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ヒーリングっど♡プリキュア 第17話感想

2020年07月28日 | ヒーリングっど♡プリキュア
 今話の名セリフ:「旅館のお仕事って、やっぱり大変。でも、私、この沢泉が好きだわ・・・。」(沢泉ちゆ)

 「ヒーリングっど♡プリキュア」第17話「最高のおもてなし!? ちゆのおかみ修行」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある朝・・・、
    
「美味しい!」
「本当! おじいちゃんのお味噌汁、今日も最高だね!」

   
    劇中では明かされていませんでしたが、祖父の名は「沢泉 きよし」。
「他は、私が作ったんだけど、どう?」
「この卵焼きも美味しいわ!」
「でしょ?」
   
   
「美味し過ぎて、ご飯おかわりしちゃおうかな!」
「お父さん、私がよそうわ。」
「ありがとう、ちゆ。」
   
 父の名は「沢泉 りゅうじ」。
   
「そういえば、おばあちゃん。今週末、仲居さんが、お子さんの運動会で2人お休みしたいって。」
「ええ。聞いてますよ。週末は忙しいけれど、私達で何とかしましょう。」
   
   
 祖母の名は「沢泉 はるこ」。
「良かったら私、旅館のお手伝いするわ!」
「ありがとう、ちゆ!」
「僕も、お姉ちゃんと一緒にお手伝いするよ!」
   
「まあまあ、とうじまで! じゃあ、2人とも週末お願いね!」
「ちゆもとうじも、この旅館の一員として恥ずかしくないよう、しっかりお願いしますね。」
    
「ええ。任せて、おばあちゃん!」
「よーし! 頑張るぞー!」
   


~ Aパート ~
 それからしばらくして、昼食時に、ちゆは、のどかとひなたに、週末に旅館のお手伝いをする事を話しました。
 祖母が女将、母・なおが若女将を務めているという事は、いずれ、ちゆも女将になる事も? ちゆは、はっきりとではありませんが、そうなろうと考えているようです。

「ちゆちゃん、女将姿似合いそうだね!」
「それ、めっちゃ見たい!」
「だから、それは、まだまだ先の話よ・・・。」
    

 一方、ビョーゲンズのアジトでは・・・、
「あー、ホント、何もする気がしない・・・。こんな時は癒しが欲しいわ!」
    
 お。珍しくシンドイーネが、名前に違わぬ、しんどそうなところを。どうせなら、最終回までこの調子で出撃サボって下さい。(笑)

「お。シンドイーネ姉さん、相変わらずお綺麗で!」
「アンタは相変わらず調子いいわね・・・。アタシはなんだかクタクタなのよ・・・。」
    
 確かに、最後に出撃していたのが11話と、3か月半近く前。そんな長い期間、ここにいっぱなしじゃ、そりゃあ、クタクタにもなるわな。(笑)
 ついでに、バテテモーダが調子いいという意見にも激しく同意。まったく、コイツが退場するまで、私は何回「名前詐欺」とツッコめばいいのやら・・・。(笑)

「だったら、これは? 人間どもは心と身体を癒すために、温泉とかいうものに入るらしいっスよ!」
「温泉? フン、くっだらない!」
    
「アタシの癒しは、キングビョーゲン様の・・・、お優しいお言葉だけなんですー!」
「っていうか、いないし・・・。」
    
 確かに。まあ、いたとしても、優しい言葉をかけるとは思えないですけどね。
 それでも、シンドイーネは目をハートにしちゃうんだろうなあ。シンドイーネの名前、「エムモイーネ」(Mもいいね)に改名もアリだと思う。(笑)

「そうよ・・・。キングビョーゲン様に褒めていただくためにも、地球を蝕みにいかなくちゃ!」
    
 そんな愉快な漫才を披露しちゃったら、地球さん、ウキウキ気分になって、蝕みにくくなっちゃうんじゃないかな。約2か月間の放送休止期間の方が、よっぽどいい感じに蝕めたんじゃないかと思います。(またそのツッコミか(笑))

 週末を迎えました。
   
「さあ、今日のお客様を迎える準備をしましょう!」
『はい!』
    
    
    
    
   
「これで全部です!」
「あ、ありがとう・・・。」
   
「じゃあ、私、松の間の掃除をしてきます。」
「さすがね、ちゆさん・・・。何でも器用にこなして・・・。」
「私、負けちゃいそうです・・・。」
    
    
    

