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映画 プリキュアスーパースターズ! 感想

2018年05月05日 | プリキュアオールスターズ
 「映画 プリキュアスーパースターズ!」の感想です。


 昨年の「ドリームスターズ!」と同じく、5月投稿と、今更過ぎますね・・・。(汗)
 今年も4月は忙し過ぎて、感想作成に着手する時間がありませんでした・・・。映画感想を待ち続けた読者の皆様、すいません・・・。


 では、感想に入ります。検索サイトなどから、この記事に直接来られた方で、ネタバレが嫌な人は、くれぐれも注意して下さい
 TV本編の感想と同じく、ストーリー解説の部分は文字を小さくしています。なお、今回は、ストーリー解説と私の感想を分けています。
 また、TV本編で流れた劇場版告知映像のキャプチャー画像も載せています。映画は見ていないけど、ネタバレOKな方は、画像を見て臨場感を味わっていただければ、と思います。


 ネタバレOKな方は、画面を下にスクロールして下さい。































 まずは、プリキュア映画恒例のミラクルライトの使い方説明。
 今回は、「アラモード」のペコリンと長老が説明役に。また、今回のミラクルライトの正式名称は「ミラクルクローバーライト」。


 ここから、本編開始。

 ある日、はなは、はぐたんにお花畑を見せてあげたいと、街からだいぶ離れた駅に来ていました。
 さあやとほまれも一緒の予定ですが、2人は電車の遅れに見舞われています。はなは、2人が来ない事に不安を感じるものの、2人を信じて待ち続けます。
 しばらくして、さあやとほまれが、はなの元に到着。2人は、はなに謝りますが、はなは、約束は守ると信じていたと、特に気にしていません。しかし、そんなはなにも、約束を守れなかった過去があるようで。

 はな達が着いたお花畑は、雨のしずくがキラキラ光っていて、とても綺麗でした。そんな中、はぐたんは、ミラクルライトを発見。
 その後、空に大きな扉が現れて、中から「ウソバーッカ」という怪物が出現。ビームでお花畑を石に変えてしまいます。
 すぐに、はな達はプリキュアに変身。

 エールは早々とハートフォーユーを放つものの、通用せず。しかし、アンジュが敵の勢いを利用してダメージを与えます。
 直後、不利になったウソバーッカは、もう悪い事はしないと反省します。エール達は、怪しいと思うものの受け入れます。
 しかし、その直後、ウソバーッカが攻撃。約束したじゃないかと追及するものの、ウソバーッカは騙された方が悪いと、悪びれていません。これには、怒り心頭のエール達。
    
 エール達は、敵の猛攻でダメージを受け、しかも、プリハートを石にされ、変身が解除されてしまいます。その上、さあやとほまれが泡に閉じ込められて、ウソバーッカの内部に。
 そして、他のプリキュアを捕まえようと姿を消しました。

 他のプリキュアといえば、はなにも、心当たりがあります。
 その後、はなは、そのプリキュアに会うために、長い坂道を登りました。登り切って休んだ途端、はぐたんが、近くにあった台車に乗って滑り出します。

 はなは、台車を止めようと追いかけます。その途中、いちかを目に。
    
   
 いちかも、はぐたんを追いかけます。少しして、いちかが台車を止めますが、その拍子に、はぐたんが飛び出してしまい、それをはながキャッチ。しかし、下り坂を走っている勢いで止まれません。
    
 下り坂の先には、ひまり、あおい、あきら、ゆかり、シエルの5人が売り子をしていました。5人は連携して、はなを止めました。
   
    
    
 その後、キラキラパティスリーで小休止。
 はなは、以前ここに来た事があり、いちか達の事、そして、この辺にプリキュアがいる事も知っています。ですが、いちか達がプリキュアである事は知らないようで。

