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デリシャスパーティ♡プリキュア 第39話感想

2022年12月12日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
 今話の名セリフ:「あたし、自分自身の言葉も見つけていきたい・・・。みんなを笑顔にできるように・・・。」

 「デリシャスパーティ♡プリキュア」第39話「お料理なんてしなくていい!? おいしい笑顔の作り方」の感想です。


~ Aパート ~
 ある日、ゆいは、サッカー部の助っ人として試合に参加していました。
    
    
    

 その頃、ブンドル団では・・・、
「私の得意料理?」
「次のターゲット候補に入れるでごわす。」
   
「得意料理など、私に必要ありません。」
   
「っていうか、ゴーダッツ様の願いのもとで、私は完璧な存在になるって・・・。」
   
 今話で負けると10連敗到達だというのに、何言ってんだか。読者の皆さん、声を揃えて「完璧(笑)さん、乙」とツッコんじゃって下さい。(笑)

 しばらくして、昼食。
「デリシャスマイル~!」
   
「ホント、いい食べっぷり! こっちも笑顔になっちゃうよ!」
「ご飯は笑顔だもん!」
「何、それ?」
「お祖母ちゃんの言葉! あたし、すっごく大事にしてるんだ!」
   
「他にもあるんだっけ?」
「うん! 一手間が美味しさの分かれ道とか、手作りで健康作りとか!」
    
「素敵なお祖母ちゃんだね!」
「うん!」
[そんな風に言われると、照れちゃうわ!]
    
「手作りで健康作りって、まさに、わかなのお弁当じゃない?」
   
   
「それ、わかなのお父さんの手作り!」
   
   
「栄養バランス、バッチリだね!」
「うん! スポーツ選手は、食べる事も身体作りの1つだからって、お父さんが色々調べて作ってくれるんだ!」
    
「お祖母ちゃん、言ってた! 手作りは想いの詰め合わせ! お父さんが、わかなちゃんの事を応援してるの、伝わってくる!」
    
「そうだね・・・。」
   

 その夕方・・・、
「わかなちゃんのお父さん!」
   
「ああ・・・。ゆいちゃん・・・。」
    
   
「大丈夫ですか?」
   

 その後、ましばは、ゆいの家に送られました。わかなも一緒です。
「横になっていなくて大丈夫ですか?」
「少し目まいがしただけですから・・・。わかなもごめんな・・・。試合で疲れてるのに、心配かけちゃったな・・・。」
    
「そんなのいいよ! お父さんの身体が大事だよ!」
「いやいや! わかなの身体が一番だ!」
    
「明日も朝練だろ! これいただいたら帰ろうな・・・。」
   
    
「そうだ! 良かったら、お夕飯食べていきませんか? 今日、試合勝ったんでしょう? お祝いしなきゃ!」
「うんうん! ぜひ食べていって!」
    

 それから少しして・・・、
「話って何?」
「大した事じゃないんだ・・・。私がいると、お父さん、疲れてるの隠そうとするから・・・。」
    
    
「夕飯、誘ってくれて、ありがとね! お父さん、お料理苦手だから、やっと息抜きできると思う・・・。」
   
「そうなの? でも、あんなにすごいお弁当作ってくれて・・・。」
「すっごく頑張ってくれてるんだ・・・。」
   
「毎日毎日、眠る時間削って、丁寧に手作りしてくれて・・・。」
    
    
「仕事で忙しいのに、私にはサッカーに専念してほしいって、家の事は全部やってくれて・・・。」
    
    
「サッカーは、私とお父さん、2人の夢だけど、本当はお父さんに無理してほしくない・・・。」
   
「お祖母ちゃん言ってた! 美味しいの笑顔は一番のご褒美!」
   
「だから、きっとお父さんも、わかなちゃんの笑顔を見たくて、お料理楽しんでるのかもしれないよ!」
   
「私、サッカー好きだけど、練習はすごく苦しいよ・・・。好きだけじゃ、やってられない・・・。お父さんだって、きっと・・・。」
   
「ゆいのお祖母ちゃんの言葉、とてもいい言葉だと思う・・・。でも、私は・・・。」
    
「あーあ! 早く高校生になって、寮に入りたい! そうしたら、お父さんも私から解放されて、楽になるしね!」
    

 しばらくして、ゆいは、わかな、ましばと別れました。
「あたし、お祖母ちゃんの言葉は、みんなを助けてくれると思ってた・・・。でも・・・。」
   
   


