<注:ストーリーなど最後の方まで書いているので、その点ご了承ください>
1996 フジ「3番テーブルの客」(番組情報) 月曜深夜1:10-1:40
・・・台本が同じなら同じ作品ができると思うなら、あなたはドラマを知らない。
ドラマとは監督がこの世に生み出すものなのである・・・
というナレーションで始まる、フジの深夜ドラマ。
三谷幸喜書下ろしのひとつの脚本を、毎回違う監督、キャストで制作するという、変わったつくり。
何編か見ただけですが、基本の物語は同じなのに、見せ方でこうも違うかと、興味深いものがありました。
出演は、10月21日 第1回 演出:河野圭太 P:小岩井宏悦
舞台は、コンサートホール前のカフェ。そこで働く男(生瀬勝久)、かつては歌手だった。
そこへ入ってきた一人の女(鳥越まり)。男の別れた妻。
ウェーターだと知られたくない男は、ホールで行なわれるコンサートのバンマスをしていて、その待ち時間にここにいると、女に嘘をつく。女がそのコンサートの主演歌手本人であることも知らずに・・。
客のオーダーや、コンサートのバンドメンバーの来店、コンサートのゲスト(岡田真澄)の来店などに、何とか嘘をごまかそうと、右往左往する姿が、可笑しく物悲しい。女はだまされた振りをして、2人は別れる。
直くんは、生瀬さんの後輩の若いウェーターの役です。ちょっぴりナマイキ?(笑)
ウェーターの格好が似合って、何だかカワイイ。
バンドメンバーの中に、小林正寛(GTOの体育教師)がいました。
これも、スカパーで数年前に再放送されました。河野監督は、三谷さんと組むことが多く、三谷さんらしい作品になっているようです。
12月24日 フジ「世にも奇妙な物語~聖夜の特別編・恐怖のカラオケ歌合戦」
「世にも奇妙な物語」のSPで放送された5話のうちの1話。
原作:梶尾真治「絶唱の瞬間」 脚本:樽谷春緒 演出:小野原和宏
物語は・・・
原田(野村宏伸)らは、奇妙な植物が茂る薄暗い場所で目が覚める。
そこは塚崎(田口浩正)の研究室。監禁されているのは、先日行なわれた、社内有志のカラオケ大会のメンバー(直人、野村、金田明夫、芳本美代子、伊藤美紀)。
塚崎は無理やり歌わされ、音痴を笑われ、ケチャップまでかけられたことを恨んでいたのだ。
自分が開発したカラオケ機で合格点を取ったら帰してやるという。採点は植物。食虫植物だ。ちょっとでも音を外したりしたら、命に係わる?と。
トップバッターは、営業の川崎(直人)。調子よく歌い始めるが、ちょっとハズレた途端、巨大植物に頭から食われてしまう。恐怖に慄くメンバーたち。次々に歌うが、みな食われてしまう。
最後に残った原田。実は自分も音痴で、あの時は助けようとして誤ってケチャップをかけてしまったのだという。が、塚田は聞かず、歌えと言う。
どうせ死ぬなら、思いっきり大声で歌いたい!と、「I LOVE YOU」を歌い始める原田。その凄ざましいまでの音痴ぶりに、植物たちが苦しみ狂いだし、塚崎も食われてしまう。
こうして、原田一人が生き残った。
営業の川崎くん。カラオケの曲番がすべて頭に入っている男。
演技的に、特に書くことはないのですけど
「ズルい女」を、腰をくゆらせ、振りをつけ、小指まで立てて歌う姿はなかなか見ものです。こういう感じで歌う姿は、ライブでは見られないし(笑)
歌うシーンは2回あります。頭から、ガブッ!はちょっと悲しいけど~。
この頃かな~、決まってたドラマがダメになったとかいうの・・。雑誌に予定として書いてあったけど、結局出演してないし(何のドラマだろう?)
CDデビューも企画中というのが、95年の終わり頃から、必ず近況の所に書いてあるし・・・。長い道のりだったんだね。
もうこのあたりはまったく観たことない作品ばかり。
ただただ若い!(笑)
この前髪ぱっつんヘアーは…しばらく続いてるんですかね?いつ頃からいつ頃までかしら。
保健室のオバさんとか、獄門島とか、ず~~っとコレですよねえ(^^;
「3番テーブルの客」って、こうしてストーリーを聞くとアレを思い出します。
「王様のレストラン」でえ~っと誰だっけ?フロアの誰かが別れた奥様と子供さんにいいとこ見せようとして総支配人に成りすまして…というアレ。
同じ三谷幸喜さんですもんね~。
「3番テーブル」、そうそう、シチュエーションコメディだものね(監督によっては、シリアスになってるのもあるけど) 嘘に振り回されるってことでは、「有頂天ホテル」にも通じるかな~。三谷さんお得意のパターンかな。
世にも奇妙なも好きだったので絶対見てると思います。
ストーリーも何となくそう言えば~みたいなレベル。(笑)
直くんの「ズルい女」聞きたい~見たい~(笑)
この後も、見てたドラマはあるけれど、直くんに覚えがない(大汗)
今思うと、惜しいことしたなって(笑)
「ズルい女」ノリノリです♪