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息子の書き初め

2010年12月11日 03時10分26秒 | 息子

息子は3年生ですが、学校で初めての書き初め

がありました。

と言っても、1時間しかないのに、

準備と片付け、説明・・・なんてのも含まれるから、

どうやら、書いたのは2枚だけみたい。

そして、持って帰ってきたのはこれ1枚。

Conv0033

上に詰まってバランス悪いし、

「友」の横線なんて、ヒョロリと余計な線が

右に出ちゃってるし、

紙の下は破れているし・・・・・

でも、特別、アドバイスをするわけでもなく、

「いい線だね~」と褒めるにとどめました。

私は、かつて書道をやっていて、

20代の頃には、先生について、

畳のような大きさの紙で作品を作り、

先生が主催している展覧会に

数年続けて出品させてもらったこともありました。

でも、仕事が忙しくなり、さらに書道熱もさめ、

なんとなく自然消滅してしまった、

なんとも不義理な弟子であります。

先生、ごめんなさい

(先生が、このブログを読むはずもないのですが。)

まあ、そんなわけで、いつもの私なら、知っている知識を

息子に教えてあげたいと、あれこれアドバイスを

したくなるところなんですが、

なぜか、書道に関しては、

そういういう気持ちにならないのです。

字の形とか細かいことよりも、筆を動かして動かして、

生きた線を楽しく書いてほしいからです。

以前、ひきだしにあった私の筆を見つけて

使ってみたいと言った時に

筆の運びなど少し教えてあげましたが、

それも、あまりうるさいことは言わず、

好きなように書かせました。

息子が、もしも書道に興味をもって

「真剣にやってみたい」という気持ちにでもなれば、

その時に、細かいことは勉強すればいいんじゃないかな

なんて思います。 

今のところ、さほど書道には興味がなさそうですが・・・。

極めたいと思うと、やっぱり楽しいだけじゃ済まない。

でも、極めたいと思う気持ちがあるからがんばれる。

息子に、そんなふうに「真剣にやりたい」と思えるものが

見つかるといいなと思います。

やっぱり、「好きこそものの上手なれ」ですからね。

まずは、好きにならなくちゃ。

ちなみに、書道からは15年くらい離れてしまっているので

まったく筆が使いこなせなくなっています。

息子のほうが、いい線を書いているかもしれない。