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四季の森空間

四季の草花、ゴルフ、旅行

第21回中参歩こう会

2016-03-29 17:51:01 | 歩こう会
2016.3.29
 今回は東秩父村の「花桃の里」である。


 東秩父村(埼玉県秩父郡東秩父村)は埼玉県唯一の「村」で、人口2,943人(2015.12月)、面積
 37k㎡(志木市は72,574人/2015.12月、9.1k㎡)の小さな自治体である。ユネスコ無形文化遺
 産に登録された細川紙は、小川町と共にこの地で生産されている。(東秩父村和紙の里)戦前
 には風船爆弾用の和紙も一時生産した。




 14年11月に歩こう会で小川町から嵐山まで槻川のほとりを歩いたが、東秩父村はその上流地域
 である。1970年代には5,000人いた人口は2015年には2,943人にまで減少した過疎の村である。
 東秩父花桃の里の大内沢地区に花桃が植えられている。

 
 


 この交通の便の悪い処へ行くには、マイカーなら簡単だが、小川町から落合橋まで行きそこか
 ら2.9km歩いて行くか、寄居から村営バスで大宝バス停まで行くかである。どちらのルート
 も1時間に一本の便しかない。




 
 そのバス停から大内沢の集落へ坂を少し上がると急斜面の畑に花桃が植えられている。
 だが木は低く、大木ではない。観賞用の花桃であるためこうした形状なのであろう。

 他にはみかんが少し植えられている。
 上方に見える山は標高679mの皇鈴山(みすずやま)、「外秩父七峰縦走の6番目の山」。
 


 紫大根(藷喝采=諸葛孔明が遠征時食用に植えたとされることに由来) 
 

 連翹
 

 

 集落の中ほどに小高い見晴台があり、長い階段があって、上り詰めた処に更に展望台が建てら
 れていてそこに立つと集落全体が鳥瞰出来る。

 


 


 中央の山は登谷山(とやさん)であり、「外秩父七峰縦走」の最後の峰で、ここから寄居まで
 の10kmが最後の頑張りどころであった。何度も痛い足をひきづりながら歩いた思い出がほ
 ろ苦くも思い起こされる。大島会長はこのコースに今年もトライされる!


 

 
 

 辺りには桃の他、山桜、寒緋桜、連翹、山ツツジ等も植えられている。

 


 


 


 一時間ほども坂道を巡って集落を観たあと、小川町と白石車庫を結ぶバス路線の落合バス停
 まで槻川に沿って急ぎ足で歩く。1時間に1便しかないバスの時間は12:12であるので、周りの
 景色をゆっくり眺める余裕はない。途中、虎山の千本桜はまだ全く花の様子はなかった。

 今回の参加メンバー

 

椿

 

 片栗(昔はこの球根から片栗粉を精製した) 

 


 緑鮮やかな「ノウルシ」が正に花を咲かそうとしている。
 


 バス時間5分前にやっと「落合バス停」に到着し一安心。
 このT字路の交差点が「落合橋」で、右に行くと小川町、左に行くと今日歩いた花桃の里
 を通って寄居方面。




小川町駅前まで20分ほどバスに揺られ、駅から800mほど離れた小川CCの近くにある「花和楽
の湯」に直行した。





(大島さん写真提供)


辛夷が青空に映えていたのも印象的だった。






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第18回中参歩こう会

2015-10-30 16:10:57 | 歩こう会
第18回中参歩こう会 <妻沼聖天山>          2015.10.30

JR熊谷(くまがや)駅で降りてバスに乗る。
熊谷は結構大きな駅である。熊谷市の人口は20万で、上越新幹線の大宮の次の停車駅は熊谷なのだから、相応
の町なのだろう。







駅北口には熊谷直実(くまがいなおざね)の銅像が建っている。
熊谷市とか熊谷駅は ”くまがや”と読むが、熊谷直実などの氏名はたいてい ”くまがい"と読む。
個人名はたいていは”くまがい”である。

判りにくいが、画面中央の騎馬武者が熊谷直実である。




熊谷直実は源平合戦で平敦盛を討った事で知られる武将で、当地熊谷を統治した武将である。我が子と
同年代の敦盛を心ならずも討ったことで自責の念にかられて出家し、法然上人に師事して法名を蓮生房
(通称は熊谷入道)と称した。