 そんな中、ウソバーッカが登場。いちか達はプリキュアに変身して戦ったものの、ウソバーッカにウソをつかれて、スイーツパクトが石にされてしまいます。
 しかも、いちか以外の5人はウソバーッカの内部に連れられます。その後、ウソバーッカは魔法界へ。

 ウソバーッカの内部に捕らわれたひまり達は、どうにかして外に出ようと考えるものの、ほまれは、そんな事はできないと冷たく返します。
 ゆかりは、そう言った理由を見抜きました。先にここに来ていたさあやとほまれは、外に出られる扉に何度か体当たりしたものの、どうにもならなかったからだと。
 ゆかりは、友達のために頑張ろうとしていたほまれを素敵だと褒めると、ほまれは赤面。ひまり、あおい、シエルからも、本当は良いヤツじゃないかといじられます。
 また、あきらは、ゆかりに押された拍子で、さあやに壁ドンする事に。さあやも赤面。

 はなといちかは魔法界に来ました。
 しかし、みらい達に危険を知らせる前にウソバーッカが襲来。みらい、リコ、ことはは、魔法界を守るため、プリキュアに変身します。ミラクルとマジカルはサファイアスタイルに。

 ミラクル達が戦っている中、はなは、ウソバーッカが発した「冷たい世界」という言葉を聞き、「クローバー」という男の子と知り合いなのかと聞きます。
 その問いに対し、ウソバーッカは、自分がそのクローバーだと答えます。はなが約束を破ったからこうなったと、ウソバーッカは、はなを責めます。
 ミラクル達も、ウソバーッカに敗れ、変身アイテムが石にされてしまいます。そして、はな達を泡に閉じ込めようとしますが、リコとことはが魔法で自分達の方に泡に誘導させました。リコは、勝算があると思っているのか、自分を信じてほしいと、みらいにアイコンタクトを送りました。

 その後、みらいは、はな、いちかを連れてカタツムリニアで逃げようとしますが、ウソバーッカは異空間でも追ってきます。しかも、先の線路が、ウソバーッカのビームで壊されてしまいました。
    
   
 しかし、はぐたんのミラクルクローバーライトの力で何とか振り切る事ができました。
 これで一安心というところで、はなは、みらいといちかに、クローバーと出会った時の事を話します。

 小さい頃、はなは家族でアイルランドに旅行に行っていましたが、途中、迷子になってしまいました。
 少しして、はなは、六角形の建物を目にし、クローバーの扉に触れます。
    
    
 すると、はなは、一面の雪景色の誰もいない場所に来ていました。
 そこにいたのがクローバー。彼は、ここから出た事がなく、ここから出ると消えてしまうと、闇の鬼火から言われて、出る事もできないようです。また、ここは、かつて緑豊かな場所だったとの事。
   
 しかし、今は、このような灰色の世界になってしまったとか。クローバーは、外の世界って何て冷たいんだろうだと感じています。
 そんなクローバーに、はなは、そんな事はないと、外の世界に連れて行ってあげる事を約束しました。
   
 しかし、はなは、ここにずっといる訳にはいかず、一旦ここから出ました。約束については、明日果たす事に。
 ですが、翌日、その建物はどこにもなくて、はなは、二度とクローバーに会う事はできませんでした。

 カタツムリニアが辿り着いたのは、はな達が来たお花畑の近くの駅。周りは、石化が進んで、一面灰色に。
 このままでは世界中がこうなってしまうと、はなは、約束を守れなかった責任感を感じますが、いちかは、はなは今どうしたいのかを聞きます。
 そう聞かれたはなは、クローバーに謝ろうと決意しました。

 その頃、ウソバーッカの内部に捕らわれたリコとことはは、魔法で脱出を試みるものの失敗。リコの当ては外れました。
 そんな中、ゆかりは、そろそろお茶の時間じゃないかと言い出しました。そう言うと、ことはは、魔法でいちごメロンパンを出しました。どうやら、泡の内部に物を出す事はできそうです。
 さあやとほまれは、はなの事を心配しますが、きっと大丈夫だと周りが励まします。
   
