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Moon Dogs Blog

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名探偵ピカチュウ

2019-05-09 22:31:00 | 映画


※ネタバレ注意

今日は「名探偵ピカチュウ」を鑑賞。

この作品は、行方不明になった父親を捜す為、父親の元相棒だった名探偵ピカチュウと協力し父の行方を追うという作品。

監督&脚本はロブ・レターマン。
出演はライアン・レイノルズ、ジャスティス・スミス、キャスリン・ニュートン、渡辺謙、ビル・ナイ、リタ・オラ他。

あの"ャPモン"がついにハリウッド・デビュー。

正直、"ャPモン"世代ではないので全く予備知識無しで鑑賞。(ピカチュウや「ャPモンGetだぜ!」くらいなら知ってるが)

公開前から話題だったのが、ピカチュウの声がオッサン声ということ。
見た目とのギャップで予告でも笑わせてもらいました。

ャPモンと人間とが共存するという世界観は面白いのですが、どれも見たことのあるプロットばかりの映画だった本作。

"探偵"の要素が全く意味が無く、謎解きもほぼ無し。

日本からは渡辺謙と駐燉チ真が出演。(駐燉チ真はセリフ無し)

唯一のサプライズが"なぜティムはピカチュウの言葉が理解できるのか?"ということ。

Rガスラストの影響でピカチュウの言葉が理解出来るのかと思いきや、実はただミュウツーがハリーの魂(!?)をピカチュウに入れただけということでした。

ラストではピカチュウの声を担当したライアン・レイノルズ本人がハリー役として登場。
これが一番のサプライズでした。

ものすごーくパーソナルな理由でRガスを撒き散らそうとしたヴィランのハワードやティムとハリーの親子の関係など全てが弱すぎのプロット。

たしかに可愛いャPモンたちには癒されましたが…。

ラ・ヨローナ~泣く女~

2019-05-07 22:00:00 | 映画


※ネタバレ注意

今日は「ラ・ヨローナ~泣く女~」を鑑賞。

この作品は1970年のロサンゼルスである母親の助けを無視してしまったアンナとその子供たちに起こった怪現象を描いたホラー作品。

監督はマイケル・チャベス。
製作はジェームズ・ワン。
出演はリンダ・カデリーニ、レイモンド・クルツ、パトリシア・ベラスケス、マリソル・ラミレス他。

先週に続いて2週連続のホラー映画(笑)
予備知識も予告も見ないで鑑賞。(毎週映画館通ってるけどこの作品の予告は見たことなかった)

タイトルにもなっている"ラ・ヨローナ"は中南米に伝わる幽霊で、子供たちを戒めるためによく伝われるものらしい。(子供たちが水辺で遊ばないようにと戒めるため)
日本で言うところの"口裂け女"みたいなもの!?(戒めには使われないか…)

ラ・ヨローナは嘆き悲しむ女の幽霊で、ラ・ヨローナが人間だったころの名前はマリア。
貧乏だったマリアがある日、金持ちの男性と結婚。
身分の違いから男性の父親たちからは結婚を反対されますが、二人は父親の元を離れて暮らすことになります。

やがて二人の間には双子が誕生。
男性は子供たちを溺愛しますが、やがて男性が浮気。
それに逆上したマリアは男性が大事にしていた子供たちを川に沈め殺してしまいます。

我に返ったマリアは自分の犯したことを嘆き悲しみ自ら命を絶ちます。
しかしマリアの魂だけは死ぬことを許されず、永遠に子供を探し続けることになります。

これがラ・ヨローナ伝説。

ってか自分で我が子を殺しておきながら後悔して、他人の子供を水辺に引き込む幽霊って…ホント自分勝手で迷惑なやつだなぁ…┐(´д`)┌

で、本編を見ると劇中で「アナベル 死霊館の人形」にも登場したペレス神父の姿が!(;゜0゜)

何とこの作品、「死霊館」シリーズの作品だったのでした!!(後で調べたら時系列的には「死霊館 エンフィールド事件」の前の話になるらしい。)
もちろんチラッとアナベル人形も登場しちゃってます。

なるほど…ジェームズ・ワン製作だったのが納得…(ーー;)

ホラーだけどグロもなく、個人的には物足りなさだけが残るホラー作品でしたが、ペレス神父の登場と主演のリンダ・カデリーニの魅力だけが印象的だったのでした。

予告では「アナベル」シリーズの3作目の予告が流れたので、こちらがむしろ楽しみ♪

アベンジャーズ/エンドゲーム

2019-05-03 22:28:00 | 映画


※ネタバレ注意

今日は「アベンジャーズ/エンドゲーム」を鑑賞。

この作品は前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でサノスにより全宇宙の生命の半分が消えてしまった世界のその後を描いた作品。

監督はアンソニー&ジョー・ルッソ。
出演はロバート・ダウニー Jr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エヴァンス、スカーレッ・ヨハンソン他。

前作の衝撃のラストから一年。
ホントッッッッに待ちに待ったこの作品。
11年間続いたマーベル・シネマティック・ユニバースの集大成ともいえる本作。
22作目にして一つの区切りを迎えました。