~ Bパート ~
 その後日・・・、
「はらペコったー・・・。」
   
    
「ゆいぴょん、今日は食欲マシマシだね!」
「うん・・・。考えれば考えるほど、はらペコって・・・。」
    
 いや、普通、何か考え事があるんだったら、食べ物が喉を通らなくなるんじゃ・・・。相変わらず、食い気に全振りしちゃってる女の子は恐ろしいよなあ。そりゃあ、拓海の事を異性として意識する時間なんかないですよね。品田、お前はマジで泣いていい。(笑)

「お料理に時間がかかるの、分かる・・・。」
「互いを思うがゆえに、難しいな・・・。」
   
「わかなちゃんの力になりたいのに、何もできなかった・・・。お祖母ちゃんの言葉でも・・・。」
「よねさんは、お料理を愛して、作るのも楽しんでいた方だったから、お料理が苦手な人への言葉は、残してないのかもね・・・。」
    
「どうしたらいいのかな・・・。」
   

 同じ頃・・・、
   
「卵・・・。」
   
    
   
 あー、確かに、卵ってなかなか綺麗に割れないですよね。同情します。まあ、だからといって、付き合いたいとは思いませんが。(笑)
 そういや、卵割りがネタにされたメインキャラは過去作に何人かいますよね。そう思うと、この人もプリキュアになる適性はあると考えて良いのかもしれません。まあ、年齢制限に引っかかるでしょうけど。(お前、傷口に塩塗るな(笑))

 その後、セクレトルーは、レシピッピを捕獲。すぐに、ゆい達は、セクレトルーを見つけます。
 ですが・・・、
   
「はらペコったー・・・。」
   
『えー!?』
「ゆい、しっかりしろ!」
   
 あんだけ食べてまだ腹ペコなのかよ・・・。最終話まで残り2か月切っているというのに、ここにきて食い気に全振りしちゃってる主人公の恐ろしさを感じるとは思いもしなかったぜ・・・。拓海君、今話の感想を書き終えたら、最終回終わった後の残念会のお店、予約しておくよ。(笑)

 セクレトルーは、ゴッソリウバウゾーを生み出します。
   
 すかさず、ローズマリーはデリシャスフィールドを展開。
「いこう、みんな!」
   
    
 おい、主人公。これからという時に・・・。食い気に全振りしちゃってるのも考えものですね。(笑)

 ゆい達4人はプリキュアに変身して、バトルスタート。プレシャスは腹が減って力が出ず、他の3人で戦う事に。
「ち、力が・・・。」
   
「仕事中にベストを尽くせないとは・・・。愚かですね。」
   
 いや、アンタも、ベストを尽くしていない気がするんだよなあ。これまでを振り返ると、「レシピッピを捕まえたんだから、脇目もふらずに、とっととワープしてアジトに帰れよ」とか「ゴッソリウバウゾーを生み出してプリキュアと遊ぶとか、どんだけ暇なのよ」って思ってますし。もちろん、プリキュアが勝つ都合上、仕方ない事とは分かっていますが、それでも容赦なくツッコむのがオレ流です。(笑)

「何を! アンタだって、悩んで働けない時くらいあるでしょ!」
「ありません。」
    
「悩みとは弱さ。弱さは弱点。それを見せれば最後。足を引っ張られ、付け込まれ、築き上げたものをすべて失う・・・。」
    
「私の経験上、完璧でなければ、この世界では、生きていけません。」
   
「そうか・・・。そうなんだ・・・。」
「完璧でないと駄目だなんて、そんなの自分を苦しめるだけよ!」
    
「分かったような口を!」
   

 その後、ゴッソリウバウゾーは、スパイシー達3人の攻撃をかわし、プレシャスとローズマリーに向かって攻撃をしかけてきましたが、回避しました。
「セクレトルー! ありがとう!」
「え?」
    
