宮城県に付加価値の高いクリエイティブな人たちに来てもらうにはどうすればよいのか。
参考の一つとしてアーティスト人口が挙げられる。
リチャード・フロリダ「クリエイティブ資本論」によると、芸術が盛んな生活環境はクリエイティブ層を惹きつける要因の一つであるとし、その証拠として、アメリカにおいて、芸術家の人口比率の上位20市の内11市が、特許取得件数上位20市にも入っている。
アート・芸術に生で接す . . . 本文を読む
1人当たりの県民所得は、県の経済力を示すデータとしてしばしば引用されるところ、平成22年の県民経済計算によると、
宮城県は2,442万円で全国35位、と低位
なぜか。
そもそも県民所得とは、雇用者報酬・財産所得・企業所得からなる。平成22年だと、それぞれ67%、5%、28%の割合で県民所得を構成している。
それで、宮城県はそれぞれについてはどうかというと、
雇用報酬は1,760万円で24 . . . 本文を読む