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暮らしをつくる

「暮らしをつくる」をテーマに、夫婦と愛犬で里山の不耕作地、山を開拓しています。

山の続き

2024-03-05 18:40:00 | 里山
引き続き分け愛の山を拓かす作業です😊



雑木の切り拓きと、伐採後の山積みの木の片付けを今まで思い付いた方法でやってみたのだけど、この場は刈払機で切っていくのが一番スムーズです。
1人が刈払機で雑木を切り、1人が切った木を種類事にだいたいに分け積む。
ハンマーナイフならたちまち進むのだけど、雑木が太いので太刀打ちができない場所なのと、分け愛の山の地中には時々石があるのと、伐採後の短い枝等があちらこちらにあるので今切り拓いている場所は刈払機がいい!
石は昔々の分け愛の山辺りが噴火した時に飛んできた石との事。
それを使って家屋の下の石段に使っていたと98歳(もう99歳かも👀)のおじいさんに教えてもらった。
固い石でいいものらしい🤔
98歳のおじいさんは井戸を作ったり、山の中の事もなんでも知っている。
何度か一緒に山も歩いたけど、凄く達者なのですたこらさっさと歩くよ😊
そんなおじいさんからお話しを聞かせてもらうと楽しい😊









刈払機中は係留の坊っちゃん。
それまで散々山歩きして作業場所でお邪魔虫をしているから、疲れて見張り番をし終わったらお昼寝してます🐶

まずは坊っちゃんと一山歩いてから作業だよ。




この道の左側には猪達がいるので、見えない位先に行った時にダメだとコマンドしてから、この登り道だけは私達と近距離を保っている坊っちゃんだよ。
ここは離れたらいけない場所と理解している。











はいはい😊ここで待機してね。



この笹の中でお休み


山仕事が終わって家に戻って、私が夕食の準備をしている間にドラム缶の焼却炉を完成させてた。









坊っちゃんはぐぅわちゃん持って監視してたよ😂





早速、焼却炉を畑に運んで暗くなる前に段々畑に積んである棘やツルを焼却するよ。

山からの帰り道、着火の為の杉拾いしてきた。よく燃える~🔥





燃やす傍にいるのは好きじゃないのに、まったりしている坊っちゃん🐶


言ってる間に暗くなるわ~


棘は溶接用の手袋で持つと全く刺さらず平気で持てる。


棘用に肘まである溶接手袋を持ってきてもらっていたから大活躍です😊



冷えた夜中の翌朝はうっすらな積雪⛄

降るなら遊べる位のどか雪ならいいのだけど、うっすらな積雪は直ぐに泥々になって野良仕事はできないし遊べないしで残念な日になります😫
晴れてきたかと思ったら雨雪が降ったりでこの日は残念。

畑も耕したいのに進まないな⛄




山の様子を見に山歩きだよ🧔🐶👩












坊っちゃんの足跡。
立派な足跡だ!


猪達も通過してたよ🐗
何頭いてどっちに向いて行ったのかな🤔
痕跡を追跡したり推理したりはとても楽しい😊




あれからまた狐達の存在を感じる事はなく、どうしているのかな~っと気になってます。
食べるものはあるかな、テリトリーを出されたかもしれない狐達は新たな居場所で元気にしてるかな?
人口は少ない里山だけど沢山の大切な命がある里山です。

野良仕事もできないので、帰り道に美味しいものでも食べて早めに帰宅しよーっとなり、お日さまハウスから2時間かけて市場へ行って海鮮を食べてきました😋
大当たりなお店で胃袋が満たされました😁

2月の山

2024-02-15 21:54:00 | 里山
冬眠する動物達のように冬の山は寝静まっているようです。
その落ち着きある冬の間にできるだけ開拓し道を造ります。


今日の坊っちゃんもご機嫌😊
🐶山の上に登って行くつもりで先に行っていたけど、旦那さんは違う道へ行ってしまってダッシュで戻って旦那さんを追いかける。
「ぼうー、今日はこっちやでー」と声をかける私を無視満塁で、、。



まずはハンマーナイフで行けそうな所を整理


私はハンマーをかけて粉砕されなかった棘、竹、雑木をだいたいの太さに分けて回収。
斜面になっている場所の下が置き場なので上がったり下がったりでみぞれが降っていたのに汗をかいての作業です。



作業が始まると相手にしてもらえないから、要領のいい坊っちゃんは私の所に枝を持ってきては遊びに誘ってくるよ😊



監督の役割を果たすけど用がないと分かると直ぐにうとうとしてます🐶💤
もうすぐ13歳のシニアなのでマイペースに好きなように過ごしてもらえれば、それで私達も幸せです😊




