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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 第3話感想

2020年10月18日 | ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
 今話の名セリフ:「スクールアイドルがいて、ファンがいる。それでいいんじゃない?」(高咲侑)

 「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」第3話「大好きを叫ぶ」の感想です。


~ オープニング前 ~
 前話の続きです。
 虹ヶ咲学園の生徒会長・菜々は、自分がせつ菜だと、果林に指摘されましたが、菜々は元々隠しきれるとは思ってなかったため、それを否定しませんでした。元同好会のメンバーではない生徒から気付かれたのは予想外でしたが。
 エマ、彼方、しずくは、どうして同好会を廃部にしたのかを、せつ菜に聞きました。活動休止が一転廃部となっただけに、エマ達はせつ菜を問い詰めます。
「優木せつ菜は、もういません! 私は、スクールアイドルをやめたんです!」
    
「もし皆さんがまだスクールアイドルを続けるなら、ラブライブを目指すつもりなら・・・、皆さんだけで続けて下さい・・・。」
    
   


~ Aパート ~
「大好きを叫びたかった私が、他の人の大好きを傷付けた・・・。私がなりたい自分は、こんなのじゃなかった・・・。」
    
   
「だから・・・。」
    
   
「菜々? 入るわよ?」
「は、はい!」
    
「勉強、捗ってる?」
「もちろん。」
「来週、模試でしょ? 頑張ってね。」
「うん。」
    
   

 その後日、生徒会で、困った子が校内に住み着いているという話題が出ました。
 その困った子というのは、はんぺん。せつ菜は、はんぺんを捕まえようと躍起になります。
    
 やれやれ、前話は顔に飛びかかられ、今回は捕まえるのに一苦労ですか。せつ菜にとって、はんぺんが良い天敵になっていて、草生えます。(笑)

 少しして、せつ菜は、はんぺんを追い詰めましたが、そこに璃奈がやって来ました。
 せつ菜は璃奈に、はんぺんを渡すよう言いましたが、断ります。愛は事情を説明するものの、校内での動物の放し飼いは禁止だと、せつ菜は言いますが、はんぺんが璃奈に懐いているのを見て、何か良案を思い付いたようです。

 それからしばらくして・・・、
    
   
 侑が弾いているのは、せつ菜が歌っていた曲「CHASE!」。
 何でその曲なのかと菜々が言うと、侑は菜々の存在に気付き、驚きました。侑は、音楽室の使用許可を得ずにピアノを弾いていた事に謝ります。

「ところで、さっき、せつ菜ちゃんの曲、知ってるみたいな感じだったよね!? 良いよね、『CHASE!』! 動画とか見てたの!? もしかして、会長、せつ菜ちゃんのファン!?」
    
「もう、そうならそうと早く言ってくれればよかったのに! せつ菜ちゃんの事色々話そう! あ、そうだ! 『CHASE!』の他に、オススメの動画あったら教えてくれない? 探してるんだけど、全然見つからなくて・・・。」
    
「ち、近いです・・・。」
「あ、ごめんごめん!」
    
「そういえば先日お会いした時、優木さんに会いたがっていましたね?」
「うん! 大好きなんだ!」
   
    
「この前ライブやっててね、すごかったんだよ・・・。せつ菜ちゃんの言葉がズシンときたんだ・・・。歌であんなに心が動いたの、初めてだった!」
    
   
「私、夢中になれるものとか、全然なかったんだけど、あの日からスクールアイドルにハマって、今、すっごく楽しいんだ!」
   
「歩夢と一緒に同好会も入ってね。」
「同好会?」
    
「そう! かすみちゃんが誘ってくれて・・・、あ・・・。ち、違うの・・・。勝手に部活始めたとかじゃなくってね・・・。」
   
「特に問題ありませんよ。スクールアイドル同好会は一度廃部になりましたが、新しく立ち上げてはいけないという校則はありませんし。」
    
「え?」
「部員が5人以上集まったら、いつでも申請に来て下さい。」
「そうなんだ・・・。」
   
「優木さんが聞いたら、喜ぶでしょうね・・・。」
「だったら嬉しいな!」
    
「何でやめちゃったのかな、せつ菜ちゃん・・・。こんな事思っても仕方ないって分かってるんだけどね・・・。きっとせつ菜ちゃんも色々考えての事だろうし・・・。」
    
「でも、時々思っちゃうんだよね・・・。あのライブが最後じゃなくて、始まりだったら最高だろうって・・・。」
   
「何でそんな事言うんですか?」
「え?」
「良い幕引きだったじゃないですか・・・。」
   
「せつ菜さんは、あそこでやめて正解だったんです・・・。あのまま続けていたら、彼女は部員の皆さんをもっと傷付けて、同好会は再起不能になっていたはずです・・・。」
   
「え? そんな事・・・。」
「高咲さんは、ラブライブをご存知でしょうか?」
   
「スクールアイドルの全国大会みたいなやつだよね?」
「その通りです。ラブライブは、スクールアイドルとそのファンにとって、最高のステージ。あなたもせつ菜さんのファンなら、そこに出てほしいと思うでしょ?」
    
