月岡芳年 月百姿
『月のものくるひ』 文ひろけ
明治二十二年届
『近世畸人伝』寛政2年(1790年)「文展狂女」(ふみひろげのきょうじょ)
天正の頃(1573年~) 織田信長の愛人に「小野のお通」という人物がいた
そのお通に仕えたのが千代
国立国会図書館デジタルコレクション 028
千代はお通のはからいで京都の商人と結婚したが
夫の死後は悲しみのあまり物狂いして、花の頃は東山の木かげ
月の夜は五条の橋の上へやって来て お通が送ってくれた手紙を
読み上げては泣きながらさまようようになってしまった。
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真夜中のブルース