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ひろがるスカイ!プリキュア 第15話感想

2023年05月16日 | ひろがるスカイ!プリキュア
 今話の名セリフ:「動くな! そこからエルちゃんに1ミリでも近付いたら、絶対に許さない!」

 「ひろがるスカイ!プリキュア」第15話「超巨大ランボーグ大爆発!? 守れスカイランド!」の感想です。


~ オープニング前 ~
 ある夜、城下町にて爆発が起きました。
 その正体はランボーグ。街に危機が訪れましたが、キュアスカイとシャララがランボーグをやっつけました。
    
 その翌日以降もランボーグが次々と出現。ですが、青の護衛隊が、すべて退治しました。


 今回もオープニングの変更箇所がありました。
 前話で、ソラが憧れていた人物の正体が明らかとなった事で、「希望という光 つかんでた」のところで映っていたキャラが、はっきり描かれました。
   
 やっぱ、こう見ると、シャララ、カッコ良いですよね。今後毎回これを見れるとなると、テンションが上がります。


~ Aパート ~
 ある日、シャララは、辺境の地にパトロールに出ていました。そこでは、元来気の優しい野生動物が急に辺りの人々を襲うようになり、既に怪我人が何人か出ているとの事。
 シャララがその動物の詳細を聞こうとしたところ、もうその動物が出現しており、ソラが抑えようとしていました。
   
 シャララは、ソラを助けようと駆け付けますが、ソラは、この動物は足を怪我していて、気が立っているだけだと説明。
 ソラは、何とか抑えようとしますが、壁に激突。

 少しして・・・、
   
「痛むか?」
   
「全然痛くありません! このくらい! あ、痛た・・・。」
   
「お手柄だったな。」
「カッコ悪い・・・。」
「でも、村のみんなが助かった。」
「はい!」
    
「護衛隊って、色んなお仕事をしてるんですね!」
「都を襲う危険な敵と戦うのも大事だが、パトロールも同じくらい大事だ。辺境の地には、助けを必要としている人が大勢いる。」
   
「私も、あの時の私も、そうでした・・・。」
   
「お世話になりました。」
「まったく、あの森には近付いちゃ駄目だって、厳しく言ってはいたんですけど・・・。」
「いや、気にするな。」
    
   
「ほら、ボーっとしてないで、ソラもちゃんとお礼を言いなさい!」
「あげる。幸運のお守りなの。」
    
   
「いいのか?」
   
    
「あの日・・・、あの日、私・・・、ヒーローになるって決めたんです! あんなスカイジュエルのかけら、どこにだってあるのに・・・。」
   
    
「君とこうして再び出会えたのは、このジュエルの導きかもしれない・・・。」
   
    

 同じ頃、ツバサは、エルの子守をしていました。そんな中・・・、
    
   
「ツバサ・・・。」
「ツバサちゃん!」
「父さん! 母さん!」
「無事で良かったわ!」
    
「おお、プリンセス。申し遅れました。私、ツバサの父で・・・。」
「って、何で来たの!?」
「王様から連絡をいただいたんだ! まったく、真っ先に親に顔を見せに来るのが当たり前だろ!」
    
   
「ボクはナイトだから、プリンセスの傍にいないと!」
「ツバサちゃんは、ずーっとイヤイヤ期なのね・・・。」
「赤ちゃん扱い!? とにかく放してよ! こんなところ、誰かに見られたらカッコ悪いじゃないか!」
    
「ちょっといいかな?」
   
   
「あ! もしかして、ツバサ君のパパとママ? はじめまして!」
   
「虹ヶ丘ましろさん。向こうの世界で一緒に暮らしてた。」
『え!?』
   
「お前、しばらく見ない間に結婚したのか!?」
「違うから!」
   
 お父さん、一緒に暮らしてただけで結婚とか、気が早過ぎるっす。っていうか、プニバード族って、10代前半で結婚可能なんでしょうか。まあ、どっちにせよ、ましろには「うちのソラちゃん」がいますから、下手な考えを持とうものなら、焼鳥刑に処しますけどね。(笑)