「スクールアイドルが大好きだったせつ菜さんも。同好会を作り、グループを結成し、全国のアイドルグループとの競争に勝ち抜こうとしていました。」
   
「勝利に必要なのは、メンバーが1つの色にまとまる事・・・。」
   
「ですが、まとめようとすればするほど、衝突は増えていって・・・。」
   
    
「その原因が、全部自分にある事に気付きました・・・。せつ菜さんの大好きは、自分本位のワガママに過ぎませんでした・・・。」
    
    
「そんな彼女が、スクールアイドルになろうと思った事自体が、間違いだったのです・・・。」
   
「幻滅しましたか?」
    
   
 その後、歩夢が音楽室の入口に。菜々は音楽室を出ました。

 それからしばらくして・・・、
    
    
   
    
    
   
「期待されるのは嫌いじゃなかったけど、1つくらい、自分の大好きな事をやってみたかった・・・。」
   
「私の大好きが、誰かの大好きを否定していたんだ・・・。それは結局、ただのワガママでしかなく、私の大好きは、ファンどころか、仲間にも届いていなかった・・・。」
   
「ケジメでやったステージが、少しでも同好会のためになったのなら・・・。」
    
「優木せつ菜だけが消えて、新しい虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が生まれる・・・。」
    
「それが・・・、私の最後のワガママです・・・。」
   


~ Bパート ~
 その頃・・・、
「えーっ!? 意地悪生徒会長がせつ菜先輩!?」
   
「っていうか、何でかすみんを置いて、そんな大事な話をしに行ったんですか!? 部外者のお姉さんがいたのに!」
    
「へえ・・・、面白い事言う子ね・・・。」
「ヒイー・・・。ごめんなさい・・・。コッペパンあげるから許して下さい・・・。」
    
「あら、美味しそう。ありがたくもらっておくわね。」
    
 果林先輩が「美味しそう」なんて言うと、どうも意味深に聞こえちゃうんだよな。コッペパンじゃなく、かすみがいじりがいあって、おいしそうという感じがして。(笑)
 しかも、獲物を狙うような目をしてるのが笑いを誘いますね。これはもう、パイセンのかすみんいじりに、めっちゃ期待するしかないね!(笑)

 学校にいなく、しずくが電話をしても出なかったため、かすみ抜きで生徒会室に行ったようです。
 せつ菜がスクールアイドルをやめる事に暗いムードが漂いますが、果林は、何か問題があるのかと言います。
 同好会の部員は5人以上いるため、生徒会に申請すれば、正式に活動可能です。それに、せつ菜がやめると言っているのなら、無理に引き留める必要はないんじゃないかとも付け加えます。
「本当にやめたいのかな?」
   
「何でそう思うの?」
「皆さんはどう思いますか? せつ菜ちゃん、やめてもいいんですか?」
『それは嫌だよ!』
   
「せつ菜ちゃん、すごく素敵なスクールアイドルだし、活動休止になったのは、私達の力不足もあるから・・・。」
「彼方ちゃん達、お姉さんなのに、みんなを引っ張ってあげられなかった・・・。」
    
「お披露目ライブは流れてしまいましたけど、みんなでステージに立ちたいと思って練習してきたんです! せつ菜さん抜きだなんてありえません!」
   
「かすみんもそう思います! せつ菜先輩は絶対必要です! 確かに、厳し過ぎたところもありましたけど、今はちょっとだけ気持ちが分かる気がするんですよ・・・。」
    
「前の繰り返しになるのは嫌ですけど、きっと、そうじゃないやり方もあるはずで・・・。それを見つけるには、かすみんと全然違うせつ菜先輩がいてくれないと、ダメなんだと思うんです!」
    
