井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

短波放送「しおかぜ」 その3 ~もしかしてサマータイム~

2005-11-01 15:51:43 | Weblog
 午後11時30分に始まりと言っておきながら、午前0時30分始まりの謎。当初の予定よりも1時間も遅れて開始しています。ナイター中継が延長になった訳でもないのに、1時間もですよ、1時間も。それなのにお詫びの言葉もありません。予定時間よりもこんなに遅れたら、誰も聞かなくなりますよ。

 それで、この1時間は何かと考えてみました。送信所がロシア国内だと仮定しての話ですが。大方のBCL経験者は「第三国」からの送信はロシアであろうと考えたはずです。ロシアといってもヨーロッパ寄りの方ではなく、極東というか沿海州などの日本や朝鮮半島に近い方です。ロシア送信所説の根拠は今から10年程前にオウム真理教がロシアの中波放送を時間借りして(麻原代表の「私はやってない」の歌が耳に残ります。)日本向けに強力に宗教番組を流したことがあるからです。昨日の放送でも信号強度がかなり強かったので、沿海州かサハリンとの感触を得ました。中国、韓国というのも考えられないこともありませんが、「北朝鮮政府にだまされないように…」のような刺激的な文言を現在の中国や韓国が流すとは考えられません。それで、間違いなくロシアと。

 それで、謎の1時間を推理。これってサマータイムが原因なのではないでしょうか。ロシアは10月中は夏時間で進められています。それで、おそらくこんな会話が送信所で交わされたのではないでしょうか。

A「日本時間の午後11時30分というのは、時差が1時間なので、ここハバロフスク(←仮)時間でいうところの午前0時30分です。この時刻からここにある英国から届いた音声ファイルの送信を始めればいいんですよね?」
B「同志、我々は現在、夏時間で動いているから、ハバロフスク時間の午前1時30分開始ではないのかね。日本には夏時間はないのだよ。」
A「え、日本は夏時間を実施していないのですか?! 初耳です。だったら、時差2時間で午前1時30分開始でOKですね。」
B「同志、ロシアは夏時間の始まりが3月最終日曜日、終わりが10月最終日曜日までだろ。送信開始第1日が10月30日日曜日だから、我々が夏時間で放送する最後の日だな。」
A「でも、日本時間が10月30日午後11時30分開始ということは、その時刻には我々は冬時間に戻っているんですよ!」
B「なんだか頭が混乱してきたよ、同志。ハバロフスク時間の午前0時30分から始めたらよいのかね、それとも午前1時30分開始なのかね。」
A「私も分からなくなってきました。このコインの裏表で決めてしまいましょう。表なら午前0時30分、裏なら…(略)」
B「決まりましたね。ハバロフスク時間の午前1時30分から毎日放送しましょう! 苦情なんてこちらへは聞こえてこないし、拉致被害者関係にクレームをつけるのは日本国内ではタブーのようだし。」
なんてね…。案外当たっていたりして。

短波放送「しおかぜ」 その2

2005-11-01 01:24:17 | Weblog
 昨日は放送開始を待っていたのに何も聞こえず残念でした。放送予定の5.89MHzのほんのちょっと上ではどこかのジャミングが、そのちょっと上の周波数ではロシアの声が頑張っていましたが。きっと日本へは送信空中線の指向性などの問題で聞こえないんだなぁと決めつけ、眠りについてしまいました。

 ところが、本日このブログにトラックバックをいただいた「酔いどれ雀の二枚舌」さんによると1時間遅れで放送がされていたとのことでした…。

 ということで、放送2日目は「しおかぜ」をしっかりと聴きました。午後11時半には何の変化もなかったので、2回目も1時間遅れかよ!とラジオに突っ込みを入れながら、テレ朝「アメトーク」を横目で見つつ、待機していました。すると、0時半近くなるとガツンと搬送波が出て、1時間遅れで放送が聞こえてきました。北朝鮮内の拉致被害者への呼びかけが日本の童謡曲をBGMに流れてきました。結構、信号は強力です。時々フェージングの谷で聞こえなくなる箇所があるものの、SINPOコードでオール5からオール4くらいの強さです。

 でも、哀しいのは、1時間遅れなのにもかかわらず、「この放送は午後11時30分から30分間…」と何度もアナウンスされていたことです。本当に拉致被害者に届いているのか更に心配になりました。え、1時間遅れは何かの作戦だって?!