「お母さん、恋人はまだツバサちゃんには早いと思うわ・・・。」
「だから違うってば!」
    
 まあ、正直、エルが恋人だと思いますね。「ナイト」というカッコ良い言葉を何度も口にし、そして、エルと接しまくってるとなると、エル以外の女性に興味がなさそうな気がしますし。この調子で、エルコンプレックスを加速させて下さい。(笑)
 っていうか、ましろも笑顔で黙ってないで、なんかツッコんで! 「私にはソラちゃんがいるんだけどな・・・」でもいいから! 今作一のツッコミ役の座を降りて、ツバサ君や私にツッコミを押し付けてるように思えてきました。(笑)

 その後、ましろは、明日ソラシド市に帰る事をツバサに告げました。学校がありますし、自分がいなくてもスカイランドは大丈夫だと感じた事から、そう決断しました。
「住む所が変わるだけ。トンネルを通れば、いつだって会える。何も変わらないし、何もなくならない。だって、私達は友達だから! でしょ?」
   
「エルちゃん、元気でね・・・。」
   
「お腹出して寝ちゃ駄目だよ? ちゃんと歯磨きは、仕上げまでしてもらうんだよ? あんまりツバサ君にイヤイヤ言っちゃ駄目だよ?」
    
   
「それと・・・、私の事、忘れないでね・・・。」
   
   

 その直後、何か大きな音が鳴りました。外を見てみると・・・、
    
   
 このランボーグは、バッタモンダーが生み出したもの。これまで青の護衛隊がやっつけてきたランボーグのエナジーは、この地に残り続けていたようで、その集合体が、このランボーグです。



~ Bパート ~
 このランボーグは爆弾タイプ。爆発すればスカイランドのすべてを闇に飲み込むほどの強力なものです。
 ただし、エルをバッタモンダーに差し出せば、爆発を止めるとの事。

 なお、先にツバサがプリキュアに変身して偵察に行っていましたが、太刀打ちできずボロボロに。
 その後、ソラとましろはプリキュアに変身。そして、アップドラフト・シャイニングを放ちました。

 しかし、これまでのランボーグと同じように問題なく浄化とはいかず・・・、
    
    
「もう・・・、限界・・・。」
   
「でも!」
「諦めない!」
   
   
「スカイ・・・。プリズム・・・。」
   
    
「この戦い、君達だけに背負わせはしない・・・。」
   

    
   
「あれは、隊長!?」
「1人で行くなんて無茶な!」
「隊長!」
    
「相手がどんなに強くても、正しい事を最後までやり抜く。それがヒーロー!」
    
「頼むぞ! 鷲よ!」
   
   
    
    
    
    
「すごい!」
   
   
    
   
「ソラ・・・。」
   
   
「ヒーローの出番だ・・・。」
   
    
    
   
『プリキュア! アップドラフト・シャイニング!』
    
    
   

    
「スカイ! プリズム!」
   
「ざっけんなよ! 弱いくせに・・・。弱いくせに・・・。」
「バッタモンダー!」
「強いオレに逆らうなんて、ありえない!」
    
    
    
「僕とした事が、つい取り乱してしまった・・・。ごめんね。怖かっただろ? はい、これでケンカは終わりだ! じゃ、プリンセスをこっちに!」
   
「決して渡すものか!」
「この身に代えても、プリンセスは守ります!」
    
「そうかい、残念だよ・・・。バッタモンモン。」
   
   
「逃げて・・・。」
   
   
    
    
    
「ソラー!」
   
   
「プリンセス。僕とお出かけの時間だよ?」
   
    
    
「動くな!」
   
   
「そこからエルちゃんに1ミリでも近付いたら、絶対に許さない!」
    
    
    
「バッタモンモン・・・。」
    
    
   

 その夜、護衛隊員達はシャララを探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
「お前はもう休め・・・。よくやってくれた・・・。隊長もきっと・・・、きっと、お前を誇りに思ってくれている・・・。」
    