「梅の間のお客様は、お肉じゃなくて、お魚メインでお願いしますね。」
   
「失礼します。」
「さすがお嬢さん。テキパキされて、すぐにでも女将になれそうだ。」
「そんな・・・。」
    
「女将なんて、まだまだ。旅館の仕事は、ここからが本番よ。ちゆ、私の部屋へいらっしゃい。」
「はい!」
    

   
「これを梅の間に。」
   
   
「この香炉を藤の間に。」
   
   
「それと、この花を鶴の間に飾ってちょうだい。」
   
   
「どうして、お部屋ごとに違うものを?」
   

 同じ頃、のどかとひなたは、ひなたの家のカフェにいました。のどか達は、ちゆ達は今頃頑張っているんだろう、と期待を膨らませます。
   

 それから少しして、旅館沢泉に客が入ってきました。
   
    
「失礼します。」
「どうぞ。」
「ねえ。見て、これ! 私が大好きなお花だわ!」
「さすが、沢泉! 素敵なもてなしだね!」
    
「ありがとうございます!」
    

「ねえ、お母さん。女将は、お客様に合わせて、お部屋の飾りを選んでいるの?」
「ええ、そうよ。常連の方には好みのものを、新しいお客様には歓迎の手紙をいつも用意しているわ。」
    
「すごい・・・。」
「そうね・・・。あんな風にお客様の好みを察して、おもてなしできるなんて、女将にはまだまだ気付かされる事が沢山あるわ・・・。」
    
「だから私も!」
   

 その後、外国人一家が沢泉に訪れました。
   
 夫のスミスは流暢に日本語を話しましたが、なおは英語で対応。この気遣いに、スミス夫妻は喜びます。
 しかし、娘は、そっけない態度。直後、スミスは、この子が喜びそうなスポットがこの近くにないかどうか聞いてきました。なおは、ちゆに案内してあげてと頼みます。

 同じ頃、ひなたは、ちゆの家に行こうと言います。と言っても、仕事の邪魔にならないよう、外から覗くだけですが。
 少しして、ちゆは、スミス一家を街中へ案内していました。
    
   
    
    
「どうですか?」
「クッキーの方が好きだわ!」
    
「そう・・・。クッキーも美味しいものね・・・。」
   

 それから少しして・・・、
   
「公園・・・。気になるのかしら?」
    

 その後は、展望台を案内。
   
    
 しかし、娘のエミリーは、興味を示したかと思いきや、すぐに不機嫌になってしまいます。
 両親は、素敵な所を案内してくれたちゆに感謝しました。ですが、ちゆは、エミリーの事が気になります。

 その後、家に戻ってきたちゆは、のどかとひなたの姿を目にしました。
「何してるの?」
   
「えーと、その、ちゆちーがね・・・、」
「頑張ってるのをちょっとだけ見に来たの・・・。ごめんね、忙しい時に・・・。」
    
「今は大丈夫よ。それに、私も2人にちょうど会いたかったから・・・。」
   
「え?」
「ちゆちー?」
   
「ううん。何でもないわ・・・。」
   
    
「ね、ちゆちゃん。まだちょっとだけ時間あるかな?」
「え・・・?」
    


~ Bパート ~
 その後、のどか達は海に来ました。
「エミリーさんを、笑顔にしたーい!」
   
「どうしたペエ?」
「実はね・・・。」
    
「そっか・・・。その子、全然楽しくなさそうなんだ・・・。」
「ええ・・・。でも、どうやって女将みたいにおもてなしをしたらいいか、分からなくて・・・。」
    
「ちゆは精一杯やってるペエ!」
「ありがとう、ペギタン・・・。」
    
「でも、ここへ来て叫んだら、ちょっとスッキリしたわ!」
   
「おー、のどかっちの言うとおりじゃん! ちゆちー、海見たらきっと元気になるって!」
「ちゆちゃん、海好きだもんね!」
   
   
「のどか・・・。私のために・・・。」
   
    
「女将のおもてなしと同じ・・・。何か、エミリーさんが好きな・・・。」
    
「ちゆちゃん?」
   
「ありがとう、のどか! ひなた! 私、もう戻るわね!」
   
   
「もうすっかり元気じゃん!」
「良かった・・・。」
    

 その後、ちゆは、エミリーの所に。エミリーは旅館沢泉の足湯に浸かっていました。
「ねえ、エミリーさんは、どんな遊びをしているの?」
「ブランコとか、追いかけっことか・・・。」
「じゃあ、きっと、公園が好きなのね!」
    
