アカデミー賞のノミネート結果です。
最優秀賞予想は★、次点は☆。
作品賞
・「アバター」
・「イングロリアス・バスターズ」
×「インビクタス 負けざる者たち」
→「しあわせの隠れ場所」
・「カールじいさんの空飛ぶ家」
・「17歳の肖像」
×「スター・トレック」
→「第9地区」
★「ハート・ロッカー」
・「プレシャス」
☆「マイレージ、マイライフ」
・「A Serious Man」
「しあわせの隠れ場所」が急浮上。大ヒット効果か。
「スター・トレック」は候補落ちし、(「アバター」と支持層がかぶっていた)「第9地区」がノミネート。
「インビクタス 負けざる者たち」は俳優賞のみにとどまり、
やはり今年もイーストウッドは冷遇された。去年の2作よりも作品評価も劣るが。
最優秀賞……難しい!
絞っていくと、
「アバター」「イングロリアス・バスターズ」「ハート・ロッカー」
「プレシャス」「マイレージ、マイライフ」のどれかは間違いない。
その中でも、
映像の革新性と特大ヒットの「アバター」、
批評家の絶賛で、賞総ナメの「ハート・ロッカー」
映画ファンや保守層からの支持が厚い「マイレージ、マイライフ」
この3作品が有力。
最大の盛り上がりが、昨年だった「プレシャス」
今年になって盛り下がってきている「マイレージ、マイライフ」
残酷描写が多すぎる「イングロリアス・バスターズ」
いってもSFアクションの「アバター」
などが、不安要素。
しかし、またそれぞれに不安要素をかき消せるような強みもあり……
正直、わからない。どれがとってもおかしくない状態。
順当に盛り上がって行けば、「アバター」
娯楽性が嫌われれば、「ハート・ロッカー」
近年の傾向に沿えば、「マイレージ、マイライフ」
で、予想は……アカデミー賞は保守的だと思う。
2/4追記
「マイレージ、マイライフ」が編集賞からこぼれていたことに気付きました。
これはマズイ。
監督賞
★キャサリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
・クエンティン・タランティーノ(イングロリアス・バスターズ)
☆ジェイソン・ライトマン(マイレージ、マイライフ)
・ジェームズ・キャメロン(アバター)
×ミヒャエル・ハネケ(白いリボン)
→リー・ダニエルズ(プレシャス)
驚くほど順当にノミネート。
イーストウッドは殿堂入り扱いですか。
主演男優賞
・コリン・ファース(A Single Man)
★ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)
・ジェレミー・レナー(ハート・ロッカー)
☆ジョージ・クルーニー(マイレージ、マイライフ)
・モーガン・フリーマン(インビクタス 負けざる者たち)
予想的中。
ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)は「レスラー」と状況が被り過ぎ?
主演女優賞
・ガボーレイ・シディベ(プレシャス)
☆キャリー・マリガン(17歳の肖像)
★サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
・ヘレン・ミレン(The Last Station)
・メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
主演男優賞と同じく的中。
「しあわせの隠れ場所」の作品賞ノミネートで、サンドラ・ブロックが急上昇。
ここはラジー賞(All About Steve)とダブル受賞して、どちらにも出席してほしい。
助演男優賞
☆ウッディ・ハレルソン(The Messenger)
×クリスチャン・マッケイ(Me and Orson Welles)
→マット・デイモン(インビクタス 負けざる者たち)
★クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)
・クリストファー・プラマー(The Last Station)
・スタンリー・トゥッチ(ラブリーボーン)
クリストフ・ヴァルツ、ノミネートは彼、一人です。
助演女優賞
☆アンナ・ケンドリック(マイレージ、マイライフ)
・ヴェラ・ファーミガ(マイレージ、マイライフ)
×ジュリアン・ムーア(A Single Man)
→ペネロペ・クルス(NINE)
×ダイアン・クルーガー(イングロリアス・バスターズ)
→マギー・ギレンホール(Crazy Heart)
★モニーク(プレシャス)
マギー・ギレンホールが入った。
「NINE」は票割れを心配していたが、評価の高いペネロペ・クルスへ。
脚本賞
×「アバター」
→☆「カールじいさんの空飛ぶ家」
★「イングロリアス・バスターズ」