すっぽり体が入る所が好きな坊っちゃん。
体がおさまると居心地がいいのか畑の畝間でも寝ます😂



竹を集めている場所が気にいったようだけど、かなりのお邪魔虫でした。


次は苅り払いで苅っていくよ。
苅り払い中は坊っちゃんは危ないから運搬車の上で係留🐶





この雑木を切っては片付けて、


するとだんだんと拓けてきて、あーこの場所はこーしたい、あーしたいと妄想してワクワクしてます。












山の道へ出て、ここから一周歩くよ😊
この時はもうくたくただったけど、好きな事しての疲れはその疲れがまたバワーになる💪






ぐっと冷え込んでいるなっと思って寝たら、翌朝はひらひらと雪が舞って少し積雪がありました。




さぁ!今日も山へ行こう!
ウサギの足跡あるかな?
痕跡が見つけられるかな?

あらら?山の入り口は全く雪がないよ。





山の中はいっとこの道だけ積雪。






前日の続きをしてたら雨が降ってきたので強くなる前に撤退。






坊っちゃんは運搬車に乗って帰るよ🚐
たまにちらっと私を確認する。





敷地にほってあったどでかいコンクリートの囲いを焼却炉用に使っていたんだけど、とうとうコンクリートが崩れてきたのでドラム缶を持ってきたよ。
焼却炉用に切るよ。





以前もドラム缶では旦那さんがお風呂を作ったよ。
ボイラーを自作してお風呂にしたよ。


段々畑で栗拾いした栗をボイラーの上で焼きながら薪たきだよ😊


古民家と牛舎の間の通路から出る山水で沸かすよ。
空を見上げれば掴めそうな星空です❇️



ドラム缶は色々使えて便利ですね😊









3日目の里山

2024-02-14 10:47:00 | 里山
1月末、里山で二日間過ごす予定が三日目の天気予報も晴れ☀️
もう一泊しようとなり三日間過ごしてきました😊


三日目の朝も分け愛の山歩き🐶
少しずつ広げている雑木の中にできた道。
山からしたらほんの一部なんだけど拓けていく事が嬉しい。


この林道を抜けるといっぺんに明るくなる。
薄暗さから明るい場になる時の解放感は毎回気持ちよいな。
明るさは安心感も与えてくれる。
ここでは心の中で太陽に一礼し、「山に入らしてもらうよ」と動物達に伝えます。

「ここだ!」「ここの場が好きだ」から
分け愛の山に入る度に
「この山が愛おしい」となりました。
山に入れば立場は逆転し、牙もない、走力もほぼない自分で賄えるような知恵の持ち合わせも少ない身一つの私は弱者でしかなく、ここは人の出入りする場所じゃない、
野生達に失礼じゃないのかと何度も思っているけれどここの一部になり共存したいのです。
山に1人でいるととてつもない恐怖があります。誰か(動物)に見られているような気がしたり、鳴く竹の音、鳥の声、風さえも怖くなります。愛おしい場所なのに恐怖感が襲うから私が私の孤独と向きあえて、私は私でしかなくどうあがいても私でしかない、この世の1人の大切な存在なんだと心の中で肯定できます。
私は私以外の人との関わりではどれだけ愛されていても必要とされていても、それはその人の愛で必要さであってそれでは自分を肯定する事ができず、子供の頃からある辛かった孤独感や寂しさは、この山にいると自分が自分と対話し孤独と向きあえ受け入れられ、孤独は素晴らしいと思うそんな私をさらしめて認めさせてくれる場です。
そんな場所で動物達の痕跡を見つけると、ここで生きている者達がいる、関わりが持てたような気持ちになって言葉の形ではない自分の中から沸き出るような喜びがあります。


