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岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

地域ぐるみの子育て支援

2007-08-05 | 各種集会など
 シンポジウムは、岡山医療生協、岡山協立保育園、同父母の会が共同でとりくんだものです。シンポジウムに先立って、山陽学園短期大学の村中由紀子教授が「今、なぜ子育て支援なのか」と題して講演をされました。
 親(子育て)には意志力、忍耐力、努力が必要ということ。小さい時(おなかにいる時から)「どのように育てられたか」が子どもに大きく影響すること。しかし、親にないものは子どもに与えることができない。親にないもの(子どもに欠けているもの)を与えるには第三者の力が必要で、これが「子育て支援」。

・・・・以下、感想・・・・
 保育の仕事というのは本当にすごいことなんだなと、あらためて強く感じました。保育士さんや保育園がそれだけのことをきちんとできるように保障していくには、行政の力が必要です。日本の保育事情はどうなのか、あらためて考えてみました。保育園に入れたくてもすぐに入れない地域があります。保育料は決して安くありません。3歳児20人に対して保育士1人、4・5歳児30人に対して保育士1人という基準(すすんだ国では3歳以上児で8:1が基本)。給食の外部委託、公立保育園の民営化。国はさかんに「地域ぐるみの子育て」を強調します。確かにそれは大事なことです。しかし、国が果たすべき責任もきちんと果たしてほしい!と思うのは私だけではないでしょう。

 シンポジウムでは、村中先生をコ-ディネーターに、岡山協立病院小児科の桝本医師、協立保育園の坪中園長、岡山市保育課の清水保育専門監が、それぞれの立場から子育て支援について話題提供しました。
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