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旅立ち(鮭の巻)

2010年02月15日 17時36分45秒 | ペット

12月から我が家で育てていた「サケちゃん」

2月11日に入間川に放流してきました。

始めは4個の卵でしたが、生まれたばかりで1匹なくなってしまい、

さらに、放流の4日前に、もう一匹なくなってしまいました。

魚が卵をたくさん産む理由を、改めて実感。

放流会の場所には、水槽にもたくさんの稚魚がいました。

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さて、放流会は、会長さんの挨拶とともにはじまりetc、etc・・・・・以下省略

ようやく放流

会長さんの、なぜかカウントアップの「1、2、3 」の掛け声で一斉に放流開始。

(アントニオ猪木か

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2匹のサケちゃんは、始めは寄り添って泳いでいましたが、

やがて、それぞれの方向へ・・・。

サケちゃんたちは、春(3月~5月)頃、海に向かいます。

その時、なんと流れとは「逆の方向」を向いて、

ブレーキをかけながら泳ぎます。

泳ぐというよりも、流れにのっている・・という感じでしょうか。

速いスピードで、岩にぶつかったりしないようにするためなんですって。

そして、4~5年たって、もとの川に戻ってきます。 

自分が育った川の「臭い」を憶えているそうですよ~。 すご~い。

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放流には「賛否両論」

この入間川、飲み水にも使われるようですが、かつて汚染がひどく、

魚が死んでしまったことがあったそうです。

そこで、「綺麗な川を取り戻そう!」と、この企画が始まったとのこと。

でも、もともと、入間川は、サケがいる川ではなかったのです。

もしも、サケが戻ってきて、卵を産んで、サケが増えてきたら?

生態系が崩れるのではないか?

そんな意見もあるそうです。

また、サケの回帰率は、北海道でも5%くらい。

この入間川に、サケが戻ってくる可能性は、かなり低いし、

今までも、ほとんど戻ってきていないとのこと。

(1匹が、近くまできていただけとか・・・?)

でも、海まで行ったサケちゃんは、きっと、川へ戻ろうと泳いでいたことは確かですよね。

こうして、帰れる見込みのない稚魚を放流するのはどうなの?

と、そういう意見もあるそうです。

う~ん、ちょっと難しい問題で、私にはどうしたらいいのかわかりませんが・・・。

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それでも川は流れている。