途中、有形文化財の「坂田医院旧診療所」に立ち寄った。









更に500mほど北上すれば妻沼聖天山山門である。








見事な彫刻が施された門である(貴惣門)。




門をくぐると、右手に斎藤別当実盛が鏡を片手にお化粧中である。

その理由は下の説明看板の通りである。
この斎藤別当実盛がこの寺の創始者である。














この聖天山は平成24年(2012年)国宝に指定された。





仁王門。一体は口を開いた阿形(あぎょう)、もう一体は口を閉じた吽形(うんぎょう)が寺を守っている。








聖天山本殿
斎藤別当実盛が治承3年(1179年)に創設した。




彫刻のある本殿に入るには入場料700円が必要だ。





ボランティアの説明員の説明を30分ほども、頷きながら聞いた!
しばらくは、これらの写真を眺めて頂くしかない。





彫刻のそれぞれに意味が込められていてる事などの詳しい説明があった。





彫刻で埋められたこの本殿は25年の月日を費やして宝暦10年(1760年)に完成した。





何よりも関心するのは、幕府の援助を得ないで民間の寄進で、建設費を賄ったことである。




平成15年~23年の改修には総工費13.5億円も要したそうで、内3.5億円は信者の寄付だったと書かれている。






































詳しくは聖天山HPからどうぞ。

帰路は東松山までバスで行き、駅前でヤキトンで一杯やる予定だったが、何処も営業は5時頃から
であり、諦めて「ぎょうざの満州」で軽くやりました。


東松山の駅構内からヤキトンを営業しているか確認できますよ!
ニュータウンの近くではみづほ台駅西口店があります。

やきとり ひびき


みづほ台駅西口店



四季の森空間の「妻沼聖天山」

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第16回中参歩こう会

2015-06-19 10:47:13 | 歩こう会
<鎌倉紫陽花見て歩こう会>
柳瀬川発8:13の元町中華街行きの電車は、通勤通学帯で混んでいて渋谷に至ってや
っと座れた。途中、横浜で横須賀線に乗り換え北鎌倉に到着したのは10時を回っていた。

今回のルートは、北鎌倉エリアと長谷エリアを当初予定していたが、大仏様の高徳院と
鶴岡八幡宮までも歩くと仰る、この中参歩こう会の健脚はたいしたものです・・・。

 
 


東慶寺 
臨済宗円覚寺派の寺院、山号は松岡山。開山は北条時宗の妻の覚山尼(かくさんに、法名は覚山尼志道尼)、
開基は北条貞時で1285年(弘安8)に創建。「縁切り寺」として知られる。現在は円覚寺派の男僧の寺だが、
開山以来明治に至るまで尼寺だった。

<寺をはじめて建てた坊さんが開山で、それを援助した権力者やお金持ちなどが開基と言われる>


東慶寺は北鎌倉駅を降りて線路を横切り、駅前の通りを左折して200mのところにある。大勢の人々は線路を
横切らないで鎌倉方面にぞろぞろと明月院を目指して歩いている。紫陽花はそちらの方が人気なのだろう!





東慶寺は紫陽花の他にも様々な花が見頃を迎えていた。





桔梗や露草そして蛍袋なども見事なものだ。

  




紅色のガク紫陽花に金糸梅の黄金の取り合わせがいい。






白の紫陽花の背景にはあやめが、半夏生は紫のアジサイをバックに静かに佇んでいる。

  




東慶寺の裏の崖にはイワガラミ(岩絡)が咲いている。公開は昨日までだった! 右の拡大写真は「花と緑を追いかけて」さんのHPより拝借。 

  



イワタバコ(岩煙草:葉が煙草の葉に似ているから。煙草の葉はもっと巨大だが)が寺の背後の崖を覆っている。
全盛期には見ものだろう!

  




白い紫陽花も清楚でいいネ!





