『明るく楽しく激しいズージャ♪』

ジャズベーシスト笠原本章のブログです。
(2009 4.15開設)

バップはズイムー

2010年05月31日 03時34分52秒 | ライブ後記
今日は群馬県太田市の「ジャズ&コーヒー・N」というお店で竹内郁人(as)さん、金子亜里沙(pf)さんと僕(ba)でした。
お二人はバリバリのバッパーです。僕はモダンスウィングです。
バップ好きはバッパーなのにモダンスウィング好きはモダンスウィンガーとは呼びません。


先輩ミュージシャンに見られたら怒られるでしょうが、ザックリと分類すると

スウィング⇒デューク・エリントン
ビバップ(バップ)⇒チャーリー・パーカー
ハードバップ⇒ジャズ・メッセンジャーズ
モダンスウィング⇒オスカー・ピーターソン

こんな感じ


カルチョとフットボール、ストロングスタイルと王道プロレス、芋焼酎と麦焼酎ぐらいの差はあります。

なのでバッパーのお二人のパワーには脱帽でした。
帰りの車で録音を聴きながら「もっと骨太なベースじゃなければ」と一人反省会。
でもこの心地の良い疲労感はバップ中心のライブの後独特の感覚です。
精神や思考よりも単純に魂と肉体を酷使する感じです。
僕自身はモダンスウィング⇒ハードバップ⇒⇒スウィング⇒バップというのが得意順なのですが全てくまなく出来るようになりたいです。
もっと沢山音源を聴かないと駄目ですね。

(写真:お店にあった手作り譜面台。軸の歪みがたまりません)


♪♪お勧めライブ情報♪♪

【場所】池袋「インディペンデンス」
【日時】6/3(木)19:30~開店 20:30~演奏開始
【出演】『米田裕也カルテット』
     米田裕也 (As)
     伴田裕 (Ts)
     笠原本章 (Ba)
     松下マサナオ(Ds)
【料金】2630円(ミュージックチャージ)

ジャンルは・・・?
とにかく、素晴らしいサックスバトルに松下マサナオさんの変態ドラムが絡みます(笑)

ラッシャー木村さん

2010年05月25日 16時28分06秒 | 日記
昨日、ラッシャー木村さんの訃報を知りました。
「明るく楽しく激しいプロレス」を体現していた素晴らしいレスラーでした。
馬場さん、鶴田、三沢に続いてラッシャーまで・・・。
多くの同志は「なぜ全日ばかり」と思っているでしょう。

若き日の悪人面を生かしたヒールとしてのラッシャー。
晩年は百田、淵と繰り広げるのコミカルな前座。
一生忘れません。

10カウントは富山で鳴らすとの事。残念ながら富山まで応援に行く時間はありませんが、もし後楽園や国技館あたりで再度10カウントを鳴らす場合は駆け付けたいと思います。

おフランス

2010年05月19日 05時30分18秒 | ライブ情報
日曜日は東中野のセロニアスでいつものギタートリオにフランス人ヴァイオリニストのナトン・ボナンを迎えてのライブでした。
ナトンは僕と同い年で、僕と同じ好青年(笑)
歌い方は、さすがにラテンの血を感じさせてくれました♪
来週は菊川のなあ~じゅで再びナトンと共演します!!


5.26(水)
菊川 なあ~じゅ
吉川水子(vo)/西村俊哉(gt)/笠原本章(ba)&ナトン・ボナン(vln)
19:40start ♪ジプシースウィング+ボーカル



おフランスついでにもう一点。
フランス人ベーシストのRenaud Garcia Fonsが上手すぎです。
今、最も車の中で聴いているベーシストです。
普通のジャズとは違いますがこれはこれで格好いい。
某コントラバス曲芸集団の一人なのですが彼らの楽器の技術は桁違いだと思います!!

♪♪ビリンバス/ルノー・ガルシア・フォンス♪♪

エンドピンの高さについて

2010年05月11日 05時23分29秒 | 真面目な話
今日は赤坂のNovember11thでした。
共演はジャズVoデュオ「Air」のお二人と伊原康二(key)さん。
たくさんのお客さんに来ていただきました♪

今日はいつもよりエンドピンを3cmほど高くして弾いてみたのですが、意外と弾きやすい。
ですがいつもの高さも捨て難い。う~ん、悩む・・・。

ウッドベース弾きはエンドピンの長さは色々と試行錯誤するポイントだと思います。
ギタリストのストラップと同じでしょうか。


あくまでも僕の手ごたえでは

~エンドピンが高い場合~
・左手のハイポジションへの移行が楽
・アルコ(弓)が駒の付近で弾きやすい
・ピチカート(指弾き)が指板の最下部で弾きやすい
・左肩が張りやすいが腰は曲がりにくい
・楽器の重心が高くなるため安定感が悪くなる
・楽器を斜めにして弾きやすい反面、真っ直ぐ立てて弾きにくい
・演奏中にエンドピンが落ちた時にハンパじゃなく焦る(笑)

~エンドピンが低い場合~
・左手のハイポジションへの移行が難しい
・アルコ(弓)が駒の付近で弾きにくい
・ピチカート(指弾き)が指板の最下部で弾きにくいが、右手の重さを乗っけたピッキングがしやすい
・左肩は張らないが腰が曲がりやすい
・楽器の重心が低くなるため安定感が増す
・楽器を斜めにして弾きにくい反面、真っ直ぐ立てて弾きやすい
・演奏中にエンドピンが落ちた時に意外と落ち着いてそのまま弾ける(笑)
・スラッピングが決まりやすい


こんな感じでしょうか。あくまでも「僕の手ごたえ」です。
その日の体調ややる音楽によって変わりますね。
時間があればもう少し詳しく書きたかったのですが、3時間後には起きて大学の仕事に行かなくてはいけないのでそろそろ寝ます。
このテーマは絶対に続編をUPします。おやすみなさい。。。

暑い・・・。

2010年05月08日 00時54分24秒 | 日記
暑くなってきましたね。
僕にとっての「夏日」は最高気温20℃以上です。
家では半袖一枚、もちろん裸足です。

5月に入ってから明らかに楽器の状態も変わってきました。
指板やネックの滑りが悪くなったり、松ヤニの乗りも違和感有りです。
僕自身も楽器もコンディションには気をつけよう!


これからの時期は冷たい麺類とアイスが美味しい事だけが救いです♪