やっぱりこれだなぁ・・と。
何でもあり・・・。とにかく音を出し合って音で決めていきます。
相手のプレイをまず尊重する。そして、メンバーのプレイを絶対に批評しない。
まずもって、他人のプレイを「あ~だ こ~だ」いうのは、
大変失礼にあたるということ。
もし、文句があるなら、オーダーがあるなら、指摘事項があるなら、
「音」で言うこと。それでも伝わらない場合は、わかるまで続けてあげること。
そして、その空気を読ませることに力を注ぐ。
仮にアドバイスであっても、それも大変失礼なこと。
当然そんなことわかり切ってやってる前提が条件だし、
アドバイスなんてできる立場にないことを自覚しているし。
下手なのは大いに結構。いろいろ挑戦して失敗するのはなおさら結構。
音をぶつけ合うのも、絡み合うのも・・・
また、譲り合うのもあっていいし・・・
リズムとコード進行だけであとは上げたり下げたり、時には
歌も歌ったり・・ アドリブを取り合うのは当然のこと。
自由に弾く・・ だから、ほとんど弾かずにソロを渡してしまうこともある。
なにがあってもいちいち動じない・・。
そして・・ それを楽しくやれるように・・。
そんな暗黙のルールがありました。
型にはめるのが切らな奴らばかり。
そして、どんな相手でも当たり前のように付き合ってくれる。
だから、セッション時間は長かったです。
さらには、そこから、かならず何かつかんで持ち帰る・・
貴重な時間でした。
もうあんな時間の過ごし方はできないかもです。
でも、セッションの在り方はそれで知ったと思ってます。
だれも上手、卒なく、まとめようなんて思ってなかったでしょう。
それでいいわけです。
ただ、すべてが一度きりの演奏となります。
大切にその時を扱うことも知りましたね。