dailie morlie

森羅万象、宇宙の真理

2004映画総括

2004年12月31日 21時33分44秒 | 映画
さて、今年最後の書き込み、とくれば、やはり今年観た映画の自分勝手ランキングだろう。
鑑賞本数254本(164,790)、例年よりちょっと多めなのは、ソウルで結構短編を観たからだろう。本数に比して金額がかなり少ない(単純に商を求めると約650円/本)のは、
1.ソウルでは通常で7000W、早朝興行(CGV)4000W、短編は数本で3000W、ナダの回顧展が5000Wと低額な事、
2.日本で観る時は大概、月・木に1000円で観ている、という理由によるものだと思う。
ただし、日本では往復のガソリン代、ソウルでは地下鉄が往復で1400Wかかっているが、それは計算に入れていない。
また、オムニバスも各編を1本として数えている。まとめて1本扱いにする人もあるが、それでは作品に対して失礼だ。
ただし、複数本で監督は違うが1本のストーリィとして成立しているものがあれば、それは1本として数えている(今年はなかった)。
TOP5は、
1.Love Actuelly
2.Das Fliegende Klassenzimmer
3.Second Hand Lions
4.無間序曲
5.House of Sand and Fog
なお、時系列に観た全映画は以下のとおり。

001 チャーリーと14人のキッズ
002 コール
003 次郎長富士
004 クレージーの無責任清水港
005 狂った果実
006 スキャンダル -朝鮮男女相悦之詞
007 実尾島
008 ハッピー・エロ・クリスマス
009 ミレニアム・マンボ
010 霊媒
011 東海の水と白頭山
012 春夏秋冬…そして春
013 アンニョン!UFO
014 オグ
015 新撰組・風の剣(壬生義士伝)
016 …ing [アイエヌジー]
017 オールド・ボーイ
018 偉大なる遺産
019 死の根源
020 ビー玉遊び
021 死後
022 最優先権
023 天国
024 神々しい運命
025 マルチュク通り残酷史
026 愛しのサガジ
027 通り
028 チャールズとフランソワ
029 神秘物語
030 夜の天使
031 美術バー
032 ジュラネシック
033 終わらない凝視
034 蓮池
035 死に立ち向かう法
036 早咲き
037 蚊...一休みする
038 猫を飼う犬
039 人生
040 ペイチェック
041 氷雨
042 彼女の重み(六つの視線)
043 その男の市井(六つの視線)
044 大陸横断(六つの視線)
045 神秘の英語国(六つの視線)
046 顔の値打ち(六つの視線)
047 信じても信じても:チャンドラの境遇(六つの視線)
048 選択
049 ピーター・パン
050 ミスティック・リバー
051 踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ
052 彼女を知らぬはスパイ
053 ハリウッド殺人事件
054 コロナド
055 ランナウェイ
056 終極無間(インファナル・アフェア3) 
057 スパイキッズ3D
058 1ダースなら安くなる
059 彼女を信じないで
060 恋愛適齢期
061 微笑
062 魔法警察 カリガリと玉童子
063 生命活動
064 呼吸の仕方
065 ブラザーフッド(太極旗を翻し)
066 木浦は港だ
067 ロスト・イン・トランスレーション(通訳不可能)
068 月曜日に乾杯
069 この世の外へ クラブ進駐軍
070 アップタウンガール
071 ラブ・アクチュアリー
072 ヘヴン・アンド・アース
073 ほえる犬は噛まない(フランダースの犬)
074 白夜
075 花とアリス
076 ルビー&カンタン
077 Innocence
078 レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード
079 油断大敵
080 殺人の追憶
081 幸福の鐘
082 ベアーズ・キス
083 気まぐれな唇(生活の発見)
084 きょうのできごと
085 ラブストーリー(クラシック)
086 タイム・リミット
087 ディボース・ショウ
088 イン・ザ・カット
089 飛ぶ教室
090 オーシャン・オブ・ファイヤー
091 MUSA-武士-
092 グッバイ、レーニン!
093 スクール・オブ・ロック
094 女王フアナ
095 ゴッド・ディーヴァ
096 エヴァとステファンとすてきな家族
097 フォーチュン・クッキー
098 CASSHERN
099 パッション
100 歌ごよみお夏清十郎
101 一心太助 天下の一大事
102 壮烈新撰組 幕末の動乱
103 Appleseed
104 真珠の耳飾りの少女
105 ホーンテッド・マンション
106 千姫と秀頼
107 風雲児 緒田信長