倒木の上には苔がビッシリ生え、きのこが小さい傘をさす。





八重のドクダミは珍しい。十種類の薬効があることからドクダミは十薬とも呼ばれる。 右は河原撫子。

  






東慶寺を出て、建長寺、鶴岡八幡宮方面へ少し下って横須賀線を横断して明月院へ向かう。
北鎌倉駅から列をなして見学者がぞろぞろと来る。


明月院  
臨済宗建長寺派の寺院、山号は福源山。開山は密室守厳(みっしつしゅごん)。本尊は聖観音、開基は上杉憲方。
「あじさい寺」の通称がある。境内には北条時頼像、紫陽殿、明月院やぐら、鎌倉十井(かまくらじっせい・江
戸時代に鎌倉の観光名所として定められた井戸)のひとつ「瓶の井(つるべのい)」などがある。鎌倉には他に
井戸水や湧き水の鎌倉五名水がある。他に「あじさい寺」は北海道から九州まで全国に40か所以上もある。


紫陽花の数は多い。だけれども拝観料500円は相当高い。他の寺社は300程度だぞ!

  


明月院看板






明月院には沢山のうさぎがいる。明月院の”月”と対比して”うさぎ”らしい。    今回の参加者の一部。
   




須弥山(しゅみせん:仏教界での中心にある山)の枯山水、京都の物に比べれば・・・。







   




鎌倉十井の一つ「瓶の井」




   



ここの丸窓からの眺めは秀逸と言われる、これを見るには更に300円払って座敷に上がらねばならない。
「Final Trabel」さんのHPからの借り物の写真では、こう見えるらしい。(秋の写真だが)








明月院を終わって鎌倉まで横須賀線で行き、そこで江ノ電に乗換え長谷寺に向かう。

江ノ電は鎌倉と藤沢を結ぶ僅か10kmの小さな電鉄であるが、歴史は古く明治35年(1902)の開通である。





緑色の車体が線路に迫った甍を掠めながらゆっくりと走る。
僕の知っている緑の電車は大阪の京阪と南海、そしてこの江ノ電である。オールドスタイルの車両である。






<長谷の詳細図>







江ノ電の長谷駅を降りたら180m北へ歩いて角を左に曲がると長谷寺である。


長谷寺
浄土宗系統の寺院、山号は海光山。長谷観音と通称される。開山は僧侶の徳道、本尊は十一面観音。
坂東三十三箇所観音霊場の第四番札所。四季折々の花が咲き、あじさいは特筆もの。弁天窟や高浜
虚子の句碑もある。

「永き日のわれらが為めの観世音/虚子」 先立たれた愛娘の供養を願って建立した観音像の台座
にある。永き日とは永遠の世界への旅立ちの日で、そこで観音様に導かれ再会される事を願う句と
長谷寺の住職は解釈している。季語は永き日で春の季語、本来は春になって日長になったことをいう。
この像は大麻唯男(おおあさただお:東条英機の茶坊主と言われた)夫妻が建立したもの。大麻の政
治家とは別面を覗かせる観音像だろう。

奈良桜井市の総本山長谷寺は西国三十三所観音霊場の第八番札所であり、日本でも有数の観音霊場
として知られる。ここは牡丹の名所で、「花の寺」として有名。又この寺は『枕草子』『源氏物語』
『更級日記』など多くの古典にも登場するので広く知られている。全国に240もの十一面観音を本尊
とする長谷寺がある。鎌倉長谷寺はその一つ。



ここにも大勢の観光客が押し寄せている。
ここでは、30分、60分、90分待ちなどの掲示があり、長い行列を作って待たなければならない。






蓮も蕾を膨らませ、野村紅葉は若葉から既に赤い。中央の赤いのは檜扇水仙だろうか?






鉄筋コンクリートの真新しい観音堂だ。興覚めだね!