・「(500)日のサマー」
→「The Messenger」
・「ハート・ロッカー」
・「A Serious Man」
「(500)日のサマー」がまさかの落選。
「カールじいさんの空飛ぶ家」の評価の高さが謎。
脚色賞
×「インビクタス 負けざる者たち」
→「第9地区」
・「17歳の肖像」
☆「プレシャス」
★「マイレージ、マイライフ」
×「Fantastic Mr. Fox」
→「In the Loop」
イギリス製のコメディ「In the Loop」が入った。
やはり脚本脚色賞は意外な(通好みな)選出を毎回一作はする。
長編アニメーション賞
★「カールじいさんの空飛ぶ家」
×「崖の上のポニョ」
→「プリンセスと魔法のキス」
×「くもりときどきミートボール」
→「The Secret of Kells」
☆「コララインとボタンの魔女 3D」
・「Fantastic Mr. Fox」
「ポニョ」「くもりときどきミートボール」が落選し、
「The Secret of Kells」が登場。存在自体知らなかっただけに驚き。。
長編ドキュメンタリー賞
×「アニエスの浜辺」
→「The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers」
×「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」
→「Which Way Home」
・「ビルマVJ 消された革命」
★「Food, Inc」
☆「The Cove」
「Food, Inc」でほぼ間違いなしかと。
外国語映画賞
・「Ajami」
☆「A Prophet」
×「Samson & Delilah」
→「瞳の奥の秘密」
・「The Milk of Sorrow」
★「白いリボン」
アカデミー賞の換羽との相性の悪さは周知の通り。
しかし、ほとんどの作品がカンヌに絡んでいる。
的中率 40/55 72.7%(前回は66%)
最優秀賞予想は★、次点は☆。
作品賞
・「アバター」
・「イングロリアス・バスターズ」
×「インビクタス 負けざる者たち」
→「しあわせの隠れ場所」
・「カールじいさんの空飛ぶ家」
・「17歳の肖像」
×「スター・トレック」
→「第9地区」
★「ハート・ロッカー」
・「プレシャス」
☆「マイレージ、マイライフ」
・「A Serious Man」
「しあわせの隠れ場所」が急浮上。大ヒット効果か。
「スター・トレック」は候補落ちし、(「アバター」と支持層がかぶっていた)「第9地区」がノミネート。
「インビクタス 負けざる者たち」は俳優賞のみにとどまり、
やはり今年もイーストウッドは冷遇された。去年の2作よりも作品評価も劣るが。
最優秀賞……難しい!
絞っていくと、
「アバター」「イングロリアス・バスターズ」「ハート・ロッカー」
「プレシャス」「マイレージ、マイライフ」のどれかは間違いない。
その中でも、
映像の革新性と特大ヒットの「アバター」、
批評家の絶賛で、賞総ナメの「ハート・ロッカー」
映画ファンや保守層からの支持が厚い「マイレージ、マイライフ」
この3作品が有力。
最大の盛り上がりが、昨年だった「プレシャス」
今年になって盛り下がってきている「マイレージ、マイライフ」
残酷描写が多すぎる「イングロリアス・バスターズ」
いってもSFアクションの「アバター」
などが、不安要素。
しかし、またそれぞれに不安要素をかき消せるような強みもあり……
正直、わからない。どれがとってもおかしくない状態。
順当に盛り上がって行けば、「アバター」
娯楽性が嫌われれば、「ハート・ロッカー」
近年の傾向に沿えば、「マイレージ、マイライフ」
で、予想は……アカデミー賞は保守的だと思う。
2/4追記
「マイレージ、マイライフ」が編集賞からこぼれていたことに気付きました。
これはマズイ。
監督賞
★キャサリン・ビグロー(ハート・ロッカー)
・クエンティン・タランティーノ(イングロリアス・バスターズ)
☆ジェイソン・ライトマン(マイレージ、マイライフ)
・ジェームズ・キャメロン(アバター)
×ミヒャエル・ハネケ(白いリボン)
→リー・ダニエルズ(プレシャス)
驚くほど順当にノミネート。
イーストウッドは殿堂入り扱いですか。
主演男優賞
・コリン・ファース(A Single Man)
★ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)
・ジェレミー・レナー(ハート・ロッカー)
☆ジョージ・クルーニー(マイレージ、マイライフ)
・モーガン・フリーマン(インビクタス 負けざる者たち)
予想的中。
ジェフ・ブリッジス(Crazy Heart)は「レスラー」と状況が被り過ぎ?
