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野口哲哉展 - 野口哲哉の武者分類図鑑 -

2014年07月15日 | 日記

2014年7月12日(土)

アサヒビール大山崎山荘美術館へ行って参りました。

前回名古屋遠征時に行った美術館に同行して頂いた大学の友人が行くとのことで、私全然知らなかったのですが、このチラシを見て即「行く!!」と返答。私の直感は間違っていませんでした。

 

野口哲哉について

詳しくはWikipediaにてと思ったらなかったので…

 

細部までこだわってある人体模型に手作りの甲冑、兜を合わせ、本当に実在したかのように思わせる。一つ一つの表情がどこか寂しげでいて儚いーそれがとてつもなく可愛らしい。

ありえない世界なのに、ありえそうな世界観を出すリアルさ。そしてこの作品全てに作者の少年のような遊び心が満載であることが伺える。ココがまた共感を得られ愛おしい。

見ていて飽きない。一つの模型から様々なストーリーが想像でき、笑いがある。この展示場は、美術館のように静かでなく、ざわざわと人の声がするのです。そう、だまってられないんですよ。可愛すぎて(笑)

 

教えてくれた大学の友人は、作品集を持参していたので、借りました。

甲冑に「ヨロシク」の文字。鎧姿なのに靴とバックは現代風。シャネル侍など様々で本当好き♡検索すれば出てくると思います。

 

私の一押しは「THE RED MAN 2013」「Insectman」「Package of Past man」の3つです。本当最高です。

 

なんとも言えない世界観と癒しだけでも魅力的なのですが、さらに魅力的で好きな所が、この作品の肉体美。身の丈4寸と割と小さな作品であるのに、骨格・筋の作りが明瞭で解剖学的に基づいていることです。また筋肉が垂れている感じ、三角座り時の股関節外旋角度など←ココは専門家じゃないとわからないですね。友人がそんな所に目がいくんだと、驚いていました。ただの職業病です。

もう一つは作品説明も含めて一つの作品であることです。この作品説明があるからちょっと異次元空間へ妄想を駆り立てられ世界観が大きく広がっているんだと思います。上手く出来ている。ほとんどが彼の"でっちあげ"な作り話。なのに事実のように見えてくるのです。説明文の多くが「不明である」が多く使われているのにね(笑)

他にも、鎧兜→戦国時代→三成様~♡と思って食いついたこともここで白状しておきましょう。

 

そんな所で、とっても楽しかったしパワーを頂きました。感謝です。

フィギュアが欲しい…ガチャポンで出してくれないだろか?

 

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/syosai40/

 

大山崎山荘美術館には漆器、染色、織物、日本画、西洋絵画、現代彫刻など約1000点を所蔵しその内の約100点を常設陳列しています。その陳列の中にもこの武者が数点混じってましたw可愛すぎる。

自然がたくさんあって、とても雰囲気のある所にありました。庭にカルガモの赤ちゃんが前日に産まれたばかりだそうで、5匹のカルガモの赤ちゃんを見る事もできましたw

 


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