108 海賊八幡船
109 悪い男
110 ビッグ・フィッシュ
111 キル・ビル vol.2
112 ハッピーフライト 
113 トロイ
114 ハッピーエンド
115 女の花道 
116 瞼の母 
117 恋や恋なすな恋 
118 息子のまなざし 
119 結婚は10分で決める(人生のメビウス)
120 ライフライン(人生のメビウス)
121 女優のブレイクタイム(人生のメビウス)
122 トローナから12マイル(人生のメビウス)
123 ゴアVSブッシュ(人生のメビウス)
124 百科夢幻(人生のメビウス)
125 クジラの島の少女 
126 モロ・ノ・ブラジル 
127 スキャンダル -朝鮮男女相悦之詞
128 レディ・キラー 
129 白い巨塔
130 カレンダー・ガールズ
131 21g
132 シルミド(実尾島)
133 クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち
134 花嫁はギャングスター
135 砂の器
136 飢餓海峡
137 水の寓話
138 時代×4
139 老優の一瞬
140 10分後
141 ジャン=リュック・ナンシーとの対話
142 啓示されし者
143 星に魅せられて
144 時間の闇の中で
145 自転車で行こう
146 アドルフの画集
147 メダリオン
148 座頭市物語
149 不知火検校
150 友引忌
151 スパニッシュ・アパートメント
152 座頭市と用心棒
153 悪名
154 わが故郷の歌
155 純愛中毒
156 ホワイト・バレンタイン
157 ブラザーフッド(太極旗を翻し)
158 サウンド・オブ・ミュージック製作40周年デジタル・リマスター
159 スイミング・プール
160 兵隊やくざ
161 続悪名
162 みなさん、さようなら
163 ドラムライン
164 ウォルター少年と、夏の休日
165 スパイダーマン2
166 箪笥
167 キング・アーサー
168 4人の食卓
169 愛と死を見つめて
170 二階堂卓也銀座無頼帖 銀座旋風児
171 赤いハンカチ
172 泥だらけの純情
173 紅の拳銃
174 錆びたナイフ
175 オアシス
176 ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
177 リディック
178 サンダーバード
179 キューポラのある街
180 北帰行より 渡り鳥北へ帰る
181 鷲と鷹
182 STEAMBOY
183 NIN×NIN NINJA HATTORI KUN THE MOVIE
184 マッハ!
185 誰も知らない
186 東京オリンピック
187 アフガン零年
188 ベジャール、バレエ、リュミエール
189 ヴァン・ヘルシング
190 華氏911
191 LOVERS
192 チルソクの夏
193 スイングガールズ
194 ロストメモリーズ
195 テイキング・ライフ
196 バイオ・ハザード2 アポカリプス
197 人間の証明
198 野性の証明
199 テッセラクト
200 アラモ
201 Survive Style 5+
202 インファナル・アフェア2 無間序曲
203 アイ,ロボット
204 七人の侍
205 ディープ・ブルー
206 トスカーナの休日
207 天国と地獄
208 Devilman
209 永遠の片思い
210 ツィステッド
211 江戸怪賊伝 影法師
212 影武者
213 2046
214 コラテラル
215 大脱走
216 恋の門
217 ぼくセザール 10歳半 1m39㎝
218 上海家族
219 隠し剣 鬼の爪
220 砂と霧の家
221 世界でいちばん不運で幸せな私
222 パリ・ルーヴル美術館の秘密
223 オールド・ボーイ
224 炎のジプシーブラス
225 キャットウーマン
226 忠臣蔵
227 TUBE
228 隣のヒットマンズ 全弾発射
229 勤倹貯蓄塩原多助
230 鞍馬天狗恐怖時代
231 べんけい対ウシワカ
232 天国の青い蝶
233 誰にでも秘密がある
234 フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防衛長官の告白
235 僕はラジオ
236 プロミス
237 スカイ・キャプテンワールド・オブ・トゥモロー
238 ポーラー・エクスプレス
239 パニッシャー
240 セイブ・ザ・ワールド
241 Bounding
242 Mr.インクレディブル 
243 古都
244 犬神家の一族
245 少女へジャル
246 春夏秋冬そして春
247 キッチン・ストーリー
248 バレエ・カンパニー
249 ドット・ジ・アイ
250 ターミナル
251 日本沈没
252 ULTRAMAN
253 僕の彼女を紹介します
254 ゴジラ FINAL WARS

