先月再販されたジョニー・ウィンターのアルバム「THE PROGRESSIVE BLUES EXPERIENT」をようやくGet!
ここ最近ジョニー・ウィンター関係の作品が次から次と発売され嬉しい悲鳴と苦しい出費の中、またまた発売されたのはジョニーがコロムビアと契約する前に録音された曲を集めたアルバムの再販。
このアルバムはジョニーの作品の中でも特に評価の高いアルバムで、収録曲のほとんどが後のライブでも度々取り上げられていて、ファンには馴染み深いアルバム。
本作はリリースされた経緯が面白く、ソノビートがシングル“Rollin' And Tumblin'/Mean Town Blues”を発売。
そのシングル発売後、ラジオ局へのオンエア用&メジャー・レーベルとの契約交渉用として本作のレコードをプレスしていて、分かりやすく言うところの見本盤を製作。
ジョニーは本作録音後、渡英。
そこで紹介されたブルー・ホライズン(フリートウッド・マックでお馴染みのイギリスのレーベル)の主宰者のヴァーノン兄弟に本作を聴かせたところ、ブルー・ホライズンが気に入り、本作のヨーロッパとカナダでの販売の権利を獲得。
同じ頃に「ローリング・ストーン誌」にあの有名な記事が出たことでジョニーの評判は広がり、その後コロムビアと契約。
それを知ったリバティはソノビート盤の権利を買い取り、1969年にインペリアル・レーベルから本作がリリース。(なので、デビュー・アルバム発売後にデビュー前に録音していた音源が発表されたというレアなケース)
1973年にはユナイテッド・アーティスツ(リバティの買取元)からタイトルを変え「AUSTIN TEXAS」というタイトルで再販されたというかなりややこしいアルバムなのです。
もちろんこのユナイテッド・アーティスツ盤「AUSTIN TEXAS」も持っているので、同じ内容のアルバムが2枚になったという…(^^;
ビートルズ関連でこういうダブりCDは慣れっこなのでありますよ♪f(^ー^;