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キラッとプリ☆チャン 第11話感想

2018年06月17日 | キラッとプリ☆チャン
 今話の名セリフ:「みんなで描いたらもっと楽しい! もっと笑えて、私も嬉しいの!」(桃山みらい)

 「キラッとプリ☆チャン」第11話「はじめてスペシャルやってみた!」の感想です。


~ オープニング前 ~

 ある日、みらい、えも、りんかの3人は、めが姉ぇから呼び出しを受けて、プリズムストーンに向かっていました。
 めが姉ぇとユヅルのいる店長室に入ると、ユヅルは、3人とも頑張って、と言います。一体どういう事なのか?
 それは、「プリチャンスペシャルキラ宿選抜大会」略して「スペシャル大会」の出場グループに選ばれたためです。


    オープニング直後の提供画像


~ Aパート ~

 その後、みらい達は、ステージの観客席に移り、モニターから流れる「スペシャル大会」の内容を見ました。
   
 「スペシャル大会」とは、この春、キラ宿のプリズムストーンで配信された動画の中で、特に注目された6つのグループだけが出場できる大会です。
 その大会で、予選、決勝戦を行い、優勝したチームには、伝説のコーデ「プリチャンユニフォームピュアホワイトコーデ」が贈られます。
   
 このコーデは、プリチャン界の大スターであるアンジュがデビューした時に着ていたとか。
   
 しかし、優勝したからといって、そのコーデを手に入れられるとは限りません。「デザイナーズセブン」に認められる必要があります。
 「デザイナーズセブン」とは、「スイートハニー」「ガールズエール」「シークレットアリス」「ドーリーワルツ」「ロマンスビート」「ユニバースクイーン」「プレシャスミューズ」の7つのブランドを率いるカリスマデザイナー達の事。
   
 彼らは、自分のデザインしたコーデを輝かせてくれるアイドルをプリチャンでいつも探しています。

 さて、いよいよ、「スペシャル大会」にエントリーを決めたグループが紹介されます。まず、4チームの顔ぶれは、こんな感じ。
    オレンジガールズ
    紅白(あかしろ)クローバー
    あめちゃんズ
    でたとこ勝負
 そして、ミラクルキラッツ。紹介されたみらいとえもは、ステージに上がります。
 この5チームが、テーマに沿った番組を配信し、一番「いいね」を集めたチームが決勝進出となります。
 ですが、大会の出場グループは6組。あとの1チームは、どこにいるのか?
 その1チームは、メルティックスター。予選を突破したチームが、決勝でメルティックスターと戦う事となります。

 その直後、あんなとさらが、ステージに。すぐに、大勢の観客から大歓声を受けます。
 メルティックスターが予選をパスできるのは、春に配信した動画から集めた「いいね」の数が圧倒的に多かったから。
   
「悔しかったら決勝まで上がってらっしゃい。まあ、あなたには、逆立ちしても無理でしょうけど!」
    
「ハァ!? 逆立ちなんて1時間くらいできるわい! アンタこそ1秒もできないでしょ!」
「ああん!? 1,000秒でも1万秒でも片手で逆立ちしてあげますわ!」
    

「あんな。」
「ここでケンカしちゃダメ!」
   
 構いません。どんどんやって下さい。「ケンカするほど仲が良い」をよく表していて、もはや、日曜日の良い清涼剤になっていますので。(笑)


 最後に、予選のテーマは、これ。
   
 随分ざっくりしたテーマですが、何をしてもいいという事から、チームの色が分かりやすく出るという事でもあります。

 大会の説明が終わり、出場者達は、お互い明日の予選を頑張ろうと握手を交わします。
    
    
 そんな中、この和気藹々とした雰囲気に加わらないチームが。
 それは、でたとこ勝負の3人。対戦前に握手すると勝率が4%下がるというデータに基づき、みらいからの握手を拒否します。

 しばらくして、みらい達3人は自宅で、何を配信するかを考えますが、良いアイディアが浮かびません。
 りんかは、でたとこ勝負の3人が気になっていて、調べていました。3人は3つ子で、緻密にデータを活用して、視聴者の心を掴むように徹底的に計算した配信をするとか。
   
 直感で動くミラクルキラッツとは正反対のチームです。直感だけでデータ主義のチームに勝てるのかと、りんかは疑問に感じます。
 そこで、りんかは、データを活用した番組作りができないか調べてみる事にしました。

 それからしばらくして・・・、
「プリチャンは楽しい。大好き!」
    
「でも、もっと沢山人を惹きつけるためには・・・、計算か・・・。」
    
 そう考えていると、妹・ひかりが起き出しました。みらいは、部屋を出て考える事に。
「これが分からないの? できてるじゃん・・・。」
   
 下の階に降りたみらいは、母がウェディングケーキ作りに取り掛かっているのを目にしました。
「楽しそうだね。」
「だって、『おめでとう』って笑って食べてくれると思って作ったら、ママも嬉しいんだもの!」
    
