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YB-1 Four 乗り出す前の整備

2025-03-08 01:17:23 | 2025年03月

 

フロートチャンバー(キャブのガソリンが溜まるところ)

年季の入った、腐ったガソリンです。

キャブレタークリーナーでも落ちなくはないですが

とっても時間が掛かります。

こちらは手っ取り早くガラスビーズでブラストしました。

1分程で綺麗に落ちます。

 

 

キャブレターのボディ側。

左端の穴がスローのエアジェット。

アイドリングと少しアクセルを開けたところの

スロー系というところにここを通ったエアを

吹き付けてガソリンを噴出します。

真ん中の穴がメインエアジェット。

アクセルの中間領域で主に働くニードル、

アクセル全開域で主に働くメインジェットに

メインノズルという部品を介して、エアーを

吹き付けてガソリンを吹き出します。

キャブレタークリーナーでどちらも抜けて

いたので、完全に穴は通ったと思っていたのですが

メインエアジェットの通路は細くなっているようで

ガソリンを吹き出すのに十分な空気が通らずでした。

一酸化炭素濃度

アイドリング 4% ニードルの領域 0.2%

メインジェットの領域 0.2%

この場合、スローのエア通路、メインのエア通路

共にガラスビーズでブラストを吹くしかないのですが

250以上のキャブでは通路が広がったりはしなかったの

ですが、ボディの柔い50ccのキャブはどうかなと

恐る恐るブラストの結果

一酸化炭素濃度

アイドリング 0.2% ニードルの領域 4%

メインジェットの領域 4%

メインの通路は開通しましたが、スローの通路は

広がった。 泣き)

 

細長いのがスロージェット、丸いのがメインジェット

スロージェットは純正が12.5番。

オーバーサイズがあれば15番、17.5番と穴径を

大きくしていって欲しいガソリン量に調整すれば

良いのですが、純正は12.5番一択。 泣き)

さて、作りましょう。 笑)

 

一個¥800ぐらいなので精度は悪い。

精度が悪い故に同じ物を7個も買うと

欲しいサイズがあったりします。

ノーマルがだいたい0.35mm

0.37mm 0.39mm 0.41mm 

最後0.425mmのドリルでドンピシャでした。

切削スプレーを吹きながら一つのサイズで

30分程掛けてゆっくり掘ります。(ハンドドリル)

急いで掘ろうとするとドリルが細いので簡単に

ドリルが折れます。

ドリルが折れるとごみになるのでゆっくりです。

過去3度折りました。

一回削ってはエンジン掛けて、一酸化炭素濃度を

確認。ガソリン量が足りなければ次のサイズに。

4回目でたどり着きました。

一酸化炭素濃度

アイドリング 4.0% 二ードルの領域 4.5%

メインジェットの領域 5%

完璧。

今の気温でドンピシャなので、夏は少しかぶる

かもしれない。暑くなってから再調整ですね。

ここまでくると後は、エアスクリューの微調整

だけで済みますので、楽チンです。

バイクに乗るのを楽しみにしておられるところ

時間掛かりまして、大変恐縮です。

日曜日晴れますので、最後試乗して完了予定

です。

 

0.425mmはKEIHINだと42.5番

KEIHINは穴径

MIKUNI  YAMAHA  SUZUKI系

は流量になりますので、KEIHIN

とは表示が違います。

 

 

 

 

 



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