新☆本若記☆

本若劇団員の稽古やら、日常やら。

今週も@うえじま

2014-06-23 01:50:44 | 本若全開
今週末もひとりイベント三昧だったうえじまです。

今週は、HEPHALLに「壱劇屋」さん
神戸アートビレッジセンターに「Gフォレスタ」さんを観に行きました。

どちらもうちとは違う系統のお芝居なのですが、
演出はめっちゃ勉強になります。
いつも見られてばかりやけど、観るのも大事やと改めて思う今日このごろ。

壱劇屋さんは、パフォーマンス色の強い劇団さんやと思いました。
作品は私の好きな、今や東京の劇団になってしまった「クロムモリブデン」さんに似てます。
言葉で説明するより、イメージで伝える、そんな感じ。
なので、視覚的な面白さを追求した演出が見られました。
イメージを膨らませるための、音と照明の使い方も上手いと思いました。
病院の話だったのですが、素舞台の上にあるのは、病院にある布を張ったゴロゴロ付きのパテーションのみ。
それを、使っての無限のシーンの構成。
役者は大変やったと思いますけど。何十パターンにも及ぶ舞台転換を全部やるのですから。
でも、十分に見ごたえはあったと思います。
個人的な感想としては、次回は、あんな感じの演出で、もう少し明るい作品を観てみたいと思いました。

Gフォレスタさんは、客席参加型を得意としている劇団さんです。
こちらも、初見の劇団さんだったのですが、2年くらい前に、劇団員の方と知り合いになって、
ずっとタイミングが合わず、やっとの観劇。
舞台は両サイドを客席に挟まれる二面舞台。
こういうのって、何故か劇場に入っただけでワクワクします。
お話しは、劇場に芝居を観に来た観客が、立てこもり犯の人質になる話。
私たち観客が全員人質になり、犯人に殺されて行くのです。
「この中で、無事に帰りたいやつはいるか。帰りたいやつは前にでろ」
と言って、手を上げた人間が舞台に引き上げられ、
「お前らは自分勝手だ、よって先に殺す。」といってひとりずつ撃たれるんです。
で、撃たれた人は「リアクション」をして倒れて行かなくてはいけないのです。
面白いのが、15、6人の人が舞台にあげられたのですが、
はじめの人はちょっと照れながら、でもどんどん自分の番が回ってくるとリアクションのクオリティーがあがってくるのです。
周りで見てる人も、次の人はどうするかな。。。って気持ちで見てる。
なんとも言ええない一体感です。

でも、おかしなもので、私は普段舞台に立って、役者をさせてもらっているのに、
そこには絶対立ちたくないと思ってしまいました。
なんか、めっちゃ恥ずかしくて。
途中、演出でビデオライブで犯人の思いを世界配信するといって、ビデオを撮り始めるのですが、
それもまた、映った観客がスクリーンに映し出されるわけで、
そのビデオで撮られるのもめっちゃ恥ずかしかった私です。
役者なのに。・・・役者だからかな。
よく分からない羞恥心です。

と、今週は二本のお芝居を観る事ができました。
どちらの劇団も、劇団さんの色、やりたい事が明確でとても良かったです。
機会があれば是非皆さんにも観ていただきたいと思いました。


そして、土曜日は久しぶりのたてびとにて、殺陣の稽古。
本若の売りは殺陣のクオリティーですからね、
私も頑張らねばです。最近、殺陣のある役にあたりませんけど(^^;)
9月の客演は、殺陣のコロスでの出演なのですが、「たてびと」の小坂さん、土岐さんが出演されるということで、ご一緒したく、オファーを受けることにしました。
殺陣で呼ばれるからには、それなりのものを見せられるように頑張らねばと稽古に行きましたが、
今日は全身の筋肉痛です。
でも、やっぱり殺陣は面白い。

本若の次回公演は11月です。
団長はじめ、うちの劇団員が出演する真紅組さんの公演に仮チラシ挟み込みますので、
是非みてくださいね。







言い訳って、それ自体が悪いことだとは思わないですが、でも使い方によっては凄く見苦しくなるのも確かだと思います√福島

2014-06-21 08:52:55 | 本若全開
気にし過ぎるのも馬鹿らしいですが、それでも周りからどう見えてるか、見られてるか、は常に意識してないと駄目だと思ってます。

やらなきゃいけないことをやらない。やりたいことだけやる。

そんなことで、怒ることも、怒られることも多いですが、どう怒るか、又は怒られたことに対してどう反応するか。
それがすっげえ格好悪いことだと理解してるかどうかで変わってきますね。

美学や美意識なんて大したことどはないですが、せめて格好悪い奴にはなりたくないと思う今日この頃です。



サッカーに(*∩∀∩*)ワクワク♪日本になっていない@うえじま

2014-06-20 00:22:00 | 本若全開
毎朝ニュースをつけるとサッカーの話題。

毎朝ニュースをつけると演劇の話題。なんて事にはなかなかならないのだろうか。
サッカーに全くついていけていません。
サッカーを見るならゴール特集とか、ナイスプレー特集が好きです。
皆かっこいいし、テクニックの上手さが際立つ。

