月の照る夜に

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お仕事(1999② 俊平・前)

2010-09-04 06:46:22 | naoアーカイヴ(年代順)

<注:ストーリーなど、最後まで書いているものもありますので、ご了承ください。リンク・転載禁>

1999年 TBS「P.S.元気です!俊平」(木曜22:00~)
6月24日~9月16日 全12回 平均視聴率12.7%  最高視聴率14.8%

原作は、柴門ふみの青春恋愛マンガ。純情な青年・加地俊平(堂本光一)と勝気でエキセントリックな女・大田原桃子(瀬戸朝香)。
すれちがいながらもお互いの本当の気持ちに気づいてゆく俊平と桃子の3歩進んで2歩下がりながら歩んでいく恋を描く。
最近、DVDが発売された(ビデオはあったけれど)

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原作:柴門ふみ
脚本:小林司 鈴木貴子 
P:成合由香 横井直行  演出:吉田健 森山享 荒井光明
主題歌:「なぜ・・・」 Hysteric Blue
番組サイト(こちら

直人は、桃子の元カレ・曽根田隆役。エリートの医師であらゆる意味で俊平とは正反対の大人の男。自信に満ち溢れた態度で、俊平のコンプレックスを刺激する。
俊平の周りの人間として、上川隆也さん、小林稔侍さん、櫻井淳子さん、横川裕くんなどが出演していたが、直人との絡みはほとんどなし。
俊平の初恋の人・小夜子が仲間由紀恵さん。
直人とは数シーンしか一緒にならなかったようで、
番宣で(共演者を)何と呼んでいますか?の質問に、直人のことは呼んだことがないと言い、まだ一緒のシーンがないからという仲間ちゃんに、直人は、ありますよと言って、会場爆笑(仲間ちゃん、やっぱり天然・笑) 
そこでの心理テストの結果、直人と仲間ちゃんは恋愛に関するタイプが似ているということになったらしい。

夏ドラマだが、撮影は4月から始まり、7月12日クランクアップ
光一くんについての印象は、まだ20歳なのに落ち着いている。
現場では、野球話で盛り上がり(ただし、光一くんは巨人ファン)、打ち上げの野球大会では、藤木さん勝負だ!と光一くんに言われたらしい。
俊平を怒るシーンがあって、光一くんを怒れるのは俺しかいないという気分で楽しんでやったけれど、終わったら、即敬語で話したとか(笑)
瀬戸さんはサバサバしていて、とても気を遣ってくれる人だそうです。

曽根田について、直人は、あの自信はどこからくるのか知りたい、自分はどちらかというと、俊平に似ていると言い、また、衣装がスーツが多いので、それは苦手だったらしい。
前半は出番が少ない。

制作発表
 

原作者の柴門さんが、その時の印象を後にエッセイに書いています(こちら)
制作発表の時に初めて見て「見たことないけどカッコいい人。でも、前髪が長い」と。
「長身で端正な顔立ち、それなのに、その美しく整った顔を半分覆い隠すように前髪が覆いかぶさっていた。この人芸能人ぽくないな。ザ・芸能人は総じてナルシストで、最大の特徴は”髪の掻き上げ”にあるが、彼はちっとも髪を掻き上げない・・・」
その後の直人の顔についての描写が素晴らしい(↑のエッセイ参照・笑)「完ぺきな横顔をもつ非ナルシスト」

制作発表時と、ドラマ内の曽根田とは、雰囲気全く違いますからね~(笑)
  

この頃、番宣で出たバラエティでは、熟女の皆さまにいじられまくって、
「綺麗な顔してるんだから、髪あげて、顔見せて!」と突っ込まれてました。
  

あらすじは、多少曽根田中心になっています(笑)

第1話「2年間、失恋中!?」
田舎から上京してきた俊平(堂本光一)は、受験で落ちた早稲田の入学式で、桃子(瀬戸朝香)という元気な女の子と出会う。
予備校では、腐れ縁の下川(横山裕)と一緒。
下宿にも、個性的な面々が・・。取立屋の市村(上川隆也)など。
俊平が今も思っているのは、初恋の人・小夜子(仲間由紀恵)
桃子の元カレ・医者の曽根田隆(藤木直人)
桃子にそそのかされて、女子寮へ忍び込んだ俊平は、小夜子と再会する。

第2話「いきなりキスを奪われた!?」
桃子に振り回されっぱなしの俊平。小夜子にはチカンと思われてしまうし・・。
俊平のアパートに、市村の別れた恋人・粧子(櫻井淳子)が訪れ、喧嘩を始めて大騒動。
さらに、桃子と曽根田の別れ話に、付き合わされる。
 
曽根田は、桃子の親友と浮気をしたのが原因で別れ話になっていたが、桃子を諦められない。桃子は、俊平を新しい恋人だと偽る。
曽根田は俊平が浪人生だと知ると「自分の足場も定まらない男に、桃子みたいな女は受け止められない。君はきっと戻ってくるって信じている」と言い放つ。
その夜、俊平の誕生日。桃子は俊平にキスをする。
桃子は宇宙飛行士になる夢に向かって、大学を中退し予備校へ入学する。