 何もない空間ながらも和気藹々となりますが、石化が始まっており、猶予がありません。パニックとなる一同。
   

 一方、はな達は、ミラクルライトの力で六角形の建物を発見。ですが、ウソバーッカがやって来ます。
    
 ここは、みらいといちかが引き受け、はなは、時の扉を通りました。

 扉を通った先は、はなと別れた直後のクローバーのいる世界。
 クローバーはウソバーッカになりかけていました。闇の鬼火から、はなは約束を破ったと言われ、世界を自分のものにするよう囁きます。
 クローバーの花言葉は「約束」の他に、「復讐」という意味もあります。はなに裏切られたのなら、見返してやれと言わんばかりに、闇の鬼火はクローバーを怪物にさせようとしていました。

 ちょうどその時、はながクローバーの元に。
 はなは、クローバーに泣きながら謝りました。そして、クローバーに外の世界を見せたい想いは今も変わらないとも言います。
 クローバーは、はなを許し、はなの手を取って一緒に外の世界へ歩き出しました。

 その直後、ウソバーッカは、クローバーと同化。クローバーが消える事はありませんでした。 
 しかし、闇の鬼火が、石となった人達の負の感情を集めて巨大化。変身アイテムも、依然石になったまま使えません。

 その頃、泡に閉じ込められていたさあや達は、いちごメロンパン作戦で泡から脱出しました。ことはが魔法で大量で出したいちごメロンパンで泡の中をいっぱいにして、内側から泡を壊すというものです。
 そして、扉に体当たりして外に出ようとします。

 クローバーは、自分の力をエネルギーにして、変身アイテムを元に戻しました。闇の鬼火に捕われていたさあや達も脱出できました。
 しかし、力をすべて使ったクローバーは、身体が消えてしまいます。それでも、はながいればどこにでも行ける気がすると。悔いはありません。

 そして、はな達12人はプリキュアに変身。
   
 エールは敵に向かって走ります。アンジュとエトワールがフォロー。「アラモード」勢はファンタスティックアニマーレを、「魔法つかい」勢はエクストリームレインボーを、それぞれ放ちます。
 しかし、敵の力は強大で、反撃で大ダメージを受けます。
   
 それでも、プリキュア達は諦めません。
 そんなプリキュア達にミラクルライトの光が注がれます。プリキュア達は、受けた傷が癒え、全員で、絶対に破らない約束を交わします。それは、明日への希望と、すべての世界の笑顔を守る事。
 そして、12人全員の合体技「プリキュア・クローバーフォーメーション」を放ちます。敵のビームとの撃ち合いの末、闇の鬼火は元の小さい姿に戻りました。

 小さくなった闇の鬼火にクローバーは、今まで一緒にいてくれたのだから、これからは自分が一緒にいると約束しました。
 その直後、石化した世界が元に戻りました。クローバーは、元に戻った世界が、はなの言っていた通りの美しい世界だと感動します。
 そして、クローバーは、消えていきました。しかし、最後に、いつかはなに会いに行くと約束しました。野の花として。


 本編は、これで終了。エンディングは、皆でお花畑で楽しむ様子の一枚絵がいくつも流れました。

 最後は、秋映画の告知。既にご存知の方は多いと思いますが、秋映画は、現作「HUGっと」と、プリキュアシリーズの初作「ふたりはプリキュア」のコラボ作品に。
 上映開始日は10月27日(土)の予定。まだ半年近く先の事ですが、楽しみですね。


【まとめ】
 「ドリームスターズ!」と違って、CG描写はまったくありませんでしたが、ストーリーはしっかりしていて面白かったです。
 この映画では「約束」をテーマとしており、メインターゲットである女児達に「約束」の大切さを伝える教訓的な映画になっていたと思いますね。「約束」には「信頼」も欠かせない要素なだけに、現作キャラと過去作キャラとの親密性も、これまでの春映画よりも濃かったように思え、良い見所だったと感じています。