映画雑感2004-254 ゴジラ ファイナルウォーズ

2004年12月31日 21時06分10秒 | 映画
☆ゴジラ ファイナルウォーズ
20年以上、大晦日は東宝邦画系で締めくくり、と決めている。
タノキントリオ、斎藤由貴などなど、ここ数年はずっとゴジラだった。
昨年に到っては、ハム太郎が併映でついてきて、しかもMovixときたら、途中入場できませんなどと、強制的に益体もないものを見せられてしまった。
今年は、ハム太郎が犬夜叉にくっついてくれたので助かった・・・と思ったら本尊・ゴジラが史上最悪というべきできばえで、見るも無残だった。
かつて、ゴジラシリーズは一旦終焉を迎えたことがあった。あまりにもマンネリ化しすぎて、飽きられたというのが原因らしい。
そのため復活したゴジラはむしろ人間ドラマに重点を置くような方法で新たな20年史を重ねてきた。
途中またしてもシリーズ終了を謳ったが、翌年作られた米国であまりにもかけはなれたゴジラが作られたため、本家は俺だぞとばかりに、再スタートした。
それが、また今回もファイナルだそうだ。もう信じない。どうせ数年もすれば(早けりゃ来年?)、復活するだろう。
映画と呼べる代物ではなくて、節目の大オチャラケ怪獣祭だか東宝特撮祭りだかでしかない。
最後の望みの海底軍艦はヤマト(奇しくも敵はデスラー総統(伊武雅刀)だし)、敵の宇宙船はID4、攻撃の仕方はSW4・・・。
なんせ、こんなていたらくの出来がファイナルだなんて、草葉の陰で捧げられてしまった3人も浮かばれないだろうから。
今年もまた、失望で幕を閉じてしまった。

2004韓国映画総括

2004年12月30日 23時52分47秒 | 映画
今日で今年の韓国映画は見納めだった。
振り返ってみると、1,2月にソウルにいたこともあって、例年になく本数をこなす事ができたし、韓流熱風の波で日本公開された本数もこれまでになかった。
まぁ、それゆえに、昨年以前に既に韓国で観た、或は絶対後悔されないと踏んでVCDやDVDを購入して視た作品が、更には今年公開されたばかりの(1,2月に観た)ものまで何本も公開されたため、二重に観たものも何本もあったが。
また、ソウルでは、明洞から忠武路に行く途中にある中央シネマで週替わりに短編を上映していて、ほぼ総てを観ているので、一度に2-3(,5)本の短編を300円で観ていたりもする。オムニバスもその各篇を1本と数えている。
さて、今年観た韓国映画は、55本(うち5本は重複、5本は昨年以前に鑑賞済)。
下に行くほどいい加減ではあるが、あえてランキングするなら、以下のとおりとなる。
 