なんて、いうとサッカーファンの方に怒られそうだけど(^^;)
なかなか家におりませんので、観戦もなかなか出来ないのです。
ごめんなさい。

でも、アスリートのインタビューとかは好きですね。
好きな事を追求していくための努力と、精神の強さには感嘆するばかりです。
やっていることは違えども、芝居を創る事と通じる事がたくさんあります。

今は時間があるので、人に会いに行って、話をする時間を作るようにしています。
皆生き方が違ってて、それぞれの環境でのそれぞれの自分をちゃんと持ってる。
未だフラフラしてる私とは全然違ってて、
そろそろ私も腹くくらなきゃな~って思う今日このごろ。
今年の誕生日は本番をもって迎えることになりました。
9月に客演します。
3月にも客演してるんですけどね、何だか久しぶりに客演するような気分なのは何故だろう。

その稽古が始まるまで、
もっと人に会いに行って、もっと話をして、たまにはサッカーでも観てみようかなと思う日常でした。







芸術の週末@うえじま

2014-06-15 21:31:06 | 本若全開
週末も良いお天気でしたね。
お天気の話しか出来なくなるカップルには終末が近づいているとかなんとか・・・

さて、土曜日は、うちにも客演してくれている、
若月咲弥さんの主催する、「少年ピカレスクロマン」さんの公演を観に行ってきました。

うちの稽古でも、真面目なシーンでつい遊びたくなる若月さん。
そんな人が主催する劇団だもの、どんな馬鹿をやっているのかと思い、
半分そんな期待大で観に行きました。

期待通り、出てきた若月さんは、ハウルのコスプレでした。いや、ハウル役でした。
それが、整った綺麗な顔をされているので、また似合うから笑える。
しかも、それが前説だというから斬新(10分以上はやってました。)

そして、本編へ。
若月さんは、コブラのコスプレでした。いや、え~~~コブラっぽい役でした。
スタイルもいいし、上下ボディーメーカーのスポーツウエアに包まれた若月さんは、
金髪がよく似合っていました。
(写真くらくてごめんなさい。客だし中だったので(^^;)

そして、それに対峙する、ゴールドの総タイツに身を包んだ、
うちの楽曲を作ってくれている魚水幸之助さんがいました。
二人共、三十過ぎのいい大人です。

そして、本編は、ピカレスクさんの、新人さんがW主演をされていました。
若い方たちのようですが、お芝居もしっかりされてて、面白かったです。

よ~するに、少年ピカレスクロマンさんは、大人がマジで馬鹿やって、
若者達がマジで芝居をする集団のようです。
誤解のないように言っておきますが、とってもいい劇団さんだと思いました。
今回初見でしたが、また行きたいな~と久しぶりに思いましたよ(^^)


そして、日曜日、今日ですね。
今日は家族サービスデーでした。
全くのプライベート事ですが、先日母の誕生日でして、そのお祝いの一緒にお出かけデー♪


まずは、阿倍野の噂のハルカスに行って、美術鑑賞。
めっちゃ美術に興味があるという訳ではないのですが、
せっかくなので~と入ってみる。
独特な空気感は好きですね。並べられた絵も色彩がとても綺麗でした。
一つ一つ丁寧に飾られた作品は、静かに息をしていて、不思議な気持ちになります。
たまには、芝居と違うものに触れるのも大事だなと思いました。
あ、これはちょっとした遊び心です。
私も絵になってみました♪

そして、夕方は、団長客演の、「打打打団天鼓」さんの公演に行ってきました。
これも、期待満載で行ったのですが、めっちゃ良かったです。
楽曲はもとより、男女共に、太鼓によって鍛え上げられた肉体美が素晴らしかった。
あれだけ、息を合わせ、加減を合わせ、最高のパフォーマンスをするのに
どれほどの時間をかけているのでしょうか。
聴いてるだけで、こちらも心と、体が踊ります。

団長も、カッコ良かったですよ。
流石殺陣は決めてくれますね。
劇団では芯の役が多いので、滅多に見られないのですが、
トンボも綺麗に決まってました。

本番の後、たまたま駅で一緒になったのですが、
そのまま、真紅組さんの稽古に直行していきました。
真紅組さんでは、今日は殺陣付けがあるそうです。
7月の本番でも、団長殺陣が見れますよ(^^)お楽しみに。

そんなこんなで、週末は、
芝居観て、絵画観て、太鼓コンサート観て、
観て観て観ての芸術三昧。

たまにはこういうのも、大事ですね。

おっと、長々と私の日常にお付き合いいただきありがとうございました(^^)