 「約束」を守る事は大切な事です。お互いを信頼した上での取り決めであり、それを破ってしまう事は、互いの信頼感に傷が付いてしまい、人間関係を悪化させてしまいます。
 しかし、「約束」を守る事は簡単な事ではありません。「約束」を守りたくて頑張ったけど、残念ながら守れなかったケースは多くあるでしょう。
 それに、「約束」が守れなかったからといって、「約束」を破った側を、質の低いウソつき人間と見てしまうのは早計なもの。相手の事情も考えずに、それまで築き上げた信頼関係を壊してしまうのはやってはいけない事ですし、後々大きな悔いが残るでしょう。

 「約束」を守る事は大切ですが、それ以上に大切なのは「約束」を果たせなかった時に何をするかですよね。
 まずは、「約束」を守れなかった事に謝る事でしょう。今回のはなみたく、泣いてまで謝らなくてもいいでしょうけどね。
 とはいえ、「許してくれないかも・・・」と不安を抱く事もあると思います。だけど、何もしなければ、「約束」を平気で破るようなウソつきと見られ、人間関係を悪くしてしまうでしょう。
 許してくれないかもしれないけど、とにかく謝る。それが大切ですよね。そんな「勇気」を見せれば、たいてい、相手はその「勇気」を認めてくれるもの。
 そうすれば、「約束」を守れない事が多くても、良い人間関係を持続できるのでしょうね。人の優しさを実感できる良い映画だったと思います。 



 さて、ここからは、プリキュア12人の見所や感想を簡単に挙げていきます。

~「魔法つかい」勢~
みらい
 はなのフォロー役。前々作主人公が現作主人公をフォローする展開は、過去を見てもなかったと思いますので、なかなか新鮮に感じました。

リコ
 「ドリームスターズ!」でのドジっ娘要素は影を潜め、信頼の強さで見せ場を作ってくれました。「約束」をテーマとしているこの作品では、欠かせないキャラだったと思います。

ことは
 ほまれから「はーちゃん先輩」と言われて顔が緩んでいたのが可愛かったです。幼い性格でも、もう「先輩」なんですよね。私の嫁も立派になったものだ。(お前はまるで成長してないよな(笑))

~「アラモード」勢~
いちか
 みらいと同じく、はなのフォロー役。頼もしい先輩らしさを見せていたと思います。

ひまり
 「めちょっく」の意味を聞いて、ちょっと引いてた事くらいですかね。

あおい
 ゆかりのほまれいじりに便乗したくらいで、大きな見せ場はありませんでした。

ゆかり
 素直じゃないほまれをいじったり、何もない空間で「そろそろお茶の時間じゃないかしら?」と、とことんマイペース。ラスボスになってもおかしくない貫禄は、「アラモード」が終わっても健在で何よりでした。(笑)

あきら
 さあやに壁ドンしたり、肩に手を置いて話したりと、相変わらずのイケメンジゴロ。そんなんだから、たびたび男の子と間違われるんだよ!(笑)

シエル
 これといった見せ場なし。昨年秋の映画で目立ち過ぎた反動ですかね。

~「HUGっと」勢~
はな
 この映画の主役でした。クローバーに謝りたいと決意したところと、クローバーに全力で謝ったところが、大きな見所だったと思います。

さあや
 最初のウソバーッカとの戦いでの「慣性の法則」とか「いちごメロンパン」作戦で、知恵のプリキュアらしい一面を見せたり、あきらに壁ドンされて赤面したりと、なかなか見所がありました。

ほまれ
 ゆかりにいじられて赤面したのが、きゃわたんでしたね(「きゃわたん」使うの好きやな(笑))。はな、さあやと比べると、見せ場は少なめでした。



 「映画 プリキュアスーパースターズ!」の感想は、これにて終了です。だいぶ今更感のある感想で、相変わらずの長文でしたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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