    
   

 翌朝になっても、国王と王妃は、気絶から覚めませんでした。一体どうすれば、呪いを解く事ができるのか?
 ソラは、ソラシド市に帰ろうと言いました。ましろの祖母・ヨヨに話せば、呪いを解く方法を教えてくれるかもしれないためです。
 それに、エルがバッタモンダーに狙われてるとなると、スカイランドに1人残しておく訳にもいかないですし、プリキュア3人がバラバラになるのも得策ではありません。

「心配いりません。プリキュアは無敵です。」
   
「ソラちゃん、無理しちゃ駄目・・・。」
「私、隊長から手紙をもらったんです。」
    
「鳥に乗って出て行く前に、部屋に立ち寄ってくれたんですね・・・。」
「何て書いてあったの?」
    
〈立ち止まるな、ヒーローガール。また会おう・・・。〉
    
「これは?」
「絶対にまた会える・・・。そういう魔法がかかったペンダントです!」
    

 そして、ソラ、ましろ、ツバサ、エルは、ソラシド市へのトンネルを通りました。
〈シャララ隊長・・・。私、前に進みます・・・。そうすれば、きっと・・・、きっと隊長に、また会えるはずだから・・・。〉
   
    

 今回は、これで終了です。


 今回のエンディングは、「ハピネスチャージプリキュア!」の主人公プリキュア「キュアラブリー」が登場。
「今日は私! キュアラブリーだよ! みんなで一緒に、ハピネス注入! 幸せチャージ!」
   
    
 この作品が放映されていた時は、プリキュア10周年を迎えていて、中盤までのオープニング冒頭では、過去作プリキュアが、あいさつしていたんですよね。本当に懐かしい・・・。
 それから9年後、また過去作プリキュアの姿をこうやって拝めるなんて、当時は思いもしなかったですね。「また10年後も過去作プリキュアの元気な姿が見られたらいいな・・・」と思いながら、今後も「プリキュア」にハマり続けたいと思います!


次回:「えるたろう一座のおに退治
 ヨヨに会うため、再びソラシド市にやって来たソラ達。
 スカイランド国王と王妃が呪いにかかってしまい、寂しがるエルを元気付けようと、あげはの提案で人形劇を作る事に。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 今話も、想像以上に見応えがありましたね。
 「超巨大ランボーグ大爆発? どうせ、アップドラフト・シャイニングで、チョチョイのチョイだろ?」なんて思っていたのが、全力を出してようやくランボーグ撃破だったり、戦いに加勢したシャララが行方不明になったり、国王と王妃が呪いで目覚めなくなったりと、すさまじい展開となりました。
 これといった大きな事件のない平凡な話かと思いきや、急展開の連続とか、ホント、侮れないな! プリキュアシリーズは!

 まず、前話本格登場したばかりのシャララは、まさか、あんな事になるとは・・・。
 プリキュアとランボーグとの戦いにカッコ良く加勢し、カッコ良い剣技を見せたものの、ランボーグの強大な攻撃を受け、行方不明に。隊長になるまでの苦労話とかを聞きたいと思っていた上、オープニングにも映ってテンションが上がっていたのに、何でだよ・・・。
 クールでカッコ良過ぎるサブキャラが、プリキュアのために力を尽くしたものの、敵側の大きな脅威により行方不明になるというのは、「プリンセス」のカナタ王子を思い出しますね。クールでカッコ良いキャラの宿命みたいなものでしょうか。いや、もしかしたら、この展開を考えて、クールでカッコ良く振舞わせたのかもしれませんが。

 ランボーグの攻撃を受ける直前の演出を考えると、数話以内にシャララが再登場するなんて事はないでしょう。物語後半に入ってからになりそうな気がしますね。
 私は、追加プリキュアも含めた全員合体技がお披露目されるタイミングで再登場するんじゃないかと予想してます。ですので、30話あたりかな、と思っていますが、果たして?

