船時計だよ～ん

「本日の１本」では「ちょっと違うだろう」ということで特別に。

だいぶ前に夜競り市場で買った精工舎の船時計が昨日オーバーホール
から上がってきました。

置き時計も嫌いではないのですがやはり腕や懐中に比べますと場所取りますし
商売としては持ち運びも大変。

モキタスが「置き、提げ」を買う場合は「デザイン」と「特殊性」そしてやはり
「小さいもの」（笑）です。

この船時計、戦前ですか？

前面のペンキはハゲちゃってます。サイドのペンキも限界。
ウブだし外荷で買ったのでヒンジも固まってて前面ガラス扉が開かず。
ヒンジのピンを抜いてもらってバラしたというツワモノ。

振っても動かず、天芯が折れてるか、修理が出来るかどうかも判らずで
バクチ買いでした。
しかしこの手は「動かなくても飾ってるだけで良い」という趣味的業者の方も
欲しがるモノでジャンク買いにも関わらず高額落札入手。

そしてオーバーホールは・・・・・成功です。

私の感想は思っていたより「ハイビート」なんだなという点。
円の直径は１８センチくらい。
オーク材にでもビスで張り付けて「提げ時計」として丁度良い雰囲気です。

以前広島FMWVで「甲板時計」を見せて頂いた時に「ブ厚いガラス」とその
外周斜めに切っている「色気」にマイッたモキタスでしたが、この時計も
そこまでの色気は無いにしてもやはり「ガラス」に触って見ているだけで
「時代」を感じる事が出来る逸品です。

えー・・・・・毎度の宣伝ですが。。。。。。



「今週の富岡に持って行きます」（笑）