![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9a/42ace0d6fa835f294dcdb3c99b80a6d5.jpg)
激久しぶりに懐中時計を載せてみます、今回はPaul Ditisheim SOLVIL、
ポール・デテシェイム、ソルビル、腕時計の時代になった後にTITUSという銘に
なるメーカーでございます。
この前の富岡でトレード入手したもので「ブログに出します」と宣言したものです。
2ヶ月間売れなきゃパワーウォッチ「懐中時計偏愛日記」に出せるレベルのもの
でありますが、感覚的にまず売れると思っています(笑)
これは某地方時計競り市場に出たもので、モキタスはその時「負けました」(笑)
それが回り回って、今私の手元にある訳ですが、この銘は今まで3個扱った事があります。
時々国内から出る不思議なメーカーで海外での評価の方が高いものです。
「ポール・デテシェイム」てのは人の名前で時計師だか何だか知りません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/38/7c469193d00ab25469c9a24c5d04f5b2.jpg)
温度補正テンプ(Affix Balance)を発明したメーカーらしく、実際観た事はない
モキタスですが、この個体も「バイメタル切りテンプ」でAffix Balanceではない。
「バイメタル切りテンプ」の方が優れているに決まってんじゃん(笑)
なぜならパテもその他一流も使っているのは「バイメタル切りテンプ」だもん。
「時代の彩」みたいな発明品は時計に限らずあらゆる製品にあるものです。
これのスワンネックは初めて見たのと、青石(サファイア)、そして今まで扱ったのは
全て15石のものでこれの18石ムーブというのも初めて。
わざわざサファイアジュエル・5姿勢調整と書かれています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/69/e214d8f63687d31abf0d0e7efd951fd0.jpg)
白銅ケースだと思いますが、蓋開けの出っ張り部分が赤銅の色付きとなっています。
大正時代のものだと思うんですけど、箱にはワシントンと書かれていますので
アメリカ販売モノか?、会社はジュネーブにあったんですね。
この時代ロックルでもなくラショードフォンでもなくジュネーブと書かれている
メーカーの箱もあまり見た事ないモキタスです。良品だと思います。
ちなみにMOVADOの創始者はアシール・ディテシェイムという人らしく、この「デテシェイム」とか
他に聞く「ピゲ」とか「ジャコ」とかってのは時計師の家系か何か?なんですか??
それとも偶然ですか?最後はどうでも良い情報でした。
サファイア使用の懐中時計が欲しくて探してます。よろしかったら売って頂けませんか