虚子の句が彫られている観音像




長谷寺の様々な紫陽花、ここで勝手に命名しているものもある。


かまくら                                            姫紫陽花

  


アナベル                                            小町                                            
  


経蔵と散策路                                          渦紫陽花                                              

  




展望台から弓ヶ浜が遠望される。






八重アジサイ                                          渦紫陽花
  



菖蒲



紅ガク紫陽花                                          桔梗

  




長谷寺の直ぐ北側に光則寺がある。

光則寺 
日蓮宗の寺院、山号は行時山。この寺も「花の寺」として知られ、とくに海棠(カイドウ)の古木は有名。

   



海棠(花の無い海棠はみすぼらしい)                                未央柳 (びょうやなぎ)                                              
   






光則寺を出て長谷通りを北へ300mで鎌倉大仏に着く。


鎌倉大仏(高徳院)



阿弥陀如来像                                           その胎内  
   


今回の参加者





大仏見学を終え、再度江ノ電に乗って鎌倉で降り、鶴岡八幡宮へ向かう。
小町通りは混雑しているので若宮大路を往復する。豊島屋本店で「鳩サブレー」を土産に買う。


鶴岡八幡宮(鎌倉武士の守護神)






帰途駅前の蕎麦屋で一杯やって、ほろ酔い気分で湘南新宿線のグリーン車で帰って参りました。

   


埼玉県には20か所のあじさいの名所があり、前に訪れた「山崎公園」もその一つ。生越のあじさい山、権現堂
堤などが有名。全国では箱根、明月院、三室戸寺(京都)が名所と言われる。千葉の麻綿原高原(まめんばらこ
うげん)はお勧め。



円覚寺(えんがくじ)・・・ 今回は訪問しませんが・・・私にとっては、鎌倉は数多の文人墨客が関係してい
るが、なんと言っても円覚寺である。あの開高健が眠っているからである。58歳の若さで89年に亡くなった
開高は、存命なら今年84歳。私の中ではいまでも“大阪のおっちゃん”であり、その文体を真似てみたくなる
“聖人”である。茅ヶ崎の旧自宅が記念館として開放されている。

横須賀線を挟んで東慶寺の反対側にある円覚寺は臨済宗円覚寺派の大本山であり、鎌倉五山第二位である
(一位は建長寺)。本尊は宝冠釈迦如来、開基は北条時宗。なお、寺名は「えんがくじ」と濁ごる。同寺の塔頭
(たっちゅう:境内周辺に建てれた小寺院)の一つの松嶺院には敬愛する開高健の墓があり、晩年はあまり幸福
ではなかった妻洋子、娘道子と共に眠る。他に、田中絹代、佐田啓二の墓もある。牡丹でも有名で北鎌倉駅に隣
接する広大な敷地を持つ寺。

別の機会に鎌倉五山巡り(円覚寺→浄智寺→建長寺→寿福寺→浄妙寺)でも巡るのがよろし!

私のHPの開高健記念館訪問記 もどうぞ!
<地図は鎌倉today、寺院の説明はwikipedia等を参照>


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第16回中参歩こう会

2015-05-20 05:29:19 | 歩こう会
  <実行案>

 ・ 月 日 :6月16日(火)

 ・ 場 所 :鎌倉・あじさい観賞ウォーク

 ・ ルート  :

   柳瀬川駅→JR鎌倉駅・江ノ電乗り換え→極楽寺駅下車

   (極楽寺)→*成就院(あじさいロードより由比ヶ浜眺望きれい)

   (御霊神社)→*長谷寺(小高い丘の斜面に各種あじさいがきれい)

    →光則寺(かいどう寺、あじさいのきれい)→江ノ電・長谷駅乗車

    →北鎌倉駅下車→*明月院(あじさい寺で有名)→(東慶寺)

   →北鎌倉駅 

     *印 特にあじさいで有名 

   あじさい観賞ウォーク終了  

    目標時間:極楽寺駅スタート10:30頃→北鎌倉駅着遅くとも16時頃

   打ち上げ会場:鎌倉は相当の混雑が予想され大船・駅ビル内「ルミネ」

             
   昼食も混雑が予想されるのでおにぎりなど各自持参した方がよい

    ・・・適当な場所を探して~ 長谷寺あたりで・・

  

  行きの交通機関 :この時間・ルートにしたいと思います。 

    柳瀬川発8:13-特急「元町・中華街行」→JR横浜着9:26

    →JR鎌倉駅ー江ノ電乗り換えー→極楽寺駅着10:30頃

    全交通費:1030円(一番安いルート)

  帰りの交通機関 :未定です。

    大船駅ー湘南新宿ラインー→池袋駅 がよいか  全交通費:1230

     or 行きルートと同じ



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