「あ・・・、そっか!」
   
「明日は大会なんでしょ? 早く寝ないと頑張れないよ!」
「ママもね! お休み、ママ!」
   
    

 

~ Bパート ~
 大会当日を迎えました。みらい達は控室で、何を配信するかを考えていました。
 りんかは、ここ1週間で視聴者数が多かった動画を挙げていきます。しかし、それをやったら決勝へ行けるかといえば、分かりません。
 とはいえ、やってみなければ分からないのも事実。直後、みらいは、昨夜考えたものを挙げようとノートを開いたら、花マルが描かれている事に気付きます。

 そうこう考えていたら、出番の時が来ました。3人は、りんかが挙げたものの中からどれを配信するかを一斉に選びました。
   
 すると、3人とも同じものに。一体何を選んだのか?

 ついに、スペシャル大会の予選が始まります。
 予選のルールは、まず、5チームが動画を配信し、その様子がモニターに映されますが、「いいね」が多くなると、そのチームの動画が大きく映るようになります。
 少ないチームは脱落していき、最後に全画面を占領したチームが勝利となります。
「さて、キラッツのお手並み拝見だね、あんな。なっ・・・。」
   
「負けません事よ、私だって・・・。」
「あんな、そこで勝っても・・・。」
    
 マジかよ・・・。女子中学生が片手で逆立ちとかすげぇ・・・。セレブリティー特訓の賜物でしょうか。
 しかし、スカートが万有引力の法則に逆らうとか、実にけしからん。まあ、法則に従っちゃったら、更にけしからん事になり、BPOから指摘を受けるかもしれませんね、ハイ。(笑)


 そして、配信開始。
    
 みらいとえもは、大きな絵を描く事に挑戦。
 でたとこ勝負の3人は、データを分析して、皆が見たいものを配信する事が、自分達の考えるプリチャンだと結論付け、人気ナンバー1の動画「20キロメートル泳いでみた」を配信する事に。
    
 少しして、オレンジパーティーが真っ先に脱落。ミラクルキラッツも、画面占領率が低く、脱落の危機です。
「あ、えもちゃん、色づかい上手!」
「え、そう? あたし、センスあるかな?」
「もう・・・。お気楽なんだから・・・。」
    
「たのしそう・・・。」
「あたしも、おえかきしたい・・・。」
「うん・・・。」
    
 その後・・・、
   
 りんかは、画面が賑やかになると、その子達と一緒に描く事を提案。みらいとえもも参加を認めました。

 しかし、すぐに、男の子が転んでしまいます。
「大丈夫大丈夫! キラースマイル!」
   
    
「あ、これって・・・。そうだ、初めてプリチャンやったあの日・・・。」
    
「ね、えもちゃん!」

「何?」
「初めてプリズムストーンに行った日、私1人だけじゃなくて、みんなともっと楽しく笑いたいと思ったんだ!」
    
「そうだったね! あの時、めっちゃえもかったよね、みらい!」
   
「頑張れ! お姉ちゃん、頑張れ! とにかく頑張れ、お姉ちゃん!」
   
「ひかり、ありがとう! こういう事だよね!」
「わー! はなマルだー!」
    
   
「ありがとう、ひかり。あの花マルを見て、私は絵を描くのを選んじゃったんだ!」
   
「そうだ! みんな、もっと楽しく絵を描こう!」
    
    
「みんなで描いたらもっと楽しい! もっと笑えて、私も嬉しいの!」
   


 そんな中、紅白クローバーとあめちゃんズが脱落。依然、でたとこ勝負の画面占領率が高いですが、すぐに、ミラクルキラッツが逆転します。
    
 でたとこ勝負の3人は、作戦変更。自前の装置で、雨の中でのフルマラソンを表現。
    
 それでも、ミラクルキラッツの勢いに押されています。
 みらいとえもは、絵を完成させました。多くの観客達も参加してできあがったものは・・・、
   
 でたとこ勝負は、打つ手が不発に終わり、ミラクルキラッツが勝利。
   
 そして、みらいとえもは、ライブができるようになりました。

 という事で、2人はステージに。
    
「みらいです!」
「えもです!」
   
「今日のコーデは、フラワーショップコーデ!」

「お花のウエストポーチ、何が入ってるか気になる?」
   
『さあ! 私たちのライブ、はっじまるよ!』
   

 曲は「レディー・アクション!」。
    
    
    
    
    
   
「せーので、やってみた!」
    
『お花いーっぱい! ワクワク!』
    
『いっちょ上がり! 未来ときめくミリオンフラワー!』
    
『いらっしゃいませ!』
   
    
    