はっきり言って、この作品の感想をネタバレ無しで語るのがもはや不可能。
どの部分言っても必ずネタバレとなります…。

サノスの指パッチンでヒーローの多くが消えてしまいましたが、過去作からの重要な伏線が多数残されていて、それをどう回収していくのかが本作のャCント。

本作で重要だったのが「アントマン」シリーズで説明されていた量子世界での時間経過の概念。
予想した通りアントマンが本作のキーとなりました。

量子の世界でのタイムトラベルによりヒーローたちはインフィニティ・ストーンをサノスより先に集めようとします。
ここで問題となるのがタイムパラドックスの問題。
過去の出来事を変えてしまうと未来に影響が出るということですが、これは劇中でハルクとエンシェント・ワンが分かりやすく説明してくれています。(この伏線がラストのキャプテンの伏線にもなる)
「スパイダーマン:スパイダーバース」でも描かれていたマルチバースの世界をタイムパラドックスに組み込み新しい解釈によって物語が進んで行く訳です。(5次元の世界)

そしてもう一人のキーパーソンとなるのがネビュラ。(別世界のサノスを現在の時間軸に呼び寄せてしまう)
これまでの作品に描かれなかったネビュラの葛藤や心の動きを本作では丁寧に描いており、彼女がある意味物語をリードしていきます。

劇中、ネビュラはもう一人の自分を殺す訳ですが、ここで本来ならタイムパラドックスの矛盾が生まれます。(この他にもタイムパラドックスの問題は色々登場。ホークアイがグローブを持ってきたりとか。)
しかし先ほどの新解釈のおかげでまた別のマルチバースの世界が誕生したにすぎず、この辺りのストーリーの組み立ては見事としか言う他ありませんでした。

シリーズのファンにはたまらない要素として各シリーズの名シーンが再び登場したり(各キャラクターの再演も嬉しいサプライズ)、日本人としては真田広之氏の出演も嬉しい。(マーベル作品は2度目の出演。見事な立ち回りを素晴らしいワンカットで魅せてくれています!)

全ての伏線が回収されたかに思うこの作品もいくつかの"謎"が解明されていないまま終わります。
例えばピーター・パーカーが学校でネッドと再開するシーン。
本作は前作から5年経過してる設定になっていて、さすがにネッドが卒業してないとおかしい。(6月公開予定の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で解明か!?)
その他にも劇中ハルクがナターシャを生き返らせようとしたけど「うまくいかなかった…」と語っていて、これもブラック・ウィドウの単独作品が発表されているので、次回作への伏線か??
そしてロキの行方。
キューブを奪ったまま消えてしまったロキのその後は描かれておらず、今後も気になるところ。
で、最大の謎なのがキャプテンがどのようにしてインフィニティ・ストーンを元に戻したのか?ということ。
劇中でも説明されているようにマルチバースの世界を正す為にはインフィニティ・ストーンを正しい時間&場所に戻さないといけません。
特にブラック・ウィドウの命と引き換えに手に入れたソウル・ストーンは元に戻せないのでは!?(同じくジェーンの体内に入ったリアリティ・ストーンも。)
これらの謎が今後どう回収されていくのかにも注目。

スタン・リーのカメオ出演も実現していて、どうやら、スタン・リーが亡くなる前に撮影されていたらしく、意外なサプライズとなりました。

前作でドクター・ストレンジが語っていた「1400万605分の1通りの中で唯一の勝利の方法」というのが、トニーが犠牲になるという悲しい結末。
それを受け入れたトニーにも涙。

エンドロールはこれまでのシリーズとは少し違い、メイン・キャストのサインと一緒に名前が登場するものに。
お馴染みのエンドロール後の映像は無く、最後にマーベルのロゴが登場。
そのバックで鉄をハンマーで叩くような音が聞こえて終わります。

この音は「アイアンマン」でトニーがテロ集団に捕まった際に洞窟内でスーツを作った時の音。
壮大なMCUの物語はこの「アイアンマン」から始まった訳で、まさに「アイアンマン」で始まり「アイアンマン」で終わったということですね。

"ヒーローとは何か"

本作は、サノスに勝利することが決してメインではなく、ヒーローの本来在るべき姿をアイアンマンとキャプテンで対比として描きつつ、家族の物語へと体現してくれた作品ように感じました。(ホークアイの家族への想いやブラック・ウィドウのセリフ、トニーの娘モーガンなどがそのメタファー。そしてペッパーの「私たちは大丈夫」というセリフ。)

鑑賞後はもうボロ泣き(心の中ではスタンディングオベーションしてた!)、それと同時に変な喪失感のような感情も…。
まさにアベンジャーズ・ロス。

(言いたいことはまだまだあるけど)11年間の集大成は映画史に残る名作となりました!

シャザム!