01 マルチュク通り残酷史              (01/17 CGV木洞8)
02 選択                      (01/26 ハイパテクナダ)
03 東海の水と白頭山                (01/10 CGV木洞8)
04 木浦は港だ                   (02/19 釜山劇場)
05 実尾島                     (01/07 CGV九老10)
06 春夏秋冬…そして春              (01/10 ハイパテクナダ)
07 神秘の英語国(六つの視線)            (01/25 ハイパテクナダ)
08 オールド・ボーイ                (01/14 シネマプレクス緑色)
09 彼女を知らぬはスパイ              (01/31 CGV九老10)
10 純愛中毒                    (07/19 シネマクレール)
11 信じても信じても:チャンドラの境遇(六つの視線) (01/25 ハイパテクナダ)
12 …ing [アイエヌジー]              (01/13 極東劇場)
13 霊媒                      (01/09 ハイパテクナダ)
14 フランダースの犬                (03/08 シネマクレール)
15 魔法警察 カリガリと玉童子            (02/16 龍山)
16 悪い男                     (05/17 シネマクレール)
17 花嫁はギャングスター              (06/14 シネマクレール)
18 ハッピーエンド                 (05/24 シネマ・クレール)
19 オグ                      (01/13 ハイパテクナダ)
20 ホワイト・バレンタイン             (07/19 シネマクレール)
21 永遠の片思い                 (10/19 シネマクレール)
22 誰にでも秘密がある               (11/29 メルパ)
23 MUSA-武士-                 (04/26 シネマクレール)
24 僕の彼女を紹介します              (12/30 Movix)
25 愛しのサガジ                  (01/18 CGV九老10)
26 クラシック                   (04/14 シネマクレール)
27 彼女の重み(六つの視線)             (01/25 ハイパテクナダ)
28 2009ロストメモリーズ            (09/13 シネマクレール)
29 太極旗を翻して                 (02/17 CGV木洞8)
30 顔の値打ち(六つの視線)            (01/25 ハイパテクナダ)
31 その男の市井(六つの視線)            (01/25 ハイパテクナダ)
32 偉大なる遺産                (01/15 マジックシネマ)
33 ハッピー・エロ・クリスマス           (01/08 永登浦劇場)
34 微笑                      (02/15 シネキュブ光化門)
35 友引忌                     (07/09 Movix)
36 生命活動                    (02/16 中央シネマ)
37 スキャンダル -朝鮮男女相悦之詞         (01/06 スカラ劇場)
38 呼吸の仕方                  (02/16 中央シネマ)
39 彼女を信じないで               (02/14 シネマプレクス緑色)
40 氷雨                      (01/24 シネマプレクス緑色)
41 オアシス                    (08/16 シネマクレール)
42 アンニョン!UFO     (01/12 ソウル劇場)
43 大陸横断(六つの視線)    (01/25 ハイパテクナダ)
44 人生                      (01/20 中央シネマ)
45 蚊...一休みする                 (01/20 中央シネマ)


※ただし初見が昨年以前の再鑑賞になる"4人の食卓" "TUBE" "殺人の追憶" "生活の発見" "箪笥"は除外した。
また、"オールド・ボーイ" "スキャンダル -朝鮮男女相悦之詞" "ブラザーフッド太極旗を翻し" "実尾島" "春夏秋冬そして春"は、本年中にソウルと日本で2回観た。

