ロバート・スミッソン～サイト

現代芸術家のロバート・スミッソン。
代表的作品「スパイラルジェティ」(1970)はユタ州のグレートソルト湖にある渦巻き状の堤防。ランド・アートという岩、土、木、鉄などの自然の素材を使って大地に展開されるアートジャンルに属する。

この作品の特徴は、サイト。アート作品がある場所に大きく依存。
→〇スパイラルジェティのあるグレートソルト湖は潮の満引きで水位が変わるのですが、作品製作時は記録的に水位が低かったため、数年に一度のタイミングでしか湖面にあらわれない。
→〇グレートソルト湖は名前の通り塩分濃度が海水より高いため、塩湖特有のバクテリアが水面を赤く染めるとともに、徐々に作品が分解される。

隈研吾の負ける建築を連想させる。

改めて県の置かれている環境や現状について客観的に超しっかりと考えなければ、と思わされる。
パッと見、東北含め当県は人口が少ない半面、自然が豊かなはず。だが、具体にどこで自然を感じられるか、というと疑問。今までは、東北外からの人口流入がなく、東北出身の自然よりも都市的ライフを好む人たちが多かったせいだろう。ただ、今後は東北外からの交流人口だったり移住だったりの増加が必須。
なので、もっと身近な自然を増やしたり、身近でない濃ゆい自然へのアクセスコストを下げたりするような取り組みをして、自然への選好が強い人を惹きつけることが必要かと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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