第3話「私を受け止めて」
俊平のアパートに次郎(小林稔侍)という男が現われる。彼は、ストリッパー裕美のひも。
月日が過ぎ、受験の季節。桃子とは友だちのまま。
そんな中、桃子が昔自分を捨てた父親が危篤だということを曽根田から知らされる。父親は曽根田の病院に入院していた。
素直になれない桃子だが、俊平に背中を押されて、最後に会うことができた。
 曽根田の胸で泣き崩れる桃子。
初七日を終え、桃子が、俊平に会いにきて、好きだと告白するが、俊平は本気にできない。

第4話「一夜のあやまち」
滑り止めの大学に補欠で受かった俊平。同じ大学に、下川と桃子も合格。
まだ小夜子への気持ちがあるが、小夜子はバイト先の店長と不倫をしている。そのことを桃子は偶然知ってしまう。
市村がボランティアで海外へ行くことに。粧子を愛しているが、愛を受け入れることはできないという。粧子は、市村と桃子の仲を疑い、俊平に言い寄り、関係を持ってしまう。

第5話「彼と寝たわよ」
粧子とのことが桃子にばれ、溝ができる。
市村は粧子のことを心から愛していて、粧子は、市村と海外へ。
俊平は、合コンに小夜子を誘い、親密な雰囲気に・・。でも小夜子の不倫のことは知らない。桃子には、自分と小夜子とどちらが好きか聞かれるが、答えに詰まってしまう。
曽根田は、桃子に「俊平を愛している」と言われ、俊平の気持ちを確かめに、会いに行き、自分と同じ過ちをしないように、桃子を傷つけたり泣かせたりしないでくれと頼む。
  

桃子は思い出の場所で偶然曽根田と会う。

ストレスからくる胃潰瘍で倒れこむ桃子。
「何そんなに頑張ってんだよ」と思わず抱きしめる曽根田。


俊平は、いつの間にか桃子のことを思っている自分の気持に気づき、桃子のマンションへ向かい、送ってきた曽根田といる桃子を見てしまう。
      


第6話「すれ違う恋・・・」
俊平は、曽根田といる桃子を見て、ショックを受ける。
翌日、桃子の体を心配した曽根田は桃子の部屋を訪ねるが、中に入ることは拒絶される。
 
俊平は、桃子を問いただし、疑われた桃子は「一晩中愛し合っていた」と嘘を言う。
俊平は、合コンの後、小夜子を部屋に連れてくるところを曽根田に見られる。
 
不倫に疲れていた小夜子は泣き出してしまい、送っていくところを、今度は桃子が見てしまう。すれ違ってきた2人。
桃子との関係を確かめるため、曽根田に会いにいく俊平。
 
曾根田「自分は好き勝手やってるくせに嫉妬だけは一人前。君みたいな男に桃子を頼んだ俺がバカだった」


なおも桃子との関係を聞く俊平だが、「桃子がそういうなら、そういうことだ」と否定も肯定もせず、軽くあしらわれてしまう。
「前の男とも簡単に寝る女だったのかよ」と桃子に詰め寄る俊平。彼女は俊平の誕生日プレゼントを準備していたのに・・。

*********************************
たぶん、オンタイムで見ていたら、私はリタイヤしたドラマ(笑)
柴門さん原作のものは、ど~も苦手で・・・。
俊平はうじうじしてるし、小夜子(仲間ちゃん)はおとなしそうに見えるけど、ウザイし、
曽根田は、医師としてはいい先生だが、性格が悪い(笑) 桃子を好きなんだろうけど、元々は自分が浮気して傷つけたのにね~。
恋のライバルというか、いわゆるあて馬?
でも・・・カッコイイ(笑)
憂いを帯びた表情は素敵です。不思議なんですよね~、この1年後に研修医(ナースのお仕事)をやるわけで、この俊平の時の方が若いのに、圧倒的に大人っぽい(爆) 演技はまだまだ若いけど・・(^^;)

俊平と桃子のカップルを応援する人からしたら、邪魔モノ。でも、邪魔モノとしては、小夜子の方が、イラつく存在かも(笑)
ちなみに、俊平のアパートは、房ちゃんが住んでた北名荘です。
 

7月にCDデビューもあり、このドラマの撮影中はとても忙しかったみたい。寝る間もあまりなかったとか・・。

この年のポポロのテレビ読者大賞。いちばん気になるニューフェイス部門で、直人は8位。9位が板谷さんだわ(笑)
顔ぶれ見ると、今も残ってる人、誰?っていう人、いろいろね~。
①横山裕 ②TAKA ③吉沢悠 ④チューヤン ⑤松尾政寿 ⑥畑野浩子 ⑦畦地令子 ⑧藤木直人 ⑨板谷由夏 ⑩安西ひろこ

1999年②後半へ続く予定。

1999年のお仕事・全般(流れ)はこちら

  

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