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オオカミになりたい(遺言)

ずっとそばにいるよ

月百姿 月のものくるひ

2017-04-07 | 月百姿

月岡芳年 月百姿

『月のものくるひ』 文ひろけ

明治二十二年届

 

『近世畸人伝』寛政2年(1790年)「文展狂女」(ふみひろげのきょうじょ)

 天正の頃(1573年~) 織田信長の愛人に「小野のお通」という人物がいた

そのお通に仕えたのが千代

国立国会図書館デジタルコレクション 028

千代はお通のはからいで京都の商人と結婚したが

夫の死後は悲しみのあまり物狂いして、花の頃は東山の木かげ

月の夜は五条の橋の上へやって来て お通が送ってくれた手紙を

読み上げては泣きながらさまようようになってしまった。

 

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