(渋沢栄一の新一万円札:今朝入手した本物です)
7月3日に、渋沢栄一の一万円札が発行されるということなの
で、先取りして、桜の時期に「飛鳥山公園」の「渋沢資料館」
に行って来ました。
横浜駅からJR京浜東北線に乗って「王子駅」で下車します。
王子駅の前の「飛鳥山公園」は、新一万円札の顔となる
「渋沢栄一」が暮らした場所として有名です。
王子駅前には、渋沢栄一で王子の街を盛り上げようという
看板がズラリと並んでいます。
先ず、駅前の飛鳥山の麓の「アスカルゴ」(飛鳥山
モノレール)の乗り場の列に並びます。
「アスカルゴ」は、高低差18メートル、レール延長
48メートルを2分で運ぶ「斜面走行モノレール」です。
何と!、乗車賃は無料です!
あっという間に、飛鳥山の山頂に到着しました。
飛鳥山の桜は満開、と言いたいところですが、早くもだいぶ
散ってしまっていて葉桜に・・・
公園内では「都電」や「蒸気機関車」が展示されており、
どちらも乗ることが出来ます。
公園の中には、新たに上の写真のおみやげ館とレストランが
出来ていました。
1982年開館の「渋沢史料館」に入ります。
(入館料:300円)
この史料館は、かつて「渋沢栄一」が住んでいた「旧渋沢邸
(曖依村荘:あいいそんそう)」跡地に建っています。
史料館の脇には渋沢栄一像がありました。
旧渋沢庭園に残る大正期の2棟の建築「晩香廬」「青淵文庫」
の内部公開も併せて行っています。(いずれも国指定重要
文化財)
写真撮影は可ですが、動画は撮影不可です。
以下は、「日常にふれる」のコーナーで、栄一の日々を見る
ことができる映像、関連資料が展示されています。
(栄一の生家の詳細は、「渋沢栄一生誕の地・深谷」
を見てね。)
(写真上:栄一の実家の養蚕飼育の様子、
写真下:栄一の妻千代)
以下は、「年齢ごとにたどる」のコーナーで、栄一の91年の
生涯を、出生から年齢ごとの展示ユニットに写真が展示されて
います。
以下は、「幅広い活動を知る」のコーナーで、栄一が携わった
さまざまな事業や活動、そして多くの人々との交流の写真が
展示されています。
他にも、道徳経済合一説などの「思いにふれる」、講演会
などで語った言葉の「言葉にふれる」なども展示されて
いました。
同じ旧渋沢庭園の敷地内に残る大正期の「青淵(せいえん)
文庫」(国指定重要文化財)に向かいます。
(渋沢栄一像)
青淵文庫は、渋沢栄一の80歳のお祝いと、男爵から子爵に
昇格した祝いを兼ねて、竜門社(当財団の前身)が寄贈した
煉瓦及び鉄筋コンクリート造の建物です。
大正14年の竣工で、栄一の書庫として、また接客の場
としても使用されました。
渋沢家の家紋「丸に違い柏」に因んで、柏の葉をデザインした
ステンドグラスやタイルが非常に美しい洋館です。
(渋沢史料館、青淵文庫、晩香廬の3館共通券:800円)
青淵(せいえん)文庫を出て、同じ旧渋沢庭園の敷地内に残る
大正期の「晩香廬(ばんこうろ)」(国指定重要文化財)に
向かいます。
内外の賓客を迎えるレセプション・ルームとして使用され
ました。
大正6年の竣工で、丈夫な栗材を用いて丹念に作られ、
暖炉・薪入れ・火鉢などの調度品、机・椅子などの家具にも
細やかな細工が施されています。
晩香廬は、栄一の喜寿を祝って現在の清水建設(株)が贈った
洋風茶室で、暖炉の上には、写真の様に「喜寿」の「寿」の字
がデザインされています。
晩香廬を出て、ついでに、近くの「紙の博物館」にも
立ち寄ります。
「紙の博物館」を出て隣の「飛鳥山博物館」にも
立ち寄ります。
「紙の博物館」と「飛鳥山博物館」を見終わり、直ぐ近くの
「北とぴあ」へ向かいます。