主演女優賞
・ガボーレイ・シディベ(プレシャス)
☆キャリー・マリガン(17歳の肖像)
★サンドラ・ブロック(しあわせの隠れ場所)
・ヘレン・ミレン(The Last Station)
・メリル・ストリープ(ジュリー&ジュリア)
主演男優賞と同じく的中。
「しあわせの隠れ場所」の作品賞ノミネートで、サンドラ・ブロックが急上昇。
ここはラジー賞(All About Steve)とダブル受賞して、どちらにも出席してほしい。
助演男優賞
☆ウッディ・ハレルソン(The Messenger)
×クリスチャン・マッケイ(Me and Orson Welles)
→マット・デイモン(インビクタス 負けざる者たち)
★クリストフ・ヴァルツ(イングロリアス・バスターズ)
・クリストファー・プラマー(The Last Station)
・スタンリー・トゥッチ(ラブリーボーン)
クリストフ・ヴァルツ、ノミネートは彼、一人です。
助演女優賞
☆アンナ・ケンドリック(マイレージ、マイライフ)
・ヴェラ・ファーミガ(マイレージ、マイライフ)
×ジュリアン・ムーア(A Single Man)
→ペネロペ・クルス(NINE)
×ダイアン・クルーガー(イングロリアス・バスターズ)
→マギー・ギレンホール(Crazy Heart)
★モニーク(プレシャス)
マギー・ギレンホールが入った。
「NINE」は票割れを心配していたが、評価の高いペネロペ・クルスへ。
脚本賞
×「アバター」
→☆「カールじいさんの空飛ぶ家」
★「イングロリアス・バスターズ」
・「(500)日のサマー」
→「The Messenger」
・「ハート・ロッカー」
・「A Serious Man」
「(500)日のサマー」がまさかの落選。
「カールじいさんの空飛ぶ家」の評価の高さが謎。
脚色賞
×「インビクタス 負けざる者たち」
→「第9地区」
・「17歳の肖像」
☆「プレシャス」
★「マイレージ、マイライフ」
×「Fantastic Mr. Fox」
→「In the Loop」
イギリス製のコメディ「In the Loop」が入った。
やはり脚本脚色賞は意外な(通好みな)選出を毎回一作はする。
長編アニメーション賞
★「カールじいさんの空飛ぶ家」
×「崖の上のポニョ」
→「プリンセスと魔法のキス」
×「くもりときどきミートボール」
→「The Secret of Kells」
☆「コララインとボタンの魔女 3D」
・「Fantastic Mr. Fox」
「ポニョ」「くもりときどきミートボール」が落選し、
「The Secret of Kells」が登場。存在自体知らなかっただけに驚き。。
長編ドキュメンタリー賞
×「アニエスの浜辺」
→「The Most Dangerous Man in America: Daniel Ellsberg and the Pentagon Papers」
×「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」
→「Which Way Home」
・「ビルマVJ 消された革命」
★「Food, Inc」
☆「The Cove」
「Food, Inc」でほぼ間違いなしかと。
外国語映画賞
・「Ajami」
☆「A Prophet」
×「Samson & Delilah」
→「瞳の奥の秘密」
・「The Milk of Sorrow」
★「白いリボン」
アカデミー賞の換羽との相性の悪さは周知の通り。
しかし、ほとんどの作品がカンヌに絡んでいる。
的中率 40/55 72.7%(前回は66%)