原爆による爆風、熱線、放射線は一瞬のうちに広島、長崎両市を壊滅させ、広島市では14万人以上、長崎市では7万3000人以上の命を奪いました。そのときは助かった人たちもその後原爆症で苦しみ、毎年少なくない方たちが亡くなっています。
平和記念式典で広島市の秋葉忠利市長は、原爆投下の生々しい実態を語り、「そのなかから生まれたメッセージは、現在も人類の行く手を照らしている。『こんな思いは他の誰にもさせてはならぬ」と、忘れてしまいたい体験を語り続け、3度目の核兵器使用を防いだ被爆者の功績を忘れてはなりません」と述べました。また秋葉市長は、被爆者のメッセージに背を向け続け、核にしがみつく「力の支配」を批判し、「21世紀は市民の力で問題解決できる時代。人類の英知をもとに、市民の力で国際政治を動かそうとしている」として、核兵器廃絶の力強い運動をよびかけました。さらに政府に対して「核兵器廃絶のために誠実に努力する義務を負う日本政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策には『ノー』というべきです」と述べました。
本当に元気の出る「平和宣言」でした。
平和記念式典で広島市の秋葉忠利市長は、原爆投下の生々しい実態を語り、「そのなかから生まれたメッセージは、現在も人類の行く手を照らしている。『こんな思いは他の誰にもさせてはならぬ」と、忘れてしまいたい体験を語り続け、3度目の核兵器使用を防いだ被爆者の功績を忘れてはなりません」と述べました。また秋葉市長は、被爆者のメッセージに背を向け続け、核にしがみつく「力の支配」を批判し、「21世紀は市民の力で問題解決できる時代。人類の英知をもとに、市民の力で国際政治を動かそうとしている」として、核兵器廃絶の力強い運動をよびかけました。さらに政府に対して「核兵器廃絶のために誠実に努力する義務を負う日本政府は、世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、米国の時代遅れで誤った政策には『ノー』というべきです」と述べました。
本当に元気の出る「平和宣言」でした。