3日目は段々畑のまだ伐採できていなかった栗の木の伐採。
栗の花は蜜源なので伐採には抵抗があったけど仕方ない。


脚立をとりに行った旦那さんをずっと監視する坊っちゃん


お昼寝場所から旦那さんがだいぶ離れたから、そそくさと起きては次の監視寝床へ移動🐶
坊っちゃんの頭の中は見れないけど、私達に合わす群れの中で坊っちゃんの頭の中は実はフル回転しているのかもなっと思うと余計に可愛く思います😊
広い敷地をフリーで過ごす坊っちゃんは、次はここだろうと私達の行動を先読みして動く事も多々あります。
私が知る坊っちゃんよりも、坊っちゃんの方が私を知っている。
今までパグやブルドック、ラブラドールと暮らしてきました。パグやブルドックが先読みする事はなかったので(悪知恵は多いにあったよー😂)ワンコのくくりでボーダーコリーはやっぱりIQが高いのだなっと思います。
4種類のワンコしか知らないからしったかみたいだけど😜
とんでもなくお馬鹿だったブルドックは、そのとんでもないお馬鹿さがとてつもなく可愛かった。知能が高いからいいとかじゃなく、今の里山の暮らしつくりにボーダーコリーの坊っちゃんがいる事は坊っちゃんの「らしさ」を私達なりにマックスに出させてあげられるから良かったなっと思います。それはきっとラブラドールの子達にも同じように思ったと思います。
私は犬が好きなので、この先も犬を迎える事があっても自分の好きな犬種で迎えるのも一つだろうけど、私達の好みではなく私達の暮らしに合う特性の犬を迎える犬ファーストで一緒に暮らしたいなと思います😊



運搬車で伐採した木を運ぶよ。
栗の木は椎茸栽培用と薪用に乾かす。












坊っちゃんは先回りに忙しい😂

雑木や桑の木、柿の木の伐採した太めは薪用に分けて、残りの枝や棘のツルはそのままなのだけどかなりスッキリしました。


お昼はお庭で焼くだけの簡単ランチ☀️🍴
古民家からの正面の景色が好きなので、そちらを眺めながらのお昼。
ここでは晴れたらお外ごはんだけど、この景色が好きでいつも同じ場所です。







お昼ごはんを済ましたら山歩き










お昼寝をした坊っちゃんは復活して、また張り切って雑木と開拓中の道を歩くよ😃
ワンコは直ぐに道を覚えて賢いね。
あまり行かないルートもちゃんと覚えてる。








おせーんだよと言わてる気がして謝る飼い主😂


ここら辺に見晴台があるといいよなーっと思ってるんやと旦那さんが雑木の中へ。
ついて行くとトロフィーチックな木の根。
旦那さんのお気に入りらしく切り株の上に残してた。




山からみる向かいの山の景色


あたりに死骸はなく毛だけが落ちていた。
ウサギの換毛期の毛かな?
そうならば季節を感じる落とし物だ。


坊っちゃん、山は楽しいね。



帰りは竹林を抜けていこ~





1月はウサギ、狐、たねき、猪達のうんちから存在を知れて嬉しかった。
だけど里には出ず山の中だけで生きれるように人間がすべきですね。

かなりの長文になりました🙇‍♀️
読んでくださった方々ありがとうございました😊





はじめまして😊

2024-02-12 20:03:46 | 里山
以前のブログが容量オーバーになったので新たにブログを開設しました。

2021年4月に古民家、離れの牛舎、不耕作地、山つきの物件を購入しました。

30代の時から者、物、自身、貨幣、時間等、消費し続ける暮らしに違和感があり私の望む循環する暮らしを手にいれたく、5頭のワンコの3頭を介護見送りしてから、日本中、一年半をかけて暮らしをつくりたい場を探しました。

そして本宅から360キロ先の里山で「ここだ!」と見つけました😊

古民家はリノベーションの途中(居抜き)で、ここに住むのは私達には合わないなっとなり敷地内に旦那さんが全て1人でセルフビルトしています。
(2023年より開始)
建築中の家は「お日さまハウス」と呼んでいます。

山は敷地から隣接しています。
この山を「分け愛の山」と呼んでいます。

お日さまハウスの隣の畑を「恵みの畑」
向かいの畑を「段々畑」
段々畑の奥の桜の木がある畑を「桜の畑」
ミツバチがいた広場を「ミツバチ広場」と呼んでいます。
3000坪の敷地に1万5千坪の山です。

日本蜜蜂の養蜂をしていましたが、この冬に全滅してしまいました。
桜の畑と段々畑は、来年に葡萄を植え葡萄農家になるため少しずつ進めています。
分け愛の山の一部には家を作り、将来は山の中で動物達と暮らします。

夫婦は各々が個としてあり、自分で自分を楽しませ、そしてお互いにリスペクトし合えるパートナーでい続けたいと思っている夫婦です。
1人は寂しくて耐えれそうにないですが、孤独は素晴らしいと思っています。
そんな私のブログですので一般的なキラキラや、賑やかなブログではなく、日々の綴りのブログです。

20代は自作ハイエース、30歳でキャンピングカークレアに乗って5頭のワンコと海、山、川とアウトドアをしてきました。
三重、和歌山、滋賀、鳥取を自転車犬連れ旅、キャンピングカーで日本のあちこちを旅してきました。

野良仕事も山の開拓も初めてなので、試行錯誤しながら、試行錯誤を楽しみながら夫婦二人で作って行きます!

どうぞ宜しくお願いします🙇‍♀️