映画雑感2004-252 僕の彼女を紹介します

2004年12月30日 23時50分38秒 | 映画
☆僕の彼女を紹介します
もちろん、期待はしていなかった。
そも、"風の…"と並んで、あの頃"彼女…"と題名につくものが続いたが、そのいずれもが芳しくなかった。
"彼女を知らなきゃ間諜","彼女を信じないで"・・・。
それにしても・・・あそこまで酷いとは思わなかった。
1本のストーリィとして連綿とつながっておらず、むしろブツブツと手荒にぶつ切りされたシークェンスがくっつけられている態に見える。
前の"猟奇的な彼女"もその傾向が強かった。
察するに、この監督は基本的にストーリィの構築がヘタなのではなかろうか。
雑すぎると思うのは、例えば、自分の誤射で恋人を殺してしまったというのに、何度かの自殺の後は、どうふっきれたのか、いきなり銃をバンバン撃ちまくって平気なタフさになっている。常套ならば、精神的後遺症で銃がもてなくなる("ダイハード"の警官なんかそうだった)ものだが、そこをステロタイプを脱したかったといえばそれまでだが、そうなると今度は、そんなヒロインに感情移入なんてできやしない。
"猟奇的…"で、尺ツナギにいくつも挿入されていた無意味なショート・コント(じゃないって?)は、今度は1つだけで、しかも一応後々に影響はしてきているが、それにしても手抜きが過ぎる。十字軍なのに、なぜ49日なのだ?基督教も仏教もごった煮にするこの荒業は日本でも考えられない。もちろん、一応キリスト教でも50日を一つの区切りとする場合もあるらしいが、49日というのは、7日毎の裁き(秦広・初江・宋帝・五官・閻魔・変成・泰山)を意味する仏教のものだろうに。
これだけ、シラケな展開をしながら、途中で背後に鼻をすする音が聞こえてきた・・・もしかして泣いてんの?どこで?どうやって?
パンチラインがまた酷い。え?これって、"猟奇的…"のエピソード1だったの?それなら電車は1号線じゃないと。

映画雑感2004-252 ULTRAMAN

2004年12月30日 23時35分31秒 | 映画
☆ULTRAMAN
小中和哉のウルトラマンといえば、"超時空大決戦"という名作があるが、あれから5年、
期待は見事に裏切られてしまった。
きっと、自分と同年代を対象に作りたかったんだろうなぁ。
ところが、制作会社からは子供向けに作れといわれ、その結果があのプロローグとエピローグの子供のナレーション?
あのウルトラマンの造型は、まるでスカルソルジャーかハカイダーだ。
人間ドラマに活路を見出そうとして、特撮部分に無理が生じているようにも取れる。
とにかく、なんとかしようがあったのに、それをしていない、というのが、どうしようもない。

ディザスター

2004年12月29日 15時33分55秒 | Weblog
スマトラ沖で起きた津波は日を追うごとに被害の甚大さが増していっている。
スラバヤに友達がいるので心配だが、どうやら被害の大方は西側のようで、取り敢えずは大丈夫そうだ。
しかし、最初にインドネシアと言ったものの、タイ、スリランカ、インドまでが被害地域とは、広範囲すぎて想像がつかない。
死者も6万とは・・・岡山の人口の1割だ。
ニューズなどが事前の警告がなかった事への懸念が叫ばれていたが、あまりにも非現実的な指摘にはただただあきれるばかりだ。
先日、奇しくも"日本沈没"を観たばかりだったのだが、それが現実化してしまったような思いで、ちょっと頭の中が混乱してしまった。
地震の揺れを感じた人が殆どいなかったということが、どういうことなのかわからないが、もしかしたらムー、アトランティスもこんな感じだったのだろうか?
ただ、まさに不慮の最期を迎えた6万の魂に合掌を手向けるしかない。

NHKの受信料は払わなくっていいぞぉ

2004年12月28日 08時09分42秒 | Weblog
今朝、NHKを視ていたら、チェ・ジウの話題の時に、韓国観光公社が民放で流しているコマーシャルをそのまま放送していた。もちろん、その映像を使う必要性はない。他に山ほどの映像はあるのだから。
さすがに、それはいかんだろう。
つまり、NHKはCMを流す民放なのだ。ということは受信料を徴収できる権利などとっくに放棄してしまったということだ。
もちろん、何年も前からそうなっているのだが。
別に会長が辞任する必要などないのに、世論は声高にそれを要求している。
方向は完璧に間違っているが、それゆえに不払いの傾向が高まっているのは、終わりよければ、であろうか。
とかくに人の世は滑稽だ。