「公園は好きよ。でも、日本の公園は嫌い。お友達がいないもん・・・。」
   
「パパとママと一緒に、もうすぐ日本に引っ越してくる・・・。でも、私は嫌!」
   
「こっちでお友達ができるか、分からないし・・・。」
   
   
「そうだったの・・・。良かったら明日、私と一緒に、近くの公園に行ってみない?」
「え?」
「一緒に遊びましょう! ブランコとか、滑り台とか!」
    
「でも・・・。」
「それにね、シーソーとか! あとは・・・。」
   
「どうしてもって言うなら・・・。」
「じゃあ、約束ね!」
    

 その直後、雨が降ってきました。また、公園にはシンドイーネが。
「フフフ・・・。水も滴るいい女・・・。シンドイーネの登場よ!」
    
「・・・って、誰もいなーい!」
    
 ああ、それ、私のせいだわ。アンタがこの公園にやって来るのを見越して、公園にいる人達に避難をお願いしといたから(ナニイッテンダオマエ(笑))。それにしても、また地球さんを蝕むどころか笑わせちゃって、罪な女だ。(笑)

 その後、シンドイーネはメガビョーゲンを生み出します。そして、メガビョーゲンは公園中を蝕み始めました。
   
 少しして、のどか達が公園に到着。3人はプリキュアに変身します。

 バトルスタート。メガビョーゲンは素早く動く上、水しぶきまで上げてきて、なかなか近付けません。
 それでも、フォンテーヌは、この公園を守りたいと、単身でメガビョーゲンの動きを抑えます。

「この公園で・・・、あの子が笑ってくれるかもしれない! だから・・・!」
   
「っていうか、大切とか言われたら、ますます蝕みたくなっちゃう!」
    
    
   
「させないよ!」
「この公園は・・・、私達が、守る・・・!」
    
「みんな・・・。」
   
「大丈夫・・・。いこう!」
「オッケー! せーの!」
    
    
   
 その後、グレースがキュアスキャン。捕まっているのは、雨のエレメント。
    
 すぐに、3人はヒーリングオアシスを放ち、メガビョーゲンを浄化。
 しかし、ラテの具合は良くならず。という事で、エレメントボトルをリボンに着けて、回復させました。

 その後日・・・、
    
    
   
 のどか達がやっているのは「だるまさんがころんだ」。エミリーもこの遊びは知っていて「オオカミさん」という名前だとか。
 その後、エミリーと同い年くらいの子供達が数人やって来ました。エミリーは苦手な表情を見せますが、一緒に遊ぶ事を受け入れます。
 子供達の1人が笑顔を見せると、エミリーも笑顔に。スミス夫妻も、娘が楽しく遊んでいる事に安心します。
    
   

 それからしばらくして、スミス一家は旅館を出ました。
「良い笑顔だったわ。あの子。」
「ちゆも、良いおもてなしができたみたいね。」
    
「旅館のお仕事って、やっぱり大変。」
   
   
「でも、私、この沢泉が好きだわ・・・。」
   
「いつかここで沢山のお客様を笑顔にしたい! 改めてそう思ったの!」
   
「そう・・・。」
    
   
   

 今回は、これで終了です。


次回:「ハートにズッキュン! ニャトランの恩返し
 ラテのお世話に来る予定だったニャトランが来なく、どうしたのかと思っていたら、綺麗なお姉さんに抱かれて、ひなたの家にやって来ました。
 その時から何だか様子がおかしいニャトラン。どうやら、心にズッキュンときちゃったようで。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 ちゆは、弟のとうじと一緒に旅館の仕事を手伝う事になったものの、外国人一家の女の子・エミリーが笑顔を見せてくれない事に悩んでいましたが、のどかとひなたに連れられた海辺で気分転換し、エミリーの悩みを聞いて、その翌日、エミリーは公園でちゆ達と一緒に遊び、笑顔を見せてくれました。

 さて、今話は、ちゆが旅館の手伝い中に発生した問題をどう解決するかが大きな注目ポイントでしたが、すごく良い形に解決していたと思います。3人の仲の良さを改めて感じました。