   
「大きくなったね、かすみちゃん!」
「バカにしてませんか!?」
「本気で褒めてるよ!」
    
「せつ菜ちゃんは私達に夢をくれた人だもんね! 私も一緒にやりたい!」
   
 とはいえ、結局はせつ菜の気持ち次第。そこで、侑はせつ菜と話す事を申し出ました。

 それから後日、はんぺんは、生徒会お散歩役員として就任したそうです。ややヘリクツではありますが、学校の一員に迎え入れるという事で、校内で保護する事になりました。
 同じ頃、校内放送で、菜々とせつ菜はすぐに西棟の屋上に来るよう連絡が流れました。菜々はすぐに向かう事に。

 そこにいたのは侑。

「高咲侑さん・・・。」
「こんにちは、せつ菜ちゃん。」
   
    
「エマさん達に聞いたんですね?」
「そうなんだけど、音楽室で話してた時に、そうじゃないかなって。」
    
    
「それで、どういうつもりですか?」
「ごめんなさい!」
   
   
「何ですか、いきなり・・・。」
「昨日、何でスクールアイドルやめちゃったのかな、とか言っちゃったから・・・。無神経過ぎたかなって・・・。」
「気にしてませんよ。正体を隠していた私が悪いんですから。」
   
「話が終わったのなら・・・。」
「あ、まだあるの!」
「何ですか?」
    
「私は、軽蔑なんてしてないよ。」
    
「スクールアイドルとして、せつ菜ちゃんに同好会に戻ってほしいんだ・・・。」
    
「何を・・・。もう全部分かっているんでしょ! 私が同好会にいたら、みんなのためにならないんです! 私がいたら、ラブライブに出られないんですよ!」
    
    
「だったら! だったら、ラブライブなんて出なくていい!」
    
「あ、いや・・・。ラブライブがどうだからとかじゃなくて・・・。私は、せつ菜ちゃんが幸せになれないのが嫌なだけ。」
    
「ラブライブみたいな最高のステージじゃなくてもいいんだよ。せつ菜ちゃんの歌が聞ければ、十分なんだ・・・。」
    
「スクールアイドルがいて、ファンがいる。それでいいんじゃない?」
   
「どうして、こんな私に・・・。」
「言ったでしょ? 大好きだって。こんなに好きにさせたのは、せつ菜ちゃんだよ!」
    
   
「あなたみたいな人、初めてです・・・。」
   
「期待されるのは嫌いじゃありません・・・。ですが・・・、本当にいいんですか?」
    
「私の本当のワガママを・・・、大好きを貫いても、いいんですか?」
「もちろん!」
   
    
   
「分かってるんですか? あなたは今、自分の思ってる以上に、すごい事を言ったんですからね?」
    
    
   
「どうなっても知りませんよ!」
    
   
「これは、始まりの歌です!」
   

    
    
    
    
    
    
    
    
    
    

「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、優木せつ菜でした!」
   
   
「せつ菜ちゃん! もう大好き!」
「ちょっと・・・。」
    
    
「先輩、いつまでくっついてるんですか?」
   
 まったくだよ。今のご時世、濃厚接触は危険だというのに、キミ達ってやつは・・・。こういう時のかすみんのツッコミは本当に役に立ちます。(笑)

「やっぱりすごいね!」
「うん!」
「皆さん、見ていたんですか・・・。」
   
「お帰りなさい。」
「でも、少し盛り上がり過ぎかも。」
   
「先生に見つかったら怒られちゃいますよ?」
「どうする? 生徒会長。」
    
「今の私は優木せつ菜ですよ! 見つかる前に退散しましょう!」
『おー!』
    
   

 今回は、これで終了です。


【まとめ】 ※今回も、かなり長いです。長文苦手な方は、ご注意下さい。
 自分のワガママから他の同好会メンバーの大好きを傷付けた事をきっかけにスクールアイドルをやめたせつ菜でしたが、せつ菜の歌が聞ければ、ファンがいれば十分だし、せつ菜の歌が好きだという侑の言葉により、せつ菜はスクールアイドルをやりたい気持ちが再燃し、同好会に戻りました。

 なんで、「ラブライブ!」シリーズに出てくるキャラって、みんな、他人の事を気遣ういい子達ばかりなんだろうな・・・。
 今話の主感想は、こんな感じですね。せつ菜がスクールアイドルをやめた理由を聞いて、そう感じました。

