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CRF250ラリー 2023年型新車乗り出し前整備

2025-05-24 20:55:31 | 2025年05月

常連のH様が買ってこられた

CRF250ラリーの乗り出し前

分解点検でした。

各部グリスアップ

手ルクレンチによる締め付けの適正化

 

 

 

 

 

 

HONDAは大型車のステムベアリングには

高価なシリコングリスを使っていますが

250には使ってないのですね。

シリコンもついていたグリスも滑りが

良すぎる。個人的にはクイックな

ハンドリングよりも自然なハンドリングが

好きなので、元のグリスは却下。

 

 

 

 

 

錆びていたのでさびチェンジ施工。

 

 

 

 

極圧性能の低いシリコン系ではなく

極圧性能が高くて、適度な粘り気が

ある、WAKO`S ブームグリスに詰め

替え。

 

 

 

 

 

 

フロントフォークはダストシールをめくって

信越シリコングリスを詰めておきます。

インナーチューブがグリスを飲んで

オイルルシールとの間に入っていけば

ドライで組んだノーマルよりも動きが

スムーズになります。

あと、フロントフォークのキャップ開け

(フロントフォークの深呼吸)

キャップ開けでフロントの車高は5cm程

上がりました。

 

 

 

前後マスター、キャリパーのオーバーホール。

(個人的に新車のブレーキタッチが嫌い)

ホイールベアリングは回った。 笑)

昔からホンダだけ、ホイールベアリングを

奥まで打ち込むと適正位置で止まる。

他の3メーカーは奥まで打ち込むと

センターカラーに当たってベアリングが

回らなくなる。その為ベアリングの位置

合わせが必要になります。

さすがでした。

カプラー、ヒューズホルダー、電気の

通り道に接点スプレーと接点グリスを

施工。

 

 

 

 

 

 

HONDAの理不尽な左スイッチボックス

ウインカーを出しにいってホーンを

鳴らしたくないとの事で、左スイッチ

ボックスをVTR250用に換装。

ドラレコ、ETC、フォグランプも併せて

付けさせて頂きました。

末永くお愉しみくださいませ。