NOW現状打破!写真28 内藤基裕ブログ

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ギャランティー

2006年04月24日 13時49分36秒 | Weblog
 上田義彦写真展に行ってきた。

 家族をモチーフに撮った写真だった。

 みていて、作品内容より

 写真家の上田義彦の生活が気になって仕方なかった。

 広い庭。

 西洋風の家。

 子供がどんどん生まれて家族を形成していく。

 子供たちの笑い顔。

 遊ぶ姿。

 あっプールで遊んでる。

 広い子供用プールだなあ。

 えっ!!滑り台付き?。

 


 東京ではない風景。

 葉山かな?

 



 


 家の中も整理されてるなあ。

 きれいだなあ。

 広いなあ

 いいなあ。

 いいなあ。
  
 いいなあ。が続く。




 うんうん。





 儲かってんなあ。





 一緒に観に行った彼女は

 この家の子にしてくれといっていた。



 

 写真の世界のギャランティーはいったいどうなっているんだろう?と思った。

 ピラミッド形成の頂点のほうにいる

 上田さんは好きだけど

 作家タイプの人と比べると

 少しもらい過ぎだろうとやっぱし、思ってしまう。





 実際のところは知らないけど

 僕には到底想像ができない。






 そして、このいい生活=成功

 と思ってしまう根底として

 これが世間一般の見方だとも思った。





 写真の知らない人が観たら

 あの写真はいい生活にいい写真が

 移し替えされる。





 きっと。




 
 際の話しなんて世間に浸透しない。

 写真の話しなんて、まさに論外。

 結局その辺のおばちゃんの論理が世論なんだ。

 ヨン様にきよしが世間なんだ。

 そして、社会の中にいる限り正論なんだ。







 うちの場合、写真以前に

 芸術とは無縁の生活だったからよくそう思う。



 お母さんとか親戚のおばちゃんとか

 カメラマンっていうと

 ぜってー

 あーいうの想像してんな。