 自分の「大好き」がいき過ぎて、他人と論争となったり、他人の「大好き」を傷つけてしまうといった話は、よくある事。それに、大きな目的のために自分のワガママを通さなければならない時だってあると思います。
 ですので、廃部前のあの衝突にしたって、他のスクールアイドル部でも、スクールアイドル以外の他の部活でも、珍しい話ではないでしょう。だけど、せつ菜は、それに負い目を感じ、責任を取って同好会から身を引いたというのは、本当に優し過ぎるな、と思いました。
 「スクスタ」のプレイ動画や「にじよん」だと、こういうところが見られませんでしたので、このアニメ版ではだいぶ面白く描いてきたな、と感じました。

 ライブ曲「DIVE!」では、再びスクールアイドルをやれて嬉しい気持ちが、しっかり表現されていたと思います。
 「CHASE!」と同じく、炎の演出とカッコ良いパフォーマンスが見所でしたが、水中を泳ぐ描写を挟んでいたのも良かったところ。スクールアイドルをやめたものの、心の奥底ではスクールアイドルをやりたい気持ちが残っていて、それを解放しようといった感じに見えました。
 そして、ライブシーン後半では、その解放を受けて、青空が映った描写ばかりだったように感じます。表情も活き活きとしており、スクールアイドルをやりたかった気持ちが相当大きかったように見受けられ、スクールアイドルを再びやれて本当に良かったな、と思いました。

 せつ菜が再びスクールアイドルをやれたのは、侑のおかげではありますが、その侑は、せつ菜に対してガツガツいき過ぎ!
 面と向かって「大好き」を3回も言ったり、「CHASE!」を知ってそうだと見るや手を握って、せつ菜の事について話そうと迫ったり、今話のせつ菜を聞いた後には、ハグして押し倒したりと、遠慮なさ過ぎぃ! しかも、これら全部、相手をその気にさせる狙いはないんですよね・・・。いやー、無自覚攻めって怖いね!(笑)
 侑のビジュアルが出てきた時は、表情からクールそうな子だと思い、ワシワシしそうな手つきが気になっていたのですが(笑)、今となっては遠い昔のように感じますね。今後も、他メンバーをどう攻略していくのか楽しみにしたいと思います。(笑)

 さて、せつ菜が同好会に戻ってきて万々歳! ・・・といきたいところですが、これで終わりではないでしょう。たぶん、今後、どこかの話で、スクールアイドルをやめるかやめないかで、また一悶着あるんじゃないかと思っています。
 実は今回、どうして菜々が「優木せつ菜」という仮名でスクールアイドルをやっていたかの説明がされてないんですよね。過去の「ラブライブ!」シリーズでも仮名を名乗ってスクールアイドルをやっているキャラはおらず、本名での活動が当たり前。「何で、『中川菜々』としてスクールアイドル活動をしないの?」「『優木せつ菜』を名乗る必要なくね?」などと疑問に感じた方もいるのではないのでしょうか。

 これについては、Aパート最初の自宅での描写とか、Aパート最後の方で「『1つくらい』、自分の大好きな事をやってみたかった」と思っていた事が関係あるのでしょう。
 Aパート最初の方では、スクールアイドル活動に見切りをつけ、衣装をケースにしまっていましたが、そのケースの中には、漫画、ラノベ、ゲームなど、せつ菜の趣味に関するものも入っていました。しかも、母が部屋に入ってくると知ると、すぐにケースを押し入れに隠しました。
 この描写を見るに、おそらく、親には自分の趣味が知られたくなく、知られれば禁止されてしまうと思っているのでしょう。と言うよりも、下らなく思われた過去があるんじゃないかと思いますが。「1つくらい」というのも、自宅では自分の大好きな事が何一つできない事がうかがえます。
 なので、本名で活動する訳にはいかず、さらに、外見も変えて、菜々とせつ菜が同一人物だと思われないようにしたんじゃないかと思いますね。

 たぶん、今後どこかの回で、親にスクールアイドルをやっていた事が知られ、スクールアイドルをやめるように言われる展開があるのかな、と思っています。その時は、他のメンバーが親を説得したり、せつ菜がスクールアイドルの素晴らしさを説いたりなどで、良いドラマが生まれるんじゃないか期待したいもの。
 と言っても、もしかしたら、そういう話は出てこないのかもしれませんが。それに、出たとしても、まだまだ先の話。とりあえずは、次回に集中ですね。

 その次回は、愛がメインの話。璃奈と一緒に同好会に入る話になるんでしょうかね?
 また、愛といえば、ダジャレをよく話す子。次回は、どんなダジャレを連発してくれるのか、楽しみにしたいですね。



 今話の感想は、これで以上です。最後に、この記事へのコメント、トラックバックは、こちらにお願いします。

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