「何です?」
「あなたの言葉、胸に響いた! きっと、あなた自身の、あなたが生きてきた事を実感させる言葉だったから!」
    
「お祖母ちゃんの言葉も大切・・・。でも、今度は、バトンを受け取ったあたし自身が!」
   
   
「生きて感じた言葉を、届けなきゃいけないんだ!」
   
   
「プレシャス! 召し上がれ!」
「いただきます・・・。」
    
    
「みなぎるパワー! キュアプレシャス!」
   
 元気が出たプレシャスは、2000キロカロリーパンチ。ゴッソリウバウゾーを吹き飛ばしました。
 直後、ライト・マイ・デリシャス。ゴッソリウバウゾーをやっつけ、レシピッピを助ける事ができました。

「待って! あたし、あなたの話、もっと聞きたい! あなたは、どうして・・・。」
    
「私は・・・、仕事をまっとうするだけです。」
   

 少しして・・・。
「ずっと、手作りが一番だって思ってたけど、わかなちゃんの話を聞いて、本当に一番大事な事は、別にあるんじゃないかって思った・・・。」
「ゆい・・・。」
   
   
「えーと・・・。上手く言えないけど・・・、その・・・。」
   
   
「ありがとう。私、ずっと自分の事を責めてたんだ・・・。だから、ゆいに、そう言ってもらえて、すごく嬉しい・・・。」
   
「良かったら、協力してくれない?」
「もちろんだよ!」
    

   
「練習の後は、家でゆっくりした方がいいんじゃないのか?」
「私は、お父さんとゆっくりしたいの!」
    
「お父さん、いつも手作りのお弁当、ありがとう! 忙しくても、私のために頑張ってくれるお父さん、大好き!」
   
「でもね、友達がよく言うんだ。ご飯は笑顔って!」
   
「一緒にご飯を食べて、笑顔で話したい! 洗濯物も溜まってたっていい! むしろ、一緒にやるし! だって、一緒にいられる時間、あと少しじゃない!」
    
「はい! スポーツ選手向け、特別定食!」
    
「え?」
「お母さんが考えたんです!」
「わかなちゃんの夢、私にも応援させて下さい! ね?」
    
「わかなのためにできる事、全部やってあげたくて・・・。だけど、わかなの気持ちに気付かなくて・・・。ごめん・・・。」
「お父さん・・・。」
    
   
「さあ、温かいうちにいただこう!」
「うん!」
   
    
   
「あたし、自分自身の言葉も見つけていきたい・・・。みんなを笑顔にできるように・・・。」
「きっと、お祖母ちゃんも喜ぶよ・・・。」
   
[ええ、とっても嬉しい! どんどんお祖母ちゃんを超えていってね!]
   
「ゆい、元気になって良かった・・・。」
「お祖母ちゃんの言葉にゆいぴょんの言葉が加わったら、まさに鬼に缶詰!」
    
「それを言うなら、鬼に金棒だ。」
「缶詰の方が美味しいもん!」
   
 確かに美味しいそうだけど、鬼に缶詰って、ちゃっちくないかい? 腹の足しにもならない気がする。(笑)

 その夜・・・、
   
「父さんは、クッキングダムにいられなくなって、こっちに来たって言ってた・・・。」
   
「だから、クッキングダムの奴らに、オレや父さんの事知られちゃいけないって思ってたけど・・・。」
    
   
「父さん・・・。」
   
「心配かけたくなくて、ずっと黙っていたの・・・。でも、ジンジャーさんを知っているって聞いて・・・。」
   
「あなたの過去を知る人が来ているわ・・・。シナモンさん・・・。」
   
    

 今回は、これで終了です。


次回:「俺に出来ること・・・ ブラックペッパーと拓海の決断
 ゆいの父・ひかると、拓海の父・門平が、おいしーなタウンに帰ってきました。
 門平は、デリシャストーンを返すよう拓海に話します。拓海は、それを受け止めようとしましたが・・・。