 シャララの行方については、城下町からすごく遠く離れた場所に吹き飛ばされたとは考えにくいでしょう。ランボーグの放った闇に飲まれたように感じ、アンダーグ帝国に転送されたんじゃないかと思いますね。
 となると、アンダーグ帝国に操られて、敵としてソラ達の前に立ちはだかる事が濃厚でしょうか。本当にそうなった時に、ソラはシャララにどう向き合うのか気になるところ。
 敵として再登場したとしても、最後はハッピーエンドで終わってくれるものと信じたいところ。今は、シャララの無事を祈るばかりですね。

 あと、バッタモンダーにさらわれそうになったエルを助けに来たスカイには、息を呑みました。あの時の「動くな! そこからエルちゃんに1ミリでも近付いたら、絶対に許さない!」は、ドスがきいていて良かったですね。
 普段敬語で話し、いつも爽やかな子が、敬語を使わず、あそこまでブチ切れたのは意外だと思いましたが、エルの事を大事に思ってる事が改めて伝わりました。そして、それゆえに、卑劣な手を使ったり、大事な人達に危害を加えたりしてエルを連れ去ろうとするヤツらが許せない正義感も伝わりました。

 そういえば、ドスがきくといったら、ソラの声役・関根明良さんは、第1話の収録の時に、全力でカバトンに挑み過ぎたあまり、ドスがきいてしまって、少し抑えるよう指摘を受けたらしいんですよね。
 だけど、このシーンについては、逆にドスをきかせるよう言われたのかも? 普段の性格からは感じられない部分を表現してきたあたり、声優のすごさを改めて感じましたし、関根さんがソラ役で良かったな、とも思いました。

 また、スカイの顔が一切描かれなかったのも、良い演出だと感じました。
 スカイと対峙していたバッタモンダーの怯えた表情を見た感じでは、鬼の形相だったのでしょう。それこそ、メイン視聴層の女の子達の多くは、あの表情を見たら、泣き出してしまったのではないのでしょうか。
 表情を描かなかったのは、女の子達に配慮したからでしょう。同時に、ソラの怒りの大きさをよく表していたと思います。

 さらに、スカイの周りのガラスの破片も、バッタモンダーに恐怖を植え付けさせる効果があったでしょう。
 ガラスの破片は、鋭利な刃物のようになっており、触りどころを誤ると大怪我をしてしまうもの。そんな刺々しさが、あの時のスカイにはあったように感じますね。
 また、スカイの言葉に従わなかったら、辺りのガラスのように粉々にされるんじゃないかという恐怖も感じたでしょう。
 命を懸けても任務を遂行する忠誠心があれば、恐怖に打ち勝てたかもしれませんが、所詮バッタモンダーは小者。我が身が可愛い小心者は、相手の気迫に怯えるしかなく、撤退の道しか選べないでしょうね。

 スカイランドは、大爆発を免れたものの、国王と王妃が、バッタモンダーの呪いにより、目覚めぬ状態に。呪いを解く方法をヨヨに調べてもらうために、ソラ達はソラシド市に戻る事になりました。
 しかし、その方法は、そう簡単に分かるものではないでしょう。それに、方法が分かったとしても、それを現実にするまでの過程が相当大変なものになりそうな気がします。
 となると、次にスカイランドに行くまで、だいぶ間が空く事になるでしょう。たぶん、7月でしょうか。この間に、4人目のプリキュア・キュアバタフライが登場したり、5人目のプリキュア登場に向けて話が動くんじゃないかと思いますね。今後も、ストーリーをじっくり楽しんで見ていきたいもの。

 さて、次回は、小休止的な話でしょうか。タイトルや予告映像を見た感じでは、ギャグ回ですかね。
 ですが、ギャグ回と思わせといて、実は、感動話とか、深く考えさせてくれる話だったというのは、「プリキュア」にはよくある事で、もしかしたら、次回も、そうなるのかも? まあ、どんな展開になろうと、次回も、色んなキャラの活躍や成長をしっかり見ていきたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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