ハッカー

2004年12月27日 07時43分03秒 | Weblog
"ヨン様"の公式HPがハッキングされたそうだ。
かなり悪質、というか、犯罪だが、このサイトの一番の利用者たるおばさまたちは、その重要さに気づいてないのではないだろうか。
冬ソナをきっかけにはじめてDVDというものの存在を知ったというような人たちもおおいというから、インターネットに到っては推して知るべし。

映画雑感2004-251 日本沈没

2004年12月26日 09時50分05秒 | 映画
☆日本沈没
古い映画なのでねぇ・・・褪色が酷く、雨が降るだけでなく、パーフォレーションの痕もしょっちゅう顕れる。こんな状態のフィルムをよくも平気で貸し出すものだ、と東宝の見識を疑ってしまう。ねぇ、"赤頭巾ちゃん気をつけて"の主役だった岡田裕介社長。
1973年に大ヒットした小松左京原作の大作なのだが、好きなジャンルでもないので、期待はしていなかった。
実際、特撮シーンについては、70年代を言うのを差し引いても、チャチぃのは仕方ないか。
どうも、スペクタクル映画としては、いささかこころもとない展開もある。
原作をよく読みこまずにシナリオを書き、監督したのだろう、と思われる。
あとで見ると、監督は岡山朝日高校出身の森谷司郎、脚本は名匠橋本忍だ。
森谷司郎といえば、"兄貴の恋人" "赤頭巾ちゃん気をつけて"といった小品で名を売った監督で、その後には、"八甲田山" "動乱"といった大作もてがけているが、元々はこの手のスペクタクルにはむかないのではないだろうか。橋本忍にしても、だ。
 
実際、ディザスタ・シーンの描き方にはどうかと思われるところも多いが、人間ドラマには、魅せつけられるところもある。
例えば、大阪に里帰りした藤岡弘が兄から折りよくカナダに行く計画を告げられるところの真実を言えない葛藤とか。
ただ、ナレーションやモノローグで処理されているところも多く、そのあたりは完成度の低さを感じずにはいられない。
 
主演はクレジットからすれば、まず小林桂樹、そして丹波哲郎だ。それから藤岡弘といしだあゆみ。藤岡弘はこの後に"エスパイ"でも主役を張ってるから、この頃の東宝特撮の顔だったのだろうか?東映の仮面ライダーだったのに・・・。いしだあゆみがヒロインと言うのも、幸薄いホステスのようなイメージが子供心に残っているので、ちょっと意外だ。
しかし、映画全体はさておき、俳優陣の迫力は、見応えがあった。
滝田裕介(幸長)、二谷英明(中田)、中丸忠雄(邦枝)といった主要メンバー、最初はスーツでびしっと決めていたのが、最後には灰に汚れたワイシャツの裾を出しての熱演だ。
丹波哲郎(山本総理)もGメン以降に見えるいい加減さを隠して、007よりも立派に演じている。こんな凛々しい総理大臣なんて、現実には見たことがない。
まぁ、島田正吾(渡)のフィクサは、旧態依然のステロタイプでつまらないが・・・合掌。
 
ところで、新聞社のシーンで、小松左京がカメオ出演していた。突然の登場、しかもけっこうオジョウズな演技でふきだしてしまった。それと、学術スタッフとして名前のあがっていた東大の竹内均教授が、これまたいきなり閣議のシーンに登場し、地震の構造についてレクチャーを延々とはじめたのには驚いた。

10作も選べない

2004年12月25日 18時16分22秒 | Weblog
日本映画の2004年のベスト10なるものが発表になったそうだ。
ベスト10といっても、質の意味ではなく、興行成績面だ。
10位11作中子供向けアニメが4本、残り7本のうち、観たのは2本、あと1本"ハウル"を見る予定くらいだ。