 その後・・・、
『あれは・・・、キラッとボタン! 運命の瞬間! キラッとチャンス、いっけー!』
    
    
    
   
    
   
『キラッとルーレット!』
    
『いっけー! キラチケ!』
    

「さすがミラクルキラッツだね、あんな。」
   
「面白いものを見せてもらいました・・・、わ・・・。」
「まだやってたのかい!?」
    
 まったくだよ。もしかして1時間くらいやってんだろうか・・・。
 そして、その間、スカートは、万有引力の法則に逆らい続けてだろうなあ。あんなのすごさは認めても、スカートの重力無視は認めねぇ!(笑)


    
   
「ボクも、久しぶりにワクワクしてきたよ・・・。」
「私達の相手には、まだほんのちょっと不足ですけどね。」
   
   

「負けたよ。」
「でたとこ!」
「今までのデータにはない戦いだったのである!」
「つまり新しいデータを手に入れたから、次は負けないのであーる!」
    
「あたし達も、次も負けないよ!」
「我々は、握手を求めていないであーる!」
『え? また?』
    
『フォローを求めているのであーる!』
「そういう事か・・・。」
「オッケー!」
    
    
   
「すごい! 今日1日で、こんなに友達ができちゃった!」
   

 そして、みらい達は激励を受けます。
『頑張れ、ミラクルキラッツ! 絶対、優勝だ!』
    
    
「ありがとう、みんな!」
『絶対、優勝だ!』
    
   


 今回は、これで終了です。


次回:「ハートを燃やしてみた!
 スペシャル大会決勝で、メルティックスターとミラクル☆キラッツが対決する事になりました。
 メルティックスターを超えるため、りんかはみらいに、えもの得意な「やってみた」技である「ポンポンスカイハイドリーム」を2人で一緒に成功させるアイディアを提案。
 果たして、勝つのは、どちらのチームか?


    次回予告直後の提供画像


【まとめ】
 「プリチャンスペシャルキラ宿選抜大会」略して「スペシャル大会」が行われ、ミラクルキラッツが予選突破を果たし、メルティックスターの待つ決勝戦に進出しました。

 という事で、今回のポイントは「データよりも、自分らしく楽しく」でしょう。
 多くの物事において、データを活用する事は大事です。未来は誰もが予測ができないもの。しかしながら、過去の傾向を知って置けば、きっと未来もこうなるだろう、動くだろうと、ある程度危険を察知できたり、明るい未来を予知できたりするものです。

 しかし、データの活用がすべての物事において有益とはいえないでしょう。今回のような芸術表現においては、マイナスになりやすいのかもしれません。
 多くの視聴者から人気を得られるような動画を作りたいのであれば、視聴者数の多い動画を調べて、視聴者の傾向を知る事は良い事だと思います。自分も同じ事をすれば、人気が取れると思ったりもするでしょう。
 ですが、そのために、自分のやりたい事を我慢してしまっては、どうしようもありません。楽しさを引き換えに人気が取れたとしても、いずれ、自分が楽しんでいない様が視聴者に感じ取られ、人気が急落してしまうでしょう。

 それに、模倣とか偽物だとか、批判の目を向けられる事だってありえます。そのケースでも多くの人から注目されてはいますが、人気があるとはとても言い難いでしょう。
 やはり、多くの人気を得たいのであれば、自分らしさ、オリジナリティーで勝負ですよね。まあ、でたとこ勝負の3人も、過去の人気動画をマネながら、自前の装置で動画内容を表現していたあたりは、オリジナリティーがありますけどね。
 とはいえ、オリジナリティーが受けるかどうかは分からないですし、「もし受けなかったら・・・」と不安を抱く事もあるでしょう。
 ですが、やってみなければ分からないのですし、人気というのは、そういった不安を乗り越えた先にあるものなんですよね。自分らしく楽しく。それを意識していれば、緊張なんか吹き飛んで、いつのまにか人気を得ているものなのでしょうね。

 という事で、データや計算を考えずに、皆と楽しく笑いたいと思ったミラクルキラッツが勝利。
 観衆の中に小さな子供達が多くいた事が「ミラクル」だったでしょうし、子供達も参加しての勝利というのが、このアニメらしくて良かったと思いますね。「真に面白い動画は多人数がいてできる」と、これまでの多くの回で感じられた事が、今回も感じられた訳ですし。

 そのミラクルキラッツは次回、メルティックスターと直接対決。
 皆の想いを力にするミラクルキラッツが次回でも「ミラクル」を起こすかもしれませんが、あんなとさらの絶対的実力も侮れないでしょう。どちらが勝つかは予想できないし、どちらが勝ってもおかしくないところ。
 まあ、どちらが勝つにせよ、深く考えさせてくれるような話になってほしいと期待して、両チームの対決を見届けたいと思います。



 今話の感想は、これで以上です。この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。
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