第5回、蔵出しウィさんMovie
タイトルは、猫愛好猫です
昨日の深夜、何気なくTVをつけていると、
ウィさんの尻尾がぞわわわ~っと膨れだしたんです
TVに耳を澄ますと、障害を持つ猫達のことを放送していました
ウィさん、それを真剣に観ていたんです
TVの内容は、猫達の死亡率の原因の1位は人間の手によるものだということ
病気や障害が見つかると、すぐに安楽死をさせてしまうから・・・
というような内容でした
Movieの途中で、内容に対してウィさんが怒っているような表情をしているのも、
あながち思い過ごしではないかもしれません
このあと、私はある1匹の猫のことを思い出しました
Wiggy's Web Siteの方にも少しだけ書いていますが、
私が最初に飼った猫ミミのことでした
彼女は、普通の日本猫MIX キジトラというんでしょうか、とにかくスタイルの良い子でした 目が開かないうちからミルクで育てたせいもあって、自分のことを人間だと思っているようでした 私のベットで一緒に寝ていたので、ミミは私の事を妹(何で姉じゃない?)と思っていたようです ミミがある時、調子が悪くなったので獣医さんに連れて行った時、「他の猫たちへの影響もあるから、安楽死させましょうか?」と、看護士の女性に言われたんです。 そこの獣医さんはとても良い方で腕の良いドクターなので信頼していたんですが、その看護士さんのちょっと心無い言葉に、私はビックリしてしまいその場で号泣してしまったんです 結局、検査の結果ミミは大事に至らなく、15年の命をまっとうしました 晩年は、お腹に人間のコブシ大のガンが見つかり、緊急の大手術 Wiggy's GrandMaと2人で、コブシ大の腫瘍を見せられた時は本当に驚きました
この写真は、術後に麻酔が覚めて、初めてお見舞いに行った時の写真です
ミミは、私を守るために犬に向かって猫パンチをしにいく様な、
とても気の強い猫だったのですが、気丈にも、術後まだ間もないのに一生懸命立ち上がろうとしていたのを覚えています
獣医さんによると、やっぱり気の強いコは持ちこたえる力も強いそうです その後1ヶ月の間、
ミミは日向ぼっこをしながら、静かに最後をむかえました
(グレーのトラ猫ななが心配そうにのぞいてますね この時はまだウィさんはいません)
色んな状況でやむなくそうせざるを得ない時もあるかもしれません。
でも私は、猫たちも人間と同じように病気や障害に立ち向かう力があると思うんです
だから、なるべくあきらめないで自然にしてあげたいな・・・と思っています