者に拍手を送りたくなるような展開を期待したいと思います。
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