これまでも何度か


私はHSP気味という表現を
ブログの中でもしてきました。
『気味』という表現を使ったのは
HSPは病気じゃないから
診断された訳じゃないし
絶対私はHSP!という程の
決定打がない…というか
何が決定打なのかも
よくわからなかったから。
今、この本を呼んでいます。

最初の文章だけで私は涙が出ました。
『繊細さ』は生まれ持った気質。
その人の「性格」がどうとかじゃなくて
背の高い人が縮む事が出来ないのと
同じようなもの。
要は…
繊細だから。って
自分を責めたり無理に直そうなんて
しなくても良いってことらしい。
『繊細さん』は
この作者の方がHSPの人に
親愛の情をこめて
そう呼んで下さる言葉で
まだHSPなんてものが
世の中に出ていない頃に生きてきた
私とかは
周りの人から
神経質と言われていたと思う。
何度か記事にもしましたが
私は幼い頃から
人の顔色ばかり気にする子供で。
他人の言葉と同時に
『本心?』のようなものが
副音声や色で見えてしまう。
HSPはESPじゃないから
超能力とか霊感とかじゃないです。
ただ漠然と『感じ取る』感じ?
人の気持ちを汲み取って
自分の気持ちを言えなくなって
苦しいけど
苦しいって言えなくて。
悲しいのに
誰にもわかってもらえなくて。
親からも
「お前は異常だ!」とさえ
言われて生きて来ました。
大人になった今でも
なんで私はこうなの?
なんで上手くいかないの?
そんなことの繰り返しです。

昨日は。
この文章を呼んでいて
凄く救われました。
凄く救われました。
「人を嫌っても良い」
職場で初めて会った人でも
この人は無理!!
と感じることが時々あります。
でも
いい大人が第一印象だけで
相手を決めつけるなんて大人げない
もしからしたらいい人かもしれない。
そう自分の感覚を無視して
頑張ってみる。
相手を立てて会話をして
『上手くやらなきゃ!』って。
その結果が
この間辞めた100均での
Tさんみたいなことになる。
でもそれも
Tさんが全て悪いわけでもなく
多分、私が悪いわけでもない。
最初から私が
Tさんと距離を取れば良かったんだと
今だと思う。
Tさんに限らずだけれど
HSPの気持ちや考え方は
そうでない人には
「全くわからない」らしい。
そしてHSPにとっては
わかってもらえないことが
わからない
そんなの
お互いどうしようもないですよね(笑)
今回の話。
私が言いたいのは
多分、私と同じ様にHSPで。
私と同年代で。
苦しそうにしている人のブログを
見てしまって。
私が今読んでいる
『「繊細さん」の本』にも
あったけれど
HSPは人の気持ちを読み取ることで
自分の気持ちを閉じ込めるらしく
相手に合わせようと
自分の気持ちと裏腹のことを
言っていると
自分の周りに集まる人が
嘘の自分に集まってくる人。
になってしまうそうです。
私が読んだブログの記事の方は
自分が本音を言ってしまうことで
『相手を苦しめてる』って
自分も苦しんでた。
そんな彼女の言葉で
私が感じたのは……
彼女には
本音を言えるパートナーがいて
本音を言ってもそばにいてくれる
パートナーがいる。
彼女の『本当の言葉』を受けて
それでもそばにいてくれる人なら
そのパートナーは
本当の彼女を受け入れている
人なんだろうなって。
彼女もきっとHSPなんじゃないかって
私は思う。
人のちょっとした言葉や動作で
相手の感情を察知してしまう。
その察知してる「感情」は
怒ってるとか疲れてるとか
間違いないらしいのだけど
それを『自分のせい』って
感じてしまうのは
間違いだったりするらしいです。
本当は幸せなはずなのに
その幸せさえも
『自分のせい』とか
『自分さえいなければ』と
自分が頑張ってせっかく掴んだ物を
自分から手離そうとしてしまう。
それも多分HSP気質かな?なんて
私自身のこともふまえて
感じます。