【まとめ】
 今話は、タイトルに「お料理なんてしなくていい!?」とあったものの、そういう結論で終わりませんでしたが、ただ料理にこだわり過ぎるのは良くないという展開でした。
 また、セクレトルーがよく言っていた「完璧」が今話のキーワードだったように思います。自分を追い込み過ぎず適度に他人に頼る事が大切だと感じ、ためになる内容だったと感じています。

 今話では、セクレトルーがしきりに「完璧」と口にしていましたが、「完璧」と聞いて思い浮かぶ人物といえば、ゆいの祖母・よねかな、と思っています。
 ゆいがよねから教わった沢山の言葉は、ゆいの心に響いており、さらに、おいしーなタウンに住むほとんどの人達からも慕われてしまいます。それゆえに、沢山の人達が、よねはすごいと感じており、完璧だと感じている人も少なくないでしょう。

 ですが、よねだって、人の子。神様でも機械でもありません。
 となれば、ミスだって犯すもの。よねの言った事が間違っている事だってあります。前話では、「言葉だからね、忘れられる事も、役に立たない事もある」と、よね自身が言っていましたが、そういう事なんですよね。

 ゆいは、よねの言葉は、万人の支えとなる魔法の言葉だと信じて疑わなかったものの、残念ながら、今回はそうはなりませんでした。
 じゃあ、そうなったら、どうするのか? その時は、これまでの自分の経験や、それに基づいて出来上がった言葉が、物を言うんでしょうね。

 しかし、それは、一朝一夕で出来上がるほどの簡単なものではないでしょう。深く悩んで考えなければ思い付かないケースが多いと思いますね。
 セクレトルーは、悩みは弱さであり、築き上げたものをすべて失いかねないものとまで言ってましたが、だからと言って、何もしなければ、無為に時は過ぎていくもの。悩まなければ辿り着けないものだってある訳であり、悩みは決して弱さなんかじゃないんですよね。むしろ、前に進むためのマストアイテムともいえるでしょう。

 あと、「玉木 ましば」についても、「完璧」を思わせるところがあったと思いますね。
 と言っても、彼は、見た感じでは、社長などといった重役からは程遠い、一般のサラリーマン。「完璧」とは到底感じられないでしょう。
 ですが、娘の将来を思って、朝早くから苦手な料理に取り組み、家事にも一生懸命なのは、本当にすごいと感じました。それも、娘の前にはまったく疲れや苦しさを見せず、自分は「完璧」だと振舞っていたのですから、尚更だと思いますね。

 しかし、それがいき過ぎて、倒れてしまったら元も子もないでしょう。睡眠時間を削ってまで我が子のために頑張っているとなると、自分はすごくて完璧だと思いやすく、他人の意見を無視しがちになると思いますので、結構注意が必要でしょうね。
 そうならないためにも、自分を追い込まず、適度に誰かを頼った方が良いのでしょう。お父さんだけがやっていた家事を、たまには親子で協力して取り組もうと声をかけたりとか、いつもは朝早くからお父さんが作っていた朝食を、週1回は娘が作るとか、そういった事でも良いんですよね。
 まあ、そうは言っても、人によっては、誰かに頼るのは情けない事だと感じてしまうでしょう。ですが、人は、決して1人だけの力で生きる事は不可能な以上、誰かに頼る事は、ちっとも恥なんかじゃないんですよね。
 自分は「完璧」だと思わず、誰かに頼るべきところでは、しっかり頼りにする。誰かのために頑張るにしても、それを最優先事項として位置付けるのが良さそうですね。

 さて、次回は、タイトルを見た感じでは、ブラックペッパーの正体が拓海である事が、ゆい達に知られる話になるのでしょうか。
 残り話数を考えると、次回で正体が明かされても不思議ではないでしょう。ゆい達は、拓海とブラックペッパーが同一人物と知って、どう感じるのか? そして、その後、拓海は、どうするのか? 次回は、かなり目が離せない展開になりそうです。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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