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趣味の世界と零細企業末端社長としての近況報告。
書きたいことを書き、たまにアッと驚くことを発表する。

政府よ、相続税を議論せよ!!

2007-09-25 17:14:08 | 永住できる目黒区を考える
普通に親から子へおカネをあげると贈与税が大きな金額で
 かかってきます。
  
  でも、考えてみるとおかしくないですか?

  親のおカネは、親が働いて得たおカネです。
  もちろん、所得税も住民税も払っています。

  いわば課税済みのおカネです。

  課税済みのおカネをどう使おうと、自由ですよね。

  それを、子どもに贈与したら贈与税を払わなくてはならない。

  いろいろの税金の解説書に、贈与税の説明で
  「子どもはただでものをもらっているのだから、税金を払うのは当然です。」
  という解説をしている本もありますが、本当に「当然」なのでしょうか?

  親はすでに納税しているのだから、それにさらに税金をかけたら
 二重課税ではないですか?

  もともと贈与税は、相続税をたくさんとるために決められている税金です。

  お年寄りみんなが生前贈与をどんどんしてしまったら、
 遺産がなくなってしまい、相続税は取れなくなりますからね。

  でも、相続する財産も、親が働いたお金で買ったものですから、  
 課税済みのものです。

  それに対して税金をかけるのが当然なのか?

  世界には、相続税のない国もたくさんあります。

  相続税があるのが「当然」なのかどうか。

  政府の税制調査会では、相続税の増税が検討課題に
 あがっています。

  いままでは、亡くなった方のうち4-5%程度しか相続税の
 対象になっていませんが、これを増やす方向に検討が進められるようです。

  普通の年金暮らしのお年寄り夫婦のお宅に、その家のご主人が
 亡くなった、というだけで税金の請求書がくるのです。

  たくわえがなければ、支払ができません。

  支払ができないときはどうするのか?
  
  そのときは、自宅を売るしかないのです。

  残された家族は、住み慣れた我が家を泣く泣く手放さなくてはならない。

  そういうことが現実に発生しているし、拡大しようとしています。

  相続税は本当に「あって当然」の税金なのか?

  非常に疑問を感じます。


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