井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

初・岩盤浴&コープスブライド

2005-10-31 16:56:30 | Weblog
 昨日が出勤日だったので、今日は振替休日でした。息子たちは学校へ、妻は職場へと行ってしまいました(平日だから当たり前ですね。)。家に1日中いるのももったいないので、ちょっくら出掛けてきました。

 まずは岩盤浴。熱くなった岩やコンクリートの上に寝そべって気持ちよさそうにしている様子をテレビや雑誌でよく見ます。土日では結構混んでいて芋洗い状態あるいは空き待ち状態でしょうから、この月曜日午前中なら狙い目でしょう。場所は福島市西中央の「桃源の癒(とうげんのゆ)」。ヤッピーハウスというカラオケやビリヤードなどができる娯楽施設の一角に今年6月に出来ました。料金は¥1.2kで90分間いることができます。スーパー銭湯と比べると、ちょっぴり高い気もしましたが、敷きマットやタオル、浴衣上下貸し出し付きだから、我慢できない高さではありません。

 受付をして浴衣に着替えて、岩盤の浴室へ。サウナのような我慢するような熱さはありません。熱くなった岩盤に敷きマットを置き(直接肌を付けると火傷します)、最初、腹這いで5分間、そして仰向けで10分間、次に休憩所で熱くなった体を冷ます…が1つのセットだそうです。仰向けで温まり始めた頃には浴衣は汗でびっちょり。健康的な汗をかいている気分になります。90分間で合計3セット岩盤浴しました。そうそう、月曜日の午前中だけにがらがらで私以外のお客は4人でした。汗は天然のクリームのような働きをするので、シャワーなどで流さない方がいいと説明にありました。それで、終わりの時間には汗だけタオルで拭いて服を着ました。スポーツジムなどでは一汗かいたらシャワーだったので、汗を拭いただけでの着衣は変な感じでした。

 そして、ヤッピーハウスの食堂で昼食を摂ってから、映画館へ。ティム・バートン監督の「コープス・ブライド(死体の花嫁)」です。色調を少し落として、落ち着いた、あるいはクラシカルな雰囲気を出そうとしている人形アニメでした。CGを使わずに、人形をほんの少しずつ動かして作ったそうで、画像制作にはとんでもない時間がかかったはずです。また、「チャーリーとチョコレート工場」と並行して当てレコを行っていたとかで、「チョコレート」の俳優の多くが「ブライド」では声優として参加していました。それにしても、バートン監督作品にはアメリカの土着的な怪談話や1950年代のSF物・モンスター物へのオマージュを感じます。

短波放送「しおかぜ」

2005-10-31 00:05:42 | Weblog
 きょうから北朝鮮向けの短波放送「しおかぜ」が始まります。従来のラジオ日本やアメリカの声、北京放送のような友好を深めたり、相手国を攻撃したりする国際放送ではなく、日本人拉致被害者向けに特化した短波放送です。北朝鮮国内の拉致被害者に、日本国は救出活動を進めていることや拉致被害者として認定した方々を紹介する内容のようです。

 特定失踪者問題調査会が制作して、英国の放送配信会社が仲介し、某国の送信所から放送されているはずです。あと分かっているのは、10月30日が放送開始で、午後11時30分から12時までの30分間の放送で、周波数は5.89MHz。放送地域が「北朝鮮全域(中国の北朝鮮国境付近および韓国の北部でも聴取可能)」となっています。

 それで、この時間帯にこの周波数にして聴いてみましたが…。

 聞こえるのはジャミング(妨害電波)ばかり。「ビーンビーン…」。自分が原因だと情けないので、パソコンやエアコンを止めて(身の回りの雑音源をシャットアウトして)聴きましたが、やはりジャミングのみ。国家の威信をかけてジャミングをかけている国があるのでしょうか、それとも単に北朝鮮向けの指向性が強く、日本では弱くて受信できないだけなのでしょうか。放送地域から考えて、沿海州あたりの送信所(日本の某カルト集団のラジオ放送をしたくらいだから)から送るのかなあと思っていましたが、何も聞こえず残念でした。

 それにしても、「しおかぜ」作戦は功を奏しているのでしょうか。北朝鮮に住む拉致被害者は短波ラジオを持っているのでしょうか。自由に周波数を動かすことができるのでしょうか。それよりなにより、この「しおかぜ」についての情報は届いているのでしょうか。心配です。