 のどかは、ちゆは海に行けば良い気分転換になるんじゃないかと考えていましたが、それは、ちゆが走り高跳びで失敗続きだった時に、砂浜で一緒に走った経験が効いてるでしょうね。あの時に、ちゆは、小さい頃は泳ぐのが好きだったり、自分の限界を感じた時に海を見ると、また跳ぼうって思えると言ってましたし。
 海に連れていく前に、ちゆは「何でもない」と言ってましたが、これを言葉通りに受け取らず、表情を見て何かあると察していたのは、本当に良いところ。のどかは、相変わらず相手の事をよく見ているな、と感心しました。

 ひなたについては、ちゆに何かアドバイスした訳ではありませんが、ちゆの家に行こうと言っていたのが良かったと思いますね。
 いくらのどかが察しが良くても、ちゆに会わなければ、絵に描いた餅。ちゆの悩みが解決する事なく、ちゆとエミリーが別れてたかもしれないでしょう。となれば、フォローの起点となるひなたの発言はナイスプレーだったように思います。
 それに、ああ言ったのは、ちゆの事が好きで、ちゆの頑張りが気になったからでしょう。のどかほど目立った事はしていないものの、友達思いで優しいひなたらしいと感じました。

 今話のメインを飾ったちゆについては、エミリーに関する問題をのどか達に打ち明けていたのは良かったと思います。ちゆは、責任感が強く、1人で抱え込みがちなところもあると、公式ホームページのキャラ紹介にもあるくらいですし。
 それに、旅館でのどかとひなたに会った時に「2人にちょうど会いたかった」と言っていたのも良かったところ。2人を、頼れる親友と認めている証拠でしょう。
 その後は「何でもない」と言ってしまったものの、悩みを打ち明けれたのは良かったと思いますし、今後も、のどかやひなたに頼るべきところは頼ってほしいと思いますね。

 あと、今話は、メイン視聴層の女の子達とメインキャラ達の間の年齢の子達の心の機微も上手く描写していたように思います。
 まずは、ペギタン。公式ホームページなどでは言及されていませんが、ちゆより年下で、弟のとうじと同い年くらいでしょうか。小学4年生くらいですかね。
 ちゆにとっては、ペギタンは、第2の弟的な存在であり、姉1人、弟2人という構図に。となると、2人の弟達は、もう片方には負けたくないと、つい意地を張っちゃうものなんでしょう。姉持ちの小中学生の男の子って、姉に褒められたい、甘えたいという欲求が強いでしょうし。(それも、歳が離れれば余計に)
 今話のペギタンは、旅館の手伝いに張り切って、とうじに対してマウントとっていたようなところがありましたけど、それは、こういう事なんだろうな、と感じました。ホント、可愛いですよね、ペギタン。

 もう1人はエミリー。エミリーは、新天地で友達ができるかどうか分からない不安を打ち明けており、メイン視聴層の女の子達が近い将来直面する可能性がある問題を上手く描いていたように思います。
 と言っても、エミリーのような、居住国が変わるケースは滅多にないでしょう。しかし、国内の引っ越しであっても、引っ越し先の周りは知らない事だらけという点で、転校先の子達とは違いがあります。それに、転校先の子達は、既にその子達同士で仲良くなってますし、その輪に入るのは結構勇気がいると思います。それも、引っ越しの理由が、親の都合に伴うもので、子供の希望に沿ったものじゃないのであれば、尚更でしょう。

 しかし、その違いにばかり目を向けてしまったら前に進めないもの。
 「個性」は多種多様ではありますが、まったく違うとは限らず、共通している部分もきっとあるはず。そこから、共感に繋がり、友達になるケースだってあるでしょう。
 また、数人の子供達がエミリーの所に集まって、一緒に遊ぼうと声をかけたシーンがありましたが、エミリーくらいの年頃ですと(公式ホームページでは、エミリーは8歳とされています)、このような、他人に興味津々な子は結構いるんじゃないかと思います。
 ですので、放っておいても、そういう子達が近付いて自然に仲良くなっちゃうケースもあるでしょう。あのシーンは、「小学校に入学したら、違う学校から来た子にも積極的に話して仲良くなろう!」と、女の子達に対してメッセージを発していたように感じました。

 さて、次回は、ニャトランが、「織江」という女性にズッキュンときちゃう話。たぶん、「恋」ってやつですかね。
 っていうか・・・、
    
 何だ、この絵は・・・。これはニャトランの妄想だよな? だとしても、ニャトラン。お前、ひなたというパートナーがいながら浮気かよ。(笑)
 上の絵だけ見れば、ギャグ回のように思えますが、実際は、かなりシリアスな話かもしれず、油断できないところ。まあ、何にせよ、次回も楽しんで視聴したいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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