04年に観た新作邦画は20本、大雑把なランク付けをするなら、
A 油断大敵、NIN×NIN NINJA HATTORI KUN THE MOVIE
B きょうのできごと、STEAMBOY、チルソクの夏、恋の門、隠し剣 鬼の爪
C 花とアリス、幸福の鐘、自転車で行こう、誰も知らない、スイングガールズ
D テッセラクト、この世の外へ クラブ進駐軍、Innocence、CASSHERN、Appleseed、Survive Style 5+
Z Devilman
Bまでが及第、Cまではなんとか見ていられる、ってところだが、Zは観たという履歴を消したいくらいだ。
(各ランク内の順序は時系列)

やっぱりUFJだ

2004年12月24日 23時51分50秒 | Weblog
金曜14時、昼休みも取れない忙しさの中、やっと仕事の時間をやりくりして預金を下ろしにUFJ銀行に行った。
と、銀行の入っているビルに近づくとそのビルからずら~っと行列ができている。
まさか、と思いつつ、行ってみると、その行列は銀行の中からのびていた。その前に1人、行員と思しき年配の男が所在なさげに立っている。
なにか記念品サービスデでもしているのか、という淡い期待も虚しく、"これはCDに並んでるんですか?"という私の問いに、男は平然と"はい、そうです"
驚いて"いったい、何分待たされるんだ?"と呟く私にまた平然と"さあ"。
"明日だと手数料がかかるんですよね" "はい105円です"とここでまた当然のように。
普通だと、あたまに"もうしわけありません"とか"すみませんが"とつけるのが常識だが、この行員は"土曜も日曜も105円いただきます"。付け加えて"今日は6時までなら無料ですよ"
仕事は19時までだ。
それは私の事情だとしても、平気で"二度足を踏め"と言い放つ無神経さには、許されざるものがある。
もともと私が使っている郵便局は手数料など無料だ。今回はアルバの振込みに郵便局が使えないというから、しかたなくこの口座を指定したのだ。
最近なにかと非難を浴びているUFJ、それでも気にしていなかったが、この一件で決めた。年明け早々の初営業日に口座を解約しよう。

どっちにころんでも

2004年12月24日 07時22分29秒 | Weblog
民主党の代議士が2人、選挙違反に関して上告が棄却され、それぞれ違う結論を出した。
そのコメントを見ていると、辞めようと辞めまいと無様この上ない。

"鎌田(宝塚かと思った)氏"のコメントは、"司法の最終判断が出た。けじめをつけるのは、今日しかない"。
つまり、司法の判断が出なければ、そのまま続けてる、ということだ。人を殺しても判決が出なければのうのうと社会生活をする、といってるようなものか。そこにモラルも常識もない。
"今日しかない"と平気で言ってのける無神経さは、あきらかに機を見るに逸していて、出来心では済まされない。この場合のタイミングは、"司法判断が出る前しかない"のだ。
そんな非常識なコメントを、いかにもさわやかに凛として吐いているところに輪をかけて汚さを感じる。
 
"今野氏"の"こういう方々の思いを途絶させてはならない"というのは輪をかけて潔さが皆無だ。"途絶させてはならない"のなら、なぜそのような事をしたのか?"こう言う方々"の思いがあれば、人を殺しても許される、というのか?知らなかったという言い訳は通じない。知っておかなければならないからだ。知っていて守っていて、初めて"こういう方々の思い"に応える権利がある。
既に、タイミングを逸した"今野氏"には、もう国政に参加する資格はない。

♪ザッ、テレビジョ~ン

2004年12月24日 00時02分42秒 | Weblog
何年かぶりに、ザ・テレビジョンを買った。
18日から10日までの年末年始3週間分の番組表が載っている。
神戸にいた頃は良く買っていたが、岡山では岡山・四国版なので、無駄な感じがして買わなくなった。
で、買ったのだけれど、結局いつものようにインターネット番組表を見ているので、殆ど開いていない。
なら買うだけ無駄だったか。

