ネットでホンダ車の記事が出てると、2輪4輪問わず大体コメントに「ホンダ車は高い」的なカキコがあったりするけど……


どっちもNISSIN製ですが違いがあります。

こっち側の穴からブレーキフルードが勢いよく飛び出す事があります。

フルードが飛び出す穴の方の上にこんなプレートが付いているので、飛び出しを気にせず作業できます。
ちょっと前にブレーキフルード交換した某メーカーのレトロ風バイク(800cc)のリザーブタンク一体型ブレーキマスター

そして仙人くまモン号のブレーキマスター

どっちもNISSIN製ですが違いがあります。
詳しい構造の説明はおいといて、ブレーキマスターには

こんな感じに小さい穴が2つ開いてます。
ブレーキのエア抜き作業をする時に「ダフる」といって、ブレーキレバーを何度も握って離してという動作をする事があるんですが、その時

こっち側の穴からブレーキフルードが勢いよく飛び出す事があります。
なので気をつけて作業するか、フルード補充時以外はフタを仮置きしとくとかしないといけないのですが、ホンダのリザーブタンク一体型ブレーキマスターは漏れ無く


フルードが飛び出す穴の方の上にこんなプレートが付いているので、飛び出しを気にせず作業できます。
因みに↑の方のメーカーでNISSINのマスターを使ってる他車種でプレートが付いてるのもあるので、ホンダの特許で他メーカーには使えないて事ではないと思います。
多分……知らんけど(笑)
他メーカーでは、以前は確かTKCをよく使っていたSの車種に付いてるNISSINも、プレートのあるやつとないやつがあった様な。
それからYがよく使ってた元SMTMとか、あぶれん坊将軍も付いてないのがデフォです(SMTMはたまにNISSINとは違うタイプのプレートつけてあるのがあったり、発泡スチロール?の薄板を浮かせてあったり対策してある車種もあったかな)。
実際普段はフタ閉めた状態やから乗るに際してなんか影響あるんかいうたらなんの問題もないんやけど、整備時にはとても助かります。
仙人が自動車整備工場に勤めていた時なのでもう20年近く前なので現在どうかはわかりませんが、4輪でも同じ様な事が。
マスターやなくて、未だに軽四では主流のリヤドラムブレーキのホイールシリンダーですが、ホンダはもちろんNISSIN製、それからSもNISSINを使ってる車種があったものの、マスターと一緒で性能的にはなんの問題もないものの、説明しだすと長くなるので省略しますが細かい仕上げがもう全然違う。
NISSINとしてはもちろんホンダに供給してるレベルのものができるはずやから、結局はSからの要求がそのレベルなんやろなぁと。
ホンダがその仕上げの良さの分ちゃんとNISSINに払ってるのか、「Sに出してるのとおんなじ値段にせえ!」てヤカラ言うてるんかは知らんけど(笑)結局そういう細かい事の積み重ね違うんかなぁ?と思います。
これはあくまでも仙人の独断と偏見に満ちた(笑)個人的見解です。
「値段なりの違いあるんやなぁ」て納得するか「そんな乗っててわからんようなとこどうでもええから値段下げろや」て思うかは人それぞれなので。