曲を弾いてると、夢中があまりに、道を逸れてしまっていることがあります。
多くは、弾けなくなることて気付かれることが多いと思います。
いつのまにか、今までと違うことを、無意識にやっている。
そのことに気付いてない。
原因を探らなければなりません。
弾けてければ結果オーライなんですが、
なぜ、1回目と2回目の左手の運指が違う・・・?
なぜ、ピッキングの順番が違う・・・?
私も、レッスンでそんな指摘をすることがあります。
結果オーライの落とし穴はです。
同じ仕組みで、同じ結果が出る。
当たり前のことですが、
「だから、こうやって弾けるわけだ!!」
「だから、何度弾いても違和感があるわけだ!!」と、
確認が必要なのです。
今、間違いなく弾けてる曲も、
たまには、ゆっくり弾いて一音一音を聞いてみる・・
たまには、歪んだ音をクリアーにして、
一音一音を聞いてみる・・
そんなことで、少しは自己管理ができるのでは。
そして、ゆっくり弾くのも、クリアーな音で弾くのも・・
「覚えてる最中の昔の自分」だということに気付くでしょう。
原点回帰・・・ それは、昔の自分に会いに行くことかも。
それが、初心に戻る・・そのひとつなのです。
けっこう、つらい練習ですよこれは。
でも、そうして弾けるようになってきたわけだから、
できないことはない。加えて、「いまさら・・・」の気持ちも
邪魔になるかもしれません。確かに面倒ですから。
無意識に「一人歩き」・・ 進むべき道をはずれていないか・・
疑ってみることは必要ですね。
道をはずれたら、行き先は行き止まりが別の場所でしょう。
そしたら、「分岐点」まで潔く戻る勇気も大切です。
森