山陽ロードレース

2004年12月23日 23時58分10秒 | Weblog
朝、出勤するのに、いつものように運動公園の西の道を走っていたところ、
武道館の前の門のあたりで、この寒いのに背広の上着を脱いだちんちくりんなおっさんが道をふさぐように立っていた。
今日は徒競走の大会があるらしく、見た感じはその役員風だったが、定かではない。
とにかくそのおっさんは、道のど真ん中でぼけーっと突っ立っているのだ。
そのままだとぶつかってしまうので、仕方なく自転車のハンドルを切った。
その先に、住民の反対を無視して移転した挙句その前に無駄な信号機を設置した派出所があるのだが、その前に十人近くの人が全く道を遮断するように円陣を組んで雑談をしていた。
おそらくは大会の関係者なのだろう。
完全に交通妨害だ。
その横には警備員らしき男が3名いたが、警備員に言ってもせんないことと思い、その不細工な集団を避けたところ、すんでのタイミングでその無駄な信号が赤に変わってしまった。
警備員達とは反対側に2人のやはり制服の女がいて、もしかしてこちらは?と思い、
"あなたがたは警官?"と聞くと、"警備員です"という答え。
"こう言う風にたむろしてたら通行の邪魔でしょう。すぐに注意してどかしなさい"と言うと、
"はいわかりました"と返事はするが動く様子がない。
"今いった事がわからなかったの?"と重ねると、しぶしぶ円陣に向かったが、そこで信号が青になったので私が渡ってさると、足をとめてしまった。
そこからずっと道沿いに警備員はふんだんに出ていた。
奉還町の方に渡る信号でまた赤に引っかかったところ、そこにも数名の警備員がいたのだが、ちょっと離れて違う制服の男が一人いた。
そこで、また"あなたは警備員?警官?"と聞くと"警官です"という答え。
"ふうん、じゃあやっぱり警官と警備員が混ざっているのか"と先ほどの状況を説明し、
"あなたに言ってもせんないことだが、派出所の前でそう言う状況にあってもぼけーっとしているだけなら、警官なんていらないね"と法界なことをいい、信号が変わったのでそのまま走り去った。 
おりしも、どこぞの殺人事件で警察のていたらくが報道され、全警官が自分を見直さなければならないときだ。
この警官が、1.良い警官ならすぐに連絡してただちに全体での状況を改善するように報告する。2.普通の警官なら、1日の最後に日報か何かの報告書でそう言う指摘があったことを報告する。3.悪い警官なら、何もしない。さぁ、この警官はどれだろうか?
それはともかく、最低限の社会人行動の取れないような連中が運営するロードレースなんぞというものに、存在意義などない。どんな有名選手が走ろうと、どんな記録が出ようと、ただのゴミイベントだ。
よくあることだが、なにかの大義名分が立つ(と信じ込むと)愚人はその他のことを蔑ろにする。
例えば急病人を病院に運ぶとした時、行く手をふさぐなら人をはねても構わないとすら考えるのだ。
今日のこの大会は、そういうものだ。

いんなーゆず、あうたーゆず

2004年12月23日 01時07分48秒 | Weblog
冬至は21日だったらしい。
飲み会で遅く帰った事もあって風呂に入らなかったのだが、家人もみんな22日だと信じていたらしく、今日入ったら柚子湯になっていた。
我が家の風呂はなにかとうるさく、浴槽を傷つけるとかで入浴剤を使えないことになっていて、
以前はバンバン使っていたのが昨年からすっかりさら湯になってしまっているが、柚子湯だけは別らしい。
ちなみに菖蒲湯はしたことがない。
風呂に入る前、帰宅したばかりで寒かったので、すぐに柚子茶を作って飲んだので、
体の内と外から柚子づくしということになる。
これで風邪をひく事もあるまい、たとい1日ずれていたとしても。