プチ早期退職者の資産運用+αブログ

山梨中央銀行は今年に入ってからはゆっくりと利食っている

 以前は何度か1,000円回復記念売りをしていた山梨中央銀行だが、今年に入って相場つきが変わったのでゆっくりと利食っている


初期(コロナショック時)の買

 山梨中央銀行については、「低PBR銘柄はディフェンシブ? 」という記事の中で、2020年2月下旬と3月中旬に少し買ってみたことを書いた。当時の低PBRランキングの2位の弱めの地銀だったが、山梨県にはしっかり根付いていて、そこまで評価の低い地銀でもないと思ったからだ。 

 山梨中央銀行の週足チャートに私の主な売買を追記したものを以下に示すが、当時はコロナショックで株式市場が急落していた時期でもあった。



 コロナショックの頃、フルインベストメントが基本の私は値保ちのいい銘柄を売って資金を確保しつつ下げのきつい銘柄を買っていた。2月の860円の買はサブ口座だが、この日はスーパーツールを先に売ってから同日中に買っていた。一方、3月の610円の買はメイン口座だが、それまでに売却を重ねたネットワンシステムズの代金を回していた。

 なお、メイン口座での買はこの時の300株だけで(現在も保有中)、他の売買はすべてサブ口座分になっている。


盆栽投資での買と1,000円回復記念売など

 2020年2月に買った内の100株だけは2021年3月19日に1,000円回復記念で売った

 その後は、その売の買い戻しを含め、100株単位で盆栽投資の買を続けた(「本日の盆栽投資3鉢」という記事の中に当時の状況を記載)。その一方、再度の1,000円回復記念売や1,000円手前での小幅の利食いも行った(2022年5月まで)。


2023年に入ってからの売

 2023年を前にして日銀の金融政策変更や日銀総裁の後任候補が取り沙汰されるようになり、金融株の相場つきが変わって上げ基調になった。山梨中央銀行は2月に高値を付けた後いったん調整したが、7月末には高値を更新してきた。

 本格的な上げ基調に変わったと考えていたので利食いを急ぐ気はなかったが、相場ではいつ暴落が起きても不思議ではない。そのため、ある程度上げたら一部は利食いしておく(利食い千人力)方針とし、7月31日には2月高値手前の1,420円で、10月18日には1,790円で、100株ずつ売った

 結果として、これまでの売買で個別管理上の税引後銘柄累計損益は+14.9万円になった。残る保有株はメイン口座に平均取得価格611円で300株、サブ口座に平均取得価格875円で300株となっている。


今後も上げたら売る予定

 今期の予想1株配当は50円で、メイン口座分の配当利回りは8.2%近く、サブ口座分でも5.7%になっているので売り急ぐ気は起らない。しかし、先に述べた方針に基づいて今後も売り上がるつもりで皮算用している。

 前期末の1株純資産は6,637円なので、株価1,790円でもPBRは0.27倍に過ぎない。低すぎるPBRに着目して買い始めたものの、今後PBR1倍を目指して株価が上げて行くのか、あるいは不良債権処理や外債の評価損等で純資産が毀損してPBR1倍に近づいてしまうかは分からない。

 以下に山梨中央銀行の年足チャートを示す。日経平均がバブル期の高値を今後更新していくならば、山梨中央銀行は2015年の高値は通過点にして、せめて2005年高値を目指してほしいと思っている。

 出所:株探


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