2019-04-25 22:04:00 | 映画


※ネタバレ注意

今日は「シャザム!」を鑑賞。

この作品は40年にコミックで誕生したスーパーヒーロー"シャザム"を映画化した作品。

監督はデヴィッド・F・サンドバーグ。
出演はザッカリー・リーヴァイ、マーク・ストロング、アッシャー・エンジェル、ジャック・ディラン・グレイザー他。

コミックではスーパーマンに匹敵する強さを持つシャザム。
そのシャザムが遂にDCEUの仲間になりました。
元々の名前はキャプテン・マーベル。
実はシャザムはDCコミックのヒーローではなく、フォーセットコミックのヒーロー。
DCが"スーパーマンに似ている"という理由で訴訟を起こし出版を差し止め。
その20年後DCが"キャプテン・マーベル"を出版しようとしていたら既にマーベル・コミックから同じ名前の"キャプテン・マーベル"が出版されていた為この名前が使えず、苦肉の策として"シャザム"という名前で出版されたという経緯があります。
本編でヒーローになったビリーにヒーローらしい名前を付ける為に様々な名前でシャザムを呼ぶのはこの経緯をネタにしたもの。

シャザムのライバルといえばブラックアダムですが、今回のヴィランはDr.シヴァナ。
そしてDr.シヴァナを演じたのがマーク・ストロング!
DC作品の「グリーン・ランタン」でシネストロ役を演じていましたが、今回久しぶりのDCカムバックとなりました。

シャザムを演じていたのがザッカリー・リーヴァイ。
「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」でファンドラル役として登場していて(ファンドラルは1作目と2作目で俳優が変わった)、金髪から黒い短髪になっていたので最初分かりませんでした…(^^;

様々なイースターエッグが描かれていた本作ですが、シャザムは大人の体を持つ子供。
劇中に一瞬、トム・ハンクス主演の「ビッグ」へのオマージュともいえるシーンが描かれていて、あくまで子供視点で描かれていたことを強調するシーンになりました。
その他にはスーパーマンの登場やアクアマンのネタ、バットマンの登場(バットマンの武器"バットラング"やオモチャ屋でのバットマン人形)など今後のDCEU作品にどう絡むのかも気になります。(但し、思い切りグレーに描かれている。つまりはっきりとDCEUの世界観と同じだとは描かれていない)

幼い頃に母親とはぐれ生き別れたビリーやビリーの養父母たち、そしてその家で暮らす孤児たちの描写はもちろんアメリカにおける"多様性"を表現したもの。

今年のアカデミー賞授賞式、中でも作品賞を受賞した「ボヘミアン・ラプソディ」も"多様性"を描いていました。

トランプ政権になり、映画界でもこの"多様性"を前面に押し出す作品が多くなりました。

不思議なパワーのおかげで血は繋がってはいないけど、ビリーは本当の家族を手に入れることが出来ます。
一方、ヴィランのDr.シヴァナは実の親から蔑まされ、やがて親を怨むようになります。

ビリーとDr.シヴァナはお互い親から見放されたという共通点がありますが、ビリーには"孤児"という境遇を分かち合える存在がいたこと。(Dr.シヴァナは孤独)

現在のアメリカでも(日本でも)実の親による虐待が問題となっていて、本作では"家族の在り方"を強く描いています。(血は繋がっていなくとも信頼関係は築けるし、家族は作れる)

ラストは原作に登場する芋虫の"ミスター・マインド"の姿が。
冒頭、魔法使いのシャザムが七つの大罪の封印を解いたことが説明されていましたが、この事と"ミスター・マインド"の登場がおそらく続編への伏線に。

元々、本作はヴィランとして"ブラックアダム"を登場させる予定だったのが、"Dr.シヴァナ"に変更されて製作されたので(ブラックアダムを演じる予定のドウェイン・ジョンソンのスケジュールの都合)、続編はこのブラックアダムの話となりそうです。

過去のDCEU作品の中でも作り込み方が細かかった本作。(特にイースターエッグの数や続編への伏線が至るところに。)
この「シャザム!」だけでもかなりの世界観が作れそうで、今後の展開に期待!

R.I.P. モンキー・パンチ

2019-04-18 22:35:00 | 映画

モンキー・パンチ氏といえば「ルパン三世」ですが、自分にはやはりジャッキー師匠の代表作「ドランクモンキー 酔拳」、「スネーキーモンキー 蛇拳」、「クレイジーモンキー 笑拳」の3作品。

当時、日本ではまだ誰も知らなかったジャッキー師匠を日本で売り出す為に配給元の東映が映画のイメージにピッタリということでモンキー・パンチ氏にイメージ画を依頼。

モンキー・パンチ氏も実際に映画を観て作品を気に入った為、映画用のイラストを描いたというエピソードがあります。

「クレイジーモンキー 笑拳」では本編公開前にモンキー・パンチ氏のイメージ画によるアニメーションが特別に上映されるなどもしました。

「超こち亀」で大好きなルパン三世とのコラボも嬉しかったなぁ。

自分が子供の頃はこの「ルパン三世」と寺沢武一氏の「コブラ」を観て"大人の世界"を疑似体験しておりました。(実際大人になってみて、あんなにカッコいい生き方は出来んな…と思ったけど…)

R.I.P. モンキー・パンチ