東方のあけぼの

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ボストンマラソン優勝の山田敬蔵選手

2013-04-17 08:43:12 | 社会・経済
昨日からニュースで日本人の優勝者として、瀬古利彦氏の名前がテレビに出てくるが山田敬蔵氏の名前が全く出てこない。

1953年の優勝者で日本人で初めての優勝者ではなかったか。

当時の2時間18分というのは世界新記録で、もっとも距離が少し足りないことがわかったようだが、ボストンマラソンの優勝者であることは間違いない。優勝者の名前としては残っていて、彼のゼッケンは名誉のために永久欠番になっていると聞いている。

どうしてマスコミは彼を無視するのか。昭和28年(1953)というと終戦後まもなく、水泳の古橋とか橋爪選手が世界新記録を連発して日本人に自信を与え、奮い立たたのと同様にボストンマラソン優勝の山田選手は同じくらいのインパクトを日本人に与えた。

テロ事件がニュースの本筋とはいえ、瀬古氏が出てくるなら山田氏に言及しないのはおかしいのではないか。

&:その後調べたら日本人の優勝者は瀬古以外に6人もいるんだね。最初は山田氏。そして6人のうち三人の大会は距離不足だったそうだ。大会運営の責任でいかにずさんな大会であるかがわかる。

伝統はあるようだが。日本人の優勝者だけで3人も距離不足なんだから、全体では距離のたりない大